モーニングのサイズ豊富に取り揃えています

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結婚式に欠かせない衣裳の一つに、新郎新婦のお父様がご着用されるモーニングがあります。

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一般の礼服と違い、お持ちになっている方って殆どいらっしゃいません。着用する機会もほとんどないですしね。


なので必要なときにはレンタルされる方がほとんど。当店でも毎年数多くの方にご利用頂いています。


 

そしてレンタルする場合、皆さんが気になるのが「レンタル価格」と「サイズ」だと思います。レンタル価格はお店によって違いがありますが、当店の場合は二泊三日で15,000円です。結婚式場さんによっては30,000円以上する場合もあるようなので、貸衣裳店でレンタルした方がお得かもしれません。


もう一つの悩みであるサイズ。

背の高い方、低い方、ほっそりした方、貫禄がある方など人によってサイズはそれぞれ違います。「自分のサイズあるかな?」と不安に感じる方も折られるのではないでしょうか?

ちなみにモーニングのサイズはS・M・Lといったものではなく、細いサイズから「A」「AB」「B」「E」「EL」と分別され、それぞれ2~9という身長別のサイズがあります。例えば身長170cmでウエストが80センチの場合、モーニングのサイズは通常A5になります。

もちろん同じ身長・ウェストでも手足の長さ、肩幅などに違いがありますので、そんな場合は前後のサイズを組み合わることになります。

ちなみに当店が長年使っているモーニングのサイズ早見表がこちら。
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このようにモーニングのサイズは細分化されているんですよ!

また当店のモーニングのパンツの殆どにアジャスターを採用していますので、ウェストのサイズ前後5センチくらいは調節できるようになっています。
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【当店が取り揃えているモーニングのサイズ】

最短身長サイズは155センチから
最長身長サイズは185センチまで

最小ウェストサイズは70センチから
最大ウェストサイズは120センチまで


とこのように幅広いサイズ展開でモーニングを取り揃えています。また上記に当てはまらない方もご安心下さい。イレギュラーなサイズのモーニングの場合、取り寄せることも可能ですのでご相談下さい。※この場合はご使用日より最低3週間前のご相談、ご来店となります。


モーニングは数ある礼服の中でも最上級に位置する礼服です。

いわば格式のある衣裳ですから、小さいサイズで窮屈に着たり、大きめの物をルーズに着たらせっかくの晴れの日も台無しです。かっこ良く、素敵に」モーニングを着こなす最低条件はベストなサイズを選ぶことから始まりますので、妥協しないサイズ選びを心がけて頂ければと思います。

でも本当は「ほんのちょっとキツイかも!?」くらいのサイズで着て頂くと、一番綺麗なフォルムになるんですけどね。

 

和装の必需品!足袋と肌着。貸衣裳店でも購入できます。

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打掛、振袖、留袖など、女性がお召しになる和装に必ず必要なものがあるのはご存知ですよね?


そう、足袋と肌着です。※肌着には「肌襦袢」と「裾よけ」が含まれます。


これらの物は和装を着る際に、一番下に身に付ける物。つまり肌に触れる物なので綺麗なものを使いたいものです。新品ならもちろん綺麗ですが、お持ちの物でも数日前に洗濯しておけば問題ありません。


和装をレンタル際に、お店側から「足袋と肌襦袢、そして裾除けをご用意下さい」とアナウンスがあると思います。以前に購入された方は「家にあるから大丈夫」なんて思う方も多いと思いますが、いざ探してみると「あれ?どこにしまったんだろう・・・」なんてことも多いと聞きます。

本当にタンスの奥の奥にしまってしまって見つからない・・・
知らず知らずに捨ててしまった・・・・
見つかったけど良く見たら黄ばんだりしていた・・・


こんなこともあるので、和装を着る一週間前にはちゃんと確認することをおすすめします。


もし見つからない場合、お持ちでない場合はやはり「購入」ということになりますが、さぁ皆さんはどちらで足袋や肌着をお求めになりますか?


