ロケーションフォトウェディング

畳があればこその和装前撮り写真

以前と比べ、近年新築される住宅には畳のある和室が減少傾向にあるそうです。


確かに地べた(畳)に座るより、椅子やソファーに腰掛ける生活に慣れてしまっているのが日本の現状でもあります。それでも畳は長きに渡って日本の生活を支えてきた文化ですので、「嫌い」とか「イヤ」という気持ちを持っている人などいないでしょう。寒い日はともかく、暖かい日は畳に寝転んで本を読んだり、お昼寝したりするのは大変気持ちがいいものです。畳の部屋が少なくなっている今となってはある意味「憧れ」という感情があるのかもしれません。


当店の人気プランである「和装ロケーションプラン」でも畳は決して欠かすことの出来ないアイテムの一つです。

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畳があるからこそ折鶴をちりばめられますし

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畳があるからこそ絵になるポーズもあります。

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人気の正座ポーズも畳があってこそです。


例えご自宅に畳の和室は無くても、一歩畳の部屋に足を踏み入れると「懐かしさ」や「安心感」「特別感」を感じる方は多いのではないでしょうか?年齢が若ければ若いほど和室に対する気持ちって大きいのかもしれません。温泉地のホテルや旅館の部屋って殆んど和室ですが、だからこそ嬉しいですし、「温泉に来たんだなぁ~」と思いますものね。


和装前撮りの緊張もこの畳で緩和されていると思うんです。いろんなポーズも撮れるし、和の雰囲気は十分に醸し出せるし、立っても座っても疲れないしといい事尽くめで、和装前撮りには本当に欠かせないアイテムだと感じています。何といっても打掛や紋付袴との相性が抜群ですしね。


現代人の多くの方が殆んどの時間を「洋室」で過ごされていますが、和室も捨てた物ではありません。もし今ご自宅を新築するご予定があるのであれば、和室を一室だけでも作る検討をされてはいかがでしょう?ご自分たちの為にもなりますが、赤ちゃんや小さなお子さんが転んでも安心の和室は癒しの空間になること間違いありません。お掃除も楽ですからね。


 

花嫁舟で和装前撮り

abitoが目指す和装ロケーションとは「エンターテイメントな撮影」、言い換えれば「体験型の撮影」と言えます。


そもそも和装前撮りの目的は「和装写真を残すこと」だというのは重々承知しているのですが、一生に一度の撮影ですから写真を残すだけじゃもったいないですし、楽しくありません。せっかく打掛、紋付袴を着るんですから衣裳にあった楽しみを感じていただきたい訳です。ただ和装写真を残すだけなら格安のお店はいくらでもありますし、価格では当店は到底太刀打ちで来ません。


それでですね、現在最もおすすめな楽しみ方が「花嫁舟」です。

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4月から5月はご覧のように鯉のぼりがたくさん飾られており、その数1151匹。つまり「いい鯉」、または「いい恋」となり語呂も縁起があります。


このような花嫁舟は福岡県柳川や茨城県の潮来(こちらでは嫁入り舟)が大変よく知られていますが、ここ栃木県にもあるんです。場所は栃木市を流れる巴波川で乗船できるんですよ!通常は観光の方を乗せているのですが、婚礼でお願いすると赤の毛氈を用意してくださり、見た目にもおめでたい特別仕様で乗船が出来ます。

もちろんご家族も一緒に乗れますので、楽しい思い出を共有することも出来ます。ちなみにですがワンちゃんも乗船可能です。


一番最初にこの花嫁舟を活用しての和装ロケーションをしたのは6年も前。それ以来、毎年のように花嫁舟での撮影がありますが、アピールを殆んどしてこなかったので件数はあまりなく、当店としても一つのオプションとしてしか考えていませんでした。


しかし先日、久しぶりに花嫁舟をご希望されるお客様の撮影で「これって本当はもっと人気が出てもいいんじゃない?」と思いました。大正時代の風情を残した蔵の街をゆっくりと進む花嫁舟にのった新郎新婦の姿は大変魅力的で、お二人も「すっごく楽しかったです」との感想でした。せっかくの和装前撮りです、写真を残すだけじゃ勿体無いですよね?

