ウェディング

ご自分の振袖でお色直し

結婚式での「お色直し」は皆さんご存知のことでしょう。
ウェディングドレス⇒カラードレスだったり打掛にしたりと、どんな風にするかは人それぞれです。

ちょっと意外かもしれませんが、振袖を着るのもありだと思います。
この場合の振袖は、婚礼用の「大振袖」や「引き振袖」ではなく、成人式などで着用する「中振袖」です。

ご存知のように振袖は未婚女性の正礼装の着物です。
つまり、振袖を着ることができる最後の機会が「結婚式」ということになります。「ちょっとシンプルすぎない?」「ゲストに失礼じゃないの?」と思われるかもしれませんが、地域によっては『最後の振袖姿のお披露目』として確立されている地域もあります。

結婚式で和装も着たいけど、そこまでものものしくしたくない・・・・
レストランウェディングだからあまり動きづらいものは・・・・
両親が買ってくれた想い出の振袖をこの機会に・・・・

 
そんな方々は検討してみてもいいのではないでしょうか?

しか~し
注意しなくてはならない点も多少ございますので、ちょこっとアドバイスをさせて頂きます。
というのはですね、ゲストの方も中振袖を着用している場合があります。いわゆる「カブったw」という状態です。
花嫁とゲストが同じ中振袖だと、花嫁も「マジっすかw」ですし、ゲストも「やっちゃった」とお互いに気まずい雰囲気になるかもしれませんよね(笑)

やはり花嫁の中振袖姿は花嫁らしさを出さねばなりません。対策としては以下のことをしていただくことで、グッと花嫁ならではの中振袖姿になります。

  1. 婚礼用の花嫁特有の小物を使用する
  2. 成人式とはちょっと違った着付をしてもらう
  3. 帯を袋帯ではなく、丸帯にする
  4. 草履も金にする
これをするだけで、中振袖が花嫁の振袖姿へ大変身します。
目で見ると一目瞭然です。
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こちらが通常の成人式での中振袖の組み合わせですが・・・婚礼用の花嫁小物である懐剣・ハコセコ・抱え帯、そして帯を丸帯にすると
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こうなります。草履も金にするとぐっと格式が上がりますね。別バージョンがこちら。
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着物の色と敢えて反対色の小物を使うことで、パッとしますね。昭和の頃はこういった感じが多かったそうです。

ちなみに、「袋帯」(成人式用)と「丸帯」(婚礼用)はどのように違うのか?こちらも画像で一目瞭然です。
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左が丸帯、右が袋帯です。
柄の出し方が違うということもあるのですが、一番特徴的な違いが丸帯は柄が行き渡っていますが、袋帯は途中で抜けてますよね。これは帯の締め方が違うことの現われです。

この他にも長襦袢の半襟を豪華にすると、さらに花嫁度がアップします。

せっかく買ってもらった大切な振り袖を、結婚式という晴れ舞台で着てみるのも素敵だと思います。ご両親もお喜びくださることと思います。
お持ちでない上記のような婚礼用の帯や小物だけのレンタルは、費用もそんなに掛かりませんし、いろんな組み合わせをご提案してくれるのではないでしょうか?

花婿様は紋付袴すれば間違いないですが、あえてタキシードのままでも面白いと思います。

お持ちの振袖もタンスにしまったままではもったいない。
でもご自分の結婚式でご着用すれば、伝説の振袖となり、今以上に思い出深い逸品となるはずです。
結婚式後は二度と袖を通す機会はありませんから、ちょっとご検討してみるのもいいかもしれませんよ。

弊社ではこんなご相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談下さい。
もちろん紋付袴も数多く取り揃えておりますよ~!!!! 

