abitoのこと

これからはZ世代を意識

おそらく、現時点ではabitoのウェブサイトはZ世代に響かないものとなっています。

そして長らく続けてきたブログもその世代には無用の長物になるのかもしれません。


ただ今、振袖ロケーション撮影の専門サイトを構築中です。
まだファーストページの段階でしかありませんが、そこからの展開をどうするかを調査するにあたり、様々なご意見をいただいたり、参考サイトを見まくっています。

そして当店なりに答え?方向性?を見出す事が出来ました。

abitoでは振袖や卒業袴など、それこそ現役Z世代を対象とした衣裳を取り扱っているのでいい機会となりました。
これまでもウェブサイトには力を注いできましたが、今後は考え方を変えていかないと取り残されるんだろうなと感じます。例え対象がZ世代ではない業種にしても同じじゃないかと考えます。

なぜなら「探し方」「調べ方」が変わるわけですから「選び方」も変わってくるでしょう。

ちょっと前まではスタッフを積極的に出すことで「親近感」「安心感」を提供すべきと言われていましたが、Z世代は気にしない・・・というか、もしかしたら全くの逆効果になるんじゃないかと。そういうの求めていないんですよね。ある意味、「現実的」というか「直感的」というか、これまでのknow-howでは太刀打ちできない全く新しい世代なのかもしれません。

しかし今に始まったことではありませんよね、ニュージュネレーションの出現は。

団塊世代⇒しらけ世代⇒新人類世代⇒バブル世代⇒団塊ジュニア世代⇒ミレニアル世代⇒ゆとり世代⇒さとり世代・・・・そしてZ世代。昭和も平成も令和も、いつの時代も新しい世代が誕生すると言うことは、正常なことなんでしょう。要は新しい世代にどのように向き合い、その特徴を理解するかですね。

でもやっぱり難しいものです。

お客様のご協力の下、ウェブサイトとSNS運営が成り立っています

レンタル衣裳、及び撮影を行う当店にとって、ウェブサイトやSNSの運営はある意味根幹ともいえます。

「百聞は一見に如かず」の通り、どんな衣裳があるのか?どんな撮影が出来るのか?・・・当店の殆んどの業務に関していえば、言葉で表現するより画象をみていただく事が何より理解できますし、安心にも繋がります。

そこで不可欠になるのがコンテンツごとの画象です。

例えばロケーションフォトウェディングの場合はこんな画象ですね。
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この画象一つでいろんな事が見えてきます。
・和装を取り扱っている
・ヘアメイク、お着付けもしてもらえる
・外での撮影をしている
・雰囲気のある場所を知っている

七五三なら・・・
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・スタジオ撮影もできそう
・白ベースのスタジオがある
・三歳の祝着も取り揃えている

まぁそんな感じですかね。

当店のウェブサイト、及びインスタなどのSNSに掲載されいている画象は全て実際のお客様方です。
ヘアメイクもお着付けも、もちろん撮影もいつものメンバーが行っています。何が言いたいかというと【手配したモデルさんではない】【その画象の為に特別なことはしていない】ということです。

もちろん画象の使用に際しましては、お客様のご了解を得ております。なかにはNGの場合もありますので、こちらに関しましては抜かりなく行っておりますのでご安心下さい。

この業界においてはウェブサイトの見栄えを良くするため、プロのモデルを呼んで通常では行っていない撮影やヘアメイクを施す場合があります。ハーフのモデルさんはその典型的なものではないでしょうか?
ハッキリと申し上げておきますが、批判しているつもりは毛頭ございません。どっちが正解で不正解なんて誰にもわかりませんから。

ただ当店の考えとしましては、当店のウェブサイトを見て撮影をご希望されたお客様に対して、同様のクオリティーのサービスをご提供したいと思っています。そのため、特別なモデル撮影をせず、等身大のabitoをお見せすることが何より大切だと考えています。

いつでも、どなたにでもご提供できることが信用や信頼に繋がるからです。

そのため、当店の画象は全てお客様のものを使用しております。ご協力頂いているお客様方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

こういった事を知ると、abitoのウェブサイトやSNSを見る目もちょっとは違ってくるのではないでしょうか?さぁ今すぐ見返してみましょう(笑)