せっかくなら楽しく過ごし、最初で最後の体験をすることで脳裏と身体にその思い出を刻み込みたいものです。それができるのがこの花嫁舟だと断言できますし、そんじょそこらには無い特別な価値を感じていただけたらと思います。


そんなことで【花嫁舟】+【蔵の街お散歩】+【横山郷土館】での3つの場所での撮影をセットにしたプランを新たに企画しました。

それが『栃木蔵の街 花嫁舟プラン』です。

新プランキャンペーンで5月の撮影に限り、2着目の打掛を無料に致します。花嫁舟では嫁入りの雰囲気で「白無垢」、横山郷土館の美しい日本庭園では「色打掛」・・・完全に別の2つのテイストの和装前撮りが叶えられます。今がチャンスですよ!しかも5月は雨が少なく、綺麗な青空が広がる時期ですからロケーション撮影に最適です。


今秋、または来年挙式と和装前撮りには「ちょっと早いかも?」と思われるカップル様も、時間に余裕があるからこそ自分たちが希望する撮影を叶えられるわけですから是非ご検討ください。和装前撮りは「結婚式2~3ヶ月前」とは言われてはいますが、余裕を持って最高の時期に撮影するのが何と言ってもおすすめなんです。


特別でワンランク上の和装前撮りをしたい方は是非当店にご相談ください。お二人のご要望に沿ったご提案をさせて頂きます。


Wedding Dress abito和装ロケ専門サイト

和装ロケーション メイキングムービー公開

Wedding-Dress-abitoの和装ロケーション撮影
Featured Video Play Icon

どなたにとっても和装前撮りは初めてのことばかり。


「初めて」には不安が付きもので、せっかく興味があってもその不安が勝ってしまうと行動に移せなくなるものです。でも和装前撮りって本当に楽しいものですし、一生の記念になる一種のエンターテイメントです。それをご理解いただくには「メイキングムービーが必要かな?」と常々考えていましたが、なかなか行動に移せずにいたのですが、やっと作りました!


3分ほどの動画ですが、是非ご覧下さい。




撮影は昨年の12月でしたが、編集などに手間取ってしまい今頃になってしまいました。

ロケ地は足利市にある「松村記念館」と「足利学校」です。映っているお二人は撮影用のモデルではなく、実際のお客様です。またメイキングムービーだからといって特別なことをしているわけではなく、ありのままの撮影メイキングです。


【見所は?】

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正座姿のお二人が手に持つのは「三献の儀」で使用される朱杯で、松村記念館さんでは由緒ある品々もお貸し出ししてくれます。まるで祝言を挙げたかのような前撮りをすることができるんですよ。

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ここからは足利学校に移動しての撮影でしたが、新婦の衣裳が色打掛から白無垢へ変わっているのに気付いていただけると思います。やはり人気は色打掛の方がありますが、白無垢ならではの魅力も感じていただけることでしょう。

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どなたもおやりになりたがるの「正座ポーズ」。年賀状や結婚のお知らせ葉書などにぴったりのポーズですが、こちらでは金屏風をバックにているのでまさに豪華絢爛の正座ポーズ。この金屏風の長さは七尺(約2メートル)で六曲の大変立派なものですが、やはり無料でご利用いただけます。



最後までご覧下さるとおわかりになると思いますが、段々とお二人の表情が柔らかくなっていきます。またスタジオ撮影とは違い、それこそお二人を全方位から撮影でき、望遠で遠くから撮影することもできるのでバリエーション豊かな写真になります。時間と共に変化していく太陽の位置や光り具合を考慮しながら撮影していくので、まさに自然と一体化した撮影でもあります。

立ったり、座ったり、動いたり、歩いたり、上ったり、下りたりとロケーション撮影では様々な動きを求めることになりますが、だからこそ「体感型撮影」であり、お二人の脳裏に思い出が刻み込まれる訳です。一生忘れることの出来ない思い出ですね。


もうすぐ4月。

一年の内でロケーション撮影には最高の時期の到来です。今秋、あるいは来年挙式でまだまだ時間的に余裕のあるこの春に和装前撮りをロケーション撮影で行なってみてはいかがでしょう?5月は特別な「栃木蔵の街 花嫁舟プラン」をご用意しています。婚礼和装を着用しての花嫁舟はまさにプレミアムで、最高に楽しく、誰もが羨む思い出となることでしょう。

