こんな想いで「借り放題プラン」を作りました

ここ数日、当店が県内初で始めたウェディング衣裳が選びたいだけ選べる「借り放題プラン」を目当てにご来店くださるカップル様がとても多くなっています。県内の方はもちろんですが、わざわざ東京、埼玉からお越しのお客様も少なくありません。

「30万円でドレス・タキシード・打掛・紋付袴が何着でも選びたい放題」・・・これが当店の借り放題プランの概要です。

 

「安売り?」

こう思われる方もいらっしゃると思いますし、殆どだと思います。でもですね、そう言うつもりで始めたものではありません。


先日もニュースになっていましたが、結婚式総費用の全国平均が約360万円となり過去最高を更新したようです。私たちの業界にとっては喜ばしいことだと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。私個人に至っては嬉しいどころか、「危惧」すら感じます。
 

■ 結婚式費用の高額化を何故危惧するのか?

答えは簡単です。
「このまま上がり続けたら、結婚式を諦めてしまうカップルが増えること間違いなし」

だって考えてください。
日本の経済はまだまだ停滞していますし、人口も減少傾向です。このまま上がり続けたら「結婚式はしたいけど、金額的に無理!」っていう方が続々とでてくるのは容易に予想できます。

■ 何故価格が高騰しているのか?

業界の人は「細部までこだわるカップルが増えている」と言ったようなもっともらしい見解を述べていますが、果たしてそうでしょうか?現実的にウェディング業界は右肩下がりで、「なし婚」という「結婚式をしないという選択をされる若い方々が年々増加しています。

結婚式施工数の減少のまま結婚式場の売り上げを維持しようとすると、結局は一組あたりの単価を上げることが至上となります。このことが過去最高を生み出したのでしょう。決してウェディング業界が活性化しているからではありません。


短期的に考えれば「高額化」は会社の維持、成長に有効な結果を生み出すでしょうが、中長期的に見ればとても恐ろしい結果になるように思えてなりません。結婚式が盛況だった時代のビジネスモデルを何が何でも維持していこうという考えをすて、新たなモデルを構築して行くべき時代だと私は考えます。


飛躍的な考えですが、これくらいのことをしていかないとだめなんじゃないですかね?

・結婚式は一度だけでなく、二度三度と楽しめるものにする
・披露宴の時間は二時間半ではなく、半日ゆっくりと
・衣裳は着たいだけ着れる
・料理はちょっと豪華なお弁当
・全て持ち込み可能

・・・などなど今は現実的ではないかもしれませんが、少しずつ変化して行くことで誰もが結婚式をしたくなるようにして行くことが大切だと思います。


■だから借り放題プランを作りました

・衣裳は着たいだけ着れる

前述したこのことは口だけでなく実践しています。決して「安売り」ではありません。当店も小さいながらも企業ですから存在し続けるためには売り上げが必要です。しかしどんな素敵なドレスも、どんなに高価なドレスもお客様にレンタルして頂かなければ『箪笥の肥やし』でしかありません。
まとめてレンタルして頂くことで割安感をご提供しているだけのことです。それに結婚式で一着のドレスを着ている時間は本当に短いのに、30万とか40万とかありえません。

金額を気にしながらドレスを選ぶのは本当に楽しいですか?
予算をオーバーした時に悲しい気持ちになりませんか?
そしてそのドレスには本当に金額だけの価値がありますか?


ならば同じ金額でたくさん着て頂いたほうがお客様に喜んで頂けますし、思い出も増えるし、ゲストの方々の目も楽しませることができます。しかも金額があらかじめ決まっているので、電卓をはじかなくてOKですからね~。

それより何より結婚式でぜひ打掛を着て頂きたいという当店の想いがあります。だって本当に婚礼和装って素敵なんですから。

これらをこれからご結婚されるお二人に味わって頂きたくて借り放題プランを作ったと言っても過言ではありません。というかこれが理由です。


■まとめ

今後のウェディング業界の将来を考えると、間違いなく変化が必要です。結婚式の形式や式場の外観やプランなどの変化ではなく、「安心してできる結婚式」「無理せず行える結婚式」への転換が必要不可欠。

当店はレンタルショップですから、当店だからこそできることを実践し、お客様に喜んで頂き、一組でも多くのカップル様に結婚式をして頂きたいと思っています。もちろん和装へのお色直しも増えればいいなと考えています。

結婚式は結婚の最終目的地ではなく、スタート地点ですからね。最初から飛ばすとばててしまうこともありますよ!

