栃木県

龍の水墨画と和装のコラボ

abitoは栃木県内の各地でロケーション撮影を行っており、ご案内しているロケ地は10ヶ所以上と県内最多を誇ります。

やはりそれだけの数のロケ地があると、人気も偏るのですがその中でも安定の人気を誇るのが栃木市にある岡田記念館です。当店としても一番こちらで撮影を行っていると思います。そのためどこに何があるか?もっと言えば「ここの電気をつけるためにはあの場所にあるブレーカーの下の右から2番目を上げる」ということまで知り尽くしています(笑)

そう、まるで我が家のような感じですかね。
現にオーナーの方からは「どうぞ好きなように使って!」とまで仰って頂けるほどです。

実は昨年から岡田記念館では以前とは全く違うポイントで撮影するようになりました。
それまで撮影のメインであった離れである「翁島(おきなしま)」が全面修理となり(期間は5年館)、全く撮影ができないことになりました。現在は武家屋敷の方で撮影しています。

最初は不安しかありませんでしたが、いざ新しいスポットで撮影すると全く違った魅力があり、お客様にも好評なので安心しました。その新しい撮影スポットの中でも人気というか、お客様がどよめいてくれるのが龍の水墨画の背景です。

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ただこちらのような一枚を撮る為にはいくつかの準備が必要なんです。
あれとあれを外し、あれを移動し、あそこの電灯を付けてなど様々な手順があります。例えばガラス戸を外さなければならないのですが、こちらは大変古い建築物なのでいわゆる「たてつけ」の状態がよろしくなく、簡単に外せるものではありません。
ある一定の位置までずらして初めて外すことができるんです。多分、この事に関しては世界で私一人しか知らないと思います(自慢)。

そもそもガラス戸を外したり、物を移動したりできるのもオーナー様から「好きに使って」というお墨付きをいただいてるからこそです。時には金屏風を店から持ち込んだり、寒い時期には石油ファンヒーターを持ち込んだりと本当に自由に使わせて頂いています。

最近はいろいろな方が岡田記念館で撮影することが多くなってきましたが、私以上にこちらを知り尽くしている方はいないと思われます。もし岡田記念館の魅力の真髄をふんだんに取り入れた撮影をご希望であれば、まずは当店にご相談下さい。
他さんでは不可能なことも、当店なら可能になるかもしれませんよ!

近々この2月にこちらの岡田記念館で撮影したお客様の画象をご紹介するブログをアップいたします。岡田記念館の魅力をたっぷりとご紹介できると思います。

 

参進の儀が素敵!ご親族のみで神社挙式

当店はどちらかと言えば「ロケーション撮影」のイメージが強いかもしれませんが、神社挙式のプロデュースも行っていることご存知ですか?

とは言っても「身の丈」に合わせて、年間数組しかお受けしておりません。

栃木県において神社挙式と言えば、日光の二荒山神社と東照宮での挙式が有名です。なんといっても世界遺産ですからその価値は絶大ですし、憧れるのももっともなことだと思います。


しかし当店は日光での神社挙式はプロデュースしたことはありませんし、できませんし、今後も恐らくないと思います。理由はいろいろとありますが、割愛させていただきます。


当店がご案内できる神社は三社あり、「栃木県護国神社(宇都宮)」「白鷺神社(上三川町)」「磐裂根裂神社(壬生町)」となります。
日光の神社も素敵ですが、これらの三社も負けてはおりません。どちらも県央地域ですのでご親族が集まりやすいですし、挙式後の食事の会場も選びたい放題ですし、アクセスが良いですからね。
また当店を中心とした地理的なこともあり、今後も三社のみでプロデュースを行っていくつもりです。

本日ご紹介したいのは白鷺神社での「参進の儀」です。
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こちらは白鷺神社の神殿です。
格調が高く、重厚感もあり、皆さんがイメージする神社の雰囲気そのものではないでしょうか?

