小さいながらも宇都宮で創業してから弊社は30年を超えます。
	
	
	お客様の不便を解消し、喜んで頂くことが商売です。その為には価格、商品、サービス等々を充実させることが大切であるわけですが、それ以上に大切なこともあるわけです。
	
	
	■ 個人情報を保護し、ルールを遵守する
	
	今や個人情報保護法はどなたでも知っている法律です。でもこの法律の詳細な内容を把握すること、そして遵守することはいち企業として当然のこと。
	
	そもそもこの法律は個人情報を保護することで、不利益を及ぼさないことが最大の目的です。大企業であろうが、零細企業であろうが法律は法律ですから遵守しなくてはなりません。その為にはまずは知ることこそが大切です。
	
	つまりはお客様を守るためですからね。
	
	せっかく気持ちよく利用して頂いても、個人情報の漏洩などでご迷惑をお掛けしたら本末転倒です。またこう言うことを起こしてしまうと、これまでの30年で築き上げた信用、信頼が一瞬で崩れてしまいます。
	
	弊社では年に一回、個人情報の取り扱い・秘密保持・安全管理等についてのスタッフ教育を行っています。また教育だけでなく、定期的な監査もしております。
	
	「これくらいなら」「これは大丈夫」という安易な判断を行わせない教育を今後も続けてまいります。
	
	
	■ 異常事態への対応マニュアル
	
	自分も含め、「お客様」という立場は意外に無防備です。
	
	ましてや初めての場所だったりすると異常事態が発生した場合、どのように行動すべきかを即座に判断出来ない事が多いもの。だからこそお客様を迎える立場である我々が、起きては欲しくないですが地震や火災などが発生した場合に冷静な判断をし、速やかにお客様の安全を担保出来なければなりません。
	
	・異常事態が発生した場合の行動のフローチャート
	・非難口への誘導
	・避難場所の確認
	・緊急連絡先リストの作成
	
	
	こういう情報をスタッフ一同で共有し、有事に備えることはお客様にお越し頂く店舗としては必ずしなければならないことです。
	
	お客様の安全はもちろん、スタッフの安全も確保するためには、このような講習やミーティングが危機管理を常に意識させなければなりません。災害はいつやってくるかわかりませんし、被害を最小限にするためにも初期の対応と行動が最も大切ですから。
	
	
	この「個人情報保護をし、ルールを遵守する」「異常事態への対応マニュアル」という2つの事に関して、平成28年12月14日に社内において、講習とミーティングを行いました。
	
	
	
	もちろん講習やミーティングをしただけでは十分とはいえません。常に起こることを想定し、速やかに行動できるスタッフ教育を定期的に行うことによって、そのスキルを少しでも底上げしていかねばなりません。
	
	素敵な衣裳、魅力ある価格、惹きつけられるサービス。これに「安全」と「安心」を提供できてこそ、やっと社会に認められる企業です。
	
	
	とても大変で、正直面倒なことではありますがとてもとても重要で大切なことです。
ブームに乗っかり和装の価値を下げないで欲しいと感じる今日この頃
	長い長いトンネルを抜け、ここ数年はまさに右肩上がりに打掛の人気が急上昇しています。
	
	
	「打掛は美しい」という潜在的な想いは遺伝子レベルで日本人の頭脳に組み込まれているのかもしれませんね。数百年も続く伝統、そして文化が育み、先人が継承し続けたくれたお陰で今があります。
	
	
	ただこの打掛ブームにおいて「ちょっとそれは違うんじゃない?」という同業さんもいます。ま、これは私個人的な意見なので良い悪いは皆さん個人個人でご判断下さい。
	
	
	① 打掛のモデルに海外の方を起用する意味がわからない
	
	打掛は日本独自の婚礼衣裳であり、もちろん実際に着用されるのも日本人です。
	にもかかわらず、何故ウェブサイトやパンフレット等に海外(欧米系)の方を起用しているのでしょうか?その宣伝等は日本人向けなのに意味がわかりません。
	こういったことは他の国ではありえないこと。
	