打掛でファーストルック

【First Look】(ファーストルック)って言葉知っていますか?
言葉は知らなくても、こんな習慣が海外にはあることは何となく聞いたことがあるのではないでしょうか?
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西洋では花婿は結婚式の当日まで、花嫁のドレス姿を見てはいけない習慣があります。花婿が花嫁のドレス姿を初めて見るのはバージンロードを歩いてくる姿だそうです。でも実際には挙式の前に見ることが殆んどだそうですが、当日であることに変わりはありません。

花婿の驚く表情、そしてちょっと照れ臭そうな花嫁の表情を想像するだけでワクワクしてきますね。

しかし日本においてはお二人で衣裳を選ばれることが殆んどで、この西洋の習慣は根付いておりません。
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その主な理由としては「花婿も納得したドレスで結婚式を迎えたい」ということなのでしょう。
一緒に選ぶ時間も楽しいですし、タキシードとのバランスもありますからね。
※西洋ではカラードレスというものがないので、ドレスと言えば「白」です。白はどんな色にも合いますからね。

そこでご提案です!!!
最近ではお色直しで色打掛を選ばれる方が増えています。
もうおわかりですね!そうです、打掛でファーストルックしちゃいましょうってご提案です。

「ドレスは一緒に選ぶけど、打掛はヒツ!」なんていうのもありだと思うんです。

同じ婚礼衣裳とはいえ、ドレスと和装は全くの別物です。
カラードレスでされるのも一つですが、打掛ほどインパクトを与えることは出来ないと思うんですよね。だってドレスはドレスですからね。
だったら打掛で新郎に「ファーストルック」を仕掛けたほうが強烈なはずです!

もしかしたら  きっと声になっていない声を出すことでしょう
もしかしたら きっと二度見されることでしょう
もしかしたら きっともう一度惚れ直すはずです

結婚式ではもはや定番の「ファーストバイト」はお二人のためでもありますが、ゲストの方々に盛り上がっていただく演出でもあります。
でもこの「ファーストルック」はゲストの方々の為でものではありません。それどころかお二人だけしか楽しむことが出来ないものです。
多くのゲストをお招きする結婚披露宴ですが、二人だけの楽しみを作るもの良いものです。

ちなみにこのファーストルックですが、花婿は花嫁の衣裳姿を見てはダメなのですが花嫁が花婿の衣裳姿を見るのはOKだそうです。つまり花嫁はご自分が着る衣裳とのバランスを考えて、花婿の衣裳選びをお手伝い出来るわけです。

弊社にもスイス人の花婿がご来店されましたが、やはり花嫁の姿を最後まで見ることはありませんでした。花嫁がドレスに着替えようとした時発した言葉は・・・・
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Oh my GOD(オーマイガー)でした


もうあなたは打掛でのファーストルックがしたくなったはず
さぁどこに相談しましょうかね?

衣装はどうぞabitoへ
そしてプランナーさんにも一言声を掛けましょう!
花婿の恍惚の表情を収めるためにはカメラマンにも相談しましょうね!

絶対に楽しいはずです!


 

衣裳の試着は誰と行く!?

結婚式を控えた花嫁にとって、ドレスや和装の試着は楽しみの一つだと思います。

でも婚礼衣裳は普段着とはまったく別のものですから、洋服のように気楽に決めることはなかなか出来ないものです。最終的にはご本人とお相手の方がどの衣裳にするか決めるのですが、どなたかに相談するのも一つの手だと思いますよ!

みんな試着には何人で行ってるの?
誰と行っているの?

気になりますよね、みなさんどうされてるのか・・・・。
今日はそんな素朴な疑問にお答えしようと思います。

まずは人数ですが、2名でのご来店が大半を占めています。次が3名⇒4名⇒お一人⇒4名以上と続きます。
そして同伴者で最も多いのがもちろん、花婿様です。当然と言えば当然ですよね。
次がお母様。
やはり母と娘の絆は深く、本音で意見し合えますからね。またお姉様や妹様とご来店される方も少なくありません。
ここまででおわかりになると思いますが、身近な方とご一緒にご来店される花嫁がやはり多いですね。

