結婚式

ウェディング業界の「箱型商売」のこれから

現在の日本における一般的とされるウェディングは「結婚式」+「披露宴」がセットになっているもので、皆さんが思い描くのもこの形ではないでしょうか?



そもそもこういったウェディングは先の東京オリンピック開催にあたり、東京にいわゆる『シティーホテル』が続々と作られてからが始まりと言われています。各国のオリンピック選手団が滞在をきかっけに作られたホテルですが、オリンピックが終われば需要は激減します。そこで「結婚式」というコンテンツを取り入れたからなんですね。



ホテルウェディングが隆盛を極めた時代が終わり、やがてゲストハウス型ウェディングとなり今に至ります。


ゲストハウスはいわばウェディング専用施設の為、ホテルのように「宿泊」や「宴会」、その他「スペースレンタル」で売り上げを作る事は出来ません。そう、結婚式があってこその物なのです。


だからこそ誰もが憧れるようなハードに仕上げ、ホテルよりも「非日常」を感じる空間を花嫁花婿に提供してきました。しかしその反面、結婚式の総費用は増加の一途を辿り続け、日本経済が停滞している現在においても年々増え続けています。


そしてここに来て、これまで受け継がれてきた一般的なウェディングに対しての「価値」を疑問視する若い方々が増えています。



確かに結婚というものをそもそもから考えると、「結婚式」は始まりに過ぎず、その後も結婚生活は続きます。その始まりに何百万という出費をするより、長く続く日常生活のために備えてたいという考えが出てきても当然と言えば当然のことです。もちろん結婚式に対してそれを凌駕する価値を感じる方も多くいらっしゃいますが、今や昔と違い「価値観」の細分化は大きくなっています。


以前は日本人の価値観は「右にならえ!」的でしたが、現在はある意味「人は人、自分は自分」と考える方向性が強いのかもしれません。



ここ十年近く、結婚式には「見た目」「華やかさ」「非日常的空間」が求められ、その需要に応えるべく結婚式場専門施設が日本各地で数多く作られてきました。良く言われることですが、ここ宇都宮においても数多くのゲストハウス型専門式場がありますが「人口にくらべてかなり多すぎる」らしいです。



人口の減少、経済の停滞、結婚率の低下、そして価値観の変化とウェディング業界(他業界もですけどね)にとってマイナスの要因ばかりです。これからはあまりにも現実とかけ離れたウェディングよりも、より日常に近いウェディングが求められるのかなと考えています。



より日常に近いとは「いつでも行ける」「半永久的に存続している」「無理のない出費」「演出より儀式」といったものです。このことを踏まえると施設ありきの「箱型ビジネス」の将来はあまり明るくないかもしれません。家族婚・神前挙式・フォトウェディングの需要が年々高まっていると言うことを踏まえると、現実味を感じざるを得ません。


ウェディング業界は今後、減少し続ける【結婚式したい派】の単価を吊り上げるのではなく、【結婚式しない派】の方々に対してこれまでとは違う価値観の結婚式を提案し、「結婚式してみようかな?」と思っていただけるようなビジネスをしていかねばなりません。


どんな形であろうと結婚式はとても素敵なものです。縁あって出会ったお二人が将来を共にすることを誓いあい、結ばれる。そしてその門出としての結婚式はご家族をはじめ、ご友人などと一生に一度しかない時間を共に過ごせるものなのですから。


その昔、日本には結婚式というものは存在せず「祝言」というものがありました。多少は背伸びはしたとは思いますが、過度な出費、過度な演出はせずに本当に身内だけのひっそりとしたお祝いでした。



時代は繰り返します。


ファッションも経済も、そして価値観も。


また祝言のような時代が来るかもしれません。というか来させなければいけないと感じています。

和装ロケーション撮影は新しい結婚式の形です。

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結婚式。


この言葉を見たり、聞いたりすると誰もが想像するのが結婚式場で行われるセレモニー&レセプションではないでしょうか。もちろん正解ではありますが、この平成29年においては「不正解」ともいえます。



何故なら結婚式の形は既に多様化しているからです。


リゾートウェディング、海外ウェディング、レストランウェディング、家族婚などいろんな形がありますが、フォトウェディングもその新しい形の一つです。



結婚式というものに決まった定義はありませんが、敢えていうならば「結婚という人生の節目において、ご家族やご友人などにご報告を兼ねたお披露目をすること」。こんな感じではないでしょうか?


