和装に求めるもの

婚礼和装、いわゆる打掛や引き振袖で結婚式をされる方、写真だけ残す
方、神社挙式をされる方などが増えています。

一時期は和装の着用率がかなり低い冬の時代もありましたが、何故ここまで
人気が上がってきたのか?一番の要因は鬘(カツラ)ではくても洋髪でOKとい
う認識だと思います。
またメディアなどの影響も少なからずあるかと思います。

でも和装に花嫁は何を求めるのか?
 可愛らしさ?
 美しさ?
 伝統文化への興味?
 
憶測するとキリがありません。でも具体的には応えられなくても、単純に「和装は
素敵」と感じられているからでしょう。

私も和装が好きで、とても魅力的な衣裳だと感じています。
そんな私が和装に求めるものは「凛」とした空気感です。 
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 現代を忘れ、ちょっとノスタルジーを感じることが出来ます。
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どこか懐かしく、そして優しい時間。
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日本を感じ、日本人であることを誇りに思えます。
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 四季折々で楽しめるのもまた嬉しいですよね。
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でも結局はとても不思議な魅力があるからだと思います。

もう婚礼和装は「ドレスと違う衣裳」という概念を捨てて、「自分が素敵になる、
そしてかけがいのない時間を感じる衣裳」でいいのではないでしょうか?

「結婚をする」というのは人生最大の出来事です。そんな時こそ人生最高の
おめかしを!!! いつもと違う自分になれる最大のチャンスかもしれません!!!
 

こんな日もあります

今日は週の真ん中水曜日。

毎週比較的にご来店は少ない曜日なのですが、本日は朝からご来店
が多いんです。
振袖のお客様、礼服のお客様、訪問着のお客様、2次会ドレスのお客様
など多岐にわたってのご来店でした。

そもそも貸衣裳という業種なのでご来店数に対する成約の割合ってそんな
に高くはありません(衣裳の種類によって多少差がありますけどね)。
そして日によっても違います。
ご来店された全てのお客様にご成約していただける日もありますが、今日は
逆噴射の日でしたwww

全くご成約いただけませんでした!・・・・マジで凹むんですよね、こんな日は。

でも上手く行く日も有れば、そうでない日もある。日常生活でも同じですよね。


こんな時は余り考え込まずに、打ち込める作業に没頭し、頭の中をすっきりと
切り替えるのが一番です。
ただいつも思うのは、ご予約なしのフリーのお客様はご予約ありのお客様と
比べてご成約率がかなり低いということ。これが今後の重要な課題だなと今日
改めて感じえたのはある意味収穫です。

まだまだ伸び代があるのはありがたいことです。

ちょっと2次会ドレスについて

結婚式の日の夜と言えば・・・2次会パーティーですよね。

2次会で一番頭を悩ませるのは「何を着たらいいのか?」ということ。
結婚式ではないので、普段着でもいいですし、ちょっとドレスアップした
服でもOKなんですよね。
でもせっかくの機会だからいわゆる「2次会ドレス」をご希望される方も
少なくありません。またもうひとつのチョイスとして、披露宴で着たドレスの
ままという花嫁様もいらっしゃいます。

さてその2次会ドレスにいくら位までならOKなのでしょうか?
いろいろとリサーチした結果、上限は5万円くらいのようです。結婚式で
結構な出費となるので、できるだけ出費は抑えたいのは当然のことです
ね。

ただビックリするのは結婚式場でレンタルしたドレスをそのまま2次会で
着る使用料です。
2次会会場は同じ結婚式場で移動なしにもかかわらず、先日あるお客様に
お伺いしたところ2次会での使用料は「5万円」だったそう。
ちなみに披露宴での使用料とはまた別にですww

基本、私達のようないわゆる貸衣裳の料金は「2泊3日」となっており、その
間ならば何回着てもOKという考えですので、同じ日に同じ会場で同じ人が
使用するにもかかわらずにさらに「5万円」という追加料金になるとは・・・。
また別の結婚式場では2次会で使用する場合は通常料金の1.5倍という
お話を聞いたことがあります。
他社さんのことなので、当店がとやかく言うことではありませんがただただ
驚くばかりです。

いまやネットで2次会ドレスもレンタル(購入)できる時代です。
選択肢はたくさんありますし、もちろん選択権は花嫁様にあるわけですから
ちょっと早めに動き出して、いろいろと情報を集めてみてはいかがでしょうか? 

