宇都宮

新作振袖をご成約いただきました!

abitoでは2月7日までレンタル振袖展示会を開催しています。

本来であれば、来年に成人式をお迎えになる方々で賑わっているはずだったのですが思う通りにならない・・・これも人生です。ただ「成人式のお客様が来ない」のではなく、それ以上にロケーション撮影ご希望の方が多く、完全予約制でのご対応としていることもあってのことです。

いずれにしろ多くのお客様にご来店頂けているのは、本当にあり難いことです。

そして本日、新作の振袖のレンタルをご予約頂きました。
こちらの振袖です!

C-2005 小雪 ベージュ

名称は「亀甲菊竹梅」。
茄子紺色の柄色が特徴的で、「盛金」といって金箔がこれでもかというくらいふんだんに使われている贅沢な一着です。

振袖業界では「新作」こそ最高であり、選ぶべき一着といった風潮がありますが、実際はそうではありません。やはり第一印象だったり、ご自分との相性だったり、好みだったり、そしてお似合いになるかどうかが何より大切なんですね。

こちらの新作振袖もこれまで多くの方にご試着頂きましたが、今日に至るまでご予約には至りませんでした。
それは振袖が「良い悪い」ではなく、「合う合わない」ことからです。本日のお客様は第一印象で気になって頂き、ご試着されて「自分に合う」「これ好き!」と感じて頂き、ご一緒にお越しくださったご家族の皆様も「これがいい!」とご意見が一致されてのご成約となりました。

実際、本当にお似合いで小物選びもスムーズに進んだほどです。

もう一着の候補の振袖と比較するとレンタル料もかなりお高めだったのですが、成人式の為にと貯金をされていたこともありご決断下さいました。そういったストーリーがあったこともあり、当店としても肌着三点セットや特別な帯止めをサービスさせていたきましたが、お喜び下さいました。

ちなみに私は十歳離れた妹さま(小学校3年生)が手持ち無沙汰にされていたので、二階にお連れしたり、かくれんぼしたりしていました。お姉さまはとても美しく、妹さまはとても可愛く、もしかして近所で有名なご姉妹なんですかね?お母様、そして叔母様はとても品があり、ご家族は全員素敵な方ばかりでした。


まぁ、基本的にabitoのお客様はこういった素敵な方々ばかりですけどね。

常々私は「abitoはお客様に恵まれているな~」と感じているのですが、それは「きちんとabitoを尊重してくださる」「言葉遣いが丁寧」「穏やかな性格」などといった人間性の部分を感じてのことです。やはり商売とはいえ「人と人」です。お互いに心地良い時間を過ごしたいものですし、どこかで共感出来る何かがあることに越したことはありません。

そういった観点からは当店としましてはストレスを感じることは滅多にありませんし、それどころか「この方の人生の大切な節目に携われて光栄」という思いを持つことが大変多いと感じています。

衣裳との相性があるように、私達も人間ですからお客様との相性というものがあります。お陰様で殆んどのお客様との相性も良く♡、毎日楽しくお仕事をさせて頂いています。

今後もお客様に恵まれるよう奮闘し、お客様方にも同じ思いを持って頂けるような店づくり、雰囲気づくりを心がけていきます。

abitoも時短営業中だけど、もちろん対象外!

Wedding Dress abitoの営業時間はこの三十数年の間に結構変わっています。

創業当時は9:00~18:00、その後営業開始が10:00からになったり、閉店時間が19:00までにしたりとしたものです。そして2年前からは10:00~18:00にしていましたが、コロナ渦で11:00~17:00(最初の緊急事態宣言中は11:00~16:00)となり現在に至っています。

つまり昨年の4月からずーーーーーーーーーーーーっと時短営業継続中です。

ま、対象外ですけどね。


現在の営業時間は6時間ですが、最長の頃は10時間だったのでその差は4時間!
結構な違いがありますが、今思うのは「以前はある意味無駄に営業時間が長かったな」ということ。9時すぐにお客様が来ることなんか殆んどなかったですし、17時以降も少なかったです。

結局は「もしかしたら・・・」という確率的にかなり低い淡い期待にすがっていたに過ぎなかったんですね~。
予約がないとただただ終業時間を待つだけですし、そういう時間は無駄に過ごしがちです。しかし今は営業時間が短い為、少ない時間を使って効率よく仕事をする意識がありますし、メリハリを感じます。
もちろんお客様のご希望があり、こちら側の物理的なことが許せば営業時間外でも(時には定休日であっても)ご対応はしています。

