当店では貸衣装のコロナウィルス対策として、専門の衣裳用の抗菌、抗ウィルス剤を導入しています。
衣裳の着用前、着用後はもちろん、試着前後でも衣裳にこの薬剤をスプレーし、感染防止対策としています。
衣裳用の場合、ただウィルスを除去する効果だけではなく、他の基準も同時に満たしてくれるものではなくてはなりません。
肌に触れる衣裳に使用するわけですから「安全性」も担保してくれるものでなければなりません。こちらは動物研究によって事実上刺激性がゼロという実証が得られているのでとても安心です。
またウィルス除去と人体への安全性があっても衣裳への影響があっては全く意味がありません。
その点においても極めて弱い塩素臭の透明液体ということで、衣裳を傷めたり、変色の可能性も微弱とのこと。
そもそもこちらは当店がお世話になっている専門クリーニング会社が販売されているものですので、その点においても信頼性のおけるものとなっております。tつまり、一般では手に入れることの出来ない特別な専門用のものとなっているんです
衣裳をご着用されるお客様はもちろん、ご返却の際に衣裳を取り扱うスタッフにも安心安全を提供しなければなりませんからね。
決してお安いものではありませんが、これがあるのとないのとでは雲泥の差があります。まずは安心と安全があってこそですものね。
昨年まで毎年のように海外からのお客様にご利用いただいていました。
ちなみに海外にお住まいの日本人(配偶者は外国の方の場合あり)であり、その殆どがあ栃木県出身でした。帰国ついでにウェディングをはじめ、振袖や七五三のお写真を撮ってくださってたんです。
こちらは奥様が宇都宮ご出身で、ご主人はメキシコの方。お住まいはメキシコですが、帰国の際に和装ロケーション撮影を当店でご利用くださいました。メキシコのお国柄、ご長男を含めて皆さん陽気な方ばかりで撮影も楽しく進めることが出来ました。
昨年はタイやフランス、過去にはオーストラリア、スイス、イギリス、アメリカ、中国、フィリピンなどに在住されている方々に当店をご利用頂いてきました。現在、その方々が変わらずにお元気でいるか心配でなりません。
特に欧米ではコロナウィルスが猛威を振るっており、ロックダウンや外出制限など感染してはいなくても日々の生活にご苦労されているかもしれません。当店としては何も出来ない訳ではありますが、ただただご無事である事を願うばかりです。
そうそう帰国することもままならないとは思いますが、当店で撮影させていただいた写真を見返して、僅かでも気持ちが和んでいただければ・・・と思っています。そして何とかこの難局をご家族で乗り越えて頂き、コロナ終息後に帰国された際には当店にお立ち寄りいただきたく考えております。
ほんとコロナウィルスむかつきますね。
最近、これまでの和装ロケーションフォトを見返しています。
そして思わず目が止まってしまった一枚がこちらです。
木枠の障子に佇む色打掛をお召しになった花嫁。
和紙によって柔らかく降り注ぐ陽射しが、赤地に色とりどりの刺繍で描かれた柄を鮮明になったその様はただただ美しく、いつまでも見続けることが出来そうなほどです。
特に打掛の胸元にある青の刺繍がインパクトがありつつも、全てをまとめているのかなと感じます。
また花嫁の障子に触れた右手、末広を持つ右手、そして視線を下に落とした目線などの所作があってこその美しさでもあります。
色打掛、いわゆる婚礼和装は数ある和装の中でも特別な衣裳です。
この衣裳の価値と魅力を最大限に引き出した一枚の写真にしてくれるのはロケーションだからこそだと思います。そう思い続けてきたからこそ、今もなお変わらぬ気持ちで自信をもってお客様方にご提案しています。
よく写真を「瞬間を切り取る」と表現されます。
その一瞬はただの一瞬ではなく、特別な一瞬であり、未来へ続くものではないでしょうか。
結婚式を挙げられない方は年々増えており、挙げても和装は着用しない方が殆んどです。
でも和装を着用しての未来へ続く一瞬を切り取れる時間は限られています。「撮影だけ」でも和装の着用は可能であり、むしろ撮影だけだからこそご紹介したような素敵な一瞬を残すことが可能とも言えます。
「この写真素敵だな」
「ちょっと興味が湧いた」
そんのちょっとだけでも何かを感じて頂けましたら、どうぞ気軽にご相談下さい。
お二人にとっての特別な一瞬をプロデュースし、見事に切り取ってみせます!