 

鹿沼市の紅葉の名所 掬翠園の紅葉具合

本日は鹿沼市にある紅葉のライトアップで知られる掬翠園での和装ロケーション撮影でした。


昨日のブログで予告したとおり、11月10日現在のこちらの紅葉の進み具合をお知らせしますね。


ざっくりと言うと、紅葉はまだまだ先のようです。部分部分では赤や黄色に染まっている葉っぱも中にはありますが、「紅葉」というにはやはりまだ早いようです。


それでも秋らしさを感じられる素敵な和装の前撮り撮影が出来ました。七五三の衣裳を着たお子様連れのご家族もお見かけしました。これから七五三を迎えるご家庭にはこちらはおすすめですよ~。

七五三とは言え、立派な和装です。

そんな和装姿をさらに引き立たせるにはやはり日本庭園や歴史的価値のある日本家屋です。流行りのモデル風、洋風な七五三も素敵ですが、やはり日本風が一番ではないかと思います。

「和」というものには流行遅れがありません。すなわち、今でも5年後でも50年後でも変わらぬ価値を見出せるコンテンツではないでしょうか?

スマホやデジカメで十分なので、ぜひ和を感じる場所で記念の一枚を撮影してみましょう!!!

 

・・・何故掬翠園の紅葉の進み具合の写真がないのでしょう?それは・・・・

うっかり忘れちゃったから♪ごめんなさい

こんなにも美しい日光の紅葉 和装で撮影すれば一生の思い出です

当然のことですが、自然の摂理により秋の紅葉は気温が低い場所からだんだんと南下していきます。

当店の所在地、宇都宮ではほんのちょっとだけ紅葉も色づいてきましたがまだまだ・・・。しかし栃木県には世界に誇る観光地である日光があります。既に日光は紅葉がまさにピークを迎えています!!!!

今週は毎日のように日光での和装ロケーション撮影があり、仕事ではありますが日に日に変わる紅葉を楽しませてもらっています。


さて紅葉ってどのくらいのスピードで進むのでしょうか?

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こちらは先週の金曜日。

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三日後の月曜にはこんなにも紅く染まっています。

思っている以上に紅葉は速い時間で進むようです。


当店がロケ地として利用させていただいているのは「田母沢御用邸記念公園」です。こちらは大正天皇のご静養されていた御用邸ですが、現在では栃木県が管理し、一般公開されています。天皇家縁の場所と言うこともあり、日本庭園はまさに見事!

もちろん紅葉は大変美しく、一件の価値がありまくりです。

本日のこちらの紅葉はこんな感じでした。
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風は強かったですが、優しい青色の空と赤・黄・に染まった木々と緑のコントラストがたまりません。

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やはり紅葉は一色だけでなく、何色も交わったほうが美しいものです。

ホント思います。日本は素晴らしい四季に恵まれた美しい国だと。日本人で良かったとつくづく感じます。


さて当店の和装ロケーションフォトはこの秋を境にさらに進化しました。進化というより、「どうしたらもっとお客様に喜んで頂けるだろうか?」ということを考え、出した答えがこちらです。

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当店の和装ロケプランは白無垢と色打掛がセットなっています。これまではそれぞれの撮影をするだけでしたが、こちらの写真のように白無垢をお召しの時は色打掛を、色打掛をお召しの時は白無垢を一つの撮影セットとして利用するようにしました。

何となく「お嫁入り」という雰囲気を感じて頂けるのではと思います。この打掛を飾る「衣桁(いこう)」を所有しているのも当店が衣裳店だからこそ。所有しているものは上手に、そして惜しみなく使ってこそだと思いますしね。


されにもう一つ素敵なアイテムを取り入れました。それは・・・・
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和装用フラワーブーケ。

白無垢でも色打掛でも相性抜群で、これを持つだけで雰囲気がぐっと変わるんです。お客様からも「素敵~♡」「かわいい~♡」とかなりの高評価。お客様に喜んで頂くために取り入れたので「大成功」ですね。
これまで撮影時に手持ち無沙汰になりやすかった花嫁の手元も、これからはこのフラワーブーケで華やかになります。

さて日光の紅葉は今秋がピークとなり、冬支度となります。11月中旬以降の紅葉ロケのおすすめ場所は二つ。

一つは鹿沼市の掬翠園、そしてもう一つは栃木市の岡田記念館です。

ご成約をかなりいただいておりますが、まだまだご案内できる日がございますのでご興味のある方は是非一度後相談下さい。この機会を逃すと紅葉ロケを叶えることは出来ませんよ~。ちょっとでも迷っているのなら突き進みましょう!