オーダーメイド和装前撮りロケ

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昨日の和装前撮りは当店のプランではなく、お客様のご希望に沿った言わば「オーダーメイド」でした。


お二人のご希望はこうでした。

①それぞれの母校(高校)で撮影したい
②花嫁舟に乗りたい
③家族と一緒の写真を残したい

そういうものでした。これまで②と③は実績がありましたが、①は今回が初です。校内には入れないので正門前での撮影となりますが、そうなると公道での撮影となりますので警察の許可が必要となります。なので予め栃木署に確認しました。いろいろと条件はあったもののOKをいただきひと安心してものです。


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こちらは新郎様のご出身の高校での撮影風景。この後新婦様のご出身高校でも撮影しました。


そして②の花嫁舟での撮影ですが、久々でしたがとっても楽しかったです。そしてやっぱり魅力があると再確認出来ました。

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ちょうど巴波川には1151(いいこい)匹の鯉のぼりが飾られており、まさにインスタ映えしそうな写真になりました。とても暖かい日だったので、そよぐ風も爽やかでお二人とも「とっても気持ちよく、楽しかったです」と言ってくださいました。

上の写真ではお二人のみの乗船でしたが、この後ご両家のご家族も乗船し、しっかりと撮影させて頂きましたよ~。


また母校、花嫁舟とは別に栃木蔵の街にある横山郷土館でも撮影しました。

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こちらは大正時代のすがたそのままの邸宅と美しい日本庭園が広がる素敵な場所。

ご家族写真はもちろん、邸宅ならではの「正座ポーズ」なども撮影しました。



まとめると今回のオーダーメイドのロケ撮影は「新郎出身高校」「新婦出身高校」「花嫁舟」「五連蔵」「横山郷土館」と5つの場所での撮影となりました。もちろん全て栃木市内なので実現できたわけですが、当店はお客様のご希望に出来るだけ応えられるように尽力しています。もし「こんなことしたい」「こういう場所で撮影したい」というご希望があれば、まずは遠慮なくご相談下さい。

「全て叶えます」・・・とは言い切る事は出来ません。出来ない事はハッキリと「出来ない」とお答えしますので五分と五分ですから遠慮は要りません。しかし出来うる限りご希望に沿えるようにしたい気持ちは山盛りに持っていますから。


スーツもシューズもやっぱりオーダーメイドした物は着やすく履きやすく、なにより大切にしたくなるものです。和装前撮りだって同じです。


お二人にとって大切にしたい、価値のある和装前撮りってどんなものですか?ぜひabitoにお聞かせ下さい! 一緒に実現できるよう手を取り合いましょう。
 

ソメイヨシノの桜ロケーションフォト 残り一枠です

今年は例年より早くソメイヨシノが咲きそうです。


昨年末より受付開始した桜ロケーションフォト(ソメイヨシノ)もお受けできるのは残り一組のみとなります。(※八重桜での桜ロケーションフォトはまだまだ受付中です。)

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桜が美しい時間はほんの僅か。

約一週間位ですかね・・・だからこそ価値があり、プレミアムな和装前撮りとなる訳です。当店ではそれこそ7年ほど前からこの桜ロケーションフォトを開始しましたが、年々ご契約くださる組数は右肩上がりで伸びています。


映画やドラマの撮影も以前はスタジオでの撮影が多く、視聴側からみても「セットだな」とか「自然光じゃない」と思ったものです。その時代は少なからずある程度のクオリティーでも許されていましたが、テレビ自体が「液晶」「プラズマ」へと進化し、さらに「4K」へ進化した今となってはもはや・・・ですよね。


映画だってドラマだって今の時代、「リアリティー」が求められます。前撮りなどでロケーション撮影の人気が年々上昇しているのも同じ理由なのかもしれません。特に桜や紅葉は時期が限られるので、さらにリアリティーに溢れていますからね。


話しを元に戻しますと「ソメイヨシノでの桜ロケーションフォトをご希望の方はお急ぎ下さい!」と言うことです。あと一枠、一枠だけですよ!「どうしても時間が合わない」と言うカップルには八重桜での桜ロケーションフォトをおすすめ致します。こちらでの前撮りも素敵な写真になること間違いなしです!

