昨日の宇都宮は雨模様。
でもそんな中、ロケーション撮影で人気のロケ地である若山農場さんで振袖の前撮りをしてきました!
お支度中から雨が降り始め、お客様も「どうしようかしら?」と悩んでおりましたが、「とりあえず現地へ行くだけ行ってみよう」と言うこととなり、そのまま撮影と言う運びとなりました。
そんなこともあってか、若山農場の代表の若山さんがお客様ご家族5名分、そして我々スタッフ分のお抹茶をご馳走してくださいました。
若山農場さんのお抹茶セットは竹の器にお抹茶に和菓子付き!今回は栗羊羹で、甘い物がちょっと苦手な私も美味しくいただきました。しかもこの竹の器はお持ち帰りできるんです(ビニール袋もご用意されています)。これが意外と嬉しいものなんですよね~。
さて代表の若山さんとはかれこれ7年近くのお付き合い。
今回、これまでになく若山さんとお話しをする機会があってのですが、その中で「縁」と言うものを強く感じました。この事についてはまた後日ブログに書き綴るつもりです。
最後にですが、「雨の中にロケ?」と思われる方もいることでしょう。
確かに雨の中の撮影はお客様はもちろん、我々スタッフも大変な思いをするものです。ですが竹林においては雨により、元々美しい竹林の緑が濡れることによって色が深まり、さらに美しくなるものです。
上の画像はiPhoneで撮影したものですが、雨が降っているように全く感じませんよね。意外とそういう物なんです。
和装の場合、番傘があれば何とでもなりますし、我々スタッフが徹底的にサポートいたしますので安心して頂けるはずです。実際、カメラマンが撮影した写真は大変美しく、惚れ惚れするくらいの仕上がりでした。
寒い中がんばってくださったお嬢様、そしてご家族様にもきっと喜んで頂けるはずです。
そんなわけで、雨の竹林の趣きは大変素晴らしいものなんです。abitoはお客様のご要望とあらば、雨でもロケ撮影を喜んでお受けいたします。まぁ雨の中の撮影を熱望される方はほとんどいらっしゃいませんけどね(笑)
「ろくろ」の並ぶ陶芸工場も和装の雰囲気にぴったり
今日は益子町にある「濱田庄司記念 益子参考館」にて和装ロケーション撮影を行ってきました。
濱田庄司先生と言えば益子焼、益子焼と言えば濱田庄司先生と言うくらいに全国でも知られています。何たって人間国宝ですからね。そんな濱田庄司先生が作品を製作していた工房はとっても雰囲気があります。
歴史的にも芸術的にも価値の高い特別な場所で、本日は和装ロケーション撮影です。
外との明暗がかなり素敵で、令和2年である今となっては「裸電球」すらオシャレな感じがしますね。
今NHKで放映されている朝の連続ドラマも舞台は信楽、益子と同じく陶器の町と知られています。
そんなことでちょうどタイムリーなロケ地であることも、何かの縁なのかもしれませんね。また今日は暖かく、そして雲ひとつない青空が広がる晴天だったので、最高のロケ日和でもありました。
お二人は終始仲睦まじく、幸せ感がハンパなく我々にも伝わってきました。
5月に結婚式を控え、お打ち合わせ等でいろいろとお忙しいとのことでしたが、素敵な一日を迎えるためにももうちょっと頑張って頂きたいです。
さてこちらの益子参考館は今年令和2年の当店イチオシのロケ地となっています。
まだ季節はちょっと早いですが、4月中旬ともなれば新緑が美しく、秋には見事な紅葉に包まれる最高のロケ地です。現地スタッフの方々も大変ご親切にしてくださいますし、何より歓迎されていることが大変あり難く思っています。
気がねすることなく、とても雰囲気の中で撮影することこそが和装前撮りには一番大切なことです。
表情も違ってきますしね。
新緑の季節も近づいてきましたので、和装前撮りをご検討の方はロケ地の候補にこちらの益子参考館をお考えになってみてはいかがでしょうか?その際はこちらを知り尽くした当店Wedding Dress abitoへお気軽にご相談下さい。先輩カップルの画像もご用意しているので、参考になるはずです!
