abitoのこと

ブライダルフェア

結婚式場やホテルなどで行われる花嫁花婿に向けた一大イベント
といえば・・・ブライダルフェアです。

ブライダルフェアでは会場やチャペルやその他の施設の見学はもちろん
ですが、ドレスの試着やドレスを着ての撮影ができたり、引き出物を決め
たりと一度でいろんなことを体験することが出来る楽しいイベントです。

昨日はabitoもブライダルフェアに出店し、ドレスや和装を飾らせていただ
きました。また今回はドレスショーもあったので、モデルさんの衣裳も提供
致しました。 

チャペルでの展示はこんな感じです。

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今回のモデルさん達です。 

ドレスのファッションショーをするときにプロのモデルさんにお願いする場合
と素人のモデルさんにお願いする場合とがあります。
さすがにプロですとウォーキングも笑顔もばっちりですが、今回はプロでは
ありませんでした。でもリアリティーがあり、反応も上々でした。

ブライダルフェアでは披露宴の食事も試食できたり、ちょっとしたプレゼント
がもらえたりと嬉しいことがいっぱいあります。もちろん無料です!
「行きたいけど、行ったら決めさせられちゃうかも・・・」なんて不安をもつ
方もいらっしゃると思いますが、殆んどの結婚式場ではそんなことはなく気軽に楽しんでいただけます。
もちろん強引な接客や、その後の電話攻撃などがあると聞くこともありますが、そんなやり方をしている結婚式場なのだと把握でき、選択肢から除外できますね。
強引なコンタクトにはきっぱりと「NO」とお答えすることをおすすめします。
だってい一生に一度の結婚式です、会場も気持ちよく、そして納得して決めたいですよね。
曖昧な返事はなし、断固として断ることが重要です。
もし思いなおしたのであれば、また相談に行けばいいだけですからね。

ブライダルフェアでは遠慮せずに、わからないことや不安に思っていること
をドンドン質問しましょう!!! そしてメモを忘れないことです(これホント重要です)。
いろんなフェアに参加して、お2人にピッタリの会場を見つけてくださいね。

 

衣裳はこれに入れてお届けしています

貸衣裳において、ドレスでも和装でも衣裳本体だけでは100%の状態
で着用することは出来ません。ドレスならシューズ・グローブ・パニエなど、
和装ならば長襦袢・帯・着付け小物などが必ず必要です。

そこで今日はどのようにセットしてお客様にお渡し(またはお届け)する
のかお知らせしたいと思います。

成人式の振袖を例にしてみました。

振袖や留袖、付下げ、七五三の衣裳などはこんな箱にお入れします。
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貸衣裳店によって箱の色に違いがありますが、abitoは創業以来ずっと
紺色の箱です。

そして箱の中はどうなっているかと言いますと・・・・
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こうなっています。
基本的に衣裳は一番下、その上に小物系があります。

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中の大きな箱には草履・バック

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小さな箱には帯揚げと帯締め。
手前にあるのは着付け小物の腰紐や伊達締め、帯枕、衿芯などです。

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そして衣裳はこのように白布に包んでいます。
包むのは衣裳を運ぶ時に崩れたりするのを防ぐ為です。崩れると
シワの原因になりますからね。

この包みの中はこうです。
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一番下に帯、真ん中に長襦袢、一番上に振袖の順で包んでいます。

この箱は縦65cm×横46cm×高さ18cmとかなりの大きさで、何かとお客様
にご負担をお掛けしていますが、小物等がかなりの数になるのでまとめる
ことができるので、結果的にお客様にとっても安心していただけると思って
います。
そして何より、綺麗な状態の衣裳をお渡しすることが出来る最適な方法な
んです。

ちなみにこの箱は折りたたみ式になっており、コンパクトな状態で保管できる
優れものなんですよ。
また大きさも3種類ほどあり、一番大きな箱は主にドレスの小物や打掛などの
ウェディングに関するものを入れています。

全国でもたくさんのドレスショップでブログをされていると思いますが、箱を
主役にしたブログを書くのはabitoくらいかも知れませんねwww


 

金屏風

みなさんもご存知ですよね?金屏風。

これです。

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何故かabitoは4つほどこの金屏風を持っています。
そして最近ではこの金屏風を相当活用しています!だって見た目に豪華で「和」の雰囲気が一気に高まりますからね。
ディスプレイにも、そして和装フォトウェディングや七五三の撮影等に重宝しています。