コロナ渦によって変更した営業時間ではありますが、もしかしたら必然の変更だったのかもしれません。

世界が変わり、世の中が変わり、日本が変わり、生活が変わってきました。
この一年弱の間で働き方も変わってきたのですから、営業時間も変わってしかるべきだと思います。当初は「当面の間は・・・」と考えていましたが、今は例えコロナが終息したとしても今のスタイルを継続していこうと思っています。

同業のお店が以前のスタイルに戻したとしても、abitoとしては過去は振り返らず、時代に合わせて仕事を進めていきます。

今年の卒業式はどうなる?仲間と写真を撮っておけば安心かも!

年明け早々に一都三県に緊急事態宣言が発出され、大阪、兵庫、京都、そして我が栃木県でも発出されそうな気配です。

3月の状況にもよりますが、大学や短大、専門学校の卒業式にも暗雲が立ち込めそうな気配です。現に医療系の大学では昨年の10月時点で「卒業式は袴ではなく、スーツで」という決定が下された学校もあります。
また「卒業式はスーツと決まったので、写真だけ撮っておきたい」というご相談が当店にも増えてきています。

コロナ渦でそれ以前の常識が常識でなくなり、世の中が変化しています。

そしてこれまで【卒業式の衣裳=卒業袴】という既定概念も崩れていくのかもしれません。
卒業袴を着用しなくても卒業式は成り立ちますし、慣例ではあるものの決まりではないですからね。しかしそうは言っても学生の皆さんにはとてつもなく大きい問題であり、「着たいものは着たい!」と思われているはずですし、卒業袴でお友だちと特別な思い出を残しておきたい気持ちでいっぱいだと思います。

ならばこれまでの常識を打ち破り、【卒業袴は卒業式前に友達同士で楽しく写真を残す衣裳】と考えるのもありだと思います。これならば学校のアナウンスに左右されることなく、確実に卒業袴を着て思い出が作れます(卒業式以上にかも!?)。

以前もご紹介しましたが、昨年abitoで撮影をしてくださった4名の学生さんたちの画象です。

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お一人お一人きちっとした撮影をしつつも・・・

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お友だち4名で仲良く撮影をしたり・・・・

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医療系の学校だからこその撮影をしたりと、この日は皆さんに取って大切な記念日になったことでしょう。

この思い出は4名の共通の思い出です。つまり思い出を4名でシェアされたということ。


時が経ち、卒業シーズンの時期や卒業袴姿の学生さんを見かけるたびに4名の方はこの撮影日を思い出すことでしょう。そしてその思い出は決して卒業式に引けをとるものではないはずです。

4名の中のお一人と撮影後にお会いしたのですが、「本当に撮影が楽しかったです」「卒業式では着ることができませんが、友達同士で着ることができ本当に良い思い出となりました。みんなもすごく喜んでいました!」とのお言葉をいただきました。

社会に出てしまうとどんなに仲の良かったお友だちにも、卒業後に頻繁に会うことってなかなかありません。もちろん学生時代にたくさんの共通の思い出をお作りになったと思いますが、卒業袴を着用しての思い出はちょっと特別ではないでしょうか?


今年は成人式も全国各地で延期、中止となってしまいました。
去年まで「二十歳になったら1月に成人式」とうことは極々当然のことでしたが、突如当然ではなくなってしまいました。もはや以前までの「当たり前」はもはや当たり前ではなくなってしまったんですね

abitoとしてはご紹介した撮影のように、式典とはまた違った形の思い出づくりをサポートし、これまでの当たり前からの変化に対応していきます。当店の主力撮影プランである「ロケーションフォトウェディング」だって結婚式という式典とは違う形の思い出づくりであり、そこに価値や魅力を見出される方々が年々増えている事を実感しています。

もうこれからの時代は既存の形に依存するのではなく、自分たちだけで楽しんじゃうことが一番です。
思い出は自分たちで作ってしまいましょ!一番自然で、確実で、価値があるような気がします。
つまりは「誰と」「どのようにして」「どんな」時間を過ごすかが大切なんだと思います。abitoはそんなサポートをしていますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

お姉さまに引き続き、弟様にも和装ロケーションフォトご利用いただきました

昨年の紅葉ロケはありがたいことにご予約を多数いただき、「もうご案内出来る日程も殆んどない」という時期にあるお客様から紅葉ロケーションフォトのご要望をいただきました。

お話しの中で「以前、姉もabitoさんで和装ロケーションでお世話になったんです」とお聞きし、『これは何とかせねば!』ということで無理くり撮影日程を設定させていただきました。ある意味【えこひいき】だったとも言えますね。

つまりご姉弟さまで当店の和装ロケーションフォトをご利用頂いたワケです。
なかなか稀なケースですので、ご姉弟さまに画象使用の許可を申し出たところ、快諾してくださったのでご紹介したいと思います。

まずは2年前にご利用くださったお姉さまご夫婦がこちらです。
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とっても素敵な笑顔ですよね!

