abitoのこと

「仮予約」を利用して、賢く衣裳選び!

ウェディング、成人式、七五三、卒業式などは大切な人生の節目ですので、着る衣裳
は簡単に選べません。出来ればじっくり考えたいというのが本音ではないでしょうか?
だけど人気の衣裳は迷っているうちに他に予約が入ってしまい、諦めざるを得ないこと
になることも!!

特に成人式は一年に一度きりの行事です。
他の方が予約してしまうと同じ衣裳は着ることができません。でも少しぐらいは悩んだり、
検討する時間が欲しいですよね?

そんな方々のために当店には「仮予約」というシステムがあります。
正式に予約するのではなく、一定期間衣裳をキープするというシステムです。予約金も
不要ですし、もしキャンセルされてもキャンセル料も不要です。
なにより「悩める時間」を確保できるのが嬉しいですよね。

「一生に一度のことだからこそ真剣に悩みたい 」
これは不変の真理だと思います。

この仮予約というシステムはお客様の「安心」を確保するものだと考えています。
とりあえず気に入った衣裳を一定期間確保しつつ、他の衣装も検討できるので
余裕を持って衣裳選びが出来るというものです。

多分、他店様にもこのシステムがあるので上手に利用して、賢く衣裳選びをされて
みてはいかがでしょうか?ただし、仮予約の条件は店舗によって様々ですのでよく
お話を伺ってからのご利用をおすすめ致します。
 

ご自宅お届けサービスをご利用下さい

当店でお決めくださった貸衣裳はご利用される日の前日、または前々日のお渡し
となっています。※状況によってはそれ以前のお渡しも可能です。
衣裳のお渡しには3つ方法があります。

①店舗にてお届け
②郵送でのお届け
③ご自宅へのお届け


①の場合はその多くが当店から距離的に近いところにお住まいのお客様です。また
お仕事をされていて、留守にしがちの方も当店まで取りに来てくださります。

②の場合は衣裳を県外で利用されるお客様が郵送をご希望されます。特に電車など
の公共機関で遠方に行かれる方は荷物になるので郵送が多いですね。

そしてお客様に喜ばれているのが③のご自宅へのお届けです。 
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 abito号でお届けしています!

お届けの日時もご指定いただけます!もちろんご自宅だけでなく着付をされる
美容室などにもお届け可能です。 そして衣裳の引き取りもご自宅にお伺いして
います。
一応配達範囲はございますが、県内は殆んどのエリアが配達可能です。

ご自宅に伺う仕事って意外と楽しいんです。
初めて行く場所って新鮮で、「あ、こんなお店がある!」とか「懐かしい~」って感じ
られますし、お客様のご自宅に伺わせていただけるということはある意味「信頼」
されていることですからね。嬉しい限りです。

衣裳を選びに一度はご来店いただかなくてはなりませんが、次はこちらからお伺い
出来ます。
【お忙しい方】【運転が苦手な方】【ご年配の方】【家から離れることが難しい方】
【体調が思わしくない方】
などにこのサービスをご利用いただいています。

留袖・モーニング・喪服・礼服でのご利用が多いですが、振袖や卒業袴、それ以外の
衣裳もお届け致しますので是非ご利用下さい。

創業以来続けている隠れた?サービスのお知らせでした。 

節目の衣裳で幸せの螺旋を!

3月は卒業式シーズン。
ここ2週間は卒業袴のお支度で連日、朝4時出勤が続いています。

学生さんはもちろんなのですが、保護者の方々、そして先生方のお支度で
忙しくさせていただいています。
卒業式をそれぞれ違うお立場で迎えるわけですが、皆様とても幸せな表情で
いらっしゃるのがとても印象的です。

学生の皆様は社会人としてのデビューを飾るわけですが、希望に満ち溢れて
います。ご両親はお子様を「育て上げた」という達成感と共に、息子娘が学生で
なくなり、独り立ちしていく寂しさなどもお感じのことでしょう。
先生方は巣立っていく教え子の未来に幸あれと思いながらも、寂しさも混在する
という複雑な胸中であることでしょう。