金屏風は結婚式や芸能人の婚約記者会見等でよく見かけますよね。
それほど「お祝い事」に適したものなんです。

さて屏風はそもそも何なのか?
ウィキペディアで調べてみると当初は「風除け」に使われていたようで、その後装飾品と変化していったようです。
中国の漢の時代(2200年ほど前)には既に存在していたようなので、かなり歴史がありますね。ちなみに日本最古の屏風は8世紀に作られたものが、あの正倉院に保管されてるそうです。


abitoでは1階の和装フロアに展示していますが、お客様がとても驚かれます
ちょっとでも非日常を感じていただくことが私達の喜びですからね

竹林ロケーションフォトスライドショーアップしました!

久々にabitoのYoutubeチャンネルに新作のスライドショーを
アップいたしました!!!

今回はabitoでも一番人気の竹林での和装ロケフォトの特集です。
ぜひぜひご覧くださいね!
   ↓   ↓   ↓   ↓


実際のお客様の写真で構成していますので、こちらでご覧になった
写真が実現可能です。 

夏も終わりを告げ、日に日に過ごしやすくなってきたこれからがロケーション
撮影には最適な季節です。
竹林から差し込む柔らかな日差しを浴びながら、非日常でプレミアムな和装
写真を一緒に作り上げて行きましょう!!!

誰もが「あっ!!!!!」と言う本当に素敵な写真を撮影する事が出来ますよ~

abitoは準備万端ですので、あとはお客様のお気持ち一つです 
衣裳は赤の色打掛が絶対おすすめですからね

足に履くあれは下着なんですよ!

足袋

皆さん一度は使用されたことがあるかと思います。日本固有の伝統的な衣類の足袋は何と意外なことに「下着」に分類されます。

abitoでは和装の衣裳レンタルをしているので、足袋ももちろん取り揃えて
いますが足袋は足袋でも白足袋です。
足袋にもいくつか種類がございまして、白足袋の他には黒足袋、色足袋、柄足袋などがあります。
白足袋は特に慶弔用と決まっているわけではないのですが、平服から礼服まで幅広く着用できるのに対して、黒や色足袋は平服のみでの着用となります。

弊社で取り扱っている和装は全て慶弔用なので、自ずと白足袋を扱うことになっています。



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上が大人用白足袋、下がお子様用の白足袋です。

大人用は画像下側にある金具の小鉤(こはぜ)というもので固定します
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素材は木綿です。

お子様用は伸び縮みするナイロンとキュプラの混紡生地で作られてます。
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靴下タイプになっているので履きやすくて脱ぎやすいんですよ。

前述の通り、白足袋はあくまでも下着ですのでabitoではレンタルではなく、販売しております。
大人用は21cm~28cmを常時ストックしていますが、極稀にそれ以上のサイズという方もいらっしゃいます。そんな時は特注となりますが、ご用意できますのでご安心下さい。

お子様用は0.5cm刻みではなく、19~20cmといったサイズになっています。

ちなみに徳島県が足袋の年間出荷額で全国一位とのこと。

実際、白足袋を履くと結構な違和感を感じます。綿素材なので、靴下のように伸縮しませんので堅い感じがしますが、慣れてくるとなかなかいいものですよ。履いた時の違和感が、儀式に臨む心構えを生み出してくれるのかもしれませんね。



 

あれの上を歩けば大スター!?

映画祭やプレミア上映時に使われるあれ。

あれを見ると華やかですよね。綺麗に着飾った女優さんや俳優さんが
手を振りながら歩く様子はきらびやかな世界。限られた方しか歩けない
と思われがちですが、abitoではお客様に歩いていただいております。

あれとは・・・・これです

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赤い布が巻かれているこれです。

そうです、レッドカーペットです。

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いや~華やかですね。キャーキャー言われながら歩いて見たいものです。
サインなんかいくらでもしちゃいますよ~

でもやっぱり別世界ですよね。

しかしながら、これのレッドカーペットを合計で200メートル分所持している
abitoでなら歩くことも可能です。
 ※但し取り巻く人々はおりませんのでご注意を

このレッドカーペットをたくさん所有しているのには訳がございます。
やはりこの赤という色はウェディングにおいても大変おめでたい色ですのでブライダルフェアなどでの衣裳展示をする際に使用しているんです。

現在は昔ほど使わなくなりましたが、場が華やかになるため、abitoでは和装のフロアで現在使用しています。
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もちろん、お客様は堂々と歩いていただけます。その際は是非手を振って
みてくださいね。

またこういった展示以外でも利用することがあります。
それは屋外での結婚式やパーティーにおいて、新郎新婦が衣裳を汚すことなく歩けるからなんですね。

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ドレスを野外で引きずっても全然汚れません!