明日は掬翠園での和装ロケがありますので、鹿沼市の紅葉の進み具合をご報告したいと思います!

日光の美しい紅葉 行きたいけど混雑状況が気になる方へ

すっかり秋めいた11月。

桜とは真逆に紅葉は北から南下してしてきます。ここ宇都宮の紅葉はまだ先ですが、栃木県が誇る世界の日光では既に紅葉が始まっています!

ひとくちに日光と言っても二つに大別されるのご存知ですか?

一つはあの有名な「いろは坂」を登って行く標高の高い奥日光。
そしてもう一つは世界遺産である「日光東照宮」がある日光。


もちろん標高の高い奥日光から紅葉が始まるのですが、こちらは既にピークを迎えています。これからは「奥」が付かない日光での紅葉が見ごろになります。

それでは2016年11月4日現在の日光の紅葉状況をお知らせしちゃいます。

何故宇都宮のドレスショップが日光の紅葉状況を把握しているかというと、現地で和装前撮りのロケーション撮影をしているからです。そして昨日も田母沢御用邸記念公園にて前撮り撮影でしたからね。

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例年に比べると、今年は1週間~10日ほど紅葉が遅れているそうです。なのでピークは来週あたりですね。
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日あたりによっても多少の違いはあるのですが、昨日の状況から判断すると効用の進み具合は6分~7分と言った所でしょうか。

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また木によってはこのように赤く色づいていています。やっぱり美しいものです。

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昨日は紅葉のピークにはちょっと早い段階でしたが、それでも赤・黄・緑とが混ざった移り変わりの時期であり、穏やかな晴天だったので最高の和装前撮り撮影ができました。

ちなみに昨日のお昼時点での日光の気温は11℃だったので、近々日光へ行く予定のある方は是非暖かい服装で!!!


さてここからが大変重要な情報です。

昨日は平日にもかかわらず、いろは坂を登るのに2時間半という時間がかかるほどの混みようだったようです。「それでも行くぞ~」という方はいろは坂を登る前に、給油とトイレを済まされることをおすすめします。ちなみにいろは坂は一方通行のため、途中で戻ることができませんのでご注意を。

また午後4時頃はいろは坂から日光東照宮方面へ進む国道121号線はかなりの渋滞となります。

「せっかく日光に行ったのだから神橋をひと目みたい!」と思われるのも当然ですが、本当に混雑していますので早く帰りたい方、そしてせっかちな方は日光有料道路でのご帰宅をおすすめします。ちなみにこちらの有料道路は昨日の16時頃は混雑もなく、とてもスイスイでしたよ。

奥日光の山全体が紅葉に染まる景色も見物ですが、日光市内の田母沢御用邸記念公園の日本庭園でゆっくり、じっくりと眺める紅葉もおすすめです。

この時期だけのプレミアムな紅葉の日光。

ぜひ県外のたくさんの方にご覧くださいますよう、栃木県を勝手ながら代表してお願い申し上げます。そしてその際は日光でたっぷりとお金を使って頂き、お帰りのついでに宇都宮でたっぷり餃子をお召し上がり頂くことも重ねてお願い申し上げます♡
  ※11月5日・6日は宇都宮城址公園にて宇都宮餃子祭りが開催されていますよ!

VIVA栃木♡
VIVA日光♡
VIVA宇都宮♡

お祝いごとのご祝儀やお支払い 価値を高めるにはこれを用意!

11月は一年を通して最もお祝いごとのある時期です。

結婚式、七五三がとても多い月なんですよね。ご自分の結婚式だったり、お子様の七五三だったりとお祝いされる側の場合もあれば、お祝いする側の場合もありますが、お祝いごとのご祝儀やお支払いでご自分の価値が高めることができます。

せっかく出費するなら出す側も受け取る側も気持ちよくありたいものです。

 

 

■ お祝い事のご祝儀やお支払いを「新札」で済ませる

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このことは多くの方が知っているかもしれませんが、もしかして「ピン札」と「新札」って同じだと思っていませんか?同じではないんですよ!


