婚礼着物

打掛の上手な選び方

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こちらのブログの人気記事は大半が「和装」に関するものです。それだけ人気が上昇中であり、同時に知りたいことがたくさんあるのでしょう。
そういったことに応えて、本日は色打掛の上手な選び方をご紹介します。


結婚式のドレスはなんとなーく「これがいい!」「これが似合うかも!?」と直感的にわかったりするものですが、打掛となると何を規準にして選んだらいいか迷う方も多いのではないでしょうか?

でも難しいようで、意外にそうでもないんですよ!
2016-04-29
当店のウェブサイトより(和装⇒和装コレクション)

色打掛の場合、多くの方が「色」を気にします。普段着ない色、好きな色があるので瞬間的に選択してしまいます。でも嫌いな色ならともかく、そうでなければ選択肢の一つに残すべきです。
なぜなら普段きている洋服とは全く別物だからです。

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こちらも大別すれば「赤」に属しますが、ご覧のように様々な色があちらこちらに散らばっています。この中にも好きな色があるはずです。
普段着ない衣裳ですから多種多様な色使いの色打掛を羽織ってみると印象は想像と違うことが多いはずです。なのでまずは否定せずに試してみるほうが良いと思います。

色よりも大切なのは色打掛にあしらわれた「柄」だと思います。もっと正確に言えば「柄の大きさ」「柄の多さ」だと思います。
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 こちらの柄は「少なめ」でひとつひとつは小さい物ですが、まとまっているので「大きめ」と同じです。柄の無い場所が多く見えますよね?
こういう色打掛は小柄な人には当店ではおすすめしません。
なぜなら小柄な方がさらに小柄に見えてしまうからです。逆に言えば、身長の高めの方にはお似合いということです。
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こちらのように柄に隙間がなく、細かい柄の色打掛は小柄な方におすすめです。全体的にかわいい雰囲気の衣裳ですのでピッタリだと思います。

というわけで柄の大きさと多さに注目してみると打掛を選びやすいかもしれません。
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また同じ色打掛でも中に着る着物(掛下)の色を変えるだけで、ガラッと雰囲気も変わります。お二人のウェディングのテーマに合わせて打掛もアレンジできるのです。

でも最も重要なのは「どのお店で選ぶか?」ということかもしれません。
◆打掛の画像だけを見せて選ばせるお店
  ⇒それでなくても身近でない衣裳を画像だけで選ぶのは困難極まりないです
◆ただ打掛を羽織らせるお店
  ⇒やはり白い掛下を身に付けてこそ色打掛を選びやすくなります
◆品数が少ないお店 
  ⇒やっぱり多くの中から選んでこそ納得、満足するものです

打掛の人気は年々上昇していますが、お店側の接客スキルが追いついているかは甚だ疑問です。お客様が「わからないこと」を丁寧に説明し、何の疑問も持たないで結婚式に臨まれるようにしてくれるお店こそ安心して利用できますよね。

是非運命の色打掛に出会ってくださいね!
たくさん試着すれば、自ずと目も肥え、それまで見えなかったことも見えてきます。楽してはいけませんよ! 

当店で一番人気の白無垢

しつこいようですが花嫁の婚礼和装の人気は留まることをしりません。

ドレスオンリーの時代(和装は見向きもされなかった)が長く続き、和装関係者は
「このまま和装は終ってしまうのか・・・ 」という恐怖心さえ感じたものです。

でも長い歴史からみたらこの暗黒の時代も「一時」に過ぎなかったようです。古来から
受け継がれてきた【文化】【伝統】の底力ってやっぱり凄いんですよね。

さて婚礼和装はまずは黒引きから復権したと感じています。
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ロケ撮 田崎様 001

「黒」という色は和服においては最高の格式の色です。
でも黒引きの人気はそういったことではなく、ある意味「カッコイイから」「和を感じるから」と言うことだったのかもしれません。何より拍車をけけたのは、当時人気絶頂だったアーティスト同士のご結婚で着用されたからだと思います。