またお友達とご来店される花嫁もいらっしゃいます。
ご家族とは違った意見、そして友達だからこそわかる花嫁に似合う衣裳をズバリ断言してもらえるのは嬉しいことですね。

もちろんお父様とご来店される方もいらっしゃいますが、二人きりでということは殆んど見たことがありません。というか、お父様は一緒にご来店されてもあまり意見などは言わずに、見守っていることが多いんですよ。
娘の花嫁姿は嬉しいけど、でもやっぱり寂しいからなのかもしれませんね。

そうそう、お一人のみでご来店される方もいらっしゃいます。
但し、この場合は試着はされますがある意味下見であり、後日花婿やお母様と一緒に改めてご試着されます。

また大人数でのご来店はとっても賑やかですね。
意見がまとまらないこともありますが、後になってからのいい想い出になるのではないでしょうか。ご両家全員が集まるとそれはそれは・・・・(笑)


まとめますと、衣裳の試着においては何人でも、そして誰とでもOKということです。

   ・一緒にいると何かと安心で着る方
   ・的確なアドバイスをしてくださる方
   ・衣裳選びの想い出を一緒に作りたい方
   ・金銭的なスポンサーの方(笑)

花嫁様が一緒に行きたい人と行くのが一番かと思います。
どうせなら衣裳も楽しく選んで試着したいですものね。
 

それぞれの価値感

先日ご来店下さったウェディングのお客様のお話です。

結果を申しますと、カラードレスとタキシードを2着ご成約くださいました。なんともありがたいのは予約を入れたその日にご来店&ご成約だったんです。

お客様曰く「式場の衣裳が高い」とのこと。
ウェディングドレスはプランに含まれているので、カラードレスとタキシードはオプションというわけです。
カラードレスとタキシード2着で50万円オーバーwww・・・専門店の我々が聞いてもビックリするくらいの金額でした。さらにビックリしたのがドレスを着る際に必要な『パニエ』も別料金とのこと。
そうなるとネックレスもイヤリングもシューズも別料金になる事は必至!

しかし、「高いからダメ 」と言いたいわけではないんです。安いから良いというものでもないですから。人にはそれぞれ価値観があり、その価値に見合った金額の基準をそれぞれお持ちなんですよね。
そのお客様もドレスとタキシードにはこだわりがあり、色々ご試着した結果、とってもお似合いの衣装をお決めになりました。

abitoはドレスもタキシードも和装も相場から言うと安いほうに分類されるかもしれません。でも安売りをしているつもりは全くありません。
こう考えているんですよね「妥当な金額設定」だと。

ドレスショップにもそれぞれ価値観があり、弊社は自分たちの価値観にしたがって価格設定しています。
自分たちが「高くない」と思っていても、そう思われない方もいらっしゃるでしょう。
ブランドドレスが好きな方もいれば、そうでない方もいるのと同じかもしれません。

繰り返しになりますが、人にはそれぞれ価値観があります。
指定されたドレスショップとの価値観が合わないこともあると思うんですよね。そうなったら自分で違うお店を探してみるのもいいかもしれませんよ。

結婚式場指定店の衣装は大人の事情で金額設定が高くなりがちです。この業界では当たり前とされてきたことですが、価値観を自分達で決めることが出来ていないのはなんとも悲しいことだとは思うんですが・・・。

弊社も以前は式場の指定店だった時期がありますが、当時は式場の顔色を伺いながら仕事をしていた気がします。
でもこの仕事って、お客様に喜んでいただくことが第一です。
今はお客様だけに目を向けることが出来て、自分たちらしい仕事ができてるなと感じます。

弊社の価値観とお客様の価値観がピッタリ合った時のうれしさは言葉に表せません。
いろんな価値があります。今後も弊社独自の価値をたくさん生み出し、多くのお客さまと楽しい時間を作り出したいですね。

 

新しい結婚式を金澤から輸入?します

結婚式と言えば・・・
 ◆チャペル挙式
 ◆神前(神社)挙式
 ◆人前挙式
この3つの形式が知られていますし、実際に選ばれる方が殆んどだと思います。でも中には「私達は人と違った結婚式がしたいな!」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも現実的に考えて、あまりにも斬新過ぎる挙式は選びにくいのも事実。