一般的に思い浮かべるのは「呉服屋さん」ですよね、間違いありません!デパートでも売っていますし、もしかしたら近所の衣料店でも取り揃えていることでしょう。

これらの他にどこで足袋や肌着が購入できるかというと・・・・・当店のような貸衣裳店でもお求めいただけます。意外とご存じない方多いんですけどね。


当店では一階と二階の両方で足袋や肌着を陳列しています。

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足袋は常時21.5cmという小さい物から28cmの大きさまで取り揃えています。お子様用の足袋もお任せ下さい!
   小売価格は1620円(税込み)

そして肌襦袢と裾除けはそれそれMサイズとLサイズを取り揃えています。
   小売価格はそれぞれ1728円(税込み)
 

「足袋も肌襦袢も裾よけも買わなきゃいけないのに~」

そんな緊急の時、お近くに呉服店もデパートも衣料店もない場合は貸衣裳店でも購入できることを思い出して下さいね。

意外と七五三にお役立ちにブログも書いているんです

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当店abitoは小さな小さな会社ではありますが、「同業他社さんにこれだけは負けていないかも!?」ということが少なからずあります。


その一つがブログです。


始めてからもう7年近く継続していますし(アメブロ⇒ライブドアブログ⇒現在はワードプレス)、更新頻度も多いですし、何より心を込めて書いています。もちろん他社さんもブログをされているでしょうが、記事の内容は弊社が一番濃い(無駄に長いともw)と自負しています。


日々のこと、お知らせなどリアルタイムで情報を発信できるブログ、もちろん宣伝や広告も発信していますが、基本的には不特定多数の方にとって「役立つ」ことをモットーに記事を書いているんです。

つい昨日、ウェブサイトへのブログ転載をする為に過去のブログ記事を読み返していましたが、意外といいこと書いているなと我ながら感心しちゃいました。まだ年が明けたばかりですが、ここ最近は七五三の再構築に為に注力しているので自然と七五三の過去記事も読み返しました。

するとこんな記事が。


「七五三の時に注意すべきこと」

「12年後もよろしくね♡」

「七五三衣裳を上手に選ぶ方法」

「七五三の袖の長さはきっちりと」
 

1番目の記事はお子様が七五三の衣裳を着たときに、どのようなことに気をつけるべきかを書いています。

2番目は3歳、7歳と七五三をして頂いたお客様について書いており、子供の成長を客観的に見た感想を。

3番目は非日常の衣裳であるからこそ悩んでしまいがちな衣裳選びのポイントを絞っています

最後の記事は意外と盲点となりがちな袖の長さなどのサイズについて書いています。


七五三という節目は女の子は2回、男の子は1回のみのことなので、知らないことばかり。もちろん弊社のような専門のお店に全てお任せする方が殆どですが、自己防衛じゃないですが、知っていたほうが良いこともあります。専門店にとっては「多くのお客様の一人」に過ぎませんが、ご家族にとってはそれこそ大切な大切な節目であり、一生に一度のことですからね。


全てを任せてしまう・・・これは楽ですが、知らないからこそそこに付け込まれることも無きにしも非ずです。


せっかくの七五三です。パパとママもどっぷりと七五三漬けになってみましょう!

その日が楽しく、笑いの耐えない一日となり、安心して迎えるためにも多少の手間にはなりますが、パパママがある程度の知識を持つことも大切です。今後も弊社としましてはお役立ちの情報を発信していけたら・・・そんな思いでいっぱいです。

 

七五三のアルバムについて考えてみました

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以前と違って、最近では七五三は「お宮参り」がメインではなく、「撮影」がメインの時代です。出来れば、いえいえ絶対に素敵な写真を残したいと思う親御さんが殆どではないでしょうか?


モデル風に撮影するのも良し、古典的に撮影するのも良し。


そうなるとその撮影した写真(画像)をどのような形にして残すかが問題になってきます。


七五三の撮影を手がける写真館、フォトスタジオ、そして我々のような貸衣裳店においても、今では「できるだけ多ページのアルバムを購入してもらう」ことが一番の売り上げに繋がります。某有名フォトスタジオのCMやチラシで「衣裳代無料、お着付け無料、ヘアメイク無料」と宣伝していますが、冷静に考えればおかしな話です。

それだけ無料なのにど支払う金額は平均6~7万円になると聞くということは、つまりはアルバムの代金の中に衣装や着付けやヘアメイクを組み込んでいるということです。


さてそんなお店が売りたいアルバムのページ数は多ければ多いほど高く売れますが、果たしてそんなにページ数の多いアルバムって本当に必要でしょうか?そもそもパージ数が多くなるほどアルバムは重くなりますし、重くなると出し入れが億劫になり、しまったまま・・・なんてことになるかも。


やはり思い出のアルバムは手に取りやすく、なんならいつでも気軽に見ることができれば最高です。そこで当店ではこんなアルバムをおすすめしています。

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こちらは2ページだけのデジタルアルバムです。これを開くと・・・・・