どのお立場にしても卒業式を境に変化を受け入れて、新たなる人生が始まります。

私達はそんな大切な節目に「衣裳」を通して関わらせていただいています。

衣裳はその節目を表すものかもしれません。
ドレスや打掛姿を見れば「お嫁さん」
振袖姿を見れば「成人式」
袴姿を見れば「卒業式」

誰もがその衣裳姿を見るだけで容易にどんな立場なのか理解できます。これって
当然のことではありますが、実はすごい事ではないでしょうか。

これだけ多岐にわたる節目の衣裳がある国は日本以外にあるのかな?って思い
ます。しかもそれぞれ華やかで美しく、そしてどんな節目であるのかひと目でわか
ってもらえる!便利ですね~。

和装(着物)は日本固有の衣裳とは言え、現在では普段着ることは殆んどありま
せん。たまに着物姿をふと見かけるとついつい目がいきませんか?
そしてちょっと幸せな気持ちになりますよね。

節目の衣裳は着る方だけでなく、ご家族ご友人はもちろん、ふと見かけた人でさえ
幸せな気持ちにしてしまう不思議な力があるんです。
誰かの婚礼衣裳姿、振袖姿、袴姿を見て幸せな気持ちになったことがあると思い
ます。
次はあなたがお返しする番です。
そして貴女の衣裳姿を見た方が幸せのお返しをしていくという螺旋が、日本の伝統
文化を作り上げてきました。

そんな幸せの螺旋のお手伝いが我々の仕事です。もしかしたら使命なのかもしれ
ません。

「おめでとうございます」
この一言を繰り返しお客様に言える贅沢な仕事をさせていただいています。お返し
にいただく「ありがとう」の一言が何よりの報酬です。

さて眠気に負けずに本日も頑張ります!
 

先祖代々のご家紋で和装を!

紋付袴・留袖・喪服など和装の正礼装には家紋が入っています。
ご自分で作られたお着物にはもちろんご家族の家紋をお入れするのが当然です
が、さて貸衣裳の着物の家紋はどうなっているのでしょう。

当店の衣裳はこうなっています。
 まずは留袖。
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 こちらの紋は【丸ニ五三桐】
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こちらは【丸ニ三ツ柏】

一方、紋付羽織はこうです。
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 【丸ニ鷹ノ羽】

このように予め家紋を入れております。どうしてこれらの紋にしてあるかは・・・定か
ではないのですが、創業以来この3つがメインとなっています。
考えられるのはまずは「見た目」だと思います。
特に【丸ニ鷹ノ羽】は男性らしいイメージが強い為取り入れたのではないかと想像
しています。

とは言え、家紋はご家族によって違います。

「うちは【丸ニ四方木瓜】だから、この家紋じゃちょっと・・・」というお客様もいらっしゃ
います。ご本人にとってはとても大切な、そして愛着ある家紋ですから、大切な節目
には正式な家紋入りの着物が着たいですよね。

そんな方々にはこちらをおすすめしています。
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貼り付け紋、通称「貼り紋」です。

読んで字の如く「貼れる紋」です。
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 裏側はこのようなシールになっていて、元々の家紋の上から貼るだけです。
ですからどんなレアな家紋でも作れてしまうのでとっても便利です。
※しかし半永久的ではなく、単発での利用となります。

ところで皆さんはご自分の家族の家紋ってご存知ですか?
「見ればわかるけど名称までは・・・」
「確か【三ツ巴】だったような・・・」
このような方は意外に多いんです。

家紋は結構複雑で、同じように見えても細部が違ったりするもの。でもそれぞれに
名称があるので、見た目で覚えるのではなく、必ず正式名称で覚えてください!
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三ツ巴という家紋を例にとると、このように「右回り」「左回り」があり、「丸」が付く場合
もあります。同じように見えても全く違う家紋なんです。

家紋がなんだか全くわからない!という方は、まずは年配のご親戚にお聞きすると
良いと思います。また先祖代々のお墓、または仏壇に家紋が入れてあることって多い
ので、それを元に調べてみるのも一つの手です。

ちなみに当店にはこんなものがあります。
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紋帳とよばれるいわば家紋のカタログみたいなものです。
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全ての家紋が掲載されているわけではありませんが、95%くらいの家紋は
調べられます。

当店で貼り紋をご希望される方は安心してご相談くださいね!