「花嫁・花婿と一緒に時間を過ごし、思い出を作ること」といいい換えることも出来ます。そう、思い出を作ることが全てなのかもしれません。



フォトウェディングはよく「写真だけの結婚式」とも言われます。


スタジオでの撮影では限りがあることも、ロケーションでの撮影ならば可能になることもあるんですね。


例えばこんな写真。
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スタジオでの撮影の場合、まずこんな全員でのピース写真は撮りませんし、全員のカメラ目線は必須なんです。でもこちらはカメラ目線でない方も数人いらっしゃいますが、絵になっていると感じます。しかも皆さん自然な笑顔。

時間というものは誰にも止められるものではありませんが、写真なら留めることができます。こちらの写真はまさに「その時」を切り取ったような物となりました。

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こんな何気ないカットも時間が経過すると共に、少しずつ少しずつ大切な物となっていきます。

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そしてこちらの写真は私も大好きな一枚である『ファミリートレインフォト』。

人生のうちでご家族とこのような写真を撮影することってほぼほぼないに等しいと言っても過言ではありませんよね。日常ではまずありえないことですが、フォトウェディングという特別な時だからこそ全員がのって頂ける訳です。

何も「儀式」「食事」を共有することだけが結婚式ではありません。


どんな忘れられない思い出を一緒に作るか?

その時のことをどれだけ脳裏に焼き付けることができるか?


そしてそれらがいつまでも語り草になるようになる事こそが何よりも求められているものだと思います。

 


結婚式ではご家族はどちらかと言えば控えめにならざるを得ないお立場であり、新郎新婦と交わる時間は想像以上に少ないものです。ましてやこのような写真を撮影する時間などありません。


でも一番お祝いしてもらいたいのは家族であり、お祝いしたいのも家族です・・・でも当日はそうも行きません。


だからこそ家族だけでのもう一つの結婚式として、「和装前撮り」「フォトウェディング」をおすすめします。こういった時間があったのであれば、結婚式への向き合い方も変わりますし、何より大切な思い出が作ることができますからね。



家族だけで過ごす時間はいつでも作れそうですが、現実はなかなかありません。「そのうち・・・」と思っているだけではダメです。


「作る!」という気持ちがあってこそ作れるものです。そしてそのキッカケこそ和装前撮りであり、フォトウェディングなんです。



 

モーニングのサイズ豊富に取り揃えています

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結婚式に欠かせない衣裳の一つに、新郎新婦のお父様がご着用されるモーニングがあります。

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一般の礼服と違い、お持ちになっている方って殆どいらっしゃいません。着用する機会もほとんどないですしね。


なので必要なときにはレンタルされる方がほとんど。当店でも毎年数多くの方にご利用頂いています。


 

そしてレンタルする場合、皆さんが気になるのが「レンタル価格」と「サイズ」だと思います。レンタル価格はお店によって違いがありますが、当店の場合は二泊三日で15,000円です。結婚式場さんによっては30,000円以上する場合もあるようなので、貸衣裳店でレンタルした方がお得かもしれません。


もう一つの悩みであるサイズ。

背の高い方、低い方、ほっそりした方、貫禄がある方など人によってサイズはそれぞれ違います。「自分のサイズあるかな?」と不安に感じる方も折られるのではないでしょうか?

ちなみにモーニングのサイズはS・M・Lといったものではなく、細いサイズから「A」「AB」「B」「E」「EL」と分別され、それぞれ2~9という身長別のサイズがあります。例えば身長170cmでウエストが80センチの場合、モーニングのサイズは通常A5になります。

もちろん同じ身長・ウェストでも手足の長さ、肩幅などに違いがありますので、そんな場合は前後のサイズを組み合わることになります。

ちなみに当店が長年使っているモーニングのサイズ早見表がこちら。
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このようにモーニングのサイズは細分化されているんですよ!