白足袋のサイズ選びは意外と難しい件
和装を着用する際に必ず必要となってくるのが白足袋、いわゆる足袋です。
大人用は21cmから0.5cm刻みのサイズとなっており、当店には最大で30cmのものもございます。
ただですね、普段履いている靴が25cmだとしても足袋も同じサイズで大丈夫・・・というわけでもないのが問題なんです。
例え25cmという足のサイズでもワイズ(足の幅)が広かったり、甲が高い場合は同じサイズの足袋だとかなりキツく感じたり、痛かったりすることもあります。足の指の問題もありますしね。
一番良いのは試着してサイズを確認することなのですが、販売品となると難しい・・・。
購入し、いざ着用した時に「全然サイズが合わない・・・」なんてことも無きにしも非ずです。さてどうしたらいいでしょう?
まず前提として、「サイズが合わない」ということはそうあることではありません。
ただ繰り返しになりますが、足の形(幅や高さや指の大きさ等)が他の方に比べると極端だと認識している場合はワンサイズ、もしくはツーサイズ大きめの足袋をお選びになるのが賢明だと思います。
もしそれでも不安な場合はストレッチ足袋をお選びください。
その名の通り、伸縮性があり幅広や甲高の足にもピッタリフィットです。
またサイズも3サイズ対応となっているので、とても選びやすいと思います。
ただストレッチ足袋には難点もあります。
それは素材が素材だけに「滑りやすい」と言うことです。草履を履く際にこの滑りはとても有難いのですが、いざ歩くとなると脱げやすくなってしまうので気を付けなければなりません。
本来であれば木綿素材の足袋をご利用頂きたいのですが、サイズが分からない場合はなんとも・・・・。ですが当店の場合は試着用の足袋を各サイズご用意しておりますので、安心してサイズをお選びして頂けます。
いずれにしましても痛みや不快な思いを感じる足袋は極力避けることが何より肝心です。
普段とは違う、不慣れな和装を着用するのですからなお更ですよね。
意外と足袋については最後の最後まで後回しにしてしまうもので、こういった問題もあるということをご存じない場合があります。「今日一日だけだから」といって合わないサイズの足袋を使用すると、もしかしたらその日一日を不快な思いで過ごす羽目になってしまうかもしれません。そうなると特別な一日も台無しになります。
足袋は和装姿に欠かすことなのできないアイテムです。
余裕をもって準備しておけば安心ですよ!
abitoの卒業生出産ラッシュ!
昨年から今年の2月にかけてabitoを卒業した元女性スタッフさんたちに嬉しい出来事が続いています。
そう、それは出産ラッシュ。
まぁラッシュと言っても3人だけなのですが、それでもこの一年の間の出来事ですからabito的には「ラッシュ」なんですね。母子共に何の問題もないようなので、とても安心しました。
かつては一緒に働いた仲間であり、未だにabitoの事を気にかけてくれる方ばかりなので自分のことのように嬉しく感じています。
一人は現在埼玉県に在住で、もう一人はまだ出産間もないこともあり、まだお子さんたちには会えていません。ただ残るもう一人は先週お店に赤ちゃん(女の子♡)をつれて来てくれました。
みんなもうすっかり大人になり、しっかりとした母親になっている姿を見ると時の流れの速さを感じます。かつての仲間の家族が増えていくのは嬉しい限りです。
いつかお子さんたちが大きくなり物心が付いた頃、「ママはここで働いていたんだよ」と自慢できるような会社になれるよう日々頑張っていかねばと思う今日この頃。それと同時に、元スタッフの子たちが気軽に足を運べる会社でもありたいと思います。
冠婚葬祭の総合貸衣装店であり、衣裳にまつわる様々なご要望にお応えしています
当店Wedding Dress abitoは店名に【Wedding Dress 】とは冠しているものの、実は冠婚葬祭にまつわる多岐に渡る貸衣装を取り扱っています。