今後は結婚式、並びに披露パーティーも屋外を希望されるカップル様が
どんどん増えてくると思いますし、abitoとしても仕掛けていきたいと思って
いるので、このレッドカーペットの使用頻度は増えるはずです。

こういう何気ないアイテムもお貸ししていきたいと考えています。
ちょっとシンプルな場所でもこれを敷くだけで、3割り増しで華やかになりますよ~。ちなみに和装の写真奥に見える金屏風も和の雰囲気を出すには
最高のアイテムです。こちらもお貸し出ししていきますよ。

※アイテムのお貸し出しは衣裳をご利用いただくお客様に限ります。

 

石川県加賀市の同業仲間がご来店

ちょっと前のことですが、石川県加賀市から同業の仲間がabitoに
見学に来てくれました。

加賀市の衣裳館クレイドルの宮田さんです 。

宮田さんは石川県で「金澤ウェディング」というご当地婚を手がけ
ているとってもやり手なビジネスマンなんですよ。新聞などのメディア
で取り上げられまくっています。
abitoのご当地婚である「栃姫婚」もこの金澤ウェディングを参考に
させていただいています。
 
やっぱり刺激しあえる仲間は本当にありがたい存在です。

abitoの店内の紹介もソコソコに「軽くいきますか!」となるのは必
全のこと。ワタクシの行きつけのお店へ行ってきました!!!

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右が宮田さんです。左がワタクシです。(当然ですが・・・)

お酒の席とは言え、話すことと言えばやっぱりウェディングのこと。
仲間ですから何でも教えてくれますし、こちらも情報提供は全く惜しみ
ません。
この日はドレスというよりはプロデュースの話題で持ちきりでした。

来年、北陸新幹線が開通するということで金澤ではウェディングは
もちろん、様々な業種が盛り上がっているそうです。北陸って魅力
溢れる地域でしたが、これまではアクセスが悪く、関東からはそう
そう行くことがありませんでしたよね。

来年からは違います。新幹線ですぐ行けちゃいますからね。

栃木の方でも金澤で結婚式をしたいと思う方も今後出てくるはずです。
衣裳はabitoで、プロデュースは宮田さんにお任せすることで簡単に
金澤ウェディングを実現出来る事も可能です。
そんな提携のお話もさせて頂きました。

結婚式も地元ではなく、沖縄や海外でされる方が増加している時代
ですから、これからは金澤だけでなく、全国の仲間と提携することで
様々なところで結婚式ができるようなシステムを構築していきたいで
す。

海が綺麗なリゾート婚も素敵ですが、和装にピッタリの古都での結婚
式も負けず劣らず素敵ですからね。結婚式もこれからはもっと多様化
していくはずです。
仲間とともにキラーコンテンツを立ち上げていきますよ~。ご期待くだ
さいね。
 

そろそろ入荷します!非日常の新作です

もうすぐ新しいカクテルドレスがabitoにやってきます

こちらがそのドレスです
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パステルなグリーンにアンティークピンクが散りばめられた新作
だけどアンティークな雰囲気が漂っていますね。
デザインは基本的にAラインのエンパイア。裾周りのレースは
ゴールドで気品があります。

どうぞお気軽にご試着下さいね・・・・と思いつつも、それが言いた
い訳ではありません。


人間は目で見たものを一瞬で「GOOD」と「BAD」に仕分けてしまう
そうです。これは理屈でなく、本能と言ってもいいかもしれません。
このドレスの画像にしてもそうだと思うんです。

「わぁ~素敵~」と思う方もいれば、「いや、それほどでも・・」と感じ
る方もいるわけです。実は私達もこのドレスをメーカーさんに見せて
いただいたときは「いい感じだけど、ちょっと違うかな~」と正直思っ
てましたし、これとは別のドレスが本命だったんです。