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こんな感じです。2ページだけなのでとても軽く、中ページがないので破れる心配もありません。

そしてこのように・・・・

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リビングの出窓やちょっとした所に開いて置けば、いつでも我が子の可愛らしい七五三姿を見ることができます。


七五三の撮影で、例え100カット撮影しようが1000カット撮影しようが、その中でお気に入りとなるものはほんのわずかだけです。ですから本当にお気に入りのベスト3だけをアルバムにして、こんな感じで飾り、残りの画像はデータで残すのがベターなのかもしれません。

データさえあればパソコンやスマホやタブレットでいつでも見れますし、また違うアルバムを後日作ることも出来ますしね。

お金をかけて多ページアルバムを作っても、見ることがなければ意味がありません。


どんなに大切なものでもタンスや押ししれにしまったままでは、いずれその存在すら忘れてしまうこともあります。でもいつでも身近に置いているものは、例え日に焼けたり汚れてしまったとしても愛着が湧き、手放せないものとなります。

どちらがいいかはもちろんご家族次第ですが、日に日に成長する我が子の在りし日の姿をいつも見ていれば、子供の存在の有難さを感じれるかもしれません。大きくなればなるほど子供に口うるさくなるのが親というものですが、七五三の日を思い出すことでちょっとは優しくできるかもしれませんね!

次回予告!3月の和装ロケキャンペーンはこれ

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当店abitoで一番人気のプランと言えば「和装前撮りロケーションプラン」です。


プラン名そのままで、和装の前撮りをおすすめのロケ地で行うものです。現在は「冬の和装前撮りプラン」として、通常より撮影カットは少なくなりますが10万円を切る98,000円(税別)というお手ごろな価格でご提供しており、お蔭様で大変人気があります。

2月~4月上旬に結婚式を控えるお二人にご利用頂いています。


この冬の和装前撮りプランは2月までとなりますが、3月はまた違ったキャンペーンをご用意しています。


その気になる内容はこんな感じです!


通常価格 150,000円(税別)のままで2ヶ所のロケ地で前撮りが出来ます!!!!

当店がご用意しているロケ地はどこも素敵な場所ばかり。

例えば岡田記念館。

こちらは大正時代に贅の限りを尽くして普請された建物であり、広大な庭園には竹林あり、池あり、東屋ありと撮影スポットが満載のロケ地です。
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そして掬翠園はこじんまりとしながらも風情のある日本家屋と日本庭園が素敵なロケ地。
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若山農場の竹林は全国随一の素晴らしさで、清廉で鮮やかな緑がお二人の和装姿を更に引き立たせてくれます。
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これらのロケ地からお好きな場所を選んで頂き、そしてもう一箇所、また違ったテイストのロケ地での撮影が3月は叶えることができます。そのもう一つのロケ地はこんな場所です。

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白梅が広がる梅林です。この梅林は当店のご近所にあるまさに秘密の場所です。ここの存在を知っているのは近所の方だけじゃないですかね?

3月下旬~4月中旬にかけて結婚式を控える方は桜をバックにした前撮りはスケジュール的に不可能ですが、梅なら間に合います。そもそも梅は初春を象徴する花であり、平安時代前は花見といえば桜ではなく、梅でした。つまり日本の春といえば梅と言っても過言ではありません。

更に言えば、打掛などの和装にはよく梅柄が使われたりします。いわば梅と和装は切っても切れない間柄なんですね。


せっかくの和装前撮りなら、二つの違った写真が残せたらとても贅沢な気持ちになりますよね?そんな贅沢な和装前撮りをこの3月に叶えるならabitoしかありません!


可憐で美しい白梅をバックに、一生の思い出となる和装姿での写真を残してみませんか?


この梅林はひっそりとした奥地にあるので、殆ど誰も来ないので恥ずかしがり屋のお二人でも周りを気にしないでOK!桜とはまた一味違った春の花を楽しみながら、重手作りを私たちと叶えましょう!一生懸命サポートいたします。


どうぞお気軽にご相談下さい!


✉ info@kaede-abito.com
☎ 028-655-0975

和装姿の寒さ対策 これをするだけで断然違います!