	確かに肌は白いし、見栄えもするのでしょうが・・・・。日本人としては寂しい想いがします。もちろん海外の方が着用NGという右派的な考えではなく、打掛を製作している側、その宣伝を見る側のことも考えるべきではないかと思います。
	
	奇をてらった戦略なのかもしれませんが和装はそう言うものではないはずです。
	
	
	② 洋のテイストを入れすぎている
	
	ストライプ柄、ハート柄などこれまででは考えられなかった打掛が誕生しています。
	伝統・文化と言った物は新しいテイストを取り入れてきたものではありますが、さすがにストライプやハート柄は違うのではないかと感じます。日本にも「縞」という日本独特のストライプ模様もありますし、かわいらしい柄もたくさんあるのですから、それらをアレンジして欲しいと思います。
	
	③ あまりにも柄を入れすぎている。
	
	打掛の魅力は美しい柄と、それを引き立たせる純白の色という組合せのシンプルさです。
	しかし現在では「かわいい」を求めるあまりにごちゃごちゃとした組合せをしすぎていると感じます。通常なら白の掛下が派手やかな市松模様、これだけで十分にもかかわらず鮮やかすぎる半襟、そして色つきのはこせこセット。
	
	一見、確かに可愛らしいですし個性的です。好きな人は好きだと思いますが、せっかくの打掛の柄が台無しです。
	
	色ドレスと同じ感覚で色打掛を見てはいけません。全く別物ですから。
	
	こんなごちゃごちゃした組合せは今は良いですが、間違いなく流行遅れになるものです。こういうことに拍車がかかることが和装離れを助長する原因となります。
	
	
	打掛を扱う業者の方は「今だけ儲かればいい」という短期的な考えでなく、せっかく戻ってきた和装の人気を一年でも二年でも、出来ればこの先ずっと続くようなご提案をして頂きたいものです。
	
	「見た目」だけでなく、打掛本来の「本質」をお客様にお伝えし、魅力を知って頂くことこそ我々の仕事であり、使命ではないでしょうか?
	
	崩しを楽しむ「型なし」も「型」を知っていればこそできることです。「型」を知らずに崩すことは本末転倒で、文化でも伝統でもなく「やっつけ仕事」に他ならないと思います。
all in one 安心22プラン
	
	
	結婚式に本当に必要な衣裳だけを『ギュッ』と詰め込んだとてもお得なレンタルセットプランが誕生!
	
	和装でも洋装でもOK!
	
	シンプルウェディング・レストランウェディング・家族だけの結婚式をご予定の方
	又は
	お色直しをされない方、少しでも費用を抑えた方
	
	そんな方々に大変おすすめのプラン♬
	
	
	
	
	
	             
	
	新郎新婦の衣裳が洋装でも和装でも各一着ずつ、
	そしてご両家のご家族衣裳が4着分、
	合計で6着の衣裳が含まれているとってもご利用しやすいレンタルプランです!
	
	
	◆ご親族衣裳は下記の種類からお選び頂けます◆
	      モーニング・黒留袖・色留袖・付け下げ・訪問着・振袖・男性礼服
	
	● お色直しの衣裳として
	● 挙式だけのカップル様とご家族様に
	● ご家族だけのお食事会をご予定の方に
	● レストランウェディングなどのカジュアルなパーティーをご予定の方に
	
	このプランで新郎新婦を含む6名様の衣裳をご用意することができます!しかもとってもお得な22(ふうふ)万円!!!!
	       
	人数で割るとお一人様あたり約3.6万円と安心価格!
	