また当店のモーニングのパンツの殆どにアジャスターを採用していますので、ウェストのサイズ前後5センチくらいは調節できるようになっています。
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【当店が取り揃えているモーニングのサイズ】

最短身長サイズは155センチから
最長身長サイズは185センチまで

最小ウェストサイズは70センチから
最大ウェストサイズは120センチまで


とこのように幅広いサイズ展開でモーニングを取り揃えています。また上記に当てはまらない方もご安心下さい。イレギュラーなサイズのモーニングの場合、取り寄せることも可能ですのでご相談下さい。※この場合はご使用日より最低3週間前のご相談、ご来店となります。


モーニングは数ある礼服の中でも最上級に位置する礼服です。

いわば格式のある衣裳ですから、小さいサイズで窮屈に着たり、大きめの物をルーズに着たらせっかくの晴れの日も台無しです。かっこ良く、素敵に」モーニングを着こなす最低条件はベストなサイズを選ぶことから始まりますので、妥協しないサイズ選びを心がけて頂ければと思います。

でも本当は「ほんのちょっとキツイかも!?」くらいのサイズで着て頂くと、一番綺麗なフォルムになるんですけどね。

 

和装前撮りで人気のロケ地はここ!その理由とは・・・

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昨年の秋の紅葉ロケの頃から当店のおすすめロケ地の人気が偏っています。


現在の一番人気のロケ地は栃木市にある岡田記念館です。かなり前から当店のおすすめロケ地としてご紹介していましたが、ここに来て殆どのお客様がこちらをお選びになります。当店がおすすめしているロケ地はどこも素敵な場所ばかりですが、何故こんなにも岡田記念館が人気なのかを当店なりに分析してみました。



■竹林がある

竹林の雰囲気は和装にピッタリとドはまりします。綺麗な竹林の緑は白無垢にも色打掛にも見事に映えるんです。
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こちらの竹は通常より細く、短く隙間があるため、優しい木漏れ日がお二人を包みます。季節を問わず緑でいてくれる竹は当店にとってはもちろん、お客様にとっても大変有難い存在です。


■広々とした庭園がある

岡田記念館、とりわけ主に撮影を行う「翁島(おきなしま)」の敷地は広々としています。

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秋は紅葉が美しく、左手にちょっと見えると思いますが鯉が泳ぐいけもあります。ぐるっと一周、散歩がてら撮影できるのも魅力なんですね。


■とにかく建物がすごい

先ほどご説明した「翁島」は大正時代に贅の限りを尽くして普請された日本建築です。
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例えばこちら。
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これは一階にある廊下なのですが、何と一枚板。つまり切れ目がなく、一枚の欅の木材なのです。その当時はもちろんですが、今となっては手に入れることはほぼ不可能で、その価値は家一軒分に相当するとか。

当時としては天井も高く、とても開放感を感じます。

また珍しいことに、翁島は二階建ての日本建築なのでいろんな撮影が楽しめます。
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窓越しの木々の緑をバックにて撮影したり、

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外から見上げながら撮影したりとか、通常ではできない事もこちらでなら叶えることができるのも人気の秘密です。

また隣にはお茶室があり、翁島とはまた違った風情の撮影が楽しめたりもします。

どこで撮影しても絵になるロケ地なんですね。


■こんな心遣いもあるんです。

前述したように、お茶室が隣接しています。なぜならこちらのオーナーの方は裏千家の茶道の先生なんです。

そんなこともあり、翁島のところどころに生け花が美しく飾られています。
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床の間には全て生け花が!

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ちょっとした所にも綺麗なお花があります。

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玄関にも季節のお花を飾ってくれています。詳しくはわかりませんが、全て中央ではなく、向かって左側にずらしてあるのは何かの意味があるのかもしれません。今度先生に聞いてみたいと思います。

和装前撮りに置いて、床の間をバックにお二人の正座姿の写真はとても人気です。
生け花がなくても素敵なのですが、あればさらに素敵な写真となります。
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花嫁様の後ろにちょこっとだけ生け花が見えるのですが、こんな何気なく写りこむ花がお二人をさらに素敵にしてくれるはずです。