そして次に火がついたのが「色打掛」です。
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これは関西方面からの流れだったと思います。ご存知のように関西と言えば古の都の
京都があります。元々この地域は伝統的に和装が根付いており、結婚式に打掛を着る
のは珍しくありませんでした。
ただこの時は「色ドレス」の代わりに「色打掛」を選ばれることが多くなったそうです。
ちなみにこの色ドレスという衣裳は日本独自のもので、西欧やアメリカなどではあまり
着用されていないようです。

そして今、遂に白無垢の時代もやってきました。
白無垢は元々「式服」という観念が強く、なかなか「お色直しの衣裳」としては選ばれる
ことはありませんでした。しかし最近では「神社挙式」も増え、自ずと白無垢をお探しの
お客様も増えてきたのが現状です。
他の和装同様、こちらも芸能人の方が結婚式で着用されたことにより注目されるようにななりました。

さぁ前置きが長くなりましたが当店で一番人気の白無垢と言えばこちらです!

「紅こふき」
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実際に着るとこんな感じです。
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白無垢といえば全て白という印象をお持ちだと思います。
確かにそうですし、名前からもそう感じますよね。でも元々日本においての慶事の衣裳
の色は「黒」でした。紋付袴・留袖がいい例ですよね。
そして「白」というのは死に装束の色です。今でも亡くなった方は白を着て棺に収められる
こともあります。
とは言え、白無垢は死に装束ではありません。
白無垢の白はドレス同様に「あなた(嫁ぎ先)の色に染まります」という意味もありますが、
もう一つ「決死の覚悟」・・・いわゆる不退転の覚悟を表してもいるんです。※諸説あり

でも日本では「紅白」はおめでたい色の組み合わせです。
だからこの白無垢に赤を足せば気持ち的にも、見た目にもおめでたくなる訳です。しかし
こういったことが本当に理由ではなく、ただ「見た目に美しいから」というのが、この紅こふきが選ばれる最大の理由だと思います。

同じ紅白の白無垢でも、もう一つ「紅裏(べにうら)」というものもあります。
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こちらも紅こふきに負けず劣らずの人気です。
紅こふきと違い、打掛の裏前面が「紅色」となっており、同じ紅白でも少々雰囲気が違って
います。
どちらにしても紅(赤)が入ることで、ちょっと豪華にちょっと華やかになりますね。

もちろん神前挙式の式服として、披露宴での衣裳としてご着用いただけます。

こう考えると芸能人などの有名人の影響力って半端ありませんね~。近々大型化カップルが披露宴をされるようですが、どんな衣裳を着るのか?和装もお召しになるのか?
とっても気になります!!!


 

打掛こそちゃんと試着すべき衣裳です

「ドレスじゃなく、打掛がメインなんです」
こんなお客様が増えてきました。

今流行のゲストハウス型の結婚式場は婚礼衣裳を自社で持っていることが殆んど
ですが、意外と和装は数少ないらしいですね。
ドレスだってたくさんの中から選ぶんですから、和装だって同じように選びたい!・・・
・・・ですよね~。

そんな時こそ当店の出番です。
実際にウェブサイトを見て「和装見せてください!」というお客様が増えていますし、
和装も豊富に取り揃えています。

でも当店の一番の売りは「本番さながらに和装の試着が出来る事」なんです。
打掛は下に「掛下」という白い着物を着ます。ただ打掛を羽織っただけでは「いい」か
「悪い」かなんて全くわからないもの。
簡単でも下に白の掛下を着用してからの試着で無いと意味がありません。
だって一度も着たことのない衣裳ですから、「イメージ」なんて出来るはずがないんです。

「わからないこと」が「わからないまま」では不信になりますし、不安ですよね。
打掛も「納得」して決めて頂きたいと考えています。

初めてにして最後の衣裳であるからこそ、ちゃんとしたご説明とご試着が絶対的に
不可欠なんです。

打掛の花嫁ってとても美しいです。
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何で美しいか?どこが美しいか?・・・こんなこともちゃんとご説明しております。

打掛のこと、どうぞお気軽にご相談くださいね!!!! 

