先日、あるご商売を営む社長さんからのお願いがあり、abitoのフォトスタジオをお貸し致しました。
昨今、「フォトスタジオ」といえばオシャレな壁紙にアンティーク調のインテリアがおいてある空間を思い浮かべる方が多いことでしょう。しかしabitoのスタジオは白壁の超シンプルな雰囲気。
まぁシンプルだからこそ撮影出来る写真があったり、またどうにでもアレンジ出来るワケですが自慢できるほどのものではありません。
今回、お貸ししたスタジオで撮影したのは動画。
なんでも社長さんのお店のイメージムービー、いわゆるCM的な動画を撮影したいとのことでした。
この日集まったのは6名。
スタジオを開ける係りの私(笑)、もちろん社長さん、モデル2名、プロデューサー(デザイン会社)、そしてカメラマンです。
当店はフォトウェディングや各種記念撮影を行っているので、私もスチール撮影の現場は場数を踏んでいますが、動画撮影に立ち会うのはこれで数回目くらいですかね。
そんなこともあり、とても珍しいので結構楽しかったです。
普段、当店のスタジオはこんな感じ。
ね、超シンプル!
それが動画撮影のセッティングがされるとこんな風に。
こうみるとシンプルだけど、なかなか良き雰囲気です。
ライティングによる色合いと、スチール撮影ではお目にかかることが殆どない機材が持ち込まれているせいかまるで違うスタジオのように感じました。言い方を変えると本格的なスタジオっていうんですかね。
よくよく考えると、雑誌のモデル撮影を行うスタジオってめっちゃシンプルです。なんかそれに近い感じがして、「このスタジオも逆にいいかも!」と思っちゃいました。
今回の撮影に関しては私は殆んど「部外者」ですので、撮影の様子は見守りながらも詳しい内容は全くわからずじまい。今回のプロデューサーさんはこだわりがはんぱなく、カメラマンも技術と経験とセンスがワンランク上の方ですので間違いなく素晴らしい作品になることでしょう。
動画は15秒ほどだそうですが、リハーサル+テスト撮影+本番の繰り返しで3時間も動き回っていました。
さてさてどんな動画になるのか私も楽しみです。
今回は当店のスタジオでも素敵な動画撮影が出来ることがわかっただけでも得した気持ちになりました。皆さんお疲れ様でした!
紅葉ロケーションフォトに関する大切なお知らせ
秋が近づくにつれて紅葉ロケーションフォトに対するお問い合わせ、ご来店が増え、現時点でもかなり多くのご成約をいただいております。
そこでとても大切なお知らせをしなくてはならなくなりました。
令和2年9月23日の本日の時点で、紅葉ロケーションプランでご案内出来る日程は極僅かとなってしまいました。
ここ数日におきましても何件もお問い合わせをいただいてはいるものの、ご案内出来る日程が少なく、大変申し訳なく思っております。このまま推移していきますと、今月中にも受付を中止しなくてはならない状況です。ご理解くださると幸いです。
しかしたった一つだけではありますが、ご案内出来る場合もございます。
それはいわゆる「キャンセル待ち」です。
当店におきましてはロケーション撮影の特性上、撮影の「第一希望日」の他に「撮影予備日」を設定頂いております。
現在ご成約中の全てのお客様にも予備日を設定いただいておりますが、第一希望日に撮影が滞りなく行われた場合は予備日は「空き日」となります。予備日が空くことを想定しての「キャンセル待ち」ではありますが、スケジュールが許される方々に限ってご案内させて頂きます。
もしキャンセル待ちを希望される場合は気軽にご相談ください。
こちらに関しましてはLINEやメールでは説明が複雑になりすぎてしまいますので、お電話、またはご来店にてご相談頂ければと思います。
さて、来年に紅葉ロケーションフォトをご検討している方々へ一つアドバイスさせて頂きます。
どちらのお店でも紅葉ロケーションの案内は夏前から始まることが多いと思われます。
日に日に暑さが厳しくなってくる時期ですので、その時点で秋のことを考える方は少ないのですが、9月が近づいてくると次第に相談が増えてきます。そして暑さが一段落しそうになると、相談件数が一気に急上昇してしまいます。