そこでですね、abitoでは新幹線が開通し、今もっともホットで熱い都市『金澤』から新しい形式の結婚式を導入しちゃいます。ちなみに「新しい」という形容詞を使いましたが、これはあくまでも栃木県民の方々にとって新しいだけで、金澤では伝統的な結婚式としてしられていますので斬新ではなく、逆に伝統がある結婚式です。

abitoには全国に頼れる同業仲間がいます。
今回、こんな情報を提供してくれたのは石川県加賀市の【衣裳館クレイドル】の宮田さんです。
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彼からラブレターいただいちゃいました

この中にはその結婚式の様子を撮影した動画、写真、式次第、進行表など通常なら同業者に提供するなんてありえませんが、そこはやはり「人」と「人」との絆です
こういう繫がりは弊社のとっての貴重な財産の一つです。

ではどんな結婚式なのか?気になりますよね。気になるはずです。
一応、れっきとした名称があり「〇〇式」と言うんですが、まだお知らせできないんですよね~(ネットで調べればわかるかも!?)

特にもったいぶっているわけではないんです。
この結婚式はどこでも出来るわけではなく、ちゃんとしたあの設備があるところに限られます。また栃木では初めてのことなので、下準備が欠かせないんです。

ちゃんとプランニングして、いつでもお客様を受け入れる態勢が出来てからのお知らせとなりますが、どうぞご了承下さい。

「だったらどうして今日ブログに書いたの?」・・・そういう声が聞こえてきそうですが、何故かと聞かれたら「ちょっと自慢したかったから」です。それだけ素晴らしいコンテンツですし、ブログで公言することで自分を追い込んで少しでも早く進めるため。

近々この新しい結婚式の特別価格モニターも募集する予定です。
ご興味のある方は気軽にお問い合わせ下さいね。

とにかく歴史と伝統の街金澤から、栃木初となる結婚式がもうすぐやってきますのでどうぞお楽しみに!!!・・・ちなみに和婚です。


 

新参者にならなくちゃ!

今や結婚式も「しきたり」や「固定観念」に縛られる時代ではなくなりました。

Crazy Weddingさんに代表されるような、『花婿花嫁の本当にやりたいこと』を結婚式で実行するプローデュース会社も年々増えて来ています。
今日も朝の情報番組でCrazyさんがプロデュースした結婚式の様子を放映していました。
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 テーマは『宇宙』で、お二人は宇宙服に身を包んでの登場でした。確かに賛否両論あると思うんですよ、このような自由すぎる結婚式は。
否定する代表は多分ウェディング業界の人々・・・・ビジネスモデル崩されるのイヤですからね。

でも結局は結婚されるお二人、ご家族、ご友人が満足すれば大正解の結婚式だと思うんです。だって知らない人のために結婚式をするわけではないですからね。
元々日本人は変化を好まない民族性がありますが、明治維新のように一度変化が起こると怒涛のように突き進むのも特徴です。
いつも思うのですが、新しい時代を作るのは「新参者」だと思っています。
ここで言う新参者はお客様であり、他業種からの参入者だと思います。
ここまで言うと、自分自身を否定してしまうことになりますが、やはり否定すべきなんだと感じます。
要は否定後にどう行動していくか?だと思います。そして一度新参者に戻ってみること。

今、ウェディングも変化が始まり、今後はさらに加速化することでしょう。

そもそも変化するのはそれまでの形に「飽きた」から、「価値を感じない」から。  abitoはレンタル衣裳屋さんですから、衣裳に関してイノベーションを起していかねばなりません。
これまで白のドレスには白のグローブ・白のシューズを合わせることが当然であり、それ以外はありえないという時代が長く続いていました。要は当然のことを崩すことは異端であり、同業他社の目を気にしていたんだと思います。
でも時代は動いています。
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白のドレスにカラーのグローブ、黒のストローハットの組み合わせももはや奇抜でも異端でもありません。