貸衣裳店で利用する衣装といえば留袖・モーニング・成人式衣裳(振袖・紋付袴)・七五三祝着・卒業衣裳などが主流ですが、その他様々な衣裳も取り揃えております。
少しご紹介します。
【付下げ・訪問着・色無地】
ちなみに和装には「格式」というものがあり、場所やお立場によって着用する衣裳も変わってきます。
しかし厳密に言えば、現在では昔ほど気にする方も殆どいらっしゃいませんのでご安心下さい。
【産着】
【喪服衣裳】
ここまでトータルで貸衣装を取り揃えているお店は県内ではそう多くありません。
それに加え、当店では衣裳にまつわる様々なご要望にもお応えしています。
少し例をあげるとこんな感じですかね。
■お持ちの衣裳の不足小物だけのレンタル
■クリーニング
■お着付け
■呉服の販売
そしてウェディングや七五三、振袖の写真撮影(スタジオ・ロケーション)も行っています。
さらには神社挙式のプロデュースなども手がけております。
栃木県内には少ないとはいえ、それなりに貸衣装店さんはありますがこれほど多岐に渡るサービスを提供しているのは当店だけではないかと思っています。ドレスや振袖、七五三衣裳は扱っていても喪服は扱っていなかったり、スタジオ撮影はしているけどロケーション撮影まで手を出されていなかったり、小物だけのレンタルはなかったりするものです。
今回のブログでここまで書いて、自分でも「うちってホントいろいろやっているな」と改めて感じてしまいました。
世の中は「切捨て」の傾向にあり、主力に資本も労力も集中させていくことが企業の生き残りの手段だといわれています。当店もそうすべく動いたこともありますが、何故かそんな時に限って切り捨てようとしたサービスのご要望が続いたり・・・・。
結局、何も捨てられず今に至っているわけです。
思うのは「当店がご提供できるサービスでお客様のお役立つのであれば、何も捨てなくても良いのではないか?」と言うことです。
最近は当店に様々なご要望をお持ちのお客様がご来店されます。もちろんご要望にお応えできない事もありますが、可能な限りご対応していきたいですし、当店のような「何でも屋」の貸衣裳店が栃木県内に一軒ぐらいあっても良いのではないかと。
定休日でもご対応したり、営業時間外でも連絡をお受けしたり(携帯に転送してます)と他のお店では考えられないような事を創業以来しているわけですから、こういったことこそが当店のアイデンティティーであり、存在価値なんでしょうね。
Wedding Dress abitoはそんな貸衣裳店です。
何かの時、当店を思い出して頂けたら嬉しいです。まずはお気軽にお問い合わせ下さい!
若山農場の広大な竹林に入り込むと、そこは別世界
abitoの和装ロケーションの始まりの地は若山農場さんの竹林です。
オーナー様ご夫妻にはいつも良くしていただいており、ただただ感謝感謝です。
この若山農場の竹林は宇都宮北部にあり、めちゃめちゃ広大です。県内ではよく知られていますが、全国的には・・・・ですが、名前は知らなくてもこちらの竹林を目にした方は全国に多くいらっしゃるはずです。
なぜなら映画やドラマ、CM等のロケ地として数多く利用されているからです。
私は和装前撮りや振袖、七五三の撮影でこれまでに何十回と足を踏み入れていますが、毎回毎回ワクワクしてしまう場所です。そんな私が感じる雰囲気が少しでも多くの方にお伝えしたいと思い、昨日の和装前撮りの合間にGoProで動画を撮影してきました。
YouTubeにアップしたので是非ご覧いただければと思います。
竹の緑は一年中色褪せることなく美しく、生命力に溢れている世界感があります。
大変に広大な竹林であり、場所によっては前後左右360度囲まれます。まさに別世界に入り込んだような感覚になり、日常とはかけ離れた雰囲気につつまれます。それは一種の癒しであり、皆さんにも一度体験して頂きたいとさえ思います。
ちなみに入場料(500円)はかかりますが、一般の方も散策することが出来ます。昨日もカップルやご夫婦で仲良くお散歩されていました。4月〜5月は筍狩りが出来ますので、ぜひお出かけください!