■テレビドラマや映画などでもロケ地として数多く利用されている

テレビや映画でロケ地として利用されるのは、それだけ魅力があるからです。100年以上の年月が作り上げたその雰囲気、贅の限りをつくしたつくりなどやはり「本物」には人をひきつける力がありますね。何もエピソードがないよりは、「私たちが前撮りした場所は○○の撮影で使われた場所なんだよ~」という付加価値があれば、嬉しいですよね。

こんなことも人気の秘密なのかもしれません。



■まとめ

実際、お赤田記念館のロケ地代は決して安くなく、嘘偽りなく「10,000円」です。これは全てのお客様にご負担して頂いています。

それにもかかわらず、多くのカップル様が10,000円を払ってでも利用したいと思われるそのこころは、これまでご説明しただけでは物足りないのかもしれません。結婚式を控えたお二人がされる和装前撮りは一生のうちでも最も大切な撮影の一つです。

そんな特別な撮影にはやはり特別なロケ地が良く似合います。

確かに10,000円は安くありませんが、「一生に一度のこと」と考えれば決して高くはないのでは!? 

撮影後、お客様にお話を伺うと「やっぱり岡田記念館での撮影で大満足でした」とお答え頂けることが全てを説明してくれています。必ずしも「いつも」とは言えませんが、ほぼ貸切状態で撮影することができますので、恥ずかしがり屋さんのお二人にもおすすめです。


当店はこちらの岡田記念館長らくお世話になっており、既に数十件以上の撮影実績があります。オーナーさんにも信頼され、「好きに使っていいよ!」と言われるほどです。今回メインでご紹介した「翁島」はもちろん、日本庭園、「お茶室」、そして離れた場所にある「武家屋敷」などの全てを把握しています。

どこに何があり、「お客様のご要望される撮影ならここがベスト!」と即座に判断も出来てしまうほどです。


本当におすすめのロケ地です。


ご興味のある方はどうぞお気軽にご相談下さい。岡田記念館の魅力を余すことなくご説明いたします!!!!


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☎028-655-0975

 

白無垢も紋付袴もこんなコーディネートはいかがでしょう?

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婚礼和装、つまり打掛と紋付袴をご見学に当店にお越しくださるお客様方に人気のコーディネートがあります。

こんなコーディネートです。

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まずは紋付袴からご説明。

通常、紋付袴の中に着る「長着」と「羽織」は同色で組み合わせることが多いのですが、ご覧のように敢えて色を変えてもかっこいいものです。かなり評判も良く、「この組合せカッコいいですね!」とのお声を頂きます。

紋付袴の一番人気は黒の羽二重に仙台平の組合せ。
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これにちょっと手を加える(白の長着にチェンジ!)するだけで、こんなにも印象が違ってくるんです。特に白無垢と合わせるときに大変おすすめです。同じ白を入れることで、調和が取れるんですよね。


そして白無垢はご覧のように、「ハコセコ」と「懐剣」の小物を柄入りの物で組み合わせてみました。

白無垢も通常はハコセコも懐剣も白い物を組み合わせるのですが、必ずそうしなければならないわけではありません。意外と和装って自由度があり、お好みでチョイスしても全然OKなんですよ!

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紅葉などをバックにするときは白の小物のほうが映えたりするものです。でも全ては花嫁様のご希望次第ですからね。


婚礼和装の打掛と紋付袴は現在のウェディングシーンで人気があり、そして欠かせない衣裳となっています。しかしながらドレスと同様に考え、あまりにもカジュアルにしすぎてしまっていることもあります。もちろんご本人のご希望なのでしょうが、和装には和装にしかない魅力があります。

その魅力を引き出すどころか、敢えて無視してしまうのはいかがなものでしょう?

和装を着るなら、和装なりのコーディーネートを楽しむべきではないかと思っています。ドレスと同一視せず、和装は和装を楽しみ、ドレスはドレスで楽しむことで二つのテイストを楽しむことになるのだと思います。


無茶せずに和装を楽しむ事。そんなご提案をこれからもしていきたいと思います。

秋挙式の方も既に動かれています!桜ロケ希望の方はお早めに!!!!