紅葉は最も人気のあるコンテンツでもありますので、できれば8月中、もしくは暑さが落ち着く前に相談されることをおすすめ致します。日程もある程度わがままが言えますし、いろいろと検討する時間の余裕も持つことができますからね。
「三密」を避けるご案内継続中です
世間は四連休のシルバーウィークをお楽しみだと思います。
当店においてもこの連休中に多くのお客様にお越しいただき、たいへん忙しくさせて頂いております。その為なかなかブログの更新ができず、3日ぶりとなってしまい真下。
ただ当店におきましては、以前と変わらず「三密」をさけるご案内を継続中の為、既にご予約をいただいている時間帯、あるいはフリー(予約なし)でのご来店にはご案内をいたしておりません。ご要望にお応えできなかったお客様には大変申し分けなく思っております。
全てはご来店くださるお客様に安心して過ごしていただく為ですので、ご理解を頂けると助かります。
さて最近では飲食店も満席になるほど、少しずつ以前の生活が戻りつつあるように感じています。
当店の場合、一組のお客様の滞在時間が他のサービス業と比べるとかなり長い事もあり、ほぼお客様同士が重なり合わないよう予約の段階で調節しています。もちろん100%ではないのですが、重なったとしても1階と2階で一組ずつと、同じ空間にはならないよう最大限の配慮を継続しています。
もしかしたら今の状況では「大げさ」なのかもしれませんが、当店としては大げさぐらいがちょうどいいと判断しています。
私個人の考えですが、例え来年にワクチンが広く行き渡り、感染のリスクが軽減されたとしても感染防止の行動はどなたも即止めすることはないと思われますし、心のどこかで少なからず恐怖心を持ち続けるであろうと思っています。当店はお客様の特別な一日をご提供するのが本業ですが、大前提として安心があってこそだと考えます。
今も続ける「三密」を避けるご案内も、少なくとも今後数年・・・もしかしたら変えることなくずっと継続していくことになるかもしれません。もしそうだとしてら、今がそのベースを作るとても大切な時期です。試行錯誤を繰り返しながら、お客様に安心を提供しながらもスムーズに、そして楽しいご案内となるようマニュアルを構築していこうとしています。
そのためにもお客様方には事前にご予約をお入れしていただけるよう改めてお願いしたいと思います。
可能な限りご都合に合わせてご案内いたしますが、ご要望に沿えない場合がございます事も予めご了承くださいますよう重ねてお願い致します。
「飲み行きましょう!」と誘われても・・・
最近、「飲み行きましょう!」と誘われることが増えてきました。
しかし私は一貫して「遠慮します♪」とお断りしています。付き合いの悪い人、のりが悪い人と思われることもあるでしょうが、私自身としましては全く気にしておりません。
だって誘ってくださる方々と置かれている状況が違いますし、自分なりのポリシーの則っているだけですから気持ちに揺るぎは一切ございません。
私だって飲みに行きたいと思う時もありますし(極たまに)、このコロナ渦においては飲食業を応援したい気持ちだって持ち合わせています。それでも自分の欲求や他業種の応援の前に当店をご利用頂けるお客様にとって何がベストかを考えなければならないワケです。
お客様と接する機会がある仕事をしている以上、責任ある行動をしなければなりませんからね。
10月から繁忙期を迎えるにあたって、自分を律し、お客様を迎えたい一心・・・ただそれだけです。閑散期が来たらいくらでも飲みには付き合いたいとは思いますが(嘘です)、私の仕事を理解してくださらない方とは行けませんよね。だってせっかくなら楽しく飲みたいですからね。
誘ってくれる有難さはあるものの、理解されない寂しさって言うのもあるんですよね。
ちなみに私は今年に入って一度たりとも飲みには行っておらず、この事を友人や知人に話すと「え~っ!」と必ず言われるのですが、そんなにおかしいことですかね?飲みに行くのが楽しい方もいれば、そうでない人もいるのは当たり前のことじゃないですかね。
確かに以前はよく飲みに行っていたからこそのリアクションなのですが、人間は変わるんですよ(笑)。
果たして私は今後、飲みに行くことがあるのでしょうか?