しかし実際のドレスを見て、スタッフが試着すると「マジでこれしか
ないじゃん」ということで、即決めしちゃいました。


何が言いたいかというと、ドレスに関しては二次元の見た目では
全ては知ることが出来ないということです。そして自分の本能も
思っているほど当てにならないということです(ドレスに関してですよ)

常々、このブログで申し上げておりますが、ドレス・和装・振袖などの
冠婚の衣裳は《非日常の衣裳》なので、いつも着ている日常の洋服
やスーツと同じ感覚で選ぶと損してしまうかもしれません。

ちょっとチャレンジしてみることで、新しい自分を発見できるかもしれ
ませんよ~。ドレスを着る場所も結婚式場という非日常の場所ですか
らね。
同じ夕日でも自宅近くで見るのと海外旅行で見るのとでは違って見え
るというのに近いかもしれません。

花嫁様の特権はドレスをいろいろと試着出来る事。
その特権を余すことなく使い切らないともったいないですよ!!!

 

時間を経て熟成される価値 アンティークそして芸術

今日も打掛のお話となってしまいますがどうぞお付き合いをお願い
しますね。

時々お邪魔する県北の同業の貸衣裳店さんに行ってきました。こちらとは
業務提携というか、お持ちでない衣裳をお貸しするといったお付き合いを
しています。

お店に入るなり、目に飛び込んできた打掛がこちらです。

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白無垢でありながら、鮮やかなグリーンの松と鶴の刺繍。今まで
見たことがない色合いです。

そしてこちらも・・・
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赤地に白と銀の糸で刺繍を施した色打掛です。とってもシンプルですが
気品があり、なんとも言えない雰囲気が漂っています。

ドレスにしろ和装にしろ、取り揃えるテイストは お店のカラーが出るもの
です。この二つのテイストの打掛はabitoには残念ながらございません。

「隣りの芝生は青い」じゃないですが、とても素敵な打掛だと思います。もっとはっきり言えば「欲しい~」ということです。
だってこの打掛はもはや「アンティーク」の領域に達していますからね。芸術と言っても過言ではないかも!?

何でも他の打掛は倉庫に眠っているとの事。
次回お邪魔するときに見せていただけるお約束をしてきました!!!
新しいものを発見する情報収集力も大切ですが、古いものからもたくさんのことが学べますからね。

「歴史に学ぶ」ってやつですね。

ワインのように打掛も時間の経過と共に価値が熟成されて行きます。
もちろん丁寧な保管と、取り扱いが合ってこそですよ。

 
でも使っていないのなら譲ってもらおうかな~?????

打掛はこう保管しています そして広げて再感動!!!

和装とドレスの保管の仕方はまるっきり違います。違うんです。

ドレスはご想像通りハンガーで吊るして保管しますが、和装は基本的に
折り畳んで保管する衣裳です。 abitoでももちろん綺麗に折り畳んで打掛
専用の和箪笥に保管しています。


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打掛をそのまま入れることはせずに、薄い綿の生地を纏わせてホコリを寄せ
付けないようにしています。またこれをすることで日焼けを予防しています。

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ちなみにこちらの打掛は「紅こふき」という白無垢です。白一色でなく、裾や
袖周りに赤が入った大変おめでたい色合いとなっています。

打掛には畳み方がありますが、弊社での畳み方はオリジナルな畳み方を
しています。これには訳があり、商品番号を読み取る為なんです 。

そんな訳で通常はこのように保管していますが、ディスプレイなどの為に
衣桁という衣裳を掛ける家具に飾る時に「これいい和装だね~」なんて
思うことがしばしばあります。

お店の商品ですから、もちろんその存在は把握していますが、折り畳んで
の保管ですので目で見える範囲は極僅かです。
しかし、衣桁で飾るとやはり迫力があり、保管している時とでは全く違う商品に見えてしまうんです。

ちなみに衣桁とは・・・

Ikou
これです。見たことありますよね?

そして現在、この衣桁でかざっている打掛がこちらです。
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黒地にゴールド、そしてボタンの花は赤や紫、白、桜の柄も施されている
大変重みのある色合いとなっています。

久々に見ると「いや~ん豪華豪華」・・・なんてことになるわけです。

見慣れている私達でもこうなのですから、初めて見る方にとってはさぞ感動的なんでしょうね。そんな感情を忘れることなく、お客様と一体となって晴れの日の衣裳選びをお手伝いしたいなと思った日曜日でした。