	
	
	お色直しをお考えの方にはこちらのプランがおすすめです
	↓  ↓  ↓  ↓
	
	30万円(税別)の定額でお好きな衣装を選び放題のとってもお得なプランです。詳しくはこちらから
	
	 
	Wedding Dress abito
	
	☎ 028-655-0975
	〒321-0138  栃木県宇都宮市兵庫塚3丁目19-40
	
	【営業時間】平日10:00~18:00 /土日祝祭日10:00~19:00  【定休日】火曜日 
紋付袴はいろんなシチュエーションで着用できる便利な衣裳です
	
	
	紋付袴。
	
	その紋付袴なの中でも【黒の五つ紋】の羽織と着物、そして仙台平の袴の組合せは、男性の和服の中で最高の正礼装です。
	
	
	一般的にこの組合せは結婚式で花婿が着用される衣裳というイメージが大きいと思いますが、それだけでなくいろんなシチュエーションでご利用頂けるという幅広い利用性があります。
	
	
	■ 結婚式
	
	結婚式では新郎の衣裳としてだけではなく、新郎新婦のお父様、今は殆ど立てることはありませんがお仲人様にもご着用頂ける衣裳です。そしてゲストの方々もご着用いただけたりもします。その昔、結婚式(祝言)では男性全てが黒の紋付袴姿だったということも珍しくなかったようです。
	
	■ 成人式
	
	女性が中振袖なら、男性は紋付袴となります。
	スーツでご出席する方が多いですが、少なからず紋付袴にされる男性もいらっしゃいます。また成人式の場合、羽織は黒にされることは少なく白や紺、グレーなど選ばれたり、中にはピンクや赤、黄色などにされる方もいらっしゃいます。
	
	■ 七五三
	
	「家族で和装姿」で写真を残す機会ってなかなかありませんが、そんな中お子様の七五三というおめでたい行事で全員で和装姿にされるご家族も増えてきました。
	
	お子様はもちろん七五三のお祝い着、そしてママは付下げまたは訪問着、そしてパパは紋付袴というのが一般的です。ご家族全員での和装姿はとても華やかで、とてもおめでたい雰囲気が漂います。お子様が成長されると、こういった機会はほぼ・・・というより全くないと言っても過言ではありませんのでご検討してみてはいかがでしょうか?
	
	
	
	・・・とここまでは慶弔行事の中なの「慶事」での着用についてでしたが、黒の五つ紋の羽織・着物と仙台平の組合せは「弔事」であるお通夜や告別式、いわゆるお葬式でも着用できる衣裳なんです。
	
	■ お通夜・告別式
	
	意外と知られていませんが、弔事でもご着用頂ける衣裳です。
	結婚式でのお父様が着用されるモーニングも同じなのですが、「慶弔」どちらでも大丈夫なんです。但し、モーニングの場合、ベストの白衿を外したり、ネクタイを黒にしなければなりませんが、紋付き袴の場合は結婚式と全く同じ使用が可能なんです。
	
	弔事で使う場合、一番着になるのが「羽織紐(はおりひも)」だと思います。
	
	
	どうしても「白」という色は弔事にそぐわないのではないかと言う日本ならではの考え方が起こるのも無理はありませんが、現実的には全く問題がありません。しかしこう言った習慣は知られていないものまた事実ですので、地域または人によってはこの羽織紐を白ではなく、グレーや黒にする場合もあります。ちなみに扇子は不要です。
	
	
	さて様々なシチュエーションでのご着用について書いてきましたが、まだまだこんなもんじゃありません。他にもいろんなシチュエーションでご着用頂けます。
	
	● 大臣に指名された時の記念撮影で
	
	● ○代目襲名披露で
	
	● 叙勲等などの名誉ある式典で
	
	● 卒業式(小中高の先生・校長先生、大学生)
	
	● 入学式(校長先生)
	
	多分この他にもあるはずです。
	
	
	このように紋付袴はかなり便利な衣裳でありながらも、日本文化を象徴する男性の和服でもあります。また紋付袴には高さ(身長)のサイズはありますが、幅(太さ)のサイズの概念はありません。ですから多少太ろうが痩せようが同じサイズの物をお召しになれるのが便利でもあります。
	