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この1月、そして2月は一年で最も寒い季節。

こんな寒い季節にも成人式もあれば結婚式もありますし、和装前撮り、そして卒業式と気温に関係なく、和装を着る機会って意外に多いものです。



普段着ているものであれば寒さ対策もなれたもので、どうすればいいかわかるものですが、打掛や振袖などの和装に関してはどうしたらいいかわからないもの。当然です。


そして和装は寒さに対しては結構厳しい衣裳であることは間違いありません。


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衿口は開いており、うなじもフルオープンですし、袖口も開いているので冷たい空気が入り込むととても寒いです。これらのことへの対策は七分袖のヒートテックなどを着ることによって解消することができます。


でも何と言っても一番対策をしなければならない場所は衿でもなければ袖でもありません。それは・・・・足袋です。
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つまり足元への対策が一番肝心なんです。

足が冷えると体全体が冷えてきます。なんせ足袋は綿生地でできたものが多く、しかも薄いので保温機能は殆ど期待できませんからね~。


ではどうすればいいのか?


単純に考えて、「寒さ対策」には着重ねるのが一番ですよね?でも足袋のつま先は「親指」と「その他の指」とで二つに分かれているので、普通のソックスを下に履くと二股の部分が盛り上がってしまい見た目に美しくありません。


なので重ね着するのであれば「五本指ソックス」です!


このソックスならば違和感なく上から足袋が履けますし、一つ一つの指を包む形なので指先も暖かいはず。出来ればウール素材の五本指ソックスならば最高ですが、あまりに厚い生地のものだと足袋がパンパンになってしまうので要注意です。それに草履が履きづらくなってしまうこともあることもお忘れなく。



神社や昔ながらの日本家屋などの板張りの上を足袋で歩くと本当に冷たく、体の芯から冷えてきます。ですからご説明した通りに足袋下に五本指ソックスを履いたり、貼れるホッカイロを利用してりして対策した方がいいと思います。


ぜひお試しくださいね。

貸衣裳店には繁忙期が二種類あります

当店のようなレンタルドレスショップ、及び貸衣裳店には二種類の繁忙期があります。


一つはご来店頂き、衣裳レンタルやフォトウェディングや前撮りのご成約を頂く繁忙期。

 

もう一つは実際に衣裳をセットしてのお渡しやお届け、あるいは撮影をするという繁忙期。


年明けのこの時期は前者の繁忙の時期となります。これは毎年のことで、大変有難いことです。



しかしこの土日は繁忙期というよりは超繁忙期と言っても過言ではありませんでした。この土日にご来店いただいた件数は何と30オーバー。


とは言ってもこの30という数字が多いのか少ないのかは、一般の方にはわからないと思いますが、当店のような小さな規模の店舗にとってはある意味MAXの件数なんです。

実際こんな感じでした。

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基本的に当店は予約制(優先)となっており、上記の画像のように予約表に書き込んで管理しています。でもこの土日に限っては予約無し、つまりフリーのお客様がどどっとご来店くださりました。また運の良いことに、フリーのお客様もお待たせすることなくご案内でき、全てが上手く回りました。


ドレスレンタル・小物あわせ・和装前撮り・成人式の振袖・卒業袴・モーニング・留袖・礼服・打掛など総合衣裳店としては本当に有難いくらいに多岐に渡るお客様にお越し頂きました。


もちろんランチも一人ずつで、しかも一人目は午後15時過ぎ!

でも不思議なものです。お店が忙しいと空腹も感じませんし、時間の進みもとても速く感じます。


ちなみに当店の宣伝はウェブサイトやブログ、SNSがメインで、雑誌などの紙媒体やウェブ広告などは一切行っていません。もちろん新聞などに取り上げてもらうこともありません。ただただ地道に様々な情報を発信しているのみです。それにもかかわらずこんなにもお客様にご来店頂けるということは、あながち信じて続けてきた発信方法に間違いはなかったのかなと感じています。

お金をかけたり、他力で宣伝してもらうことも一つの手段ですが、正解であるとは限りません。自分たちの思いや考えを本当に伝えるためには、やはり自分たちなりの言葉で伝えることがとても大切なのだと確信いたしました。


でも繁忙期があるということは閑散期もあるということ。でもそんな閑散期もお客様にご来店頂けるお店となれるように、自分たちの想いや考えを自分たちの言葉で発信し続けて行きたいと思います。


今日は美味しいお酒が飲めそうです!!!