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年間を通して、最もご希望の多いロケ撮影が春の「桜ロケ」と秋の「紅葉ロケ」です。


やっぱりですね、その季節を象徴する桜や紅葉は人気がありますし、何より美しく打掛と紋付袴の組合せにしっくりと馴染むんですよね。


春の桜ロケを希望される方は5~7月に結婚式を控えた方が多いのですが、10月~11月の秋に結婚式を迎える方にも人気なんですね。結婚式は秋だけど、ウェルカムボードは春の桜の写真・・・・二つの季節で結婚式を楽しめるのはとても贅沢なことではないでしょうか?(贅沢と言っても早めの前撮りをするだけですから、どなたにもチャンスがあるわけです)

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こういう写真を見るだけで、春の匂いがプンプンしてきますよね!真冬真っ只中ですが、ちょっと先取りして、お二人だけの春のイベントとしてお考えしてみてはいかがでしょうか?



本日ご来店された桜ロケご希望のお客様も今年の秋に結婚式を控えた方でした。


もう秋挙式の方も行動されているので、5~7月に挙式の方はちょっと焦ったほうがいいかもしれませんね。特に桜満開の時間は短く、あっという間に終わってしまいます。予約をしようとしても既にいっぱいで、諦めざるを得ない・・・・何てことになりかねません。



そして当店では1月31日までにご成約くださったカップル様には通常18万円(税別)の桜ロケプランを2万円OFFの16万円(税別)でご提供しています。今日が1月15日なのであと約2週間あまりしかありませんよ!

詳しくは当店のフォトウェディング専門サイトをご覧下さい

結婚式の準備をしていると何かと「オプション追加」が当たり前になってきて、金銭感覚が狂ってきてしまい、いつもならお得と感じる「2万円OFF」もそれほど魅力的には感じないかもしれませんが、2万円って結構な額ですよ。


美味しいディナーもいただけるし、温泉にもいけます。新幹線で東京往復二人分でもお釣りがきますし、宇都宮の餃子なら約80人前くらい頼めてしまいます(笑)


だから桜ロケを予約するなら1月中が絶対お得です!!!!


まだまだ予約の枠は空いておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。打掛や紋付袴のご試着もお楽しみ頂けますからね。


皆様のご来店を心よりお待ち致しております!!!

どうして結婚式だけ和装を省くの?

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私たちの国 日本には和装という独自の衣裳文化があります。

そして節目節目で必ずと言っていいほど、お祝いの和装を着用していることご存知ですか?


■ 生まれてすぐに和装を着ているんです

日本には生まれたての赤ちゃんの誕生の報告と、これからの健やかな成長を神様にする為に「お宮参り」をする習慣があります。この時、赤ちゃんが着るもの(正確には羽織る衣裳)が産着です。この産着が人生最初の和装です。

次は七五三。

三歳の女の子は被布、五歳の男の子は羽織袴、そして七歳の女の子は振袖という和装を着用してのお祝いとなります

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                 五歳                        三歳                         七歳


地方によっては10歳で「1/2成人式」や十三参りなどでやはり祝いの和装を着る習慣もあります。

そして成人式では女性は振袖、男性は少数はですが羽織袴を着て出席さますね。
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               紋付袴                   振袖
 

専門学校、大学の卒業式には女性は袴姿になる方が殆どです。稀に男性も羽織袴姿になることも・・・。

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            二尺袖&女袴

そして結婚式。

一時に比べ、お色直しの衣裳として色打掛をお召しになったり、神前挙式で白無垢姿になる花嫁は増えましたが、それでも婚礼和装である打掛と羽織袴を一切お召しにならいないお二人もいらっしゃいます。

もちろん予算だったり、時間だったり、ライフスタイルにより「和装はいらない」という選択をされることもあるかと思いますが、上記で説明したように、これまで生まれてから卒業するまでのお祝いの節目には必ずと言っていいほど和装を着てきたんです。もちろん自分の意思ではなく、ご家族の希望であるにせよ思っている以上に和装は身近だったはずです。

産着・七五三祝着・成人式振袖・卒業袴・・・・どれをとっても「その時」にしか着ることの出来ない和装です。そして打掛も「結婚」という節目でのみお召しになれる衣裳です。そう今しかないのです。