	しかしながらひと揃えを購入するのは結構な費用となりますし、保管も難しいものです。
	
	ですからご利用の際は是非貸衣裳店へお越し下さい!黒だけでなく、様々なカラーバリエーションがありますし、サイズも豊富に取り揃えてあります。また着付けに必要な「腰紐」や「衿芯」「かく帯」や小物の「扇子」や「草履」も揃ってますから。
	
	
	もちろん当店でも色・サイズ・小物共に豊富に取り揃えています。
	 
白無垢には想像以上に違いがあることご存知ですか?
	婚礼和装のひとつである白無垢
	
	
	
	「白無垢」という名の通り、清廉正があり、そして神聖さを感じる婚礼和装です。
	
	一般的には「結婚式の式服」として知られています。でも必ずしも神前挙式において白無垢でなければならないという決まりはありません。黒引き振袖や色打掛でももちろんOKなんです。
	
	
	さて、ここ数年婚礼和装の人気が右肩上がりになってきていますが、どちらというと色打掛の方に注目が集まっているようです。確かに色打掛も素敵なのですが、白無垢も負けず劣らず素敵な衣裳です。
	
	
	もしかしてこう思っていませんか?
	
	「白無垢って白一色の衣装だからどれでも同じでしょ!」
	「違いがわからないから選ぶのが難しそう・・・・」
	
	ブッブ~☠ 違います。
	
	確かに遠めから見たら白一色にしか見えないので、そう思われても致し方ないのですがちゃんと違いがあります。
	 
■ 白は白でもいろんな白がある
	白無垢の白にはいろんな白があります。
	
	真っ白・オフ白・生成があり、白無垢によって微妙に違いがあるものなんです。花嫁の肌の色に合わせて選ぶ事もあります。
	
	例えば色黒の花嫁の場合、真っ白を選ぶと肌と衣裳のコントラストが強くなってしまい、肌の色が余計に目立ってしまうことも。こんな場合はできるだけ生成に近い白を選ぶ事でバランスが取れたりします。
	
	また白無垢というカテゴリーにはこんな衣裳も。
	
	
	こちらの白無垢は通称「紅裏(べにうら)」というもので、裾のふきという部分と裏側が赤になっています。
	
	
	
	実際に着てみるとこのようになります。赤が入ることでいわゆる「白無垢」とはまた違った雰囲気になりますし、紅白という組合せがいかにもおめでたいですよね。
	
	
	
	またこちらは「紅こふき」という白無垢です。
	
	こちらは紅裏同様に白に赤が入った白無垢ですが、赤の入り方に違いがあります。衿と裾のワンポイントで赤が入っています。ほんのちょっとだけの赤ですが、結構目立ちますよね?
	
	白無垢をかわいく着たい方におすすめの白無垢です。
	
	
	このように「白無垢」にも様々な種類があります。色や赤が入る違いだけでなく、柄にも違いがあるのです。鶴や桜、鳳凰、御所車など多岐に渡る柄があり、白無垢によって配置や刺繍はそれぞれ違います。もちろん白生地の上に白糸で刺繍されているので、色打掛のように目立つものではありませんが、その目立たない奥ゆかしさこそ白無垢の醍醐味なのです。
	
	
	新緑や紅葉などでのロケーションでの前撮り撮影ではその白さが風景を際立たせ、その際立った風景が白さを引き立たせます。当店のロケーション撮影プランでも白無垢をお召しになる方が増えています。色打掛にはない魅力を感じて頂けているのでしょう。
	
	打掛をご試着の際は例え色打掛がご希望だとしても、せっかくですから白無垢もお試しになってみてはいかがでしょうか?もしかしたら「やっぱり白無垢もいいかも!?」なんて思うかもしれませんよ!色打掛にしろ、白無垢にしろ結婚という非日常の時の衣裳です。試してみて初めてわかることも多いですから、最初から排除せずに選択肢の一つにしてみてください。
	
	
	なんたって白一色(赤が入ることがありますが・・・)の衣裳であり、そのフォルムも何百年来変わっていません。つまりいつでも流行であり、流行遅れにならない婚礼衣裳ですからね。その姿が写った写真は1年後も10年後も100年後も色褪せることはありません。
春の七五三前撮り、桜ロケ始めます
	七五三が終わったばかりですが・・・・来年に七五三を迎えるお子様をお持ちのパパママにお知らせです。
	
	
	満開の桜をバックに、愛するお子様の七五三の前撮りはいかがでしょうか?
	    