花魁風着付を受け付けない理由

ここ最近のこのブログで一番読まれている記事がこちらです
        ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
  『花魁風着付けはやりません、出来ません』  

既にお店側もお客様側も来年の成人式を見越し始めています。そんな
時期だからこそPV数がアップしているのかもしれませんね。
つまり実際に成人式で振袖を花魁風着付を希望される方、または写真だけ
でも花魁風にしたい方、ただ単に花魁に興味がある方って結構多いというこ
とだと思います。

ただ当店においては振袖の花魁風なお着付けは一切受け付けておりません。
残念ですが、ご希望の方は当店以外でお探し下さい。

ここではっきり申し上げておきます。
花魁という職業、地位を決して卑下してのことではありません。むしろ
尊敬の念を感じざるを得ません。

花魁・遊女の方はその殆んどが経済的事情により家族によって身売りされました。
一度遊里に入ると資産家に「身請け」してもらわないと自由の身になれません。
いわば悲しい物語が人数の分だけあるわけです。
こういった歴史的背景も当店が受け付けない一つの理由です。

また「花魁」というと頭は簪がたくさんさしてあり、派手な着物を肩を出して着て
キセルを持っているというのがイメージではないでしょうか?
でも実際はこう。
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白黒の写真に色をつけたものです。かなり凝った作りの派手な着物で
イメージどおり簪は10本くらいつけてますね。
でもよくご覧下さい。肩出してませんよね?
通常の着付と比べると、かなり衿の部分が外側になるように着付けてあるので
その感じが肩を出すイメージになったのではないでしょうか?

でもここまで書いておいてなんですが、京都旅行のついでに「花魁体験」するのは
面白いと思います。結構お安く出来ますし、何でも経験するのは人生を豊かに
してくれますからね。
ただ成人式など「一生に一度」の節目において、そして成人のお祝いの衣裳で
ある振袖ではちょっと・・・というのが当店のポリシーです。

この平成28年という時代に「考えが古い」「頭が固い」と思われるでしょうが、
人生の節目をお祝いすることを生業としている私どもにとって、これは頑なな
こだわりです。

ご賛同していただけなくても、ご理解してくださることを心より願うばかりです。 

ドレスもいいけど和装もね!

これまで婚礼和装の打掛ってなんとなく敷居が高く思われたり、ちょっと
古臭く感じている方もいらっしゃったと思います。
事実、某ウェディング専門雑誌がドレスばかりを打ち出し、結果として打掛
が結婚式で着用されない冬の時代がありました。

しかし最近、打掛は「美しい衣裳」「かわいい衣裳」「魅力ある衣裳」として
復活しつつあります。

ここで「伝統」とか「文化」とかいう言葉は意味がありません。
あくまでも花嫁を彩ってくれる華やか衣裳として思っていただくことこそが
一番大切なことだと考えます。

例えばアンティークの打掛。
柄が少なく、色も現代では余り見かけない色合いの打掛ですが、それも組み合わ
せ次第です。
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 最近の結婚式会場はとても華やかな雰囲気です。そんな中ならアンティークな
衣裳でもバッチリの相性です。画像のようにシルバーフォックスのファーを合わせ
ればグッと豪華さもでますしね。

そして今、色打掛を色ドレスの代わりとしてお色直しの衣裳にする方が大変増え
ています。
つまり「ドレスように可愛く楽しめる衣裳」ということ。
ならばちょっと遊び心があってもいいのではないでしょうか?
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和柄のスニーカーで遊び心を演出するのも良し!
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流行のハニカムボールを飾るのも良し!
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思いのままの雰囲気でも良し!

つまり打掛には無限の可能性があるわけです。何も和の雰囲気だけがシックリ来る
ということではないんです。
もちろん和の雰囲気との相性は抜群です。
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凛とした雰囲気はやっぱり日本人として美しく感じるものです。

色ドレスも素敵ですが、勝るとも劣ることなく打掛も素敵な衣裳です。
ちょっとでも打掛を婚礼衣裳として検討してみてはいかがでしょうか?

実際に見て、手に触れて、ご試着してみて下さい。きっと打掛に対する
イメージが変わるはずです。そして何よりお相手の新郎様の凛々しい
紋付袴姿もご覧になれますからね。

当店では現在ならではの和装のコーディネートをご提案しています。
「ドレスもいいけど和装もね!」
レンタル打掛も和装のフォトもお気軽にご相談下さい。


 

レトロモダンな振袖をお探しなら今!