新札・・・これまで流通していないまっさらなお札
ピン札・・・折ジワなどはないけど、既に流通しているお札


・・・・なんです。ま、新札よりピン札のほうが聞きなれているので混同してしまっても不思議ではありませんよね。

さて、結婚式のご祝儀などで「新札」が良いとされる明確な理由はありませんが、これは日本人ならではの感覚ではないでしょうか?新しい人生の始まりにはお札も「新品」が似合いますし、支払う側もいただく側も気持ち良いものです。

また当店はお祝いごとの衣装や撮影などでお客様にお支払いしていただく側です。
例えば1円玉10万枚でも1000円札100枚でも10万円は10万円です。しわくちゃのお札でお支払い頂いても有難いことですが、新札でお支払いくださると・・・・

「むむっ!お客様できますね♡」

なーんて思います。受け取り側である私たちに対しても想いを寄せて頂けているのだと感じえずにいられません。何よりそういった習慣というか、風習をちゃんと受け継がれているのだと感じます。

そういった意味で「新札」をお祝いごとに使用することで、あなたの価値が高まることは間違いありません。見ている人は見ていますからね。


ちなみに新札がベストですが、そうそう新札を用意することは出来ません。
※20枚程度なら手数料なしで銀行や郵便局で交換してくれるらしいですけどね。
その場合はピン札でもOKだと思います。また突然のお祝い事の場合手持ちのお札をアイロンにかけて、シワを伸ばすだけでもOKではないでしょうか?

結局は新札だろうがピン札だろうが相手を思う気持ちを込めることが一番ですからね。

日本には今回のようなこと以外にもたくさんの風習があります。

「時代が違うから」と言ってしまえばそれまでですが、長きに渡って受け継がれてきたものでもあります。日本を日本たらしめるのはこういった小さな伝承、伝統があればこそです。ぜひお若い結婚世代の方々も、素晴らしい風習を受け継ぎ、後の世代にお渡しして頂きたいと思います。


さ、今月お祝い事の予定がある方は早速銀行へGO!

・・・でも今日は銀行休みですねwww

 

独身最後の振袖姿 中振袖が着れる最後の機会は「ご結納」です!

中振袖・・・聴き慣れない言葉かもしれませんが、こちらはいわゆる成人式で着る振袖のことです。

ちなみに小振袖は卒業式、大振袖は結婚式で着る振袖となります。


ご存知のように振袖は「未婚女性の最高礼服」であり、既婚者は厳密には着ることはありません。既婚の方は留袖が最高礼服となります。

それでは振袖(ここでは中振袖のこと)は人生で何回着るのでしょうか?

その昔はお正月には毎年・・・なんてご家族もあったのでしょうが、それも今は昔。「成人式だけ」なんて方が殆どだと思います。


お正月・成人式以外で振袖を着る機会と言えば「ご家族・ご友人の結婚式」もその一つ。でもお友達の結婚式に毎回振袖を着るのはなかなか大変です。費用(レンタル代・着付け代・ヘアメイク代)もそれなりにかかりますしね。ご姉妹のお立場で着られる方も少ないの現実です。

 

 

やはり成人式と同じように「自分が主役!!!」という特別な時でないと、振袖を着ようという気持ちは湧いてこないのかもしれません。
 

 

では成人式以外で自分が主役となる機会って何なのでしょう?それは結婚が決まり、ご両家が結婚の約束を取り交わす「ご結納」ではないでしょうか?そしてこの結納は独身最後の儀式となります。

つまりは振袖を着ることができる最後の機会です。

同じ振袖を着るにしても成人式とはちょっと目的が違うので、ちょっと大人な感じにするのが殆どです。そして選ぶ振袖も落ち着いた感じの古典柄が良いと思います。
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こちらの画像は昨年ご結婚されたお客様のご結納をお手伝いした時に一緒に撮影させて頂いた一枚です。

ご覧のように成人式の振袖姿とは一味ちがって、落ち着きがありながらも華やかな振袖姿です。簡単に言うと「良家のお嬢様スタイル」かもしれませんね。このように「最後の振袖姿」を写真に収める事も、人生を豊かにし、大切な思い出となるはずです。

しかし首都圏では結納の実施率が約二割ほどとのデータもあるのが現実です。それでも昔ながらの儀式にのっとった結納はされなくても、ご両家で食事をしながらの顔合わせはかなりの実施率です。例え食事だけの顔合わせでも新婦が振袖姿になるだけで、その顔合わせの格式が一気に上がるはずです。

そしてその顔合わせは新婦様が主役でもあるわけですし、独身最後に振袖姿をご両親やご兄弟、そして新郎である彼やそのご家族に披露するのもアリじゃないですかね?特に新郎には振袖姿を見せてあげたくないですか?