	   七五三前撮り 桜ロケーションプランの詳細はこちらから
	
	
	七五三と言えば一般的には「秋」の行事ですが、現在では七五三の前撮りは春はもちろん夏だってしちゃう時代です。でもスタジオで撮影すると季節感は全く感じませんよね?
	
	だったら思いっきり前撮りの季節を感じる撮影の方が思い出になりますし、写真だって素敵になります。
	
	
	当店abitoはこれまで結婚式の前撮りとしてロケーション撮影を数多く行ってきました。蓄積された経験やノウハウを来年の春からは七五三や成人式の前撮りで生かしていきます。
	
	
	それではロケーション撮影とスタジオ撮影の違いとは何なのでしょう?
	
	それはもちろん、「屋内」か「屋外」かという決定的な違いがありますが、その他にもいろいろと違いがあるんです。
	
	■ 季節を感じる事ができる
	
	春ならば「桜」、初夏ならば「新緑」、秋ならば「紅葉」とその季節でしか出会えない自然の美しさがあります。どの季節も七五三の祝着、または振袖との相性は抜群です。せっかく前撮りするならその季節を楽しんだもの勝ちだと思います。
	
	■ お子様が緊張せず、いつもどおりの表情になれる
	
	スタジオという囲まれた空間の中では大人でも緊張するもの。ましてや小さなお子様はなおさらです。
	
	緊張した表情もかわいいですが、できればいつものままの表情を思い出の残したいものですよね。ロケーション撮影ならそんないつものお子様の姿を写真に収める事が出来てしまいます。「外に出て遊ぶ!」ことはお子様の大好物。
	
	無理にカメラを意識させずに、ご家族と楽しみながら過ごす一瞬の笑顔はまさに一生もの。
	
	こんな何気ない瞬間のショットこそ、本当に欲しい思い出ではないでしょうか?
	
	「思い出」というものは一人で作る物ではなく、周りの方々がいてこそのもの。つまり共有してこそです。そこには必ずストーリーがあり、写真一枚だけのものではなくなるはずです。
	
	
	
	あなたの家族だけのオリジナルな前撮りをするなら、やっぱりロケーション撮影ですよ。
	
	綺麗な、かっこいい衣裳を着た姿だけを残すのではなく、この時だからこその姿や雰囲気、そしてご家族ならではの時間を残すことこそ、未来への贈り物なのかもしれません。いえ、贈り物になるのです。 
	
	
	七五三のロケーション前撮りはまずは桜から始めますが、新緑の時期もおすすめです。またこれまでフォトウェディングで利用してきたロケ地でのプレミアムな前撮りも始めます。
	
	決して安いプランではありませんが、それだけの価値が間違いなくあります。何しろパパママだけでなく、お子様たちにとってもプライスレスな未来への贈り物ですから。安いはずはありません。
和装ロケーション撮影は新しい体験型エンターテイメントなのかもしれない
もはや当店abitoの看板商品といっても過言ではない「和装ロケーションフォトプラン」。
	
	
	簡単に説明すると、和装がより映える「日本庭園」や「歴史的価値のある建築物」で打掛・紋付袴を着て、思い出の撮影をすることがこのプランです。春には桜、春から初秋は新緑、秋は紅葉をバックに撮影できたりします。
	