もしかしたら一生ないかもしれないと本気で思っています。
まぁこのまま断り続けていたら、今後誘われることもなくなってくるのでしょうがそれはそれでOKじゃないですかね。
中禅寺湖でのドレスフォトウェディング倍増計画
これまで当店は大変数多くのロケーションフォトウェディングを行ってきました。
おかげさまでこの秋も多数のご予約をいただいており、本当にあり難いことだと感謝している次第です。
とはいえ・・・当店のロケーションフォトの殆んど(およそ9割強)が和装での撮影です。それでも今年はドレスでの撮影も例年に比べると多いですかね。そんなドレスロケーションフォトで絶大な支持を得ているロケ地が中禅寺湖湖畔です。
今年も既に数回撮影してきました。
私は生まれも育ちも栃木県で幼少の頃から数え切れないほど日光を訪れていますが、今になって日光の本当の素晴らしさを思い知らされています。今は日光に行くのはほぼ撮影の為となっていますが、もしかしたらだからこそなのかもしれません。
さて中禅寺湖とはどんなところなのでしょう。
やはり山々に囲まれた静かな波の湖、これに尽きます。一枚目の右に写る男体山が日光のアイコン的象徴といえます。
たいへん透明度が高く、湖面は青く輝いています。
5月~10月にかけては新緑が眩しいほど美しく、木陰の醸し出す雰囲気はまさにリゾート地。10月中旬頃から11月上旬にかけては樹木が色付き、紅葉が見事で全国的にも有名ですよね。
こちらは旧英国大使館別荘の2階から中禅寺湖を一望した様子です。
本当にどこを見回しても素晴らしい景観ですし、空気が綺麗で北欧を思わせる雰囲気もあります。時間と自然が作り出したこの空間のなかに一歩足を踏み入れると、とても贅沢な気持ちとなり、心も穏やかになります。本当に最高です!
中禅寺湖湖畔は洋装ロケに最高の場所なんです。
この夏にこちらで洋装ロケをして改めて感じたんですよね、その魅力を。
個人的には洋装ロケの場合、紅葉時期より新緑の時期の方がおすすめなんです。また真夏の8月でも暑さは全く気にならず、むしろ「気持ちイイ!」と思うくらいに涼しくて快適ですよ。
くり返しになりますが、これまで当店は和装ロケが多く、洋装ロケは少なめでした。
しかしコロナ渦により結婚式の延期、キャンセル、検討からの除外などの判断をされたカップル様は「ドレス姿を残したい」という想いが強く、当店にもそんな問い合わせが増えてきました。
栃木県内にこんなに素敵な場所があるんですから、最大限に活用し、お客様に素敵な思い出づくりをご提供していきたいと思っています。
来年はこちらでのドレスロケーションフォトの魅力を少しでも多くの方にお知らせし、思い出づくりのサポートをしていこうと計画を立てています。和装の撮影とはまた違った撮影方法で、お二人の笑顔とドレスの魅力を最大限に引き出していきます。
例えば・・・
ゴムボートにカメラマンが乗り、湖側から撮影したり・・・・
撮影の最後にドレス&タキシード姿のお二人が湖に入っちゃったり・・・
これまでしてこなかった撮影も積極的に取りいれ、毎回最高の撮影にしていきます。
そんなわけで来年入籍予定があったり、来年の5月以降にドレスフォトをお考えの方々は気軽にお問い合わせ下さい。組数限定で特別なプランも来年早々にも発表いたしますのでお楽しみに!
ロケーション撮影地への移動について
これまで(新型コロナウィルス出現前)はロケーション撮影するロケ地までは当店の車両に花嫁・花婿をお乗せし、スタッフと一緒に移動して来ました。
しかし当面の間は感染予防のため、同乗ではなく、お客様はご自身のお車で移動して頂いております。
感染させてしまうのも、感染してしまうのも避けたいですからね。どうぞご理解頂ければと思います。
別車両での移動ということで、お客様にはお手数をお掛けしてしまいますが、その反面メリットもあるんです。
例えば日光でのロケの場合、以前であれば日光までabitoの車でお連れし、撮影後は一緒に店に戻っていました。でも今は別車両なので撮影終了後は現地解散となっていますので、そのまま観光したり、食事に行ったりできるんです。せっかくならそのまま日光を楽しみたいですものね。
また店まで戻る必要がなくなったので、時間に無駄がなくなります。
いまのところこの「現地解散」は大変ご好評をいただいており、むしろお客様の方が積極的かもしれません。こうなるとコロナ渦が終息したとしても、このままのスタイルでいくという選択肢もありなのかなと感じています。