そしてこちらの神社での参進の儀の様子がこちらです。
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参進の儀とはいわゆる神殿への入場のことであり、神職・新郎新婦・ご親族の順で歩いて進んでいきます。
「花嫁行列」と言われることもありますが、いずれにしても神社の境内に溶け込んだ様子がなんとも素敵です。

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この厳かな雰囲気は神社挙式ならではのもの。

こちらの神社は鳥居から神殿までの距離が長く、ゆっくりと時間をかけて進むこととなります。この進む時間の中で新郎新婦、ご両親、ご兄弟、ご親戚がそれぞれが想いを巡らせることでしょう。その時間と想いはしっかりと脳裏に刻まれ、忘れられない思い出になるはずです。

神社挙式は静かで厳か、そして日本人だからこそ感じる伝統があります。

コロナ渦で現在では結婚式も規模を縮小し、親族のみで行う方が殆んど。
この流れは恐らくしばらく続き、もしかしたら主流となるかもしれません。「家族婚」の一つの選択しとして神社挙式があります。

静かで厳か、そして和を感じ、伝統が息づく神社でご両家のご親族だけで行う神社挙式はいかがでしょう?

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緊張感はあるものの、どなたも気負うこともなく素敵な時間の中、お二人の門出を精一杯心から祝福してくれることでしょう。

 

七五三のお問い合わせが多い理由がわかりません

今年も既に一ヶ月が過ぎましたが、まだまだ季節は冬・・・・。

本当に理由が思い当たらないのですが、この季節に七五三のお問い合わせがめちゃくちゃ多いんですよね~。例年であれば春先から徐々に増えていくものなのですが、今年は様子がちょっと違うようです。


実際、abitoの店内の七五三衣裳展示は本格的どころか、ほぼ飾っていない状態です。現在は振袖と卒業袴に力を入れる時期であり、七五三はGW前から本格的な展示となる予定です。「予定」としたのは今年から七五三は脱力系な感じで臨んでいこうとしているからです。

当店は七五三に関しても広告はおろか、DMなどの宣伝活動は一切行っていませんし、七五三を主力商品としているフォトスタジオさんと競うつもりも毛頭ありません。とは言え、七五三から完全に手を引いたわけでもなく、未だにどういう方向性で行くかすら定まっていないのが現状です。
こんな感じで今年を迎えた訳ですが、お問い合わせが増えるという極めて謎の状態に突入しています。

しかも既に七五三の撮影も今年はしていますし、これからも控えています。
大変有難いことではあるものの、宣伝活動を一切していない(ウェブサイトも七五三は縮小)のに「何故?」です。「謎」です。

まとめます。
・なぜか七五三の問い合わせが年始より多い
・その理由がわからない
・宣伝活動は一切していない
・本格的な今年の七五三のご案内はGW前(4月末)から


最後に唯一、他のフォトスタジオさんと比較して当店が胸を張って自慢出来ることがあります。
それはフォトスタジオさんのように撮影が混雑することがないので、時間や他のお客様を気にせずゆっくり出来ることです。言い換えれば「密」なんて発生しますし、それだけ七五三のお客様が少ないということです(笑)。

そんな当店ですが、もし宜しければお気軽にご相談下さい(できれば4月以降に♡)

アンティーク和箪笥 再びゲット!

Wedding Dress abitoの店内にはアンティークの和家具がディスプレイとして配置しています。

こんなのとか・・・
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こちらは社長のおばあ様の嫁入り道具でしたが、縁あってここに来ました。

こんなのも・・・
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こちらは知り合いから頂いた「長持(ながもち)」。

ひと昔前なら簡単に捨ててしまったであろう古い家具も、今では希少価値のある「アンティーク」として人気があります。購入するとなるとそれなりの費用がかかりますが、これらは全てタダでゲット。

ご存知の通り、abitoは今や「和装ロケーションフォトのお店」として浸透しており、当店としても和装の専門として様々な情報を発信しています。そうしたこともあり和装と同じ日本文化のひとつである和の家具、それも価値あるアンティークのものが店内にあると説得力が大きいと考えました。だって雰囲気あってこそってありますからね。


そして先月、新たにアンティークの和家具が仲間入りしました!それがこちらです。
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ずっと欲しかったんですよね~、こういう飴色のアンティークの和箪笥。
というのは偶然にも日光にある超高級ホテル「リッツカールトン」のスウィートルームを拝見する機会がありまして、そのお部屋にやはり飴色の和箪笥があり、真似したかったんです。

こちらもタダでゲットしたのですが、下さった方は和装ロケーションフォトで大変お世話になっているロケ地である栃木市の「岡田記念館」のオーナー様です。この箪笥がずっと放置されていたので、思い切って「不要ならいただくこと出来ますか?」と申し上げたところ、「いいよ~勝手に持って行ってね」とご快諾!