本日ご来店頂いた全てのお客様方に感謝申し上げたいと思います。

感謝の気持ちは忘れずにいたいものです。というか忘れるべきではないのです。

人間が作るコミュニティー、家族然り、地域然り、そして会社もそこに属する人間だけでは成り立つものではありません。



当店を例にすれば、どんなに優秀なスタッフが数多くいようがお客様がいてここそです。衣裳を作ってくれるメーカーさん、建物の維持を助けてくれる各業者の方、提携してくれている同業の方々がいてこそです。



しかし人間は「慣れ」というもので、最初は感謝の気持ちがあっても、時間の経過と共に「当然」と思う事もあります。


「させてもらっている」がいつしか「してあげている」になると、本人は全く気付かなくても、相手にはそのまま伝わるものです。こうなるとその関係性の終焉は間違いなく訪れます。過剰に感謝をしなくても、常に心のどこかに感謝の気持ちを持ち続けることが大切なんですね。


なんでもそうですが、「継続は力なり」だと思います。

感謝の気持ちを持ち続けることで関係性が深まり、相互理解が強まります。当店、ならびに当スタッフもそうあり続けたいと思っています。


当店も各方面にいろんな繋がりがあり、創業以来続いている関係性もあれば、少しのほころびで終わった関係もあります。この違いこそ「感謝」の気持ちがあるかないかなのかもしれません。


口に出さなくても心のどこかに潜んでいる感謝の心は伝わるものです。口先だけのものは感謝としては感じません。


これまでの時代は「我慢」「忍耐」が至上主義でしたが、これからはというか、当店のような業種においてはもはや時代遅れだと思っています。嫌な関係性はそのままお客様に伝わってしまいますからね。


要らないもの、使わないものなどの物質的な断舎利だけ出なく、目には見えないものの断舎利も行う事で、見える世界を広げて行きたいと思います。


我慢は体に悪いですからね。

和装前撮りで人気のロケ地はここ!その理由とは・・・

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昨年の秋の紅葉ロケの頃から当店のおすすめロケ地の人気が偏っています。


現在の一番人気のロケ地は栃木市にある岡田記念館です。かなり前から当店のおすすめロケ地としてご紹介していましたが、ここに来て殆どのお客様がこちらをお選びになります。当店がおすすめしているロケ地はどこも素敵な場所ばかりですが、何故こんなにも岡田記念館が人気なのかを当店なりに分析してみました。



■竹林がある

竹林の雰囲気は和装にピッタリとドはまりします。綺麗な竹林の緑は白無垢にも色打掛にも見事に映えるんです。
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こちらの竹は通常より細く、短く隙間があるため、優しい木漏れ日がお二人を包みます。季節を問わず緑でいてくれる竹は当店にとってはもちろん、お客様にとっても大変有難い存在です。


■広々とした庭園がある

岡田記念館、とりわけ主に撮影を行う「翁島(おきなしま)」の敷地は広々としています。

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秋は紅葉が美しく、左手にちょっと見えると思いますが鯉が泳ぐいけもあります。ぐるっと一周、散歩がてら撮影できるのも魅力なんですね。


■とにかく建物がすごい

先ほどご説明した「翁島」は大正時代に贅の限りを尽くして普請された日本建築です。
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例えばこちら。
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これは一階にある廊下なのですが、何と一枚板。つまり切れ目がなく、一枚の欅の木材なのです。その当時はもちろんですが、今となっては手に入れることはほぼ不可能で、その価値は家一軒分に相当するとか。

当時としては天井も高く、とても開放感を感じます。

また珍しいことに、翁島は二階建ての日本建築なのでいろんな撮影が楽しめます。
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窓越しの木々の緑をバックにて撮影したり、

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外から見上げながら撮影したりとか、通常ではできない事もこちらでなら叶えることができるのも人気の秘密です。

また隣にはお茶室があり、翁島とはまた違った風情の撮影が楽しめたりもします。

どこで撮影しても絵になるロケ地なんですね。


■こんな心遣いもあるんです。

前述したように、お茶室が隣接しています。なぜならこちらのオーナーの方は裏千家の茶道の先生なんです。

そんなこともあり、翁島のところどころに生け花が美しく飾られています。
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床の間には全て生け花が!