以前まで店~ロケ地、ロケ地~店はお客様と一緒の車両で移動することが「当たり前」であり、ある意味では「サービス」でした。このことに何の疑いも持たずにいましたが、コロナ渦により考え方が変わりました。もしかしたら返って良かったのかもしれません。
「当たり前のこと」「いつものこと」ってなかなか疑えませんし、敢えて変えようとはしません。というか、そんなことに気付きもしないものです。当店としては今回のことを教訓に、何の疑問も持たずに続けていること、諦めていることに対し、改めて見直していこうと思います。
変える勇気、変えない勇気の両方を備え持ったお店になることで、もう少し進化していけるはずです。
五月に予定していた神社挙式は延期になったけど・・・・
先日、数ヶ月ぶりにご来店されたお客様が当店にお越しくださいました。
本来ならば5月に神社挙式だったのですが、新型コロナにより延期を余儀なくされてしまいました。ご存知のようにまだこの騒ぎは終息しておりませんので、いつに延期するかも決まっておりません。
当店としてもずっと気にしてはいましたが、このご時世ということもありご連絡を差し上げられずにいました。
そんな折に突然に突然お電話をいただき、「とりあえず写真だけでも今年中に撮りたい」とのことでした。久々にお会いした二人はとてもお元気な様子で、「なかなか連絡入れられずにすみません」とのお気遣いの言葉。
当初、和装での撮影をご希望なのかなと思っていましたが、実は洋装とのこと。
神社挙式のほか、リゾートでのドレスフォトもご検討中だったそうですが旅行もなかなか行きづらい時期ですからね。そんなこんなで当店を思い出してくださったようです。本当にありがたいです。
結果的にはドレス&タキシードでのロケーションフォトをご成約下さり、現在でも神社挙式は検討中とのこと。撮影は来月早々にありますが、その後もまだまだお二人とは長くお付き合いさせていただけそうです。
お二人のようなカップル様から写真撮影のご相談、お問い合わせが急増しています。結婚式を予定していた今年のうちに結婚の思い出作りをしたいという方々は本当に多いんですよね。当店は可能な限りご対応させていただいておりますが、ありがたいことに御成約も多く、次第にご案内できる日程も埋まってきている状況です。
現在ご検討中のお二人はできるだけ早めのご相談、お問い合わせがオススメです。
お気軽にご連絡ください。
abitoのLINEお友だち 50人達成(祝)
「50人」という数字が多いか少ないか・・・多分他店の方からすれば「少なっ!」と思われるかもしれませんが、当店にとってはある意味大きな節目の数字です。
緊急事態宣言中、暇すぎて何となく始めたLINE公式ですが、今となってはとても大切なインフラとなっています。
気軽にお問い合わせ頂いていますし、メールと違って確実に返信ができますし良いことばかりと現時点では感じています。当初は「うちのLINEなんてだれも追加してくれないだろう」と思っていましたが、少しずつ少しずつ追加くださり、何とか50人に到達しました。
とりあえず今は100人を目指していますが、最近は不安も感じつつあります。
abitoのお友だちのうち、約7割近くの方がLINEのチャットでお問い合わせや来店のご予約、ご相談をして下さっています。
ご存知のようにLINEでは登録は本名だけではなく、任意の名前でもOKなんですよね。
そして実際にご来店頂き、ご本名を知ることも多く、その後のやり取りではアカウント名と本名を合致させなくてはなりません。間違えてしまったら本当に失礼な話しですし、神経を使わねばなりません。
今は50人という数字なので、それほど苦慮しておりませんが、今後もし200人とか500人とかになった場合に確実に管理出来るのかを考えると夜も眠れません(嘘です)。
ちなみに茨城県の知り合いの同業のお店のLINEお友だちは4000人を既に超えています。
当店とは比較するのも憚ってしまうほどの規模の大きいお店ではありますが、どのように管理・運営をしているのか疑問です。まぁ当店はそこまで達することはないと思うので杞憂でしかないのですが、やはりLINEを取り入れている以上は想定すべき問題だと感じています。
とにかくですねLINEのお友だちが増えるたびに、ご連絡をいただくたびに喜んでおります。ある意味においてはモチベーションの一つになっていることは間違いありません。
また他のお店はどうされているかは分かりませんが、当店の場合、LINEでのお問い合わせに対しては可能な限り営業時間外、そして定休日でもご対応しています。私のiPhoneに専用のアプリを入れているので、即通知されます。ただし夜21時以降のご返信はお客様に対して失礼だと判断しておりますので、翌日にしていますこともご承知ください。