正直、こちらの箪笥のコンディションはあまり良くなく、ところどころ剥げていたり、素材が弱っていたりはしますが何せタダですから贅沢は言えません。それでも雰囲気があり、いい感じです。
リッツカールトンの真似をし、入り口近くに置くことにしました。


ご紹介したいずれのアンティーク家具もそれこそ7~80年物で、その味わいと深みは経年変化があってこその味。
大袈裟かもしれませんが、歴史的価値があり、その間には戦争を含め様々な事象を見届けてきたことでしょう。今現在、これらがWedding Dress abitoの店内にあるのは、やはり「ご縁」があったからこそです。

ご来店くださるお客様方も当店と「ご縁」があったからこそだと常々思っていますので、それに通ずることと考え、大切に使わせて頂いています。

古き物、文化、伝統・・・当店が扱う和装とも通ずるところもあります。
こういったものを大切にし、継承していくことも未来への投資ですし、お客様への説得力の根源だと考えています。

ぜひご来店の際はこれらのアンティーク家具をご覧下さい。
見た目は古さを感じるかもしれませんが、その中にはきっと新しさも隠れている事をご理解頂けることでしょう。

abito公式LINEのおともだち 130人越えました!

昨年の4月に開始したWedding Dress abitoのLINE公式

コロナ渦により店の電話も鳴らず、お客さまのご来店もないabito史上最も激暇な時に何気なく始めました。本当に何気なく始めたものでしたが、今では何より重要なコミュニケーションツールとなっています。

そして現在、おともだちの数は130Over
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・ご来店予約
・お問い合わせ/ご質問
・撮影の確認
・画象のやり取り

・・・などなどいろんな場面で活躍してくれており、abitoとしても存分に活用し、大変重宝しています。

スマホからのメールからのお問い合わせの場合、キッチリ返信させて頂いても戻ってきたり、あるいは通常は覗くことのないフォルダーに振り分けられて結局は見て頂けなかったりします。また電話だと時間的な制限がありますし、会話も記録として残すことができません。

その点LINEはしっかり返信できますし、既読も把握できます。時間的制限もなければ内容の記録も残ります。これ以上のコミュニケーションツールは現時点ではないと思っています。


当店ではウェブサイトはもちろんのこと、ブログでもLINE公式のご案内もいておりますし、店内には追加用QRコードもご用意しています。今後も少しでも多くの方にabitoのLINE公式でご連絡していただけるように、さらにご案内を充実させていきます。
どうぞabitoにご用のある方、ちょっとでも気になる事を相談したい方はabitoのLINE公式をご利用くださいますようお願い致します。

何といってもしっかり、キッチリと返信できることが当店にとっても、お客様にとっても一番ですからね。

Wedding Dress abito LINE公式
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春の足音が聞こえてくるとロケーション撮影の問い合わせが増える

今日は2月3日、そして立春です。

暦上では今日から春になった訳ですが、まだまだ寒い日は続きそうです。しかし日も伸び、陽射しのかんじからすると春の足音が近づいているのを感じます。


春の到来を感じると、ロケーション撮影のご相談が増えてきます。
夏の暑さが落ち着いてくると、秋のロケーション撮影のご相談が増えてくるのと同じ現象ですね。折りしも県内に発出されていた緊急事態宣言も解除になるタイミングと重なることもあり、電話やLINEでお問い合わせを良くいただいております。

春以降のabitoおすすめのロケーション撮影は盛りだくさんです!