しかしこれまでの形を否定するということでなく、新しい事を否定しないということです。
伝統の和婚はおすすめしていますし、今まで培われたものはそれだけ価値があるということですからね。
ただ価値観は多様化し、以前のように同じ枠組みだけでは時代に対応できません。そしてお客様に選ばれません。
多額の出費を伴なう結婚式において「選べる」という権利は絶対的に必要になってきます。そして「選ばれる」為には、どうすべきか考えなくてはなりません。

結婚式をもっと自由に。

つまらないものは買いませんし、見向きもされませんからね。
 

打掛美女になる3つのコツ

結婚式で和装、つまり白無垢や色打掛を着られる花嫁が最近かなり増えています。
ドレスとはまた違った魅力がありますし、お色直しにもよりメリハリが出ますよね~。

とは言え、現代において「和装」を着る機会って殆んどないですからわからないことばかりだと思います。

打掛姿をどうしたら美しく見せられるのか知りたいところですよね。
しかし前もって試すことも出来ませんし、だけど美しく見せたいのは当然のことだと思います。
そこで3つのことを試すだけで、より打掛姿が美しくなるコツを伝授しちゃいます

『猫背にならない』
日本人の七割の方が猫背だと言われています。
生活習慣の変化、またPCやスマホの使用などでどうしても猫背になりがちな時代です。でも打掛を着たときに意識して猫背にならないようにするだけで、かなり美しく見せることが出来るんですよ!
・着付けしていただく時から背筋を真っ直ぐにしてくださいね
  猫背のまま着付けされてしまうと、後で背筋を伸ばしにくくなります
・挙式時、披露宴時は疲れるとは思いますが、意識して背筋を伸ばしましょう

◆おすすめの猫背矯正法
殆んどの方が自分が猫背だと認識していないのではないでしょうか?
まずは自分が猫背であることを自覚することから始めましょう。
まず立った時に、貴女は足のどの部分に重心がかかっているでしょうか?多くの方が足の中心よりつま先寄りに重心が来ていると思います。これだと猫背になります。
かといって、かかとよりだと反った姿勢になり、これもあまり美しく見えません。

まずは鏡の前に横姿で立ってみて、「これが綺麗な姿勢」となった時に足のどの部分に重心が来ているかご確認下さい。
どこに重心をかければいいか知っていれば、鏡を見ずにどこででも綺麗な姿勢にすることが出来ます。※座っている時も同様ですね。

あごを引く
これは猫背も大いに関係しているのですが、どうしてもあごの位置が下目になってしまっていることが多いですよね。そうなると首が短く見えてしまいます。
和装姿は首が長く見えると、断然美しくなります。
これも猫背を解消することで、自ずと直ってくると思います。あごを引くだけで美しく見えるわけですから、是非お試し下さい。

ひとつひとつの動作を普段よりゆっくり目に
「手を動かす」「首を向ける」「瞬き」「立ち上がる」といった普段する動きも、打掛姿の時には気持ちゆっくり目にすることで美しく見えるものです。
打掛はすばやい動きをすることが考慮されていない衣装です。ちょっとゆっくり目にすることで「しなやかさ」を演出することが出来ます。

この他にも「手の指はなるべく付けるようにする」とか、「何かを手に取るときは上からではなく、下から」などありますが、まずは上記の三点を実行するだけで打掛姿がより美しく見えるはずです。
普段と違う行動はウッカリ忘れてしまったり、疲れたりするものですが「美しく」見せるためにも是非頑張って実践していただけたらと思います。

あなたの美しい打掛姿をゲストの方々にお披露目し、写真に永遠に残しましょうね

また後日、違う角度で美しい打掛姿の作り方をご紹介したいと思います。



 

婚礼衣裳を選ぶコツとは!?