当店へのお問い合わせ、ご相談、ご来店予約はぜひぜひLINEでお願い致します。
abitoのLINE
二階フロアもニューバージョンに様変わり
最近リニューアルしたabitoのウェブサイトをご覧頂いた方は当店の今後の方向性を感じて頂けたことと思います。
同時に2階のフロアもガラッと様変わりしています。
この夏からこのフロアは花嫁着物、つまり色打掛や白無垢などの婚礼和装をメインとしています。
もちろんウェディングドレスもございますが、あくまでもメインは和装です。
「Wedding Dress abito」という当店の店名からもわかるように、長らく洋装をメインに展開していました。
しかしながらここ5年前後の推移、そして現在の状況、今後の未来予想図から判断し、和装を主軸にしていく方向性に舵を切った次第です。そもそも当店は「貸衣裳店」という一般的には専門性のあるビジネスと認識されており、我々としてもそう感じていました。
しかしながらドレス、打掛、振袖、タキシード、七五三など多岐に渡る衣裳を品揃えしているいわばデパートの貸衣装バージョンだったんです。もちろんそれが良かった時代もありましたが、それも今は昔です。
ウェブサイトもフロア構成もお客様により専門性を伝える必要のある時代となっていますので、それに準じたというワケです。
「なんでもあるから!」といって和洋中が揃う飲食店に足を向ける時代ではなくなりました。
とんかつは「トンカツ屋さん」、ラーメンは「ラーメン屋さん」、ハンバーグは「ハンバーグ専門店」というご時勢であり、これは我々の業界でも同様だと思っています。
まだまだ改善の余地があり道半ばの状態ではありますが、「のびしろがある」とも考えられます。
打掛、振袖、卒業袴、留袖、付下げ、訪問着といった大人の女性の為のレンタル着物を主軸に2020年夏より展開していきます。そしてこれらに衣裳に則した撮影も手がけ、お客様の特別な一日をお手伝いさせて頂きます。
もうabitoは衣裳ををお貸しだしする貸衣裳業という範疇から飛び出しています。
貸衣裳店でもなければフォトスタジオでもない、でもどちらも展開しているというカテゴライズできないお店になっちゃっているんですね。そして次なる展開はすでに企画済みです。
こちらに関しては完全に貸衣裳業とかけ離れた事業となります。まぁまだまだ先のことですから、徐々に準備をしていこうと思っています。今からとっても楽しみです。
撮影現場の裏側を見せることの可否
先日あるYahooニュースを目にしました。
その記事がこちら
かいつまんで言うと、ドレスのロケーションフォトでドレスの裾をふわっと浮き上がらせた写真を撮影するためのスタッフの様子が写真と共に掲載されています。
当店も同様の撮影をしているのでとても興味を持ちながら読ませて頂きました。お客様ご希望や人気のポーズを撮影する為に、さまざまな工夫や努力をされているのはどちらも同じだと思います。
ただそういった裏側を言葉や文章ではなく、画象で多くの方に知らしめてしまうことにはちょっと懐疑的です。
どちらもお客様のためを思い、繰り返し同じショットを撮影し、スタッフが奮闘されているはずです。
でもその裏側を見せてしまうと、その素敵な写真も違った見方をされてしまう恐れもあります。夢は夢のままであった方が良いこともありますからね。
工夫や努力はお客様だけにお見せすればいいのではないでしょうか?
裏側を見せてしまうと、ウェディングフォトに憧れを抱く方々に失望を与える恐れもあるのではないかと思ったりもします。
ただ記事に掲載されているカメラマン、及びスタッフの方はあくまでも事実を伝えているだけで「こんなに一生懸命やってますっ!」という主張をしているようだったり、裏側を見せようとする意図があったとは思えず、記者の方の書き方によって違った方向性にいってしまったような感じです。
湖に浮かんで進む白鳥の様はそれは優雅さがありますが、水面下の足は必死で前後に動かしています。なにもわざわざ水面下を見ることも知ることも必要性はなく、ただただ白鳥の優雅な姿をみているだけで心は和むものです。
人間は知り得る全てのことを情報として得たいと思う生き物ですが、知らずにいた方が幸せということもあります。
秘密だからこそ魅かれる価値もありますし、わからないからこそロマンを感じるのではないでしょうか?
でもYahooニュースで取り上げてもらったら反響はすごいのではないかと思うので、ちょっと羨ましい気もします(笑)。でも当店だったら裏側はお見せはしないですけどね。