	
	そもそもこう言ったプランは「スタジオ撮影では叶えることのできない撮影を実現」ということで生まれたものです。つまりは和装姿を写真に残すことが最大の目的でした。
	
	
	もちろん、今でもそれは変わりません。それこそが一番大切なことです。
	
	
	しかしながらここ最近思うのは和装ロケーション撮影はもしかしたら「結婚」という人生の節目にだけ体験できるエンターテイメントなのかもしれにということ。
	
	
	全てとは申しませんが、しかし殆どのお客様が撮影後、我々スタッフに下さるお言葉が「楽しかったです」という一言。
	
	
	写真を残すだけなら「素敵な写真になりそうです」とか、「仕上がりが楽しみです」というお言葉になるはずです。ところが「楽しかった」ということは、撮影自体はもちろんですが、その間の時間に楽しいという価値を感じて頂けたのではないかと思います。
	この「楽しかったです」という一言ほど嬉しい言葉はありません。
	
	
	和装前撮りにしても、結婚式はしないけど写真だけという目的にしろ、このロケーション撮影の時間は一生に一度だけの和装体験の時間です。しかも階段も上ればジャンプもするし、結婚式では絶対しないであろう正座姿になったり、車を乗り降りしたり、公道を歩いたりと結婚式では体験することが出来ない事が体験できるんです。
	
	
	つまり和装姿を最も楽しめるのは和装ロケーション撮影だと断言できます。
	
	更に言えば、結婚式ではないのでゲストはいませんので、花嫁と花婿二人だけ。そう、二人だけで二人だけの和装姿を楽しめるのも醍醐味です。もちろんご家族様も参加して頂いて、結婚式ではほぼ不可能なご家族だけの時間を過ごして頂けます。
	
	
	思い出の写真を残しつつも、たっぷりと和装を楽しみ、二人だけまたはご家族だけの時間を楽しめる・・・・何かと時間に追われる結婚式では叶えることができない時間を感じる事ができるんです。こう考えると、和装ロケーション撮影はまさに体験型エンターテイメントではないでしょうか?
	
	
	当店は和装ロケーションプランで「衣裳」「ヘアメイク」「お着付け」「撮影」「アテンド」「車両移動」をご提供していますが、これらのような物理的な物だけでなく、「和装体験」「楽しい時間」「かけがえのない思い出」も提供しているようです。
	
	
	当店の和装ロケーションプランには「記録」だけでなく、「記憶」もパッケージされているんですね~。
	
	結婚式では感じられないこと、ロケーション撮影だからこそ楽しめることもあります。結婚の思い出は一つより二つ、二つより三つと多ければ多いほど嬉しいですよね。
	
	
	 
晩秋の紅葉ロケーション撮影
	すっかり秋も深まり、冬の足音も聞こえ始めた晩秋の本日。
	
	
	今月十数件目の紅葉ロケーション撮影が無事終了しました。本日のお客様は八月にドレスとタキシードでスタジオ撮影をさせていただいており、それに続く二本目の撮影でした。
	
	
	数日前から本日の天候予想は「雨」。お二人はもちろんですが、スタッフ一同天気の回復を願っていましたところ・・・・晴れというわけにはいきませんでしたが、雨が降り出す前に何とか撮影完了できました。またこの時期ですので紅葉具合も心配していましたが、何とか持ち堪えてくれていました。
	
	
	
	撮影途中にはほんのちょっとですが晴れ間も・・・・
	
	
	
	全てはお二人の日ごろの行いの良さに尽きるんでしょうね。
	
	
	
	スマホでの写真なので画像はイマイチですが、カメラマンが納めたショットはとっても美しいものでした。
	
	ちなみに本日のロケ地は栃木市にある岡田記念館。その別荘と言われる「翁島」での撮影でした。
	
	こちらは紅葉はもちろん、竹林や池、有形文化財に認定された大正の時代に贅の限りを尽くして建てられた日本家屋、その他茶室など撮影スポットに事欠くことはありません。
	
	
	竹林での一枚。
	
	
	今から90年以上前の大正13年に竣工された「翁島」でのお座りショット前の様子。
	
	とてもお優しい印象の花婿様、とても明るくお綺麗な花嫁様との約4時間の撮影はあっという間でした。途中でご両家のご両親、そして花嫁様のお友達お二人も参加され、賑やかな撮影となりました。
	