そしてこちらが昨秋の弟様ご夫婦。
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こちらも負けじとすてきな笑顔です!

やはりご姉弟ということで、お二人とても似ていらっしゃいますね。
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弟さまご夫婦の撮影には何とお姉さまご夫婦、そしてお母様、また新婦さまのご家族が参加されたので賑やかな中での撮影となりました。
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ご姉弟さまのお母様はどちらの撮影にも参加してくださり、今回もとても楽しみにしていた下さったようです。
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abitoとしましても2年ぶりにお姉さまご夫婦、お母様にお会いできて本当に嬉しかったですし、楽しかったです。本当に仲の良い、素敵なご家族に出会えたことに感謝です。
ちなみに昨秋の撮影時、お姉さまは臨月も臨月でいつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない状況でした。
「撮影に参加したいから、まだ生まれないでねってお腹に言い聞かせてたんですよ~」と仰っていましたが、その後無事ご出産され、新しい家族と共に健やかにお過ごしとのことでした。

しかしお姉さまご夫婦は2年という月日が流れているにもかかわらず、全くお変わりがなく、相変わらず爽やかで優しく、素敵なカップル様でした。

もうabitoもロケーションフォト事業を始めてから8年の月日が流れています。
3~4年前からご利用くださったお客さまのご紹介が毎年多くなっているのを感じます。今回もお姉さまからのご紹介でしたが、こういったことは本当に嬉しい限りです。

abitoのロケーションフォトに少なからず不平、不満があったらご紹介なんてありえませんからね。
今後も多くの方にご家族やご親戚、ご友人、同僚の方々をご紹介頂けるよう、一組一組心を込めてご対応していきます。身近で温かな中での撮影を心がけ、一生に一度の撮影に取り組んで行きたいと思います!

Iさまご夫婦、Oさまご夫婦、そしてご家族の皆様、本当にありがとうございました!

洋装&和装ダブルロケプラン始動します

あっという間に今年も残り僅か。

abitoは例年にもれなく、この時期はゆっくりとした時間が流れています。あの秋の猛烈な慌しさが懐かしいくらいです。

だからと言ってボーっと過ごしているわけではありません。来るべき令和3年を向けて様々な企画を練り、実現に向けて進めている最中です。その中で現時点でお知らせ出来る企画があります。

これまで当店はロケーション撮影に軸足をおき、8年という月日をかけ、どうにか「ロケーション撮影専門店」として認知して頂けるようになりました。ただどうしても「和装ロケーション」のイメージが強く、ドレス&タキシードでのロケーション撮影が後手後手になってしまっていました。しかし今年はそのドレス&タキシード、いわゆる洋装ロケーション撮影のご要望が多く、実際に例年以上の撮影実績を積み重ねることとなりました。

例えば中禅寺湖湖畔での洋装ロケーション撮影。
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こちらでは中禅寺湖だけでなく、可愛いい建物があったり、桟橋、新緑美しい森があったりと魅力的な撮影ポイントが数多く存在します。もともと和装撮影のロケ地としてお客さまにご案内していましたが、ご覧のように洋装でもとっても素敵な撮影となります。

ちなみに和装での撮影ではこのような感じに!
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そうなんです、洋装でも和装でも本当に見事に「映える」んですね。

そしてコロナ渦の今年、めちゃくちゃ多かったご要望が「和装と洋装の両方で写真を撮りたい」というもの。
結婚式をキャンセルした方、または諦めてしまった方ほどこのご要望が多かったのですが、今年に限ってはどちらかだけをロケーション撮影、もう一方はスタジオ撮影と言う形でご案内してきました。
 

もしかしたら本心では両方ロケーション撮影をご希望されていたのかもしれません。
※これまでは両方のロケーション撮影をご希望の場合は、それぞれ別日の撮影というご案内でした。