 

振袖という華やかな衣裳は着る方の気持ちだけでなく、その場の雰囲気、取り巻く方々の気持ちも上げてくれる魔法の和服です。

「もうきることは出来ないからもう一度だけ・・・」

そんな言い訳をすれば誰もが納得してくれるはずです。ウェディングドレスや打掛を着る前に、もう一度だけ振袖を楽しんでみてはいかがでしょうか?当店ではご結納での振袖のレンタルはかなりお得になっていて、5万円からご利用頂けます。

是非独身最後の振袖姿をご希望の方はご相談下さい!

七五三前撮りにロケーション撮影という選択

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11月は七五三の最盛期。


本日は朝からスタジオでの撮影、午後に当店初となるロケーション撮影がありました。


以前、七五三と言えば衣裳店で着物をレンタルし、美容室へ行って着付けとメイク、その後写真館に行って撮影。その後ようやくお宮参りという今では考えられないような過密スケジュールでした。今ではワンストップで衣裳も美容も着付け、そして撮影ができなければお客様に七五三をご利用頂けない時代です。

そして七五三の撮影はナチュラル系のスタジオが人気が主流です。チェーン店でも地域密着型のスタジオもナチュラル系一色ですから、どのフォトスタジオを選ぶべきか悩む親御さんも多いのでは!?


でも七五三といえども、お子さんにとってはもちろんですがご家族にとってもとっても大切な節目であり、記念のイベントです。他とは一味違う七五三の撮影をするならやはりロケーション撮影がおすすめです。外での撮影ということで緊張することなく自然体のご家族のままでの撮影が出来ますし、撮影場所が限られないのでご家族ならではのオリジナリティー溢れる撮影が叶います。

当店はこれまでウェディングのロケーション撮影を多数行ってきました。そこで培われた知識、経験などのノウハウを今後は七五三や成人式にアウトプットし、スタジオ内では絶対に叶えることの出来ない思い出づくりをして行きます。

スタジオ撮影にはメリットもありますがデメリットがあります。ロケーション撮影も同様ですが、ロケーションならではの魅力は計り知れません。

ウェディングも七五三も成人式もただ写真という記録を作るだけの価値より、思い出という記憶も作ることも今後我々のような業界には求められていくはずです。

外で撮影で気温・季節・空気・太陽などの自然を感じるだけでその大切な節目の一日を思い出として封じ込めることができるはず。


本日のロケ撮影はその大きな一歩目です。

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信頼くださり、薦めるがままのロケプランをご利用くださった鈴木家ファミリにーには感謝の一言です。本当に有難く思っています。

「うちの家族らしい写真が撮影できた」という一言をいただけたことが嬉しかったです。何しろロケ撮影は「大量生産型」ではなく、「受注生産型」の商品となります。だからこそオリジナルとなるわけです。

来年は春からこの七五三ロケを開始します。桜並木をバックに七五三の前撮り・・・きっと素敵な思い出になるはずです。


鈴木様が経営されている宇都宮の高級印章専門店 鈴印のブログに今回のロケーション撮影の事を取り上げて頂きました!!!
   ⇒『七五三の記念写真ならローケーション撮影が最高!』 

abitoのウェブサイト 七五三ページ

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今こそお客様に感謝の還元をすべき時。安易な「オプション」営業は控えるべきでは!?

年々増加している「和装前撮り」。


すでに結婚式にまつわる一つのイベントであり、結婚世代だけでなく幅広い世代に認知されているほど定番化しています。

結婚式を挙げる会場で前撮りをされるカップルもいれば、ご自分たちで検索で探し出したドレスショップやフォトスタジオで撮影されるカップルもいたりと様々です。


基本的に和装前撮りと言えば、その多くの花嫁が「色打掛姿」を思い浮かべることでしょう。実際に殆どの方が色打掛&紋付袴という組合せで撮影に望まれます。


でもせっかくなら「白無垢姿も残しておきたい!」という気持ちは殆どの方がお持ちだと思います。

でもその多くのショップの和装前撮りプランには打掛・紋付き袴 各一着ずつが基本です。もちろん白無垢を追加することはできますが、オプションとなり費用の追加が必要となります。中には衣裳を追加したことで、ここぞとばかりに撮影カット数の追加を促してきたり、アルバムのアップグレードを進めてくる場合もあります。