家紋は代々受け継がれてきた「姓」と同様に、とても大切な家族のアイコンです。
若いうちはともかく、大人の方はご自分の家紋を知っておくべきだと考えます。家紋
の系譜、歴史をたどると、意外な真実に出会うかもしれませんよ~。

ぜひ今すぐお調べ下さい!(笑) 

お急ぎで必要とする衣裳はこちら

基本的に貸衣裳というものは、前もって予定があり、それに合わせて用意するもの
が殆んど。ですが一部「予定外」のことで必要となる衣裳があります。
それがこちらの衣裳
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お葬式に着用する喪服です。
あって欲しくないことではありますが、突然の別れもあります。この時必要な衣装
となります。
男性だと黒の礼服。
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また女性の洋服の喪服もあります。
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お葬式は予め予定で行われるものではありません。
喪服をお持ちの方でも突然ことで、どこにしまってあるか忘れてしまう方も少なく
ありません。
また体型の変化でお持ちの衣裳のサイズが合わなくなってしまったり、遠方での
ご葬儀で現地調達する方々もいらっしゃいます。

当店では創業から変わることなく、この喪服を取り扱っています。
本当に必要な時、必要な物をスムーズにご提供することこそビジネスの基本です
よね。
つい最近まで弊社のウェブサイトには「喪服」に関しては一切掲載していませんで
した。結婚式や成人式などをお祝いの衣裳を扱っているのに、真逆の「喪」の衣裳
を掲載することに抵抗があったためです。

でも「葬儀」も故人にとって、そしてご家族さまにとっては結婚式と同じくらいの大切
な儀式です。しかも喪服は急を要し、必要不可欠な衣裳です。
自分達だけで考える「抵抗」など些細なことだと気付き、昨年より情報を掲載して
います。
最近はご利用いただくことが多くなりましたが、その殆んどのお客様がウェブサイト
を見てのご来店です。知っている限りでは県内の貸衣裳店で「喪服」の情報を掲載
しているのは当店だけです。

もちろん喪服をお貸しして代金を頂いているので「商売」ではありますが、人様の
お役に立っていると自負しています。

お葬式は人によってはネガティブに捉えられますが、人間は皆いつかは死にます。
決して「縁起が良い」ものではありませんが、なくてはならないものでもあります。

ですからこれからもしっかりと「喪服」の情報を発信していきます! 

歌う海賊団ッ!の船長ご来店

小さなお子様、そしてご両親に元気を与え続けているライブパフォーマンス
チーム「歌う海賊団ッ!」は 全国レベルで人気であり、熱狂的なファンもたく
さんいらっしゃいます。

先日、この歌う海賊団ッ!のリーダーであり、船長であり、ヴォーカルのキャプテン
うっちゃるさんが当店にご来店しました。秘密の撮影を当フォトスタジオで行った
んですよ~。
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 船長は圧倒的存在感を漂わせていますが、実に丁寧な方でしかも
気さく!!!・・・って、実は私、船長とは数十年以来の顔見知りなんです。

だって後輩ですもの。

時折顔を合わせることもあるのですが、船長の姿でこんな間近でお会いするのは
初めてだったので、まるで別人感覚。不思議な感じでした!

子供とご両親に元気と思いやりを与えたい、そして何より笑顔になってもらいたい!!!
そういう思いで全国を駆け巡り、そして多くの親子を笑顔に、そして元気にしている
船長は本当に凄いと思います。

カメラマンがカメラを向けると・・・・
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瞬間でポージング!
こんな船長を見たら、そりゃ元気にも笑顔にもなるはずです。さすが先輩っす!

私の子供達も小さい時は歌う海賊団ッ!にはまりまくりで、歌を口ずさみまくって
いました。それほど子供にとってはかっこいいヒーローなんですね。

これからも全国の子供達、そして子育て真っ最中のパパママを勇気付け、そして
笑顔にすることでしょう。もし機会があったら、歌う海賊団ッ!のライブを体験して
みてはいかがでしょうか?
元気の無い人は元気に、元気な人はもっと元気になれること間違いなしです!