結婚準備においての「衣裳選び」はもっとも楽しい事でもありますが、難しいものでもあります。普段では着ることのない衣裳ですからね。
でも一生に一度の晴れ舞台でもありますし、結婚式後に後悔だけはしたくないものです。

今日は「衣裳選びのコツ」を一つご紹介します。

憧れ続けたウェディングドレスや打掛をショップに見に行く時は、いろいろと不安を抱えたり、でもテンションが上がってたりといつもの自分とは違うことが多いものです。
でもそこは少し冷静になって、落ち着いた衣裳選びをされることをお勧めします。

例えば結婚式にはウェディングドレスとカラードレスをご希望しているとします。
殆んどの方が一度に二種類のドレスを試着されると思うんですよね。それはそれでOKです。
ただ、ウェディングドレスで3着、カラードレスで3着試着すると・・・・間違いなく疲れます。人間は疲れると思考も停滞し、通常の判断が出来ないことがあります。
和装も同じだと思います。

せっかく予約して、貴重なお休みを使っての衣裳選びですから、なるべく効率的にしたいのは当然のことです。
しかし、後悔しない為にも今回はウェディングドレスだけ、次回はカラードレス・・・といった感じに分けたほうがいいかもしれません。
二回目に、一回目で選んだドレスをもう一度試着し、再確認することも出来ますしね。

またウェディングドレスとカラードレスは同じドレスではありますが、やはりテイストが違います。「白はカワイイ系にしたから、カラーはスタイリッシュ系で」と分ける方もいらっしゃいますが、例えテイストが被っていてもまずは目で見て気になるものをご試着されるのもいいかもしれません。

よく「披露宴会場の雰囲気に合うものを選びたい」とのお言葉を聞きますが、ある意味正解なのですが、それを念頭に置き過ぎると衣裳も制限されるので、まずはお好きなものをご試着されたほうがいいのではないでしょうか?

最後にですが・・・ここまで書いておいてなんですが、数多く試着しすぎて、結局どの衣裳がいいかわからなくなってしまうお客様をこれまで何度も見てきました。
見学はともかく、試着はある程度絞ったほうがいいかもしれません。それでもやっぱり気に入るものがない時に、追加の試着をされることをおすすめします。

とにかく、「衣裳選び」も結婚式の一部です。
焦らずじっくりと、試着を楽しみ、「これ!」というドレスや和装にめぐり合って下さいね!!!
 

ある花嫁の悩み ~かつらか洋髪か?~

abitoで衣裳をレンタルして頂き、結婚式当日まであとわずかのお客様。

先日、ヘアメイクリハーサルのためドレスの付属品をお貸しし、それをご返却いただいたときのことです。
こちらのお客様は「白無垢」⇒「色打掛」⇒「カラードレス」と、当日は三着衣裳を着るご予定になっています。ドレスに関しては何もないのですが、白無垢と色打掛をご着用するに当たって、ある悩みをお持ちです。

それは和装着用のとき、「かつら」にするか「洋髪」にするか、とても迷っているとのこと。
この日、結婚式場でかつらを試しに被って鏡を見たら「ちょっと似合わないかも・・・」と感じられたそうです。
『洋服を着てかつらを合わせたら違和感を感じてしまうことは多いですよ 』と申し上げました。やはり和装を着てでないと、実際の感じは掴みにくいものですからね。


もしかしたらかつらがイヤなのかな?とも思いましたが、そうでもなさそうです。

かつらを使うことはご両親のご希望ということもあり、至って前向きなのですが、和装を二着お召しになる事もあり、洋髪も捨てがたいとのこと。
わかります!どうせなら両方楽しみたいですものね。

そこで「白無垢でかつら、色打掛で洋髪にすれば両方叶いますね!」と申し上げました。
結婚式場さんにしてみれば、「そんなに簡単に言わないでよ。お色直しに許される時間は限られているんだから。」・・・ってところでしょうか?ごめんなさいね。

でもですね、私は結婚式場さんの為にこの仕事をしているわけではありません。もちろんお客様の為です。
だから結婚式場さんの諸事情もあると思いますが、こちらのお客様の為だけを思って申し上げただけです。