まず何といっても「桜ロケーションフォト」ですね。
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時期的には4月上旬~中旬にかけて。
本当に限られた時期、限られた組数しか撮影できないスペシャルなロケーションフォトです。abitoではお花見客の少ない特別な桜の名所で撮影を行っておりますので、他の方の写りこみがなく、まるで二人だけの桜の世界を感じて頂けると思います。

毎年ギリギリ(3月中旬以降)に桜ロケーションフォトを希望される方もいらっしゃるんですが、この頃になるとご案内出来る日程も少なくなってしまいますので出来るだけ早くご相談くださることをおすすめ致します。

また4月中旬以降は「新緑ロケーションフォト」がおすすめです。
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abitoがご案内しているロケ地の全てが対象となり、どちらで撮影してもキラキラと輝く新緑がお二人を祝福してくれます。特に5月は気候も安定していますし、湿度も低くて快適な撮影となります。すでに5月の撮影の予約もいただいていることからもわかるように、とても人気の季節です。

そして今年abitoがイチオシしていくプランが「中禅寺湖」でのロケーションフォトです。
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ドレス&タキシードでの撮影はもちろん最高ですが・・・・

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色打掛&紋付袴でも負けず劣らず素敵なんですよね。

おすすめの撮影時期は5月~10月上旬。
5月・6月・10月は想像以上に涼しい(もしくは寒いくらい)ですが、真夏の8月にも和装で撮影できてしまうんです。大きな湖、それを囲む雄大な日光連山、生い茂った緑あふれる森、殆んど人がこないプライベートビーチのような浜辺、旧イタリア大使館別荘、旧英国大使館別荘などのフォトジェニックな建物と撮影ポイントのラインナップがヤバイです。

結婚式を予定しているカップル様もそうでないカップル様にも「お二人の結婚の思い出づくり」には最高の場所、それが日光中禅寺湖です。県内はもとより、東京や神奈川にお住まいのカップルにも人気のロケ地です。

・撮影時期
・お二人のご希望
・和装、または洋装(両方という方も)
・ご家族も参加したい

カップル様によってご希望は様々ですが、abitoはそんなご希望にそったロケ地やプランのご提案をしています。そう、いわゆるオートクチュールもしくはオーダーメイドと言えるかもしれません。他のお店では「これはできない」「これならできる」とハッキリとした線引きがあると聞きますが、当店ではあくまでもお二人に寄り添う形でご提案をしています。

コロナ渦の折、ロケーションフォトをご希望される方が肌で感じるほど急増しています。
昨年の紅葉でのロケーション撮影はかなりの爆発をし、今思い返しても「よくあれだけの組数をこなせたものだ」と思うくらいです。今年もすでにその予兆があり、時期によってはもしかしたらご要望通りにご案内できない事もあるかもしれません。

当店としてのアドバイスとしては「出来るだけお早めにご相談下さい」です。
なんせ一日一組限定(桜ロケを除く)の撮影となりますので、予めご了承くださいますようお願い致します。

ロケーションフォトのご相談、ご来店の予約はabitoのLINE公式が便利です!
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新作振袖をご成約いただきました!

abitoでは2月7日までレンタル振袖展示会を開催しています。

本来であれば、来年に成人式をお迎えになる方々で賑わっているはずだったのですが思う通りにならない・・・これも人生です。ただ「成人式のお客様が来ない」のではなく、それ以上にロケーション撮影ご希望の方が多く、完全予約制でのご対応としていることもあってのことです。

いずれにしろ多くのお客様にご来店頂けているのは、本当にあり難いことです。

そして本日、新作の振袖のレンタルをご予約頂きました。
こちらの振袖です!

C-2005 小雪 ベージュ

名称は「亀甲菊竹梅」。
茄子紺色の柄色が特徴的で、「盛金」といって金箔がこれでもかというくらいふんだんに使われている贅沢な一着です。

振袖業界では「新作」こそ最高であり、選ぶべき一着といった風潮がありますが、実際はそうではありません。やはり第一印象だったり、ご自分との相性だったり、好みだったり、そしてお似合いになるかどうかが何より大切なんですね。

こちらの新作振袖もこれまで多くの方にご試着頂きましたが、今日に至るまでご予約には至りませんでした。
それは振袖が「良い悪い」ではなく、「合う合わない」ことからです。本日のお客様は第一印象で気になって頂き、ご試着されて「自分に合う」「これ好き!」と感じて頂き、ご一緒にお越しくださったご家族の皆様も「これがいい!」とご意見が一致されてのご成約となりました。