歌う海賊団ッ!の情報は公式サイトをご覧くださいね。 

レンタル留袖の賢い選び方

結婚式にはお母様が着る留袖は必要不可欠!

昔と違って花嫁のお母様も着物離れの世代が多く、「自分にはどんな留袖が
似合うか分からない」・・・なんて思う方もいらっしゃいます。

そこで今日は賢い留袖の選び方を伝授!
少しでも参考にして頂ければ嬉しい限りです。

まず留袖のサイズは2つあるいは3つと考えていいでしょう。この留袖という衣装
のフォルムは全て同じです。違いは「幅」と「柄」だけなんですよ。

お着物は基本的に体に合わせて「着付ける」衣装ですから、大まかなサイズに
分かれているだけです。簡単に言えば、「細身の方」「ふくよかな方」でサイズが
決まることになります。
しかし人間には身長という高低の差もあります。
この身長の高さ低さで選ぶ留袖に違いがでてくるのです。 

例えばこの留袖
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 とても素敵な留袖ですが、花柄が通常より上まで入っています。
これほど柄が入った衣装を小柄な方が着ると、せっかくの花柄が帯の下まで
来てしまいます。そうなると小柄な体型が一層強調されてしまいます。
逆も然りで、柄に高さがない留袖を長身の方が着ると、柄のないスペースが多く
なってちょっと寂しく見えてしまう場合もあります。

ですので留袖を選ぶ際は「ご自分の身長」と「留袖の柄の出具合」を合わせる
ことが大切なんです。

次に柄の選び方です。
柄と言っても「何が描かれているか?」だけでなく、全体的な色も考えなくては
なりません。
当店ではこの柄について「派手」「渋め」「粋」「上品」「豪華」という形容詞で表現
することが多いです。柄そのものを表現する場合もありますが、お召しになるお客
様の年代に対してのものだったりもします。

例えば先程の留袖。
40代の方が着れば「上品」と表現しますが、これが70代の方の場合は「派手」と
なります。つまり年代に合った柄選びが必要になる訳です。

また留袖は多くの場合、結婚式で「お母様」という立場の方がお召しになります。
しかし結婚式ではお母様はお一人ではありません。
新郎のお母様、新婦のお母様のお二人です。もちろん年代が違うこともあります
が、出来れば同じような柄は避け、それでいて「格式」は同レベルに近いもので
合わせるほうが宜しいかと思います。
というのは披露宴のエンディングでご両家がお並びになりますからね。

留袖選びにはもちろんプロの方が対応するわけですが、全てお任せするのでは
なく(金額高いほうをすすめられますよ!)、多少でも自分のお考えが有れば「自分
らしい」留袖選びが出来るのではないでしょうか?
新郎新婦と一緒に選ぶのもいいかもしれませんね!

結婚式ではお母様もメインキャストの一人です。
人生で留袖を着る機会はそう多くはありません。だからこそ後悔のない留袖選び
をしたいものですね。

どうでしたか?少しは参考になったでしょうか?
 

毎週月曜日10:30は行列が・・・・

月曜の午前10時半位に毎週当店に行列が出来ます。

やっぱり「欲しい物」があると並んででも買いたいというのは日本人の
特性ですかね。海外では行列ってあまり見かけないそうです。

何故月曜に?
何故10時半?

もちろんこれには理由があります。
毎週月曜日、10時半頃はあの方がやってくるからです。そして行列が出来ます。
その時の様子がこちらです!
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ヤクルトのお姉さんご来店 

おわかりのように、行列(少なっ!)は行列でも当店のスタッフ達。ヤクルトほしさに
並びます。
こちらのヤクルト姉さんは担当が長く、もはやお友達感覚でお付き合いさせていただ
いています。メッチャ面白い方です!!!
「ジョアのシークワーサー味下さい!(存在しません)」と無茶ブリしても、「は~い、
こちらですね!」と当然のように定番のジョワを出してくれます。
まぁこういうやり取りが楽しかったりするわけです。