これに乗っかっしまうと、当初予定していた和装前撮り費用もうなぎのぼりになり、知らず知らずのうちに予算が大幅にオーバーしてしまうこともあります。

和装前撮りですから、その後に大きな出費の結婚式が控えています。出来れば予算どおりに進めたいと思うのは当然のことなので、結局は白無垢姿は諦めることになることが殆ど。


そこで当店ではお客様にただただ喜んで頂くために、当店の和装前撮りプランに「打掛もう一着追加無料」というサービスを今年の4月以降に開始致しました。当初は期間を限定してのことでしたが、予想以上にお客様に好評だったので思い切って恒常化してしまいました。

以前は当店でも打掛の追加はオプションにしていて、30,000円という価格設定でした。

結婚式の費用からすればこの「30,000円」という価格は何てことのないものだと思いがちです。しかし現在の結婚世代の方々は思っている以上に計画性をお持ちです。「せこい」とか「ケチ」なのではなく、「無理をしない」ということなのです。何故って結婚式後のこともちゃんと考えているからです。


だからこの30,000円という金額はつまりは「出す価値がない」と考えているわけです。


結婚式に携わる企業はこれまでながらくご利用頂いたカップル様に育てて頂きました。こう言うことを書いてしまうと同業界の方々にお叱りを受けるかもしれませんが数多くのカップル様に依存していたわけです。

しかし時代の変化、不況の長期化、人口減少、ライフスタイルの変化により、「国民総結婚式」という時代が終わると共に「結婚式はしない」という選択が堂々と言える時代になりました。そんな時代の中、結婚式を挙げてくださるカップル様はこの業界にとってとても有難い存在です。

その結婚式をきっかけに、元々「しない派」だったお友達が「したい派」になるかもしれません。そのためには結婚式されるお二人をこの業界全体で少しでも応援すべきなのです。しかしながら組数の減少を目の当たりにすると、結婚式をされるカップル様から少しでも価格を吊り上げようとする動きもあります。

これは長期的にはもちろん、短期的にも業界にとって打撃を与えるはずです。


既存の価格を安くするということでなく、付加価値を与えることが大切だと考えます。なので当店は既存の価格のまま、実現可能なだけのサービスを織り込んできました。※ウェルカムボードプレゼントもその一環です。


この業界は「オプション」という言葉が氾濫していますが、この言葉の元々に意味は「選択」です。

しかしながら現在では「選択」という意味よりもむしろ「追加」という意味になってしまっています。そして結婚式場でもフォトスタジオでも基本的プラン内容をそぎ落とすだけ落として、「オプション」を如何に売るかという営業スタイルが目立ちます。

これはつまり手頃なプラン価格を念頭に置いてご来店くださったお客様を当然のように予算オーバーさせることを意味します。


もちろんこんな営業スタイルを中傷したり、否定するつもりはございません。でも当店は肯定もしませんし、追従もしません。サイトで目にしたプラン価格に安心して頂くと共に、より満足感を感じて頂けるようなスタイルで営業しています。


これからウェディング業界はお客様にこれまでの感謝を還元して行くべきです。それでなくても「結婚式=高額費用」という方程式が知れ渡っているのです。この長く続く不況の日本では相当大きなダメージを招くイメージだと思います。

ホント、結婚式をしたい!という日本人がもっともっと少なくなってからでは遅いんです。今でしょ(笑)

「貸衣装が高いのは当たり前」というのはもう当たり前ではない時代です

弊社のようないわゆる「貸衣装業」の店舗には年に数回、様々なメーカーさんからカタログが送られてきます。

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これはほんの一部。ドレスや打掛はもちろん、七五三・振袖・袴・その他の小物に至るまで様々なカタログが大量に送られてくるんです。

普段はカタログやパンフレットをお客様に「見て頂く」立場ですが、逆の立場となり「見る側」になる訳です。

やっぱり表紙って大切ですね。CDなどでも「ジャケ買い」があるように、表紙の良し悪しでそのカタログを見るか見ないかを瞬時に判断してります・・・全く意識はしていないんですけどね。


つまり表紙を見てピンと来ないカタログはそのまま放置⇒資源ごみとなりますが、目が奪われるとくまなく拝見しますし、他のページに掲載されている衣裳も良く見えてくるから不思議です。こういう消費者心理を感じる事、そしてそれを生かすことが大切です。
でもカタログのクオリティが高い・素敵な衣裳が掲載されている=お買い上げ♡・・・こういうことはあまりないんです。だって現在の商品構成やターゲット層、そして地域性や他店とのバッティングなども考えなければなりませんからね。

とはいえ、クオリティの高いメーカーさんは自ずと頭にインプットされます←これが大切!