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和装前撮りをされたお客様からの感想を是非ご覧下さい

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abitoでは和装前撮りをされたお客様から感想の言葉をいただいております。

書いて頂くのは当店が用意した特設ホワイトボード。

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こんなにまっさらだったボードも現在はこんな感じで賑わっています。

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タイミングが合わずに書くのをお願いできなかったお客様もいらっしゃるのが残念です。


最新(本日)の感想がこちらです。

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先日、ご自宅での撮影をさせていただいたお客様に書いていただきました。


やっぱり自分たちで自画自賛するより、実際にご利用されたお客様の言葉のほうがリアリティがあり、参考になりますし、伝わりやすいものです。当店にお越しの際はぜひこちらのホワイトボードにご注目下さい。


階段の踊り場に設置しています。

もぐもぐタイム 和装前撮り編

冬季オリンピックでも話題になったもぐもぐタイム。


abitoでは結構前から取り入れていました。

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海苔巻きを食べたり・・・

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お団子食べたり・・・


他にもいもフライだったり、サンドウィッチの時もありました。


やっぱり食べている時の表情はとっても自然ですし、楽しさが滲み出た写真になりやすいので好評です。テレビ番組でも食レポされているタレントさんに親近感を覚え易いですが、それと同じなのかもしれません。


緊張し易い
上手く笑顔になれるか心配


そんな方は前撮りの一番最初に「もぐもぐタイム」をお試しになってみてはいかがでしょう?緊張もほぐれ、いつものお二人らしい表情になれる可能性はとっても高いですよ!

和装ロケーションフォト専用ブースを設置します

連日ブログでは「和装」「和装前撮り」などに関する記事を投稿しており、『またか・・・』と思われるのを覚悟で本日も和装前撮りに関するブログを書いちゃいました。


でもそれだけabitoには和装前撮りのお問い合わせが多いんです。中途半端が一番良くないですから、こうなればトコトン行きます。


近々、当店では「和装ロケーション専用ブース」を設置予定です。

とは言ってもPCを置いただけのごく僅かなスペースです。

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ここで何をするかと言いますと、これまで当店で撮影したお客様の写真を自由に見ていただく訳です。


例えばロケ地。

岡田記念館、掬翠園、日光田母沢御用邸、桜ロケ、紅葉ロケなど当店では多くのロケ地をご紹介しています。もちろんウェブサイトに掲載もしていますが、全ての画像ではありません。そんな中にも素敵な画像がたくさんあるので是非見ていただきたいと思うからです。

一つ例に挙げると岡田記念館では「竹林の小路」「池の石橋」「縁側」「板塀前」「門前」「二階居間」「玄関前」など多くの撮影スポットがあり、お客様に応じて様々なバリエーションで撮影しています。そういった様々な画像を見ていただき、イメージを膨らませてもらったり、参考にして頂くことでさらに撮影が楽しみになります。

またヘアスタイルや髪飾りも同様です。

和装のヘアスタイルにはどのようなものがあり、abitoではどんなスタイルが人気なのかもわかります。実際のお客様の画像ばかりなのでリアルですし、画像を見ながらスタッフと相談もして頂けますのでとっても安心です。そのまま打ち合わせもしてしまえば撮影当日も時間の短縮となり、とってもスムーズに進行しますしね。

この他、人気ポーズや撮影アイテムなども一気にご覧頂けるようになります。



実際、これまでは撮影当日にお客様とご相談しながら撮影をすることが多かったのですが、よりご満足していただくためにお客さまのご要望を予めお伺いし、それに沿って撮影を行なえる態勢を整えることが目的です。このようにすればお客様の負担を軽減し、abitoとしても万全の準備で撮影に臨めるので一石二鳥なんですね。


和装ロケーション専用ブースを設けるまでになれたのもこれまでご利用くださったお客様方、カメラマンさん、そしてスタッフのお陰です。まだまだ栃木県内では和装ロケは他県ほど浸透していませんが、当店は先へ先へ進んで行きます。

撮影を楽しむ前に「選ぶ楽しみ」「調べる楽しみ」「想像する楽しみ」をお客様方にご提供していきます!