お店の中では出勤と同時に、私たちはサービスを提供する側となります。でも月曜の
10時半だけはサービスをしていただく側になります。
企業規模も全国レベルのヤクルトさんがこの平成の時代においても、昔ながらの
ビジネスモデルを持続しているのは本当に凄いことだと思います。
担当の方から感じることは、やはり「人ありき」ということです。いわゆる「マンパワー」
ですね。
私達スタッフはヤクルトから買っているのではなく、この担当のお姉さんから買っている
訳です。これってとっても大切なことだと思います。

ほんといろいろと学ばせていただいています。
いつも下らない事やバカなことを言っていますが、ありがたく思っているんですよ!

ちなみにこの時期(寒さ暖かさが入れ替わる時期)はジョアが良く売れるそうです。
そういえばうちのスタッフ達のジョアの購入数が増えているような・・・・。納得して
しまいます。

そうそうスタッフ間で人気のジョアがこちら。
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レモン味です。ほんのりしたレモンの酸味がとっても美味しいですよ!!!
4月下旬までの限定販売らしいので、ご興味のある方はお試し下さいね。また
パッケージも特別で12パターンあるそうです。

いつも大変お世話になっているので、本日はヤクルトさんの宣伝に少し貢献し
てみました!何か下さい

 

衣裳ではなく「時間」を提供することかなと。

「ナシ婚」という結婚という節目において、結婚式・披露宴を行わないという
選択をされる方々が少しずつ増えつつあります。

それこそ20数年前は「結婚式をしない」という選択をされる方々は極僅かで、
バブルという時代背景を象徴するような「ハデ婚」が全国に広がっていました。
そして「ジミ婚」という時代を経て、「ナシ婚」時代の幕が開きました。

結婚式も時代に合わせて変わるものです。
今では「海外挙式」「リゾート挙式」「家族婚」などのこれまでと一線を画した
形式が増え、「フォトウェディング」という婚礼衣裳で写真を撮るだけのプランも
人気です(当店でもね)。

こう考えると、【多くのゲストを招く結婚式】⇒【少数ゲストでの結婚式】⇒【親族
だけでの結婚式】⇒【二人だけで結婚式】※フォトウェディングを含む
このように段々とお二人の結婚式に関わる人数が少なくなってきています。
でもこの変わりゆく結婚式の形で存在し続けているものは何かと考えると、
「衣裳」なんですね。

ドレスも打掛も「結婚」を象徴するものであり、そして花嫁にとってはやはり憧れ
でもあるんですね。写真だけ残すという選択をする理由もここにあるのでしょう。

ここまでご説明したように、以前の結婚式から現在まで一つ、また一つと少しずつ
何かを削ぎ落として「家族婚」や「フォトウェディング」といった時代にマッチした結婚の
形が生まれてきました。

となると最後に残るものはやはり衣裳なのかもしれません。(あるある!)

フォトウェディングには「写真を撮ってもらう」「ヘアメイク・着付けをしてもらう」という
サービスが付属」していますが、究極は「衣裳を着るだけ」と極めてシンプルな需要
になるのかもしれません。
「いやいや、それはないでしょ!」と思われるかもしれません。ですが「海外挙式」や
「家族婚」「フォトウェディング」だって以前では「ありえない」プランだったのですから
意外と現実的な話かもしれませんよ。
写真だってプロのカメラマンに頼まなくてもスマホやデジカメで気軽に撮影出来る
時代ですし、様々なアプリで自分好みに加工が出来ます。ヘアメイクだってご自分で
やっちゃえばいいこと。
何が起こっても不思議ではないのです。

またこの業界では、よく「こだわり」という言葉を使います。
「こだわりのウェディング」
「こだわりのドレス」
「こだわりのヘアメイク」

良く目にしますね。でも「こだわり」って一体なんなんでしょう?
費用をかけることがこだわりなんでしょうか。
人と違うものを選ぶことがこだわりなんでしょうか。
誰かに羨んでもらうことがこだわりなんでしょうか。