今日からレンタル振袖展示会を開催していま~す!
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当店の展示会は毎回金曜から始めることが多いんです。というのも
何か不備があった場合にお客様が多くご来店する土曜日ではご迷惑を
お掛けしてしまうこともありますので、予行練習という意味も含めてのこ
とです。

そして今回のレンタル振袖の目玉は何と言っても「レトロモダン」のシリーズ
です。
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 特別コーナーも作っちゃいました。
【和風館】【きもの道楽】といった全国で話題のブランドの中から、スタッフが
選りすぐった振袖が皆様をお待ちしていますからね

ちなみに卒業式にこのレトロモダンの振袖と袴の組み合わせをお選びになる
方も大変多くなっています。

成人式も卒業式も一生に一度の晴れ舞台です。
本当に好きな衣裳で出席したいものですね。やっぱり周りから憧れの眼差しを
感じると嬉しいものです。ちょっと優越感に浸れますね。

レトロモダン振袖はまさにそんなお着物です。

既に何着かはご予約が入ってしまってるほど注目度は激高です。
「フツウの振袖じゃ物足りないかも!?」なんて感じてる方には自信を持って
おすすめできる振袖です!
ぜひご自分の目でこの世界観をお確かめ下さい!!!

もちろんご試着も出来ますからね。

※その他古典柄やアンティーク、花柄などたくさんの振袖が一同に会して
ます。一番振袖数が豊富なこの時期に振袖選びをお楽しみ下さい。

振袖

堀江さんがシェアした記事

facebookであの堀江貴文さんがこんな記事をシェアしていました。

 君の「10億ドルを生むアイデア」には1円の価値もない 

内容はどんな新しいアイデアでも実現するには大変な努力と
時間を要する。市場を賑わせるアイデアは本質的には古いものを
上手く形にしたものなのである・・・こんな感じです。

私達ですら「何か新しいことを!」と常々思っているわけですが、そうそう
アイデアなんて浮かんできません。
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この和装スニーカーだって、結局はアレンジです。でも自分たちでは
「新しいものが出来た!」と喜んでいたんですけどね。
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こちらにしてもそう。
バスケットに花を詰めるなんてアイデアは年配の方から見たら「斬新」
なのでしょうけど、こういったものってたくさんありますよね。
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フォトブースも同様です。黒板に雰囲気を盛り上げる絵や文字を入れて
撮影するってアイデアは新しいですが、あくまでも使い方ですものね。
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このディスプレイもオマージュから作りました。

こんなことばかり言っていると「ネガティブね」って思われそうですが、言い
たいことはこれではないんです。

『今あるもの、今までやってきたことをもう一度見つめ直す必要がある』
ということです。
もしかしたら・・・
ひょっとして・・・
角度を変えてみると、同じものでも別物に見えることがあります。果たして
角度を変えてみているのか?
何か見落としてはいないか?

今年はまだ始まったばかり。
今年一年はこんなことも考えながら、お客様にとって素晴らしいものを発見し
作っていこうと思っています。

先程、たまたまこんな姿のトルソーが目に入りました。
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これはピンクの掛下姿なのですが、本来はこの上に打掛を着せて展示
していますが、入れ替えの為このような姿に。
でも目に入った瞬間「あっ!結構素敵」と思ってしまいました。

常識で行けばこの姿ってちょっと下着っぽくて、見せるものではないの
ですがキレイと感じる方が多ければこれだっていずれ常識になるのか
も知れません。

私達の仕事はお客様に衣裳を通して笑顔になっていただくこと。そして
非日常の節目を楽しんで頂き、素敵な思い出としていただくことです。
この目的の為には「常識」に捉われずに、今あるもの、そして今までやって
きたことをリノベートしていくだけです。 

やはり堀江さんのシェアする記事は重みがあります。
色々勉強になり、ためになるので目が離せない人物です。 

雪が降ると・・・

昨晩から朝にかけて宇都宮は雪。
今は雨に変わり、道路の雪も徐々に解け始めていますが月曜というこ
ともあり、通勤通学は大変だったことでしょう。

毎年一回はこんな雪が降りますよね。雪が降るとスタッフが履いてくるもの
も変わります。
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ブーツ・ブーツ・長靴・・・革靴で出勤するスタッフもおりますが・・・W

abitoの入り口付近も雪が積もっています。
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雪かきしようかなぁ~・・・なんて思いましたが雨が溶かしてくれることを
願い今だ手付かずです。ただ当店の駐車場は屋根付きなので、お客様は
全く濡れることなく車を乗降可能!!!
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これだけは自慢できるのです。

でも今日が成人式の式典の日でなくて本当に良かったです。さらに言えば
昨日でなくて良かった~。比較的、月曜日は来店も少ないので影響はあまり
ないのですが、できれば明日(当店の定休日)に降ってくれたらベストでした。
このところお天気続きで、乾燥が甚だしかったのでお湿りという点において
はありがたい雪です。