和装をお考えの方にとって役立つブログとなるように

何の為にブログを書いているのだろう?
時折そんなことを考えます。ブログを始めた理由はもちろん「宣伝」の為でしたが、当
ブログも7年目ですからね。もう「出勤したらまずは掃除!」・・・みたいな感覚で、毎日
当然のように書いております。

以前はただ何となく書いているだけ。
その日あった出来事をダラダラと・・・
集客する為に宣伝度100%の記事 ・・・
いわば「自己満足」で終ってしまっていたんですね。

今はちゃんと様々なことを意識しているつもりです。
まずはどんな方が見てくれるか(見て欲しいか?)を想定し、どんな内容だったら共感、
もしくは有益な情報と捉えていただけるかを考えています。

当店はレンタル衣装(貸衣裳)業ですが、人生のうちで利用していただけるのはほんの
数回です。つまりレンタル衣装って多くの方にとって非日常であり、身近なものではない
んですよね。
でもだからこそ利用するに前に予備知識があったほうが賢くレンタルできるわけです。
ドレスにしろ、和装にしろ、振袖にしろ初めてという方が殆んどですから、そんな方々の
前にある目に見えない壁をブログで少しでも取り除きたいと考えています。

こちらをご覧下さい。
2016-03-10
3月10日時点での読まれている記事ベスト5です。
1位は全国にファンの方がたくさんいる歌う海賊団ッ!に関する記事だったので、その
人気にあやかってPV数が伸びました。
5位はやはり全国で人気のドレスショップへの訪問記ですのでここ3年くらい不動のPV
数を飾っています。

注目は2~4位ですね。
共通して言えることは「和装」に関しての記事ということ。
私はこう考えます。
ドレスってもちろん分からないことも多くあるんですが、何となく「自分の好み」「流行」って
感覚でわかるんだと思います。でも打掛などの和装って日本独自のものなのに、ドレス
以上にわからないことばかりなんですね。
「興味はあるけど飛び込む勇気がない」
「本当に自分に似合うか不安」
「わからないものに手が出せない」
「だけどもっと良く知りたい」

・・・・こんな気持ちがあるのだと思います。

当店のブログでは和装の情報もかなりの頻度でアップしています。だって和装が好き
ですし、本当に魅力ある衣装ですから。何より日本の伝統であり文化ですから、我々
はこの「日本の美」を少しでも多くの方にお伝えする使命があると考えています。

もちろん最近の和装人気のお蔭でもあるのですが、私的にはまだまだ物足りないで
すし、この人気が一過性で終ってほしくはありません。

結婚をする全てのカップルに和装をお召しになってほしいですし、これからという方々に
とって和装が憧れの衣装であってほしいと思います。
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 100歳を迎えたおばあちゃまも着たいと思う衣装です。

まずは興味を持ってください。そして一度でいいので袖を通してみてください。
ドレス姿とはまた違う素敵な魅力を感じていただけるはずです。結婚式では着れなく
ても写真だけ残す「フォトウェディング」や「和装前撮り」でも和装姿を楽しんでいただ
けます。

今後も和装に関することをこちらのブログで書いていきます。
当店のブログによって、結婚式で和装をお召しになる方が一人でも増えたらこんなに
嬉しいことはありません。 

黒紋付袴はいろんなシチュエーションでご利用いただけます

現代において、男性和服の最高峰が「黒の紋付袴」です。
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モデルはともかく、こちらがその黒紋付袴です。
多くの方がこの衣装を見てイメージするのが【結婚式の衣装】ではないでしょうか。
もちろん結婚式で着用する衣装ですが、意外とあんな時、こんな時にも使ってい
ただけるんですよ!

