結婚式。
この言葉を見たり、聞いたりすると誰もが想像するのが結婚式場で行われるセレモニー&レセプションではないでしょうか。もちろん正解ではありますが、この平成29年においては「不正解」ともいえます。
何故なら結婚式の形は既に多様化しているからです。
リゾートウェディング、海外ウェディング、レストランウェディング、家族婚などいろんな形がありますが、フォトウェディングもその新しい形の一つです。
結婚式というものに決まった定義はありませんが、敢えていうならば「結婚という人生の節目において、ご家族やご友人などにご報告を兼ねたお披露目をすること」。こんな感じではないでしょうか?
「花嫁・花婿と一緒に時間を過ごし、思い出を作ること」といいい換えることも出来ます。そう、思い出を作ることが全てなのかもしれません。
フォトウェディングはよく「写真だけの結婚式」とも言われます。
スタジオでの撮影では限りがあることも、ロケーションでの撮影ならば可能になることもあるんですね。
例えばこんな写真。
スタジオでの撮影の場合、まずこんな全員でのピース写真は撮りませんし、全員のカメラ目線は必須なんです。でもこちらはカメラ目線でない方も数人いらっしゃいますが、絵になっていると感じます。しかも皆さん自然な笑顔。
時間というものは誰にも止められるものではありませんが、写真なら留めることができます。こちらの写真はまさに「その時」を切り取ったような物となりました。
こんな何気ないカットも時間が経過すると共に、少しずつ少しずつ大切な物となっていきます。
そしてこちらの写真は私も大好きな一枚である『ファミリートレインフォト』。
人生のうちでご家族とこのような写真を撮影することってほぼほぼないに等しいと言っても過言ではありませんよね。日常ではまずありえないことですが、フォトウェディングという特別な時だからこそ全員がのって頂ける訳です。
何も「儀式」「食事」を共有することだけが結婚式ではありません。
どんな忘れられない思い出を一緒に作るか?
その時のことをどれだけ脳裏に焼き付けることができるか?
そしてそれらがいつまでも語り草になるようになる事こそが何よりも求められているものだと思います。
結婚式ではご家族はどちらかと言えば控えめにならざるを得ないお立場であり、新郎新婦と交わる時間は想像以上に少ないものです。ましてやこのような写真を撮影する時間などありません。
でも一番お祝いしてもらいたいのは家族であり、お祝いしたいのも家族です・・・でも当日はそうも行きません。
だからこそ家族だけでのもう一つの結婚式として、「和装前撮り」「フォトウェディング」をおすすめします。こういった時間があったのであれば、結婚式への向き合い方も変わりますし、何より大切な思い出が作ることができますからね。
家族だけで過ごす時間はいつでも作れそうですが、現実はなかなかありません。「そのうち・・・」と思っているだけではダメです。
「作る!」という気持ちがあってこそ作れるものです。そしてそのキッカケこそ和装前撮りであり、フォトウェディングなんです。