実際、本当にお似合いで小物選びもスムーズに進んだほどです。

もう一着の候補の振袖と比較するとレンタル料もかなりお高めだったのですが、成人式の為にと貯金をされていたこともありご決断下さいました。そういったストーリーがあったこともあり、当店としても肌着三点セットや特別な帯止めをサービスさせていたきましたが、お喜び下さいました。

ちなみに私は十歳離れた妹さま(小学校3年生)が手持ち無沙汰にされていたので、二階にお連れしたり、かくれんぼしたりしていました。お姉さまはとても美しく、妹さまはとても可愛く、もしかして近所で有名なご姉妹なんですかね?お母様、そして叔母様はとても品があり、ご家族は全員素敵な方ばかりでした。


まぁ、基本的にabitoのお客様はこういった素敵な方々ばかりですけどね。

常々私は「abitoはお客様に恵まれているな~」と感じているのですが、それは「きちんとabitoを尊重してくださる」「言葉遣いが丁寧」「穏やかな性格」などといった人間性の部分を感じてのことです。やはり商売とはいえ「人と人」です。お互いに心地良い時間を過ごしたいものですし、どこかで共感出来る何かがあることに越したことはありません。

そういった観点からは当店としましてはストレスを感じることは滅多にありませんし、それどころか「この方の人生の大切な節目に携われて光栄」という思いを持つことが大変多いと感じています。

衣裳との相性があるように、私達も人間ですからお客様との相性というものがあります。お陰様で殆んどのお客様との相性も良く♡、毎日楽しくお仕事をさせて頂いています。

今後もお客様に恵まれるよう奮闘し、お客様方にも同じ思いを持って頂けるような店づくり、雰囲気づくりを心がけていきます。

桜ロケーションフォトの受付を再開します!

今年の春の桜ロケーションフォトの予約受付を1月29日から再開します!

栃木県に発出された緊急事態宣言を受け、予約受付けを「緊急事態宣言解除後」としておりました。しかしどうやら解除は先延ばしとなり、2月末となりそうとの報道を目にしました。しかし2月末からの受付けではスケジュール的にかなりタイトとなってしまいます。

限られた期間、限られた組数しかご案内することのできないロケーションプランですので、苦渋の決断ではありますが緊急事態宣言の解除を待たずに再開することに致しました。

ただ当店は昨年4月以降より、お客様のご案内は一枠一組限定とさせて頂いており、他のお客様と重ならないようにしております。また感染防止対策ももちろん施しておりますので、「三密」を気にせずお過ごし頂けます。


またこの度の緊急事態宣言中も桜ロケーションフォトではないプランをご希望のお客様方にお越しいただき、ご相談はもちろんのことご成約までいただいております。この事も再開するに至った理由です。
2月3月、そして5月以降のロケーションフォトの予約をお受けしているのに、4月の桜ロケーションフォトだけ予約をお受けしないのはおかしいですからね。

ただ事前にご連絡頂いている方には既に再開のご連絡し、優先的にご案内させていただく事となります。何卒予めご了承下さい。

なお、ご相談やお見積り、ご試着でのご来店を希望される場合は、当店は完全予約制となっておりますので事前にご予約下さいますようお願い致します。

お電話ではもちろんですが、LINE公式でもご予約を承っております。
ぜひご気軽にご予約、ご相談、ご連絡下さいませ。

【ご来店予約受付け】
☎ 028-655-0975
abito LINE公式

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草履の「底」が剥がれた場合の対処法

ここ最近は成人式でお母様の振袖をご着用される方が増えています。

そうなると帯や草履なども殆どの場合がお母様の物を使用することになります。恐らく購入されてから四半世紀以上経っていると推測出来ますので、着用(使用)前に汚れ、シワ、染み、破損などをチェックする必要があります。

その中でも草履のチェックは必要不可欠です。

経年劣化により草履の底が剥がれやすくなっており、最悪の場合は成人式の真っ只中に剥がれてしまい、歩くのが困難になることもあります。そんなことにならぬよう、事前にチェックしておきましょう。

【草履の底とは?】
無題

おわかりだとは思いますが、念のため。

別角度。
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この部分が意外と剥がれやすいんです。

こうなってしまうことがあります。
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見え辛いと思いますが、わずかですがすき間ができています。
こうなると剥がれの前兆で、いつ広がっても不思議ではありません。画象は横ですが、つま先だとかなりヤバイです。草履のご使用前に剥がれやすくなっている部分はないか確認しておくことはとても大切ですよ!