成人式が次第に近づくにつれ、結構なお問い合わせがあるのが「紋付袴フォトプラン」です。
その名の通り、成人を記念して紋付袴姿を撮影するプランです。このプランをご利用される方は成人式当日はスーツで出席されるため、せっかくだから写真だけでも残しておきたいという、どちらかと言えばご両親のご希望が大きいことが殆んどです。
女子の場合、殆んどの方が成人式当日に振袖をご着用されますが男子で紋付袴をご着用されるのはどちらかといえば少数派。確かにフレッシュなスーツ姿も素敵なんですが、この先スーツを着る機会はいくらでもあります。そして紋付袴を着用する機会は成人式後は結婚式くらいなもの。
もしかしたら結婚式では着用することがないかもしれない事を考えると、この成人式が最後の機会になりうることもありますからね。
ご両親にとって、息子、娘を問わずおめでたい成人式をお祝いしたいものです。
娘の娘さんの場合は良かれ悪しかれそれなりの費用がかかってしまうものですが、息子さんがスーツを選んだ場合は女子の半分にも満たない費用で済ませることが出来ます。その浮いた分を「せめて紋付姿の写真だけ」と思うのはやはり親心ですよね。
女子と違って紋付袴に憧れを抱く男子は殆んどいません。
だからこそご両親が率先して「写真だけ残そう!」と提案されなければ、行動に移ることはないと思うんです。でも二十歳という特別な時に、特別な衣裳を着ての記念写真はご両親にとってはもちろんのこと、いずれはご本人、その先にはお嫁さんやお孫さんにとってかけがえのない財産となりうるはずです。
紋付袴の場合、着付け時間も10分少々、撮影時間も15分、合計しても30分程で済ませることが出来ます。
「面倒くさい」「時間がない」と消極的な息子さんも「時間はかからないから」と説得しやすいと思います。そしてこのわずか30分の出来事が、ご家族にとって大切な時間であったと思う時が必ず訪れることでしょう。
この時を除いて紋付姿を写真に残す機会はありませんし、この時だからこそ残すべき物なのかもしれません。
最近お問い合わせ、ご来店のお客様から頻繁にお聞きされるのが貸衣装の貸し出し期間のことです。
当店では基本的にお貸し出し期間は【二泊三日】としています。
ご使用日前日に衣裳をお渡しし、ご使用日翌日にご返却頂いております。
レンタカーやレンタルCD・DVDの場合、貸し出し期間を過ぎた場合はまず間違いなく延長料金が発生することになりますが、当店の場合は必ずしもそうではありません。
遠方にお出かけしての衣裳のご使用の場合だったり、お仕事の都合などで貸し出し期間中にご返却できない場合は事前に予定をお伝え頂ければ臨機応変にご対応させて頂いております。ただし、ご連絡なしだったり、悪意のあった場合は正規の延長料金をご請求させて頂きますのでご注意ください。
そうそう利用することのない貸衣装。
今回の貸し出し期間など、わからないことも多いかと思います。当店はお客様からの何気ないご質問や疑問をいただく機会があった場合は咀嚼し、わかりやすくブログ等でお知らせしております。もし何かございましたらお気軽に直接ご連絡くださればお答え致します。
本日も和装前撮り(ロケーション撮影)をご希望されるお客様にご来店いただき、ご成約くださいました。
実はご来店前に撮影スケジュールを確定くださっていて、本日は衣裳のご試着⇒正式契約という流れでした。つまりご来店前にabitoのご利用をほぼほぼお決めくださっていたということになります。
これって本当に有難いことであり、当店としましては「ご来店前にもかかわらず、どうしてそこまで信頼してくださるんだろう」と思うほど。しかしこういったケースって当店の場合は少なくなく、いつも不思議に思っているんです。
一度もお店をみていない
どんなスタッフかわからない
もちろんabitoのご利用は今までない
こんな条件が揃っているにもかかわらずです。
もちろんご来店前にお電話やメール、最近ではLINE等で事前にご相談を受け、ある程度のご質問には真摯にお答えしています。でもただそれだけに過ぎません。何が後押ししているんでしょうか・・・未だにわかりません。
さて当店では初めてのご来店時にアンケートの記入をお願いしています。
ほんと簡単なアンケートで項目は九つ。
その中で当店が最も注視しているのが二つほどあります。
■abitoをどちらでお知りになりましたか?