「君の名は。」ではなく、「そちの名は。」

abitoはInstagramのアカウントを4つ持っており、気が向いた時にだけ更新しています。

1.abitoのウェディングアカウント⇒Wedding_abito

2.abitoの成人式用アカウント⇒abito20th

3.abitoの七五三用アカウント⇒abito753

4.abitoの和装前撮り(フォトウェディング)用アカウント⇒abitophotowedding

 

4つのアカウントを管理するのは大変ですが、時流に乗らないともったいないですからね。この中でも最も力を入れているのが4つ目の和装前撮り用のアカウントです。なんたってインスタは画像メインのSNSですから、一番ピッタリですからね。


こちらのアカウントにアップする画像は全てabitoで前撮りをしてくださったお客様を撮影したもののみ。そしてこだわりの一つとして、画像は一切加工せず、お客様にお渡ししたままのものだけにしています。なかなかフォロワー数は増えてはいきませんが、この状態を楽しむのもありかなと考えています。


そしてつい最近アップした画像が先日撮影させて頂いたお客様のものでこちらです。

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前撮り写真て花嫁花婿がピッタリと寄り添うことが多いのですが、ちょっと間を開けてみるとまた違った新鮮さがあります。

以下、アップした際に書き込んだ文章です。

「振り返るとそこには・・・」というイメージ。ぴったりと寄り添った写真が多いですが、ちょっとはなれたからこそお互いを想う気持ちが伝わってきますね。

するとこの写真に対してコメントを頂いたのですが、何とご本人(花嫁様)からでした。


時折、アップした画像のご本人からコメントをいただく事があり、画像使用の許可はもちろん頂いている訳ですがいつもドキッとしてしてしまいます。


「この画像じゃない方が良かったかな?」とか、「文面が良くなかったかな?」なんて瞬時に思ってしまうのですがご本人からはいつもありがたいコメントを頂いております。やっぱりabitoのお客様は素敵で優しい方ばかりです。本当にお客様に恵まれています。


さて今回この画像に対してのお客様からのコメントはこうでした。

「その節はお世話になりました。この写真は友人にも褒められ『そちの名は。』というタイトルを付けていますsmiley笑」


しばらく「そちの名は。」の意味合いが分からなかったのですが、人気を博した映画「君の名は。」からだとようやく気付きました。よくよく見てみると、構図が同じなんですよね~。そして着用しているのが和装ですから、「君」ではなく古風に「そち」にされたんですね、いや~深い♡


ご友人に褒められると当然嬉しいでしょうし、当店としても客観的なご意見を聞くことが出来て大変ありがたく思っています。しかも想定外のパク・・・いえいえオマージュの構図で「そちの名は。」というタイトルも付けていただけるなんて・・・。


そんな訳でこちらの構図は当店では「そちの名は。ポーズ」と命名させて頂き、今後は積極的にお客様におすすめしていきたいと思っています。


専門店として如何に経験があろうが、知識があろうがお客様からのご意見ほど貴重なものはありません。今後もお客様の忌憚のないご意見をいただきながら、abitoの和装前撮りがより良いモノとなるようにアップデートしていきます。

和装前撮りの一番人気は「岡田記念館プラン」です

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創業30年を越える「貸衣裳店」にもかかわらず、「フォトスタジオ」と思われることの多くなった今日この頃。


ある意味残念な気持ちもありますが、もう一方では目指していた場所に着地できたので嬉しさ半分という複雑な気持ちです。でもそれだけ和装前撮りを希望される方が増えたという良い方向と前向きに捉えています。


当店abitoは和装前撮りとは言ってもロケーション撮影を得意とし、専門としています。

このロケーション撮影、季節によって人気のプランが入れ替わります。


例えば3月は梅ロケーションプラン、4月は桜ロケーションプラン、5月からは新緑、夏は奥日光、そして10月下旬から11月にかけては紅葉ロケーションという具合です。しかし一年中人気を誇るプランがあります。