しかし全く興味が持てず、そのまま資源ゴミとなることが大変多いので、いつも「もったいないなぁ~」と感じています。今やネット時代ですから、メーカさんの自社サイトに新作衣裳を掲載し、そのページのリンクをメールでお知らせすれば少なくとも「ゴミ」になることはないと思うんですけどね。

また自社サイトに掲載することでエンドユーザーの結婚式準備中のお二人にも見て頂けるので、その反応も感じ取れたりと良いこと尽くめのような気がするんですが、まだまだカタログのような紙媒体が主流のようです。


ネット掲載で経費節減
⇒卸価格を安くできる
⇒エンドユーザーにもお安くご利用頂ける
⇒業界の活性化


こうならないとも限らないと思うのですが・・・・。


とかくこの業界は宣伝・広告に経費をかけすぎなんです。とはいえ、長年継続して来た手法を絶つというのはとても勇気がいることで、「宣伝経費を抑えたらお客様が来なくなってしまうかも?」という不安が付きまといます。でもその高額な費用は結局はお客様が負担することになるわけで、このことこそがお客様の足を遠のかせる最大の原因になりうることもあるのでは?

弊社は既に紙媒体とは決別し、自社サイト&ブログ&SNSのみで宣伝しています。だからこそ「ウェディング衣裳借り放題プラン」和装前撮りロケーションプランで「打掛もう一着サービス」という全国でも稀なプランをご提供できるようになりました。

「節目の衣裳が高いのは当たり前」というのはもはや当たり前ではありません。

安ければいいわけではありませんが、企業努力なしの高価格設定はなるべく?いやいやできるだけ避けなくてはなりませんよね。


良い物を適正価格で、そして何より無理なく安心してお客様にご利用頂くことが、業界の活性化に繋がり、そして次へと繋がるはずです。弊社はこれからも他に先駆けて新しいことに取り組んで行きます。

 

隙間の時間を有効利用 着付けの練習のお時間♪

「時間」というものは全世界、全ての人間にとっても一日24時間。特別に25時間を与えられることはありません。


しかし同じ時間でも短く感じるここともあれば、長く感じることもあるので不思議です。まぁつまりは時間の使い方によって代わってくるのかもしれませんね。


当店のようなドレスショップ、または貸衣裳店は量販店のように、常にお客様が滞在している訳ではありません。もちろんぶっつまりの時もありますが、基本的には隙間的な時間が発生しているんです。そんな隙間的な時間を当店ではこんなことに使うことがあります。

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着付けの練習です。

例えばこの画像は袴の着付けの練習の様子ですが、マネキンは男性スタッフです。着付けって本当に奥が深く、「これで100点満点」ということはまずありえません。


見た目良く、きれいな着付けをできる方はたくさんいると思いますが、綺麗=良い着心地とは限りません。人によって体型は千差万別で、一つとして同じ体形はありません。例え綺麗な着付けの理論を知っていても、着心地が悪かったり、着崩れしてしまっては全く意味がありません。

男性スタッフをマネキンにしての着付けの練習するメリットは「率直な意見」が聞けること。お客様に聞いても遠慮して言いたいことも言わないでくれますからね。しかしスタッフだと「ゆるい!」「きつい!」「遅い!」「この位置は不快!」というダメだしがダイレクトです。


ダメだしをされた分だけ着付けは上手くなるものです。要は「習うより慣れろ」なんですね。

ホッと一息つくことも時には大切ですが、このように着付けの練習をすることで自分の技術をより高めることはもっと大切です。手間をかけ、時間をかけなければ成熟しないことってたくさんあります。

和装の着付けもその一つ。

過信しない程度の自信をもって着付けることで、お客様も安心を感じるはずです。全てはそのための練習と言っても過言ではありません。

一日は24時間。

無駄に過ごす1時間も有効に過ごす1時間も同じ1時間です。でもその差は積み重なると圧倒的なものになっちゃうんですよね。ならば選ぶべきはもちろん・・・・・ですよね。