今は写真だけという選択もあります。

是非結婚の準備を間近に控えている方には婚礼和装という選択肢もあるということを頭の片隅においてください。結果としてドレスだけになったとしても、十分に納得されることでしょう。しかし全く検討しないということは後悔の元になるだけです。


日本のお祝い事には和装が付きまとうもの

ご自分の厳かでありながらも華やかで、とても美しい和装姿をまずはイメージして見てはいかがでしょうか?
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ドレス姿とは全く別物の魅力がたっぷりと詰まっている衣裳なんです。

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結婚式に本当に必要な衣裳だけを『ギュッ』と詰め込んだとてもお得なレンタルセットプランが誕生!

和装でも洋装でもOK!

シンプルウェディング・レストランウェディング・家族だけの結婚式をご予定の方
又は
お色直しをされない方、少しでも費用を抑えた方

そんな方々に大変おすすめのプラン♬

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新郎新婦の衣裳が洋装でも和装でも各一着ずつ、
そしてご両家のご家族衣裳が4着分、
合計で6着の衣裳が含まれているとってもご利用しやすいレンタルプランです!


◆ご親族衣裳は下記の種類からお選び頂けます◆
      モーニング・黒留袖・色留袖・付け下げ・訪問着・振袖・男性礼服

● お色直しの衣裳として
● 挙式だけのカップル様とご家族様に
● ご家族だけのお食事会をご予定の方に
● レストランウェディングなどのカジュアルなパーティーをご予定の方に


このプランで新郎新婦を含む6名様の衣裳をご用意することができます!しかもとってもお得な22(ふうふ)万円!!!!
       

人数で割るとお一人様あたり約3.6万円と安心価格!



お色直しをお考えの方にはこちらのプランがおすすめです
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30万円(税別)の定額でお好きな衣装を選び放題のとってもお得なプランです。詳しくはこちらから

 


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☎ 028-655-0975

〒321-0138  栃木県宇都宮市兵庫塚3丁目19-40

【営業時間】平日10:00~18:00 /土日祝祭日10:00~19:00  【定休日】火曜日 

 

白無垢には想像以上に違いがあることご存知ですか?

婚礼和装のひとつである白無垢

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「白無垢」という名の通り、清廉正があり、そして神聖さを感じる婚礼和装です。

一般的には「結婚式の式服」として知られています。でも必ずしも神前挙式において白無垢でなければならないという決まりはありません。黒引き振袖や色打掛でももちろんOKなんです。


さて、ここ数年婚礼和装の人気が右肩上がりになってきていますが、どちらというと色打掛の方に注目が集まっているようです。確かに色打掛も素敵なのですが、白無垢も負けず劣らず素敵な衣裳です。


もしかしてこう思っていませんか?

「白無垢って白一色の衣装だからどれでも同じでしょ!」
「違いがわからないから選ぶのが難しそう・・・・」


ブッブ~☠ 違います。

確かに遠めから見たら白一色にしか見えないので、そう思われても致し方ないのですがちゃんと違いがあります。
 

 

■ 白は白でもいろんな白がある

 

白無垢の白にはいろんな白があります。

真っ白・オフ白・生成があり、白無垢によって微妙に違いがあるものなんです。花嫁の肌の色に合わせて選ぶ事もあります。

例えば色黒の花嫁の場合、真っ白を選ぶと肌と衣裳のコントラストが強くなってしまい、肌の色が余計に目立ってしまうことも。こんな場合はできるだけ生成に近い白を選ぶ事でバランスが取れたりします。

また白無垢というカテゴリーにはこんな衣裳も。
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こちらの白無垢は通称「紅裏(べにうら)」というもので、裾のふきという部分と裏側が赤になっています。

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実際に着てみるとこのようになります。赤が入ることでいわゆる「白無垢」とはまた違った雰囲気になりますし、紅白という組合せがいかにもおめでたいですよね。

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またこちらは「紅こふき」という白無垢です。

こちらは紅裏同様に白に赤が入った白無垢ですが、赤の入り方に違いがあります。衿と裾のワンポイントで赤が入っています。ほんのちょっとだけの赤ですが、結構目立ちますよね?