【成人式】
女性は振袖ですが、男性で紋付袴を着る方もいらっしゃいます。成人式の場合、「黒」
と決まっているわけではないので「白」や「紺」、「ピンク」などの明るい色の紋付袴にす
ることもあります。

【卒業式】
 卒業生の担任の男性の先生が着用されたり、専門学校・大学の卒業生が着用する
こともございます。

【新郎新婦のお父様の衣装として】
新郎新婦のお父様の衣装と言えば「モーニング」が定番ですが、元々はこの黒紋付
が定番だったのです!現在でも黒紋付袴を着用して結婚式に臨まれるお父様もいら
っしゃいます、というか増えています。

【お葬式】
紋付袴って慶事の時だけの衣装ではありません。弔事などでも最高の式服として
ご着用いただけます。袴の紐の締め方などで違いを出します。

この他にも、日本文化を担う方々(歌舞伎・能)はおめでたいことがあると、必ずこの
黒紋付を着用されます。お正月はこれを着たタレントの方を良く見かけますよね。
また襲名披露や就任の祝いの席でも着用されます。

とにかく特別なドレスコードがない限り、慶弔で一番の格式ある和服であり本当に
オールマイティな衣装なんです。

出来れば内閣組閣の時も総理や大臣の方々にも着ていただきたいものです。
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「モーニングじゃなきゃダメ!」って言う決まりでもあるんですかね?誰一人紋付袴を
きていませんね~。日本国を担う内閣なんですから世界に日本文化を発信するという
意味合いも込めて紋付袴を着用して頂きたいものです。
これだけの人数で紋付袴を着たら、モーニングより壮観だと思うんですけどね。絶対
かっこいいはずなのに、もったいない・・・。

 

打掛美女

今の時代、「和服」を着る機会は滅多にありません。
それでも人生で数回はあるものです。

まず生まれてすぐに「お宮参り」で産着を着ます・・・というより、正確には羽織ら
せられるといったほうが正解かもしれません。次は七五三、そして成人式、人に
よっては卒業式で二尺袖に袴。
この後は結婚式(着ない方も少なくないですけどね)。

この段階で袖の長い着物の時代は終わります。
既婚された女性は袖の振りが短いものを着るようになります。そして今度はお母
様の立場で留袖。
そしてお立場にもよりますが、喪服を着ることもあるでしょう。

おおよその節目節目で和服を着る機会は意外とあるものです。
もちろん前述の間でも「訪問着」「付下げ」「色無地」などを着る機会もあるとは思い
ますが、そうそうあるものでもないですね。

さて独身の最後を飾る和服と言えば「白無垢」や「色打掛」です。

『滅多に着る機会の無い和服』
といっても一生に一度だけの和服と言えば、やっぱり打掛なんですよね。
だって振袖は成人式のほか、お呼ばれやご結納、はたまたお見合いなどで着るって
こともありますが、打掛は「結婚」という節目だけに着用するものですから。

「打掛もイイけど似合うかな?」
なんて考える方もいるでしょう。
でもですね、和服ってそもそも日本特有の衣服ですから日本人で似合わない人って
いないんです。
要は「似合う似合わない」ではなく、「好きか嫌いか」だと思うんです。

「好き」と答える方はそもそも興味があり、ある意味憧れていると思います。
「嫌い」と答える方はそもそも自分には似合わないと思っている方が殆んど
ではないでしょうか?
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この打掛美女は和服専門のモデルだと思うくらい美しいですよね。でも不正解!!!
こちらの方は当店のスタッフのお友達で、モデルでもありません。
実際、身長も高くありませんがとっても赤の打掛がお似合いですよね。
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こちらは当店のお客様です。もちろんモデルではなく、看護師さんをされている
一般の方です。でもやっぱりお似合いですよね。

お二方ともタイプは全く別ですが、共通して言えることは「打掛がとてもお似合い」
だということ。もちろん元々美しいのですが、打掛ならではの美しさが光っています。
これはあなたにも当てはまることなんです。絶対似合うに決まってます!