さてこちらでの和装のロケーション撮影ですが、竹林と和装の相性は絶妙です。
和装の赤も黒も黄色も竹林の緑とのコントラストが本当に美しく、その映え方は想像以上となること間違いありません。またビジュアルだけでなく、香りや風で揺れる笹の音も撮影を彩る最高の演出となります。
あくまでも私の個人的見解ですが、以前に比べて観光に来られる方が増えていると思います。それでもかなり広大な竹林なのですれ違うことは稀ですが、もしかしたら数年後には観光バスが数台で訪れる人気スポットになる可能性は大いにあると思います。
何が言いたいかというと、今ならほぼ貸切状態で「お二人だけ」「ご家族だけ」の撮影が叶うということです。残る写真も素敵ですが、足を踏み入れて感じる感覚と脳裏に刻まれる思い出もきっと忘れ難いものとなることでしょう。
日本広しといえども、若山農場さんのような竹林はそうあるものではありません。
ちなみに竹林とは「番傘をさして歩けるような間隔がある竹の林」とのことです。つまり竹が密集しているのは竹林ではなく【竹やぶ】なんですね。
こちらの竹林での撮影に最適な時期は冬〜初夏、そして秋〜冬にかけてです。気温の高い夏はあまりお勧めしておりませんが、ご要望にはお応えしています。
是非こちらでの撮影をご希望される場合は、撮影スポットを知り尽くしたabitoにご相談ください。愛車や愛犬との撮影も当店ならご対応可能です。
「結婚しました」ガーランドで即席フォトブース
和装前撮りで多くのカップル様が利用される人気撮影アイテムでもある【ガーランド】。
ガーランドは新郎新婦お二人で持ちながら撮影されることが一番多いですよね。
こちらはお二人立っての一枚。
またこんな感じもいいですね。
うしろ姿♪
さらには正座ポーズで使うのもおすすめです!
こちらはお客様持ち込みの「謹賀新年」のガーランド
「二人で持つアイテム」というイメージが強いガーランドですが、abitoではこんな使い方もしています。
「持つ」のではなく、「飾る」という感じで使ったり・・・
その時々のシチュエーションから、これぞ!と思った場所に取り付けて【即席フォトブース】として活用したりしています。
アイデア次第で新しい使い方ができる便利な撮影アイテムですので、ぜひお二人らしい使い方を見つけてみてはいかがでしょう?もし画期的な使い方を発見したら、そっと教えて下さいネ。
Wedding Dress abitoのSNS事情
これまでabitoは様々なSNSに手を出してきました。
一番最初はTwitter、そしてFacebook、mixi、Instagramという流れですかね。ちなみにmixiはアカウントを作っただけで、一切活用した記憶はありません。
この中で一番力を入れたのはFacebookでしたが、今ではもう・・・・。
と言うわけで、abitoの各SNSの現在の状況を記したいと思います。
前述の通り、最も最初に利用したSNSで2010年10月に始めていますから今年で10年になるんですよね。
まぁ何でもそうですが、最初は頑張りますが次第に飽きてくるというか、継続させる気持ちが萎えてくるんですよね。途中何回かの中断を挟みながら続けてきましたが、現時点での最終更新は2019年1月と思っていたほど昔ではない様です。
しかしその前が2018年3月、その前が2017年10月とほぼ年一での更新・・・まったく意味がないですよね。
今後はもしかしたら気が向いて再開する可能性も否定はできませんが、おそらくこのままではないかと思っています。
一時は狂ったように力を入れてきたSNSですが、最終更新は昨年の2月と一年以上放置したままです。
こちらに関しては「飽きた」とか「面倒」とかではなく、ただ単にFacebookそのものが一世代前の物となってしまったと感じているからです。そもそも若い方は一切興味を持たれていないようですし、年代的には40代以上の方がメインなのではないでしょうか(日本において)?
総合的に判断し、「abitoの客層とマッチしていない」と結論づけました。
こちらに関しても今後のことはわかりませんが、余ほどのことがない限りこのまま冬眠させることとなるでしょう。
結局、2020年においてはこのSNSがabitoにとってベストだと思っています。
abitoはインスタのアカウントがメインの【Wedding_abito】、フォトウェディングの【abitophotowedding】、七五三の【abito753】、成人式の【abito20th】と4つもあるんです。
ただ更新頻度は高くなく、「活用」という段階には到達していません。「今はインスタ!」という風潮に流されて、ただただ画像をアップしているだけではダメなんですよね。
やはり「統一性」「独自性」「慶属性」などあらゆる角度からコンテンツを作り上げていかないと注目を浴びることは不可能です。十分に理解しているからこそ、なかなか力を入れられないんです。
最後に
結局のところabitoの力の入れ所はやっぱりブログなんです。
これだけは長年空けることなく続いていますし、色んな意味でお店に貢献してくれています。
SNSは「いいね」や「フォロワー数」を気にするあまり、無難にこなそうとする気持ちが湧いてきます。そうなると他と何ら変わらないものとなってしまいがちです。
ブログはそれがなく、abitoのことをしっかりとお伝えできるツールだと思っています。
人気の記事は5万以上のビューがありますし、しっかりとした記事なら閲覧数も日ごとに伸びていきます。何より「ブログ読みました」「ブログを見てお電話しました」というお客様の声が多いという結果が出てるのが嬉しく、その嬉しさが継続する気力をもたらすというスパイラルを生み出してくれています。
確かに今の時代にSNSは欠かせませんが、abitoにとってはあくまでも「サブ」であり、メインはやはりブログなんです。
とはいえブログのねたが尽きたり、全く浮かんでこなかったりすることは度々です。それでも可能な限り更新するのは結果があるからであり、読んでくださる方が意外と多いからなんです。
今後もブログだけは続けていきますので、何卒宜しくお願い致します!