こだわりって人それぞれで違うはずなんです。
サービスを提供する側が「こだわり」という言葉を使うのってちょっと違うのかなと
思い始めています。たくさんの企業が「こだわり」という言葉を使っているので
最近ではあまり価値も感じないのでは?
だって「こだわりのウェディングをあなたに・・・」というキャッチコピーは貴女だけに
贈った言葉ではないのですから。
つまり「こだわる」のは貴女自身なんですね。

費用を抑える
結婚式をしない
出来るだけ自分たちで作り上げる

これらだって立派なこだわりですもんね。

だから我々サービス提供企業は今までも「専門店」でしたが、これからは
「専門店の中の専門店」
に変身しなくてはならない時代です。これになってこそ初めて「こだわり」という言葉
が生きてくるんだと思います。

当店は衣裳を扱う仕事をしていますから、それこそ前述の「衣裳を着るだけ」のような
プランを始めてこそ「専門店の中の専門店」になれるのかもしれません。
そして衣裳を提供するのではなく、その衣裳を着た「時間」こそが提供すべきものでは
ないかと考えています。


 

衣裳店あるある

どんな業界、団体、もっと大きく言えば地域にだって、はたまた「家族」という
コミュニティーにおいても独自の「あるあるネタ」ってありますよね。

当然私達の「レンタル衣装業」においてもあるわけです。今日はそんなお話
を・・・。

前もっていっておきますが、もしかしたら当社独自のあるあるネタかもしれま
せんのであしからずです。

ご来店の予約が重なる!

何故かご来店の予約が一組入ると、次から次へと予約の電話が入ることが
多いんですよね。しかも同じ日、同じ時間帯に・・・・。
まぁ考えてみれば、人間の行動心理って意外と似通っているのかもしれませ
ん。「お天気がいいから」「明日も休みだから」ということもあるのでしょうが、
やはり結婚式とか成人式とかってタイミングが重なるからなのでしょう。
当日までの準備を逆算すると、自然とこうなるのかもしれません。
フリーでのご来店が重なることも結構多いですね~。

和装が続く、同じサイズのお客様が続く!

ウェディングと言えば和装人気が上昇しているとは言え、やはり「ドレス」なん
ですが和装をご希望される方が続くことが良くあります。
自分たちが思っている以上に和装人気がとんでもないことになっているのかも
知れませんけどね。
和装に注力している当店にとっては嬉しい限りです。
またドレスやタキシードなど、サイズがある衣裳に関しては「同じサイズ」のお客
様が続くことが大変多いんです。しかも品揃えが薄いサイズなんですよね、これ
がまた・・・・www
これに関しては本当に不思議です!

団体でのご来店が重なる!

ウェディングの衣裳、成人式の振袖、七五三衣裳などをご見学・ご試着される
お客様は平均して2~3名様でのご来店が殆んどですが、稀に5~6名様でご
来店されることがあります。しかもそう時に限って重なります(笑)
当店では3組様が重なることがありますが、全て団体でのご来店となるとフロア
の様相が一変します。
知ってますか?限られたスペースに人が入り乱れると想像以上に室温が上昇
するんですよ~。夏場は「クーラー付いてる?」、冬場は「暖房の設定温度上げ
過ぎじゃね?」って思うくらいです。
スリッパはギリギリ足りますが、お掛けしていただくイスは足りなくなるので事務
所から引っ張り出したりもします。
でも少しでも多くの方々でご来店していただくと、いろんなご意見が出て、衣裳選び
も楽しく、スムーズ!何より「みんなで選んだ」という喜びとともに「思い出」として胸
に刻まれますからね!ですので遠慮なく団体様でご来店下さいませ。

頂き物が重なる

本当にありがたいことで、お客様から差し入れ、手土産を頂くことも重なります。
中核都市の宇都宮ですが、田舎具合がちょうど良く「採れたて野菜」なども結構
頂きます。
最近では時期もあるのですが「イチゴ」を良く頂きます。スタッフ全員「イチゴ好き」
なので奪い合い・・・ということはなく、仲良く分け合っています。

と、ここまで書きましたが「続く」と「重なる」のあるあるばかりですね。他にも色々と
あるんですが、それはまた別の機会で。

ちなみに明日は予約が重なっています(喜)