つまり普段着、またはウェディングドレスでは醸し出せない打掛ならではの美しさ
があるわけです。
少々強い言い方になりますが「結婚という節目を逃すと、二度と打掛を着る機会は訪れません」
もちろん結婚式の後撮りで撮影だけされる方もいらっしゃいますが
極少数派です。
殆んどの方が結婚式で燃え尽き、「後で写真だけ」とその時思っていても、時が過ぎ
るとともに面倒くさくなるか、忘れてしまいます。

結婚式をされたカップル様を対象にした調査で、「一番の後悔はなんですか?」という
質問で常に上位にランクしているのが「和装を着なかったこと」だそうです。

着なくては分からない美しさ
着て初めて分かる魅力
着た事自体が素敵な思い出になる
ドレスとはまた違った周りの反応

・・・他にもいろいろとありますが、着ないと分からないことばかりです。

ビジネス的には「せめて写真だけでも残しましょう」ですが、本音では一度きりの
「婚礼打掛姿をぜひご家族、お友達、そして何より彼にお見せしましょう!」と思っています。
ドレス2着もいいですが、「お色直し」には色を変えるだけでなく、ガラッとスタイルも
変えるとよりメリハリのあるお色直しになりますよ!是非ご検討を!!!
そして世界で一番美しい打掛美女になって下さい!!!
 

春にピッタリの白打掛

卒業式・入学式・転勤・就職などの準備が始まりつつありますね。
あとひと月もすれば春になります。

結婚式を前に、「和装前撮り」をお考えの方もしらっしゃることでしょう!
そんな花嫁にオススメの打掛をご紹介します。それがこちらです。
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 春を凝縮したかのような白地の打掛です。パステル調のピンク・ブルーそして
画像では分かりづらいですが、イエローも入っています。ちなみに打掛の下に
きる「掛下」はより春らしくなるよう敢えてピンクで合わせてみました。もちろん
通常の白掛下でもOKです。
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桜柄の刺繍も施されており、まさに春にピッタリの打掛です。
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打掛のメインとも言われる背中には、邪気を払ってくれるといわれる
孔雀の刺繍が・・・・。しかもジルコンが施されているという贅沢も。
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 裾の「ふき」といわれる箇所にはおめでたい赤の線が入っているので、これが
全体の雰囲気を引き締めてくれています。

こちらの打掛は「白」ですが白無垢ではなく、カテゴリー的に言えば色打掛に
分類されます。
「白無垢も着たいけど、色打掛も捨てがたいなぁ~」とお考えの方には最適です
ね。全体的な雰囲気は「カワイイ」ですが、随所に伝統が配置されて、古今を一体
にした打掛です。

結婚披露宴はもちろん、神前挙式和装前撮り桜ロケーションフォトにもオススメ
いたします。 なかなか無い色合いの打掛ですので「人と違う打掛姿」を熱望される
花嫁は是非一度ご見学・ご試着くださいませ~。 

和装に求めるもの

婚礼和装、いわゆる打掛や引き振袖で結婚式をされる方、写真だけ残す
方、神社挙式をされる方などが増えています。

一時期は和装の着用率がかなり低い冬の時代もありましたが、何故ここまで
人気が上がってきたのか?一番の要因は鬘(カツラ)ではくても洋髪でOKとい
う認識だと思います。
またメディアなどの影響も少なからずあるかと思います。

でも和装に花嫁は何を求めるのか?
 可愛らしさ?
 美しさ?
 伝統文化への興味?
 
憶測するとキリがありません。でも具体的には応えられなくても、単純に「和装は
素敵」と感じられているからでしょう。

私も和装が好きで、とても魅力的な衣裳だと感じています。
そんな私が和装に求めるものは「凛」とした空気感です。 
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 現代を忘れ、ちょっとノスタルジーを感じることが出来ます。
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どこか懐かしく、そして優しい時間。
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日本を感じ、日本人であることを誇りに思えます。
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 四季折々で楽しめるのもまた嬉しいですよね。
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でも結局はとても不思議な魅力があるからだと思います。

もう婚礼和装は「ドレスと違う衣裳」という概念を捨てて、「自分が素敵になる、
そしてかけがいのない時間を感じる衣裳」でいいのではないでしょうか?

「結婚をする」というのは人生最大の出来事です。そんな時こそ人生最高の
おめかしを!!! いつもと違う自分になれる最大のチャンスかもしれません!!!
 