■当店にお問い合わせくださった理由をお聞かせください
この二つです。
「どちらで?」に対してはほぼほぼ『ホームページ』との答えが多いのですが、中には「友人のすすめ」という一番嬉しい答えも増えてきています。そして「お問い合わせの訳」に関して一番多い答えが『写真が素敵なものばかりだったから』です。本当に光栄です。
ちなみに本日のお客様は『ホームページ』で知ってくださり、『ロケーション撮影の雰囲気が良かったこと』『式場での撮影と比較して安く撮影出来るのが良いと思った』ことがお問い合わせの理由とのことでした。
和装前撮りにおいて、検討・比較すべきことはいくつかありますよね。
【クオリティ】【費用】【衣裳】【プラン内容】【実績】はもちろんのこと、ウェブサイトや応対において目には見えないけど感じることも含まれると思います。ですがやはり最も重要視されるのは【素敵な和装写真を残せるかどうか?】ということに尽きるのではないでしょうか?
もちろんそこに費用やホスピタリティなども加味し、総合的に判断されるわけです。
どんなに素敵な写真になろうとも予算が合わなければご利用はされませんし、どんなに費用が安く済んでも満足できなければ「高い」と同じです。当店としましては写真の仕上がりにご満足頂ける自信をもっています。ただし価格に関しては「安い」のか「高い」のかは別として、私達が提供するサービスに照らし合わせた設定にしています。
そして今回「式場に比べ割安」というアンケートの答えお答えをいただき、お客様方に安心してご利用頂けている結果が出て喜んでいる次第です。
さぁこちらのお客様の撮影は8月です。
2万円OFFに加え、「土日料金半額」「A3ポスタープレゼント」「衣裳グレードアップ料金無料」の3つの特典つきの特別なプランをご利用くださいます。8月は暑く、特に新婦様は大変だとは思いますがこれまでの夏のロケの数ある経験を活かし、少しでも快適に撮影に臨んでいただけるよう万全の準備を整えたいと思います。
夏の特別プランは反響も良く、8月前半はご案内出来る日が限られてしましまいますが絶賛受付中でございます。7月中旬以降、8月下旬はまだ余裕がございますのでお気軽にご相談下さい。状況次第ではありますが、9月上旬まで期間を延長する予定もありますからね。
宇都宮の貸衣装店が少なくなりつつあります。
2年前の老舗貸衣裳店の閉店を皮切りに、ここ一年で縮小、閉店、撤退が相次いでしまっています。「追いつき、追い越せ!」と思わせる存在でしたが、もう追いつくことも追い越すことも出来ないのは寂しい限りです。
当店と比べ物にならないくらいの規模のお店がこんなことになるなんて数年前には夢にも思っていなかったんですけどね。
そんなことで最近は少々センチメンタルな気分が続いてしまってました。でも気持ちを切り替えていきたいと思います。
今日はこれくらいで・・・。
昨日、当店に旧作?が入荷・・・というよりやってきました。
どんな旧作かというと、こちらです!
この和箪笥です。
これは私の祖母が嫁いでくる際の【嫁入り道具】のひとつだったもの。多分、昭和15年前後に嫁いだとのことですからおよそ80年物の立派な旧作ということになります。80年の時を経て、私のところに来たのも何かの巡り合わせです。
実は祖母は30代前半で亡くなっているので私は会ったことはありません。だからこそ祖母に対する想いもありますし、この年になって祖母が所有していたものを私は受け継ぐことに嬉しさを感じています。
とはいえ・・・日常で使うのではなく、お店である意味ディスプレイ的な存在でいてもらうことになります。
当店は結婚式関連企業ということもあり【嫁入り道具】であるこの箪笥は当店と関連性がありますし、80年という長い時間を経過し、経年変化はあるものの当時と変わらぬ姿であることは【継続性】を意味し、お客様にとっても良い縁起に繋がるのではないかと考えています。
この世の中、常に新しい物が生まれている訳ですがこちらのような古い物は反比例して減少しています。
時間という物が作り出したこの価値はどんなに文明が発達しても作り出せることは出来ないものでから大変貴重ではないでしょうか。
「懐かしい!」「素敵!」「こういうの良いですよね~」と思ってくださるお客様もいらっしゃるでしょうし、中には「古臭い」というご意見もあるでしょう。いずれにしてもこれをご覧になったお客様に少しでも何かを感じ取って頂ければ、私はもちろん嬉しいですし、祖母も悪い気はしないと思うんです。とにかく受け継いだからには大切に取り扱い、次の世代へ継承させていきたいです。
これで歴史的価値のある調度品?は二つ目です。
もう一つは以前にご紹介した長持です。
どちらともabito的重要文化財として認定したいと思います。ご来店の際はどうぞご覧くださいませ。