雪は溶け始めましたが、冷え込む朝晩は暫らく道路も凍結しそうです。車の
運転はもちろん、自転車でも徒歩でも十分にお気をつけ下さい!
※本日も通常通り営業しております 

あるお客様のお話

先日、2回目のご来店いただいたお客様は春に結婚式を行います。

初来店の時に当店のドレス(色も白も)気に入って頂き、笑顔でお帰り
になりましたが2回目の来店の時は何故か浮かぬ表情でした。
その訳は・・・

結婚式を行う式場に打ち合わせに行った際に「ドレスを2着持ち込みたい」
としたところ、式場側の返事はこう。
  「一着だけならお持込みいただけます」

今や結婚式場にもドレスが用意されていますし、できれば自分のところの
ドレスを利用したもらいたい気持ちはわかります。でもこれって自分のこと
だけしか考えてないって事なのでは!?
多くの中から結婚式場は選べるのに、結婚式場を決めた途端にドレスを
選べる幅が制限される・・・・これってお客様為になっていないですよね。

こちらのお客様が申すに、「式場のドレスで気に入るものがない」とのこと。
せっかく気に入って選んだ式場での結婚式で、妥協したドレスを着用しな
くてはいけないって・・・・本当におかしな話です。
こんなビジネスが出来るのも、結婚式が多くの場合一度きりだから。
もし次があれば、こういう式場って選ばれないと思うんですよね。もし選らん
だにしても、契約前にあらゆる交渉をされると思います。

少子化、結婚率の低下などでこのウェディング業界は年々厳しくなっています
が、それでも商売はお客様あってのことです。

一応申し上げておきますが、式場がドレスを持つことに対しての不満はほぼ
ありません。これもビジネスですから。
でもお客様が結婚式の花でもあるドレスを自由に選ぶことが出来ないのは
やはり納得がいきません。つまりあらゆるドレスを用意してれば全く問題は
ないのですが、それって不可能なことです。

そもそもドレスは機能性で選ぶものではなく、「見た目」と「好み」と「センス」で選ぶ
物ですから。同じような機能があって使い勝手が違うということではありません。

【同じ色】【同じサイズ】【同じ素材】【同じヒールの高さ】だからと言って、
パンプスを選ぶのに「どれでも同じ」とは思わないですよね?やはりデザインや
お持ちの服と照らし合わせて選ぶと思うんです。
これは個人個人で違います。だからこそいろんなブランドの靴があったり、靴屋さん
があるわけです。

結婚式の施行率の低下は「お金が勿体無い」「価値がない」「面倒くさい」が三大
理由です。面倒くさいはともかく、他二つは業界の人間がいくらでも対処できるこ
とです。
でもまずはお客様を見ることです。決して自分を見ることではありません。

こちらのお客様に対しては、我々の知識経験を最大に活かして、衣裳に対して
存分に満足していただけるようにサポートしていきます。 

桜ロケーションフォト 受付け開始しました!


春の大人気フォトウェディング
『桜ロケーションフォト』

今年は明日1月17日より先行受付を開始いたします。
毎年多くのカップル様に和装前撮りとして、写真だけの結婚式としてご利用
頂いているこの桜ロケーションフォト。
やっぱり桜って日本人にとってかけがえのない花であり、木なんですよね。
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桜と打掛と紋付袴の組み合わせは最高です!

桜の見頃、つまり満開の時期はとても短いもの。だからこそ価値があり、多くの
方が魅了されるのだと思います。私もですけどね!
なので桜ロケーションフォトをご希望する方は余裕を持ってご検討されること
をおすすめします。
   もしかしたら・・・
   万が一・・・
 予約が埋まってしまうかもしれません

なにせ時期が短い上に、ご希望されるカップル様が多いですからね。

されに追い討ちをかけるように、明日から2月15日までの約1ヶ月の間のご予約
の花嫁にはな・なんと!
【打掛もう一着サービス】
などという特別な特典があります。つまり同じ料金で2着の打掛で桜をバックに
記念の写真が残せてしまいます

   もしかしたら・・・・
   万が一・・・・
この1ヶ月で今年の予約が埋まってしまう可能性が激高
      (であって欲しいです)

さぁさぁ予約は明日からですよ~!!!
今年も至極の桜ロケ地で最高の桜の写真をご提供しちゃいます。

お問い合わせは是非お電話で!!! 
   028‐655‐0975 (10:00~19:00まで受付け)
■桜ロケーションフォトの詳細はこちらのサイトをご覧下さい■