それが「岡田記念館プラン」です。

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栃木市にある岡田記念館は500年以上の歴史を誇る栃木の名家 岡田家所有の登録有形文化財です。一般開放(入場料あり)され、その歴史的価値は見所満載で和装前撮りのロケ地として大変おすすめです。


当店には岡田記念館以外にも多くのロケ地をご案内していますが、多くの方がこちらをお選びになります。理由は明白でシンプル。

「素敵な撮影ができそうだから」・・・たったこれだけの理由ですが、ある意味真理とも言えます。さてどんな素敵な撮影ができるのかをご紹介したいと思います。



一番の理由はこの竹林の小路
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和装前撮りをご希望のお二人にとってこの竹林の小路ほど心を揺さぶるものはないのかもしれません。サンプルアルバムをお見せしただけで「ここにします!」と即決するカップル様がとっても多いんです。和装との相性は抜群ですし、京都を思わせるような非日常の世界観を感じるからでしょう。

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色打掛、白無垢のどちらでも素敵な写真になりますね。
季節によって竹の合間からこぼれる光りの具合は変わりますが、光と影のコントラストはとても綺麗なんです。また竹は季節を問わず一年中ずっと美しい緑のままなので、どの季節でも変わらぬ雰囲気の撮影が可能です。

こちらのような竹の小路は県内にはほぼなく、だからこそ価値を感じていただける訳です。


水面に写る逆さのお二人
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岡田記念館の広大な庭園には大きな池があり、およそ5メートルに及ぶ石橋が横たわっています。
ここで撮影された写真も人気で、ご覧のように水面にはお二人のもう一つの姿が浮かび上がります。この池には錦鯉が泳いでおり、時折お二人を祝福するかのように寄ってくることもあるんです。

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こんなおどけたポーズも人気です。秋には紅葉が美しく、紅葉ロケで多くのカップル様がご利用になっています。


優しい日差しが降り注ぐ二階の床の間
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ほぼ全ての方が希望されるポーズと言えば「正座ショット」ですね。
結婚式のスライドショーで流したり、年賀状に使えたりととっても便利ですからね。でもこういう写真も柔らかな明るさの中のものなら、よりお二人の幸せな時間を演出してくれるはず。まさに二階の床の間は大正解の場所なんです。

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右にある障子で光り加減を調節できるのがポイントです。
障子を出ると廊下があるのですが、そちらで撮影した写真がこちら。

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太陽なのか、それともお二人の幸せさなのか? 多分両方ですが、キラキラ輝いていますね。とっても良い写真です。


その他にもおすすめの撮影ポイントがたくさんあります

●板塀前
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●玄関前
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■建物をバックに
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●門前
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●一階縁側
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●一階廊下
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いかがでしたでしょうか。岡田記念館の魅力をおわかりいただけたことと思います。

これまで当店はこの岡田記念館で大変たくさんのカップル様の和装前撮りに携ってきました。その事により、オーナー様も大変良くしてくださり、今では休館日でも利用させていただけるまでになりました。また「好きに使って良いからね」というお墨付きまで戴けたのは、何よりオーナー様が当店を信用してくださっているからこそ。この人間関係も少なからず素敵な撮影に影響しているかと思います。

「勝手知ったる」ではないですが、開け閉めも完璧にできますし、どこに何があるかさえ完全把握しています。ま、それだけ多く撮影していると言うことですので、安心してお任せいただけますからね。




やはりロケーション撮影は「屋外」だけでなく、「屋内」でも撮影できて満足できるものです。

結婚式場で前撮りされる方も少なくありませんが、当店は衣装だけでなく撮影場所にも「和」にこだわっています。ただ和装撮影がしたいだけならスタジオでも良いわけですが、せっかくならどっぷりと和に浸ってみませんか?中途半端なコンセプトでの撮影は後悔の元となります。この時にしかできない撮影ですからじっくりと検討してみてはいかがでしょう。


和にトコトンこだわった撮影をし、写真を残すことは記憶という思い出づくりにもなります。当店は「記録」だけでなく、「記憶」というもう一つの大切な財産作りのお手伝いをしているお店です。「キレイ」「かわいい」だけを求める方は当店以外でもきっと納得されると思いますよ。