そこで令和3年は同日に同じ場所で洋装と和装のロケーション撮影を行うプラン作り、ご案内することとしました。
和装でも洋装でも素敵な撮影が出来るロケ地の筆頭として、abitoは中禅寺湖湖畔を大々的におすすめして行きます。中禅寺湖湖畔の他、あと二ヶ所ほどご案内出来るロケ地もあります。

中禅寺湖湖畔での洋装&和装ロケーションプランの価格は348,000円(税別)
こちらには花嫁花婿の和装と洋装の衣裳の他、ヘアメイク、お着付け、髪飾り、アテンド、撮影、データが含まれています。かなり頑張った価格ですし、ご利用くださった方には間違いなくご満足いただけるはずです。

結婚式の費用と比べたら笑っちゃうくらいの価格ですが、私たちは結婚式に引けをとらないお二人の思い出づくりが出来ると確信しています。一日出の撮影となりますので、時間もかかりますし、もしかしたらお疲れになるかもしれませんが、その撮影の一日がお二人にとってかけがえのない特別な一日となるようにabitoがお手伝いいたします。

栃木県内の方はもちろん、今後は(コロナが落ち着いた後)は県外のお客様へもプロモートしていくつもりです。「日光」という栃木県が誇る美しいリゾート地が特別な想いの残る場所にして頂けたらと考えています。

近いうちにabitoのフォトウェディング専門サイトでご案内する予定ですが、まずはこちらのブログでお知らせ致しました。

花嫁様のご実家はお花屋さん

11月の終わりにロケーション撮影をしてくださった花嫁様のご実家はお花屋さんでした。

いつもであればabitoでヘアメイク&お着付けをしてからロケ地へ移動して、そして撮影という流れなのですがこの時は花嫁様のご実家でのお支度でした。お伺いするとかわいらしい雰囲気のお花屋さんで、美しい花々が並んでいました。

やっぱりお花のある風景は癒されますし、気分が上がりますね。

そしてお支度が仕上がり、ロケ地へ移動するとお母様が登場!
なんとブーケを3セットもご用意し、お持ちくださいました。

一つ目がこちら
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二つ目がこちら
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三つ目がこちら
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3つともかなりのハイクオリティーのブーケで、お母様のアレンジメントの技術、そしてセンスは「やばい!」くらいに素敵過ぎました。普通に購入すると3つで相当の費用だとは思いますが、もちろんお母様からのプレゼントでした。ご実家がお花屋さんだからですね。

撮影にはご両家のご家族も勢ぞろいしてくださりましたが、本当に素敵なご家族ばかり。
花婿様はご覧のように大変男らしさに溢れつつも、とても柔和な雰囲気を併せ持つイケメン。そして花嫁様は美しく、とても白無垢がお似合いの大和撫子。

このようなカップル様、ご家族様に当店をお選びいただけた事が光栄でたまりません!
いつもながらabitoはお客様に恵まれすぎていると改めて感じました。

撮影が終わり、ご自宅でお着替えした後にとても嬉しいことがありました。
当日は総勢4名でご対応させて頂いたのですが、お母様から全員に「ポインセチア」をプレゼントされました。
私の分はせっかくなのでabitoの店内で大切に飾らせて頂いています。
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店内がとっても華やかになりました!それにクリスマス気分も味わえますしね。

実はお母様からいただいたのはポインセチアの他に、地元で有名なカツサンド(ボリュームたっぷり、冷めても柔らかくて美味しかったです)と温かいお茶・・・それも全員分。ありがたいことこの上なかったです。

abitoをご利用頂いたわけですから我々が感謝すべきところでしたが、逆に感謝されるという喜びってわかりますかね?お客様に喜んで頂けることは何よりの報酬であり、今後の糧となります。

令和2年は世界中の方にとって、そして私にとっても大変困難な年となりましたがこちらのお客様はもちろんのこと、本当に多くの素敵なお客様にめぐり合うことができたので逆の面で忘れられない年となりました。

あるお客様にこんなお言葉をいただきました。
「私がabitoさんを利用させていただくのも縁があったからこそ。どんなに最高のサービスがあっても縁がなければ利用することはありませんからね」と。いろんな要素があってお客様にはabitoにお越し頂いている訳ですが、それも「縁」があってこそなんですね。

今後も「ご縁」を大切にしていきたいと思えるようになれた貴重なお言葉でした。

2021年も嬉しいご縁があることを願ってやみません。