「ソラノシタ by abito」でロケーション撮影をブランディングします

10年前、ほぼ県内では行われていなかったロケーション撮影(ウェディング)をabitoは始めました。

世間的にもまだまだ認知されておらず、年に数組だけの撮影でしたので心が折れそうになったこともありましたが、年月の経過と共に時代が追いついてきてくれるようになりました。そして現在では前撮り、写真だけの結婚式の選択肢となっていますよね。

そして5年ほど前より、今度は振袖と七五三のロケーション撮影を手がけようと注力してきました。
やはりこちらもなかなか芽が出ずにいましたが、ようやく時代が追いついてきてくれたようです。昨年あたりからしっかりとして手ごたえを感じつつあります。

そこで婚礼のロケーションフォトと切り離し、振袖と七五三のロケーション撮影を「ソラノシタ by abito」としてブランディングしていく事となりました。近々専門サイトも立ち上げる予定です。
そしてまだたたき台の段階ではありますが、ロゴマークの製作にも取り組んでいます。

ソラノシタ

「ソラノシタ」はそのまま「空の下」を意味し、デザインもシンプルにする予定です。

専門サイトはまずは振袖、いわゆる成人式の前撮りから始めていきます。なぜロゴ、そして専門サイト完成前にこういった情報をリリースするかというと、ある意味「決意表明」なのかもしれません。こうでもしないとダラダラとしてしまう性分なので、まずは「宣言する」ですかね。

また振袖のロケーション撮影ではabitoのオリジナルプランがあります。
ロケ地、撮影の流れなどabito独自で生み出したものばかり。現時点でこのコンテンツは当店だけでしかリリースしておらず、そのオリジナリティーを県内において先行させていきたい想いもあります。

どの場所でどのような撮影をするのかを創造し、具現化することは一つの作品であると考えています。
もしかしたら模倣されたり、追随される事があるかもしれません。でもそれは「コピー」にすぎず、そこには哲学も理念もないはずです。「先行者利益」という言葉があるように、生み出した者のみが本質をもっている事をお知らせする為にもこうして宣言することにしました。

何事も「生み出す」ために、相当の時間と労力を費やしています。
それを同じ商圏で簡単に模倣されてはたまりませんので、抑止力となって欲しい願いも込めてブログで先行お知らせ致しました。

現在、企画が進行中です。ロゴの完成、サイトがアップされましたら改めてお知らせ致します。

レンタル衣裳返却棚が好評です

当店においてはご利用頂いた貸衣装は前日にお渡しし、当日にご着用→翌日ご返却の二泊三日が基本となります。

例えば土曜日にご着用の場合、金曜日にお渡しし、日曜日にご返却頂くこととなります。この場合、日曜がお休みという方がやはり多いので問題はほぼありません。しかし日曜日にご着用された場合は月曜日がご返却日となるため、お仕事の勤務時間によっては難しい場合が少なくありません。

このようなこともある為、当店ではレンタル衣裳の返却用の棚を設けております。

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返却棚は店舗入り口の右側に設置しています。

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わかり易いでしょ?

結構好評なんですよね。
当店の営業時間外、定休日でもご返却できるので、何かとお忙しいお客様でも安心ですからね。中には絶賛営業中でもこちらに置いてお帰りになる方もいらっしゃいます。

時間外や定休日でも定期的に確認し、置いてあれば回収していますので心配せずにこちらへご返却下さい。ちなみに軒下に位置しておりますので、雨が降っても問題ございません。

3月26日は臨時休業になるかもしれません

令和5年3月26日は臨時休業になるかもしれません。

「なるかもしれません」というのは現時点では・・・というより前日まで確定できないからです。お天気が良ければ臨時休業となりますし、雨天の場合は通常営業となります。

全て3月の気温が高いのせいなんです。


ご存知の通り、今年は桜の開花と満開の時期が例年に比べ10日ほど早くなっております。
もともと4月4日に予定していた桜ロケーションフォトは今の状況であれば、その日には桜は葉桜となっているはず。そこでお客様と相談の上、予定日をぐっと前倒ししたのが3月26日です。

それに加え、既にスタジオ撮影が立て込んでおり、桜ロケも同日に行うえとなるとスタッフが分散してしまい、とても店舗営業を行う事が出来ません。なので現時点では3月26日のご来店予約の受付けはしておりませんので、予めご了承下さいますようお願い致します。