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ちょっとした所にも綺麗なお花があります。

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玄関にも季節のお花を飾ってくれています。詳しくはわかりませんが、全て中央ではなく、向かって左側にずらしてあるのは何かの意味があるのかもしれません。今度先生に聞いてみたいと思います。

和装前撮りに置いて、床の間をバックにお二人の正座姿の写真はとても人気です。
生け花がなくても素敵なのですが、あればさらに素敵な写真となります。
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花嫁様の後ろにちょこっとだけ生け花が見えるのですが、こんな何気なく写りこむ花がお二人をさらに素敵にしてくれるはずです。


■テレビドラマや映画などでもロケ地として数多く利用されている

テレビや映画でロケ地として利用されるのは、それだけ魅力があるからです。100年以上の年月が作り上げたその雰囲気、贅の限りをつくしたつくりなどやはり「本物」には人をひきつける力がありますね。何もエピソードがないよりは、「私たちが前撮りした場所は○○の撮影で使われた場所なんだよ~」という付加価値があれば、嬉しいですよね。

こんなことも人気の秘密なのかもしれません。



■まとめ

実際、お赤田記念館のロケ地代は決して安くなく、嘘偽りなく「10,000円」です。これは全てのお客様にご負担して頂いています。

それにもかかわらず、多くのカップル様が10,000円を払ってでも利用したいと思われるそのこころは、これまでご説明しただけでは物足りないのかもしれません。結婚式を控えたお二人がされる和装前撮りは一生のうちでも最も大切な撮影の一つです。

そんな特別な撮影にはやはり特別なロケ地が良く似合います。

確かに10,000円は安くありませんが、「一生に一度のこと」と考えれば決して高くはないのでは!? 

撮影後、お客様にお話を伺うと「やっぱり岡田記念館での撮影で大満足でした」とお答え頂けることが全てを説明してくれています。必ずしも「いつも」とは言えませんが、ほぼ貸切状態で撮影することができますので、恥ずかしがり屋さんのお二人にもおすすめです。


当店はこちらの岡田記念館長らくお世話になっており、既に数十件以上の撮影実績があります。オーナーさんにも信頼され、「好きに使っていいよ!」と言われるほどです。今回メインでご紹介した「翁島」はもちろん、日本庭園、「お茶室」、そして離れた場所にある「武家屋敷」などの全てを把握しています。

どこに何があり、「お客様のご要望される撮影ならここがベスト!」と即座に判断も出来てしまうほどです。


本当におすすめのロケ地です。


ご興味のある方はどうぞお気軽にご相談下さい。岡田記念館の魅力を余すことなくご説明いたします!!!!


info@kaede-abito.com

☎028-655-0975

 

ウェディングフォトのコンテストに物申す

今や結婚式に写真撮影は欠かせないものです。

現在はウェディングに付随したいろんな撮影があります。結婚式当日のスナップフォト、和装前撮り、ドレス前撮り、ロケーション撮影、エンゲージメントフォト、フォトウェディング、家族集合写真など多岐に渡ります。


そしてそんな写真を集めて「コンテスト」なるものを開催し、グランプリを決めたりすることもいろんなところで催されてたりします。


まずはこんなウェディングフォトコンテストのメリットから。


一生の思い出として残す写真ですから、できるだけ素敵な写真を残したいと思うのはどなたでも当然のことです。でも「素敵な写真」はどんなものかは人それぞれによって違うもの。「他の人はどんな写真を撮ってるのかな?」とうシンプルな疑問も、コンテストの写真を見ることで一目でわかります。
「私もこんな写真を残したい」「こんなこともできるんだ」ということをしれるという意味ではとても良いことだと思います。


一方でデメリットもあるのかなと思います。

ウェディングフォト、いわゆる結婚写真は優劣を付けるものではないのではないでしょうか?
結婚式の数だけカップルの写真があり、その全てがカップルにとっては「最高」で「世界一」の結婚写真です。グランプリになったカップルはそれは最高だと思いますが、そこに至らなかった写真は果たしてグランプリの写真に劣るのでしょうか?

そんなことはありませんよね?


結婚写真の良し悪しはそのカップルが決めること。

第三者が優劣を決めることではないと思うのですが・・・・。


昨年末に解散したグループの代表曲じゃないですが、結婚式の写真においては「ナンバーワン」という概念はあるべきではなく、「オンリーワン」こそが何よりの勲章だとおもいます。


とは言えこのフォトコンテストなるものは一般的にはそれほど認知はされておらず、どちらかと言えばウェディング業界内での内輪的なものなのかもしれません。だって「何年何月どこそこでご結婚された○○様ご夫婦」というクレジットではなく、「どこそこのフォトスタジオの△△カメラマン作品」で出展されているようですしね。


当店も和装前撮りやフォトウェディング等に注力しているお店ですが、こう言ったコンテストには一切興味がなく、価値も感じません。「お客様に喜んで頂ける写真、楽しんで頂く撮影」こそが我々の求めていることですから。