白無垢をかわいく着たい方におすすめの白無垢です。


このように「白無垢」にも様々な種類があります。色や赤が入る違いだけでなく、柄にも違いがあるのです。鶴や桜、鳳凰、御所車など多岐に渡る柄があり、白無垢によって配置や刺繍はそれぞれ違います。もちろん白生地の上に白糸で刺繍されているので、色打掛のように目立つものではありませんが、その目立たない奥ゆかしさこそ白無垢の醍醐味なのです。


新緑や紅葉などでのロケーションでの前撮り撮影ではその白さが風景を際立たせ、その際立った風景が白さを引き立たせます。当店のロケーション撮影プランでも白無垢をお召しになる方が増えています。色打掛にはない魅力を感じて頂けているのでしょう。

打掛をご試着の際は例え色打掛がご希望だとしても、せっかくですから白無垢もお試しになってみてはいかがでしょうか?もしかしたら「やっぱり白無垢もいいかも!?」なんて思うかもしれませんよ!色打掛にしろ、白無垢にしろ結婚という非日常の時の衣裳です。試してみて初めてわかることも多いですから、最初から排除せずに選択肢の一つにしてみてください。


なんたって白一色(赤が入ることがありますが・・・)の衣裳であり、そのフォルムも何百年来変わっていません。つまりいつでも流行であり、流行遅れにならない婚礼衣裳ですからね。その姿が写った写真は1年後も10年後も100年後も色褪せることはありません。

晩秋の紅葉ロケーション撮影

すっかり秋も深まり、冬の足音も聞こえ始めた晩秋の本日。


今月十数件目の紅葉ロケーション撮影が無事終了しました。本日のお客様は八月にドレスとタキシードでスタジオ撮影をさせていただいており、それに続く二本目の撮影でした。


数日前から本日の天候予想は「雨」。お二人はもちろんですが、スタッフ一同天気の回復を願っていましたところ・・・・晴れというわけにはいきませんでしたが、雨が降り出す前に何とか撮影完了できました。またこの時期ですので紅葉具合も心配していましたが、何とか持ち堪えてくれていました。

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撮影途中にはほんのちょっとですが晴れ間も・・・・

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全てはお二人の日ごろの行いの良さに尽きるんでしょうね。

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スマホでの写真なので画像はイマイチですが、カメラマンが納めたショットはとっても美しいものでした。

ちなみに本日のロケ地は栃木市にある岡田記念館。その別荘と言われる「翁島」での撮影でした。

こちらは紅葉はもちろん、竹林や池、有形文化財に認定された大正の時代に贅の限りを尽くして建てられた日本家屋、その他茶室など撮影スポットに事欠くことはありません。

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竹林での一枚。

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今から90年以上前の大正13年に竣工された「翁島」でのお座りショット前の様子。

とてもお優しい印象の花婿様、とても明るくお綺麗な花嫁様との約4時間の撮影はあっという間でした。途中でご両家のご両親、そして花嫁様のお友達お二人も参加され、賑やかな撮影となりました。

結婚式で和装を着るより、ロケーション撮影のほうが何倍も和装を感じて頂けます。結婚式場では階段の上り下りもないですし、介添えの方が付きっきりなので殆どの動作が人任せになりますが、ロケーションではそうはいきません。

階段も砂利道もありますし、正座をしたり、狭い所に入ったりと結構大変な事をしたいただくことが多いんです。でもだからこそ着ている和装の重さや動きづらさを感じることができ、結婚式で着る以上に和装を体感して頂けます。思い出というものは「楽」なことより、むしろ「苦」に近いものの方が脳裏に深く刻まれるものです。

こんな体験はロケーション撮影だからこそのものなんです。絶対に誰かに話したくなる経験ではないでしょうか?


今年の紅葉ロケもあと数組を残すのみとなりましたが、12月より「冬の和装前撮りプラン」がすぐに始まります。

コンパクトながらしっかりと思い出を作ることができるロケプランと、打掛が一着無料追加サービスのスタジオプランの二本立ての企画となっております。大変お得となっておりますので、1月~4月挙式予定のお二人の前撮りプランとしておすすめです!

ぜひお気軽にご相談くださいませ!

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