	結婚式で和装を着るより、ロケーション撮影のほうが何倍も和装を感じて頂けます。結婚式場では階段の上り下りもないですし、介添えの方が付きっきりなので殆どの動作が人任せになりますが、ロケーションではそうはいきません。
	
	階段も砂利道もありますし、正座をしたり、狭い所に入ったりと結構大変な事をしたいただくことが多いんです。でもだからこそ着ている和装の重さや動きづらさを感じることができ、結婚式で着る以上に和装を体感して頂けます。思い出というものは「楽」なことより、むしろ「苦」に近いものの方が脳裏に深く刻まれるものです。
	
	こんな体験はロケーション撮影だからこそのものなんです。絶対に誰かに話したくなる経験ではないでしょうか?
	
	
	今年の紅葉ロケもあと数組を残すのみとなりましたが、12月より「冬の和装前撮りプラン」がすぐに始まります。
	
	コンパクトながらしっかりと思い出を作ることができるロケプランと、打掛が一着無料追加サービスのスタジオプランの二本立ての企画となっております。大変お得となっておりますので、1月~4月挙式予定のお二人の前撮りプランとしておすすめです!
	
	ぜひお気軽にご相談くださいませ!
	
	abitoのメインウェブサイトはこちらから
	
	abitoのフォトウェディング専門サイトはこちらから
	
	☎ 028-655-0975
	✉ info@kaede-abito.com
和装ロケーション撮影プランをご利用されるのはどんな方?
	一年を振り返るにはちょっと早いですが今年の和装ロケーションプランを総括したところ、いろんなことが見えてきました。まだ年内に数件の撮影がありますが、それを含めての総括となります。
	
	
	■ 和装ロケーション撮影プランの目的は?
	
	
	コチラはランキング形式でご報告。
	
	● 第一位 ● 結婚式の前撮りとして
	
	圧倒的に「和装の前撮り」としてご利用されることが多いですね。
	結婚式1ヶ月前というギリギリのスケジュールでご利用される方もいれば、余裕を持って半年以上前に済まされる方と様々です。敢えて結婚式当日とは違った季節の和装写真を飾りたいというカップル様も意外に少なくありません。
	例を挙げれば桜ロケーションプランをご利用される方は多くが9月以降に結婚式を挙げられるカップル様でした。このように季節感を演出できるのも前撮りの醍醐味と言ったところでしょうか。
	
	● 第二位 ● 写真だけの結婚式として
	
	昔と違い、「結婚式はしない」という選択をされるお二人も少なくありません。
	「でも何か結婚の形を残したい」・・・・そんなカップル様にもご利用頂いております。以前はドレスでされる方が多かったのですが、今年に入ってからは圧倒的に和装が多く、多くの方に打掛・紋付き袴の魅力をご理解頂けていることがとても嬉しく感じます。
	
	● 第三位 ● 結婚式の後撮りとして
	
	後撮りとして和装ロケーション撮影プランをご利用頂くことも急増しています。
	さらに細かく言えば、これまでのケースであれば「結婚式で和装を着ることができなかったので・・・」という言わば「後悔型」だったのに対し、最近では元々後撮りすることを決めていたという「想定型」のカップル様が殆どです。
	
	後撮りの自由度と言えば「スケジュールを気にせず好きな時にできる」ということ。何と言っても結婚式が終わっていますからね。そして再び違った形ではありますが「花嫁」「花婿」になれるという喜びもあるようです。
	
	
	当店では新しい結婚の形としてこの和装ロケーション撮影プランを長年ご提案してきました。途中途中でロケ地を追加したり、プラン内容を充実させたり、かわいいアイテムを導入したりと「お客様よりも数歩先を行く」ことを今でも目指しています。
	
	しかしながらいつもそうなるとは限りません。
	
	お客様によってはご要望が我々の先を行ったものであることがあります。例えば「洋髪のまま綿帽子も被りたい」というご要望。
	今年の春にこんなご要望を頂き、そして我々は実現いたしました。その後も3名の花嫁さまにこの洋髪+綿帽子という組合せをご利用頂き、今では一つのオプション商品となっています。
	