一生に一度の結婚式、しかも普段の生活では考えられないような莫大な費用が掛かっているわけです。可能か不可能かは別にして、やりたい事は何でも口にすべきだと思います。
その中で取捨選択し、ご自分で納得できる結婚式にしていけばいいのですから。

ただ単に「できません」と言うことなく、お客様のご希望を叶えるのは本当に不可能なのか?どうすれば叶えることができるのか?をプランナーさんは考えてくれるはずですから。

マイホーム・自動車購入と並んで、結婚式は一生のうちの大きなお買い物です。
家を買うとき、予算に応じた要求は当然しますよね?
車を買うとき、ディーラーさんのおすすめする色でなく、好きな色を選びますよね?
結婚式も同じではないでしょうか。

白無垢でかつらにし、色打掛へのお色直し時にカラードレスへのお色直しを想定した洋髪にすることで、多少なりとも時間の短縮は可能だと思います。とはいえ、結婚式はライブと同じで「生」です。
当日どんなハプニングがあるかワカリマセンし、時間とニラメッコしなければならないのもまた事実・・・。お色直しでゲストの方々をお待たせしすぎるのも考え物です。

それでもプランナーさんにご自分の想いをぶつけるべきだと思います。もし無理だとしても、「やっぱり一度無理を承知でお願いしてみればよかった・・・」なんていう後悔がないように。

燻った気持ちのまま迎えるのではなく、納得した気持ちで迎えたいものですよね。結婚式だけでなく、いろんなことも。

それにはまず「口にすること」、そしてコミュニケーションを図ることだと思います。その権利は当然ありますし、使わないともったいないですからね!!!!


 

個人的好きなホテルベスト3

日本には素敵なホテルがたくさんありますが、個人的に好きなホテルは3つあります。

甲乙付けがたいのですが、敢えてランキングするならこうですかね。

第一位 日光金谷ホテル
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1873年創業の日本の最古のホテルです。
栃木県民としてはここを一番にしないわけにはいけませんが、仕事でよく伺うこともあり、
個人的に親しみを感じています。

第二位 草津ホテル
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1913年創業のこちらも老舗ホテルです。
第三位との差は実際に宿泊したことがあるからです。

第三位 富士屋ホテル
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こちらも創業は古く、1878年の創業です。
敷地内に入ったこともありませんが、以前に箱根に行った時にたまたま前を通りかかり、この存在感に感動しました。

この三つのホテルの共通点は歴史があり、外観が和風であること。にもかかわらず「ホテル」だというギャップにやられます。

ホテルに何を求めるかにもよると思うのですが、出張でなく、旅行であれば私は「見ていて楽しいホテル」を選びます。
この3つのホテルのような外観を現在作ろうとしたら、莫大な費用がかかりますし、経年変化による味わい、そして建築様式などみてるだけでワクワクします。

確かに都心に有る一流ホテルも素敵ですが、個人的には完全アウェイな感じを受けてしまうんですよね。そして落ち着かない・・・。

でもこういった外観のホテルも一流ですし、高級なんですが何故か落ち着くんです。
こんな感覚が現在のabitoの仕事に活かせているのかなとも感じています。

この三つのホテルでの結婚式はさぞ素敵なんだろうな~と思います。もし今年結婚式をするならこの三つのホテルから選びますね、費用次第ですがwww

明日は私のはとこの結婚式です。
会場は何と富士屋ホテル!!! さすが我がはとこ 血は争えないですね。
新郎は栃木、新婦は石川出身なので、中間を取って????こちらにしたそうですが、ちょうど箱根は何かとニュースで騒がれていますよね。何もないとは思いますが、十分に気をつけて素敵な結婚式して欲しいです。

ちなみに・・・
私は呼ばれていません、って言うかこのはとこと話すどころか会ったこともございません
おばあ様やお母様とはとっても仲がいいんですけどね。

まぁそれでも「はとこ」は「はとこ」。
どんな顔をしているかさえ知りませんが、素敵な結婚式になる事を祈っています。