【剥がれの原因】
様々な要因がありますが、下記のようなことが考えられます。
①系年劣化
②保管場所(エアコンの風が直接当たっているなど)
③履き方
④保管状態

①は致し方ありません。
草履の底は強力な接着剤で貼り付けているのですが、経年と共に粘着力も弱りますからね。②に関してはきちんと箱に入れ、直接日の当たらない場所で保管すると良いでしょう。
③については普段のシューズのような歩き方をしてしまいがちだと、底に不可がかかりすぎてしまうからです。④は使用後は濡れたままでしまうのではなく、しっかりと日陰干し、草履の状態を確認しておくべきだと思います。

【対処方】
それでは底が剥がれたしまったり、剥がれやすい状態の場合にどうすべきなのでしょう。

①草履屋さんで修理してもらう
②履かない
③捨てる
④別を探す
⑤新しいのを購入

不安がある方は②~⑤を選択肢、安心して履ける草履を準備してはいかがでしょう?
「お母様から受け継いだ草履をどうしても履きたい」「思い入れのある草履だから何とかしたい」と思う方の選択肢は一択の①ですね。
草履屋さんに持ち込み、修理をしてもらえば直ります(状態による)。
費用は2~3千円で一週間は見ておきたいですね。
当店の草履もお願いすることがありますが、想像以上にしっかりと直してくださるので安心してお貸し出しできています。

お母様から譲り受けた草履は同じく譲り受けた振袖に合わせて購入されたものですから、その相性は抜群です。そして数十年以上に渡り、大切にしてきた思い入れのある品ですから今後も長く使っていきたいものですよね。

捨てるのも、新しく購入するのも簡単ですが、直すことでさらに愛着が湧くこともあります。

お伝えしたい事は「直す」という選択肢もあるということです。大切なものを大切に受け継ぎ、大切に次世代に渡すことって素敵ですからね。

abitoも時短営業中だけど、もちろん対象外!

Wedding Dress abitoの営業時間はこの三十数年の間に結構変わっています。

創業当時は9:00~18:00、その後営業開始が10:00からになったり、閉店時間が19:00までにしたりとしたものです。そして2年前からは10:00~18:00にしていましたが、コロナ渦で11:00~17:00(最初の緊急事態宣言中は11:00~16:00)となり現在に至っています。

つまり昨年の4月からずーーーーーーーーーーーーっと時短営業継続中です。

ま、対象外ですけどね。


現在の営業時間は6時間ですが、最長の頃は10時間だったのでその差は4時間!
結構な違いがありますが、今思うのは「以前はある意味無駄に営業時間が長かったな」ということ。9時すぐにお客様が来ることなんか殆んどなかったですし、17時以降も少なかったです。

結局は「もしかしたら・・・」という確率的にかなり低い淡い期待にすがっていたに過ぎなかったんですね~。
予約がないとただただ終業時間を待つだけですし、そういう時間は無駄に過ごしがちです。しかし今は営業時間が短い為、少ない時間を使って効率よく仕事をする意識がありますし、メリハリを感じます。
もちろんお客様のご希望があり、こちら側の物理的なことが許せば営業時間外でも(時には定休日であっても)ご対応はしています。

コロナ渦によって変更した営業時間ではありますが、もしかしたら必然の変更だったのかもしれません。

世界が変わり、世の中が変わり、日本が変わり、生活が変わってきました。
この一年弱の間で働き方も変わってきたのですから、営業時間も変わってしかるべきだと思います。当初は「当面の間は・・・」と考えていましたが、今は例えコロナが終息したとしても今のスタイルを継続していこうと思っています。

同業のお店が以前のスタイルに戻したとしても、abitoとしては過去は振り返らず、時代に合わせて仕事を進めていきます。