ほんの数年前まで、宇都宮の桜満開の時期といえば4月の上旬だったんですけどね。
地球温暖化のせいなのか、はたまた地球の温暖化サイクルによるものかはわかりませんが、10年後には「3月上旬に桜満開!」なんて事もあるんのかもしれませんね。これはこれで恐ろしいですが・・・。

ようやく春になったばかりですが、今年の夏が酷暑にならない事を願うばかりです。

卒業旅行はUSA

3月に入り、今年も卒業式シーズンに突入致しました。

衣裳のレンタル、及びお支度(ヘアメイク&お着付け)で連日多くのお客様をお迎えしています。現時点ではありますが、コロナの状況も落ち着き、マスクを外す選択も出てきているようです。昨年、一昨年と比べると劇的な変化ですよね。

卒業といえば「卒業旅行」を思い浮かべるのですが、今年はその辺りはどうなんでしょうね?

数十年前、私も卒業旅行をした口です。

行き先はUSA・・・アメリカ本土でした。
二人で旅したのですが、ツアーではなく全て自分たちで手配しました(費用の問題)。

まず向かったのはNY。
直行便になんてとても乗れなかったので、サンフランシスコからは2回トランジット。JFK空港ではなく、ラガーディア空港着でした。トランジットや大雪で合った事も有り、東京の自宅からNYのホテルに到着するまでにかかった時間は30時間でした(笑)。
ホテルはもちろん安宿で、シャワーも水に近い温度の物しかでていませんでしたね。

line_oa_chat_230303_150202自由の女神を望むバッテリーパークにて

次に向かったのはグランドキャニオン
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ラスベガス空港からレンタカーでグランドキャニオンへ向かいました。めちゃめちゃ良かったです。
初めての右車線走行ということもあり、対向車に乗る悪そうな人から中指を立てられたり、調子こいて高速走行していたら、いつの間にか5台くらいのパトカーに囲まれて、ホールドアップさせられたり・・・。ちなみに罰金は200ドルでした。

次に向かったのはロスアンジェルス。

line_oa_chat_230303_150206道中数時間の間にすれ違った車は1~2台という、アメリカの広大さを感じました。危険なので真似などなさらずに・・・。

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アメフトファンにはたまらないローズボウルでかっこつけて。

およそ3週間ほどまさに「旅」をし、学生生活最後の花火を打ち上げる事が出来ました。
NY後は宿泊先もその日に探したり、食事代を削る為にスーパーでパンだけ買って食べたりと決して金銭的余裕のある旅ではありませんでしたが、だからこそ今になっても様々な事を鮮明に覚えているのでしょうね。

若いから、大学生という時間的余裕が有り、世の中の怖さを知らなかったから出来た旅だったのかもしれません。

この時代は今と違ってパンデミックもなく、真逆の超円高だったので家族に心配掛けることなく、僅かな資金で済ませる事が出来ました。コロナ渦の出口が見えてきたとは言え、おそらく私のような卒業旅行をされる方は少ない事と思います。

でも海外が良いわけでもなく、長く行く事が全てではありません。
「若いから」「学生だから」できる旅行・・・旅行でなくてもいいんですが経験をする事が大切だと思います。社会に出たら二度とはできないこと、今しか出来ない事をしておくことは、未来の自分への贈り物に必ずなります。

学生時代に別れを告げ、社会人生活を迎えるための活力として必要・・・と個人的には思います。信じています。

もちろんどうされるかはご本人次第ですが、人生の糧になることは間違いありません。ただ命を危険に晒したり、人さまに迷惑をかけるような計画や行動は学生最期であったとしても許されるものではありませんので、お間違いなく!