	そしてアルバム製作、自宅ロケ、2ヶ所ロケ、紋付き袴一着追加など、我々が想定していなかったこともお客様のご要望により、商品化することになりました。
	
	本当にお客様から教えて頂くことが多く、そしてこれらのご要望が当店の和装ロケーションプランをさらに深みのあるものに導いてくれています。これからは「お客様より一歩でも先に」という考えだけでなく、「お客様と共に進化して行く」ということも新たな考え方として取り入れて行くことが発展に繋がるのだと痛感しています。
	
	これからもっともっと和装ロケーション撮影プランは面白くなります。今後、どんな風に変化して行くのかは予想できませんが、だからこそ面白いのです。
	
	
	これからもお客様に育てて頂けるabitoでありたいと思います。
	
	
	次回は今年のある意味特殊だった撮影をさせて頂いた施工事例をご紹介したいと思います。
	 
	
	
	 
打掛を着付けるためには下準備が不可欠。手間をかけてこその衣裳です。
	折りたたんで保管できる、言わば平面の衣裳である婚礼和装の打掛。
	
	
	この打掛を着付けることによって、花嫁が美しい打掛姿となるのです。
	
	
	
	しかし打掛を着付ける前には大切な下準備が必要不可欠。その下準備とは「衿閉じ」という作業です。
	
	この衿閉じは打掛だけでなく、その下に着る「掛下」にも必要となるので、2着分の下準備となります。
	
	
	Wedding Dress abito 和装&洋装前撮りサイト
	
	
	Wedding Dress abito 公式サイト
	     
	
	
	
	
	掛下には「衿芯」という衿の形を綺麗にするものをいれて衿を閉じます。この打掛用の衿芯は留袖や振袖の衿芯とは違い、3つで構成されています。また衿を閉じるには針と糸を使いますので、ちょっとしたお裁縫の作業となります。
	
	
	コチラは白無垢の衿閉じ作業のひとコマですが、ここには衿芯は入れません。白無垢の衿を折り返して、やはり針と糸を使ってしっかりと形作ります。
	
	
	ウェディングドレスは何とか一人で着れますし、切る前の下準備も殆どありません。
	
	ドレスと比較すると、打掛はとっても手間がかかる衣裳です。着付けや衿閉じだけでなく、かつらを使用する際は事前の「かつら合わせ」という準備も必要だったりと本当にいろいろと大変なんです。
	
	着れば着たで「重い」「動きづらい」などの思いも感じたりするものですが、しかしだからこそ価値があるのです。世の中なんでもそうですが、手間がかかる物ほど魅力的な物が多く、そして文化として根付くもの。代々受け継がれていくものでもあります。
	
	
	本当の打掛姿の美しさは結婚式当日、または前撮り当日になって初めて理解できるものでもあります。試着の段階ではどんなに頑張っても5~6割くらいなものです。
	
	
	ローマは一日にして成らず、そして打掛姿は片手間では成らずです。
	
	
	伝統と文化が息づいた衣裳、それが打掛です。いつでもどこでも着れるものではなく、結婚という節目に専門の人間がいてこそ初めて着れるものです。結婚という機会を逃したら、ほぼ一生縁のない衣裳となります。
	
	
	ドレスも確かに素敵です。
	
	でも日本人にして見れば、打掛はさらに素敵な衣裳ではないでしょうか?出来ればお色直しで、さらには神前挙式で、少なくとも前撮りでぜひとも日本の婚礼衣裳である打掛をお召し頂き、一生の思い出作りをして頂きたいと願っています。そうすれば打掛は一生縁の深い衣裳となりますからね。
	
	
	和婚、和装のご相談、お問い合わせはお気軽に当店へ!
	
	Wedding Dress abito
	栃木県宇都宮市兵庫塚3-1-1
	☎ 028-655-0975
	✉ info@kaede-abito.com
	
	 




 
 