ドレスもいいけど和装もね!

これまで婚礼和装の打掛ってなんとなく敷居が高く思われたり、ちょっと
古臭く感じている方もいらっしゃったと思います。
事実、某ウェディング専門雑誌がドレスばかりを打ち出し、結果として打掛
が結婚式で着用されない冬の時代がありました。

しかし最近、打掛は「美しい衣裳」「かわいい衣裳」「魅力ある衣裳」として
復活しつつあります。

ここで「伝統」とか「文化」とかいう言葉は意味がありません。
あくまでも花嫁を彩ってくれる華やか衣裳として思っていただくことこそが
一番大切なことだと考えます。

例えばアンティークの打掛。
柄が少なく、色も現代では余り見かけない色合いの打掛ですが、それも組み合わ
せ次第です。
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 最近の結婚式会場はとても華やかな雰囲気です。そんな中ならアンティークな
衣裳でもバッチリの相性です。画像のようにシルバーフォックスのファーを合わせ
ればグッと豪華さもでますしね。

そして今、色打掛を色ドレスの代わりとしてお色直しの衣裳にする方が大変増え
ています。
つまり「ドレスように可愛く楽しめる衣裳」ということ。
ならばちょっと遊び心があってもいいのではないでしょうか?
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和柄のスニーカーで遊び心を演出するのも良し!
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流行のハニカムボールを飾るのも良し!
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思いのままの雰囲気でも良し!

つまり打掛には無限の可能性があるわけです。何も和の雰囲気だけがシックリ来る
ということではないんです。
もちろん和の雰囲気との相性は抜群です。
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凛とした雰囲気はやっぱり日本人として美しく感じるものです。

色ドレスも素敵ですが、勝るとも劣ることなく打掛も素敵な衣裳です。
ちょっとでも打掛を婚礼衣裳として検討してみてはいかがでしょうか?

実際に見て、手に触れて、ご試着してみて下さい。きっと打掛に対する
イメージが変わるはずです。そして何よりお相手の新郎様の凛々しい
紋付袴姿もご覧になれますからね。

当店では現在ならではの和装のコーディネートをご提案しています。
「ドレスもいいけど和装もね!」
レンタル打掛も和装のフォトもお気軽にご相談下さい。


 

衣裳店あるある

魅力ある衣裳を取り揃え、それらをお客様に気に入っていただいて
お貸しする・・・これが貸衣裳店の基本です。

つまりバイイング(仕入れ)ってとっても重要なんです。
流行・自社の在庫状況・時代背景・先読み・センスなどを絡ませて
「これ!」と感じた衣裳を仕入れます。

「これ絶対人気出るなぁ~」とか、「県内ではうちにしかないから」とか
思っても全く人気がなかったり、一度もご利用されることなく倉庫行き
になってしまうドレスなんて結構あるんですよね。
また仕入れた当初は反応が鈍くても、「そろそろ倉庫行きかな~」と
思い始めた途端に人気が爆発したりすることもあります。

ホント難しいです。
この道何十年の経験があってもいつも暗中模索状態です。多分全国の
どのお店にもこういう経験ってたくさんあると思うんです。
仕入れが毎回上手くいくのであれば、どこのお店も大きなビルを何棟も
建ててますね(笑)

当店で例を上げればこちらですかね。
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 レトロモダンの和装。
一応人気のブランドですし、なかなか無い色合いなのでスッタフ間でも
「何故?」とずっと思い続けています。
でももしかしたらこの和装が持つ魅力に自分たちが気付けてないだけ
なのかもしれません。
いわばアプローチが間違っていただけなのかもしれません。

そんな反省も込めて、リノベーションを行いつつあります。
自分たちが選んだ衣裳に自信を持ち、あらたな魅力を発見するのも
とっても大切なことですからね。

それになかなか利用されない衣裳って、潜在的にお客様へのご提案を
避けてしまう傾向もあります。(これが一番の要因かもしれません)

最近はこういうリノベーションが楽しくて楽しくて