資料請求にはご対応しておりません

カタログやパンフレットなどの「資料請求」のお問い合わせが最近多くなっています。

一時期、といっても5年以上も前ですが、そういったご要望にお応えすべく、パンフレットなども用意していました。しかし現在はカタログ、パンフレット等は一切ご用意しておらず、ご対応することができません。

理由はいくつかあります。

理由その1「ウェブサイトをメインにしているから」

当店はウェブサイトを重視しており、この業界においてはかなりの高頻度で更新をしています。
今やペーパーレスが叫ばれる時代です。それに加え、資料請求が増えたといっても全体からすると極僅かですので、当店のウェブサイトをご覧いただき、ご興味がありましたらご来店頂きたいと思います。

理由その2「出来上がった瞬間に古くなる」

パンフレット等を作成するのには時間も手間も費用もかかります。
しかもようやく作り上げたパンフレットもその瞬間から、時間を経るごとに古くなってしまうというのが私の考えです。衣裳はもちろんのこと、ヘアスタイル、メイクなども以前に比べ、流行のサイクルが短くなっていますよね。
そんなパンフレットをご覧いただくのは逆効果であり、すごく嫌です。

理由その3「パンフレットでは全然伝える事が出来ない」

限られたページ数では当店が伝えたいこと、お知らせしたいことをお届けするのは全くもって難しいと思っています。
やはり実際にご来店いただき、私達自身を知って頂き、思いを伝えることこそが何より大切だと思っています。ご来店が難しいのであればLINEでもご対応させて頂いています。
つまりお客様と繋がりをもって、直接やり取りをさせていただくことが一番だと考えています。パンフレットでは無理なんです。

理由その4「これまでの経験から・・・」

以前、某結婚情報誌に出稿していた時に相当数の資料請求のご連絡をいただきました。
お名前、住所、お客様へのメッセージを書き、パンフレット(製作にも費用と労力が・・・)をお入れし、切手を貼ってポストへ投函。後はお客様の反応をお待ちするしかありませんでしたが、統計的に効果がなかったと判断した経験があります。

やはり本気の方は資料請求はせず、直接ご来店くださると感じています。

以上、4つの理由から現在は資料請求へのご対応はして下りません。

そういったご要望には「お応えしたい」という気持ちはあるものの、費用対効果や当店のモットーから判断すると難しいですね。
毎回「ご用意がございません」とお断りを入れるのは辛いのですが、ご理解頂けると幸いです。

今年で創業37年

弊社の先代が昭和61年(1986年)に創業して今年で37年。

確か、30周年の時は「創業際」と称して、様々な取り組みをした記億があります。「記憶がある」という曖昧な表現をしたその訳は、ほぼほぼ空回りしただけで終わってしまったから。結局、自分達で勝手に盛り上がっただけで、お客様方には響くことはありませんでした。

もしそうでなければ35周年祭も行ったでしょうし、迎える40周年にも何かしら企画をしたかもしれません。(つまり40周年を記念したイベントは現時点では全く考えていません)。

 

おそらく日常的に、老若男女わけ隔てなくご利用頂く業種であれば違ったのかもしれませんが、「貸衣装」や「記念撮影」等においては、「35周年祭開催しているから貸衣装をレンタルしよう!記念写真を撮ろう!」とはならないんですよね。必要とされる方、されない方がハッキリとしていますし、誰しも必ずご利用くださるサービスではありませんからね。まぁ告知、宣伝が下手くそだったといえなくもないのですが・・・。

さてみなさんも聞いた事があるであろう「企業生存率」。
5年で15%、10年で6%、20年で0.3%、そして30年となると0.02%とのこと。つまり起業して30周年を迎える事が出来るのは1万のうち2社だけということになります。かなりの狭き門、激高のハードルといえます。

そんな門をくぐり、ハードルを弊社が越えることが出来たのは、やはり様々な「運」に恵まれたからだと思います。もちろん創業者である先代やこれまで弊社で従事してくださったスタッフの方々の努力、関係各所のご助力の賜物であることは間違いないのですが、それでも「運」があってこそだと考えます。

そんな30年という区切りを7年も過ぎようとしているのは、大変ありがたいと思う他ございません。
これまでもバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナ渦、そしてウクライナショックと自分達ではコントロール不能な出来事が起こりましたが、何とかやってきました。今後も何か起こるでしょうし、どうなるかわかりません。

懸命に仕事に従事し、努力を重ねていくかと思いますが、これまで同様に「運」に恵まれる事を願って止みません。

ま、何とかなるでしょうし、なんとかします!

レンタル振袖を格上げしました

abitoには1階フロアと2階フロアがあります。

これまで2階フロアはウェディング専門フロアとして、ドレスや打掛のお客様をご案内してきました。一方、1階フロアは季節物の衣裳(振袖・卒業袴・七五三等)と区分けしてきました。

2階フロアは広く、床もブラウン調と白ベースの1階フロアと比べると豪華な雰囲気。だからこそウェディング専門としてきましたが、心機一転で模様替えしました。

婚礼和装(白無垢・色打掛)はそのままにドレスを一階に下げ、替わって振袖を2階へ上げました。要は振袖の格上げとなります。留袖やモーニングも2階なので、これでabitoの需要ベスト3は全て2階で展開する形となりました。

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これまでウェディングドレスを入れていたケースに振袖が・・・。
振袖もこれまで以上により良く見栄えしますし、日焼けや埃などの悩みもすっきり解消です。

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お勧め振袖もさらに素敵に展示できるようになりました。

これで2階フロアはまさに和装のフロアとなり、統一感が生まれ、相乗効果が期待できると思っています。

やはり振袖は貸衣装の中でも特別なものの一つですから、ご見学やご試着の時間も特別なものとして頂きたい想いが今回の格上げに繋がりました。ここ数年、レンタルはもちろんのこと、ロケーション撮影など振袖のご要望が多くなってきており、当店としましてもより力を注いでいく所存です。


色打掛、黒留袖、そして振袖が展示されている2階フロアはまさに和の世界。
毎日のように衣裳を目にしてきた我々ですが、この雰囲気にわくわく感が止まりません。ぜひ当店にお越しの際はこの雰囲気を思う存分味わって頂けたらと思います。

安物買いの銭失い

「ことわざ」って真理の場合が多いですよね。

世の中は常に変化していますが、真理って百年前も現在もそうたいして変わることはありません。人々が生きていく中で気付いた、あるいは感じたことが諺となって、代々受け継がれてきたわけです。

もし真理でなかったら現代に伝わってないですからね。

そんなことわざのひとつに「安物買いの銭失い」というものがあります。


概ねの意味は【安物はすぐ壊れたり、品質が悪かったりで買い替えなければならなくなり、返って損をする」といったところでしょうか。同様のことわざは次のようなことわざもあります。

・安かろう悪かろう
・高い安いは品による
・安いものは高いもの

遥か昔から、数え切れないほどの先人が安物買いで後悔してきたのでしょうね。もちろんどの時代にも例外はあったのでしょうけど、それは極僅か。このことわざが今でも残っているということは、逆説的にはなりますが繰り返され続けていると言えます。

例えば家賃。
人気のエリア、築年数も新しく、駅からも近い好物件。
普通なら20万円が当たり前の物件が10万円だとしたら皆さんはどう感じますか?
「安い!」
「掘り出し物!」
とそんな声がある一方で、「返ってやばそう」「安すぎる!」「特別な事情があるはず」と思う方もいるんです。

このような場合、よく聞くのが「事故物件」であるということ。安さに飛びつき、家賃が安く済んだのはいいけど夜が怖い・・・安らぐはずの住まいに帰りたくなるなんてイヤですよね。しかも契約は2年という恐ろしさ・・・・。

これが日用品のような簡単に替えが効くものならまだマシです。
これが住宅や自動車のような高額のものだったり、一生に一度のことだったら後悔どころじゃないですよね。ま、「高いから安心」ということもないので難しいところでもあります。

個人的には何かと物価が上がっている今、逆に理由をつけて「安さ」を売りにしている会社やお店、商品は信用できません。
「何か裏があるんじゃないか・・・・」
「このお店大丈夫?」
そんなことしか思いつかなくなってしまいます。

やはり自分のところの商品は自信をもって値付けし、安易にディスカウントすべきではないと思います。短期的にみればメリットはあるのでしょうが、長期的にみれば間違いなくお店や商品の価値をおとすこととなるでしょう。海外の有名ブランドが、時代や流行に捉われず支持され続けている理由の一つに「値下げしない」ということも含まれているはずですからね。

当店はプランや商品を自信をもって価格設定しています。
もちろん安いお店に流れてしまう方もいらっしゃいますが「縁がなかった」と思うことにして、お選びくださった方に出来るだけのことをすることだけを考えるようにしています。