結婚式の留袖とモーニングをどこで手配するかによって変わるメリットとデメリット
結婚式において新郎、または新婦のご両親がご着用される衣裳はお母様が「留袖」、お父様が「モーニング」となります。
※絶対ではありません。
チャペル挙式に雰囲気がピッタリの留袖もあります。(Lサイズ、夏物もご用意)
当店ではモーニングのサイズも豊富に取り揃えています(夏物有り)
留袖、モーニング共にどこで手配するかはお客様次第。
選択肢として以下のようなものがあります。
■結婚式場で手配
■貸衣裳店で手配
■ネットレンタル
また留袖の場合、ご自分のものをご着用される場合も最近では増えています。
3つの選択肢を挙げましたが、一概に「これがベスト!」とは言えず、それぞれメリット・デメリットがあります。一つずつ解説していきましょう。
結婚式場で手配の場合
こちらの最大のメリットは当日に衣裳が用意されており、そのまま脱いで帰ることも出来、移動がないのでとても楽々であること。
その反面、比較的レンタル価格が割高と言うデメリットも。
さらには実際に試着することなく、カタログや写真で衣裳を選ぶことも少なくないようです。実際に着てみたら留袖が「想像と違う・・・」ということや、モーニングにおいては「裾が短い」「キツイ」など、サイズ的な問題が当日に発生する場合もあります。
オプションもかなりあると聞きますしね。
貸衣裳店で手配の場合
結婚式場と同クラスの衣裳の場合、よりお手頃なレンタル価格でご利用いただけるのがメリットです。またオプションも少なく、着付け小物なども殆ど含まれた価格となっているので、トータル的にはかなり費用が少なくて済みます。
また留袖、モーニング共に実際に試着することもでき、安心して結婚式当日にご着用することも嬉しいですね。
デメリットとしてはレンタルした衣裳を貸衣裳店⇒結婚式場⇒貸衣裳店へ返却とご自分でしなくてはならないので、面倒といえば面倒です。
ネットレンタルの場合
こちらに関してはおわかりのようにかなりお手頃な価格で利用できるのが一番のメリットです。
ただやはり試着はできませんし、衣裳の移動及び返却の面倒さもあります。またレンタル費用は安いですが、それ相応のクオリティーの衣裳だという話しを耳にすることもあります。
最後に
当店は貸衣裳店ですからちょっとひいき目な比較となってしまいましたが、最初に申し上げた通り「どの選択肢にするかはご自分次第」だと思います。
結婚式が遠方の場合は移動が大変ですし、近ければご自分でされた方が費用の節約となります。
ただお子様の大切な結婚式であり、ご両親も準主役としてのお役目があったりするので不安を抱えることなく、安心してその日をお迎えしたいのではないでしょうか?
その不安、安心が「費用」なのか、「衣裳の移動」なのか、はたまた「衣裳の品質」なのかはそれぞれだと思います。
当店の場合、式場が遠方の場合は郵送の手配をしておりますし、実際にご試着して衣裳をお決め頂けます。最近、お客様からいただくお話しで多いのは「どうせ同じレンタル価格なら、より良い衣裳のほうを選んだ方がお得」ということ。
全てはコストにあったパフォーマンスを得られるかどうかに尽きるんですよね。
さて皆さんはどんな選択肢をお選びになるのでしょう?
結果はともかく、当店としましてはいつでもご相談に乗りますし、ご試着にもご対応しております。まずは貸衣裳店を第一候補に挙げ、それからお選びになっても遅くないはずです。
どうぞお気軽にお声かけ下さい。
「なぜ日本人モデルじゃないんだろう?」という素朴な疑問
当店には一年に数度の割合でメーカーさんからパンフレットや展示会の案内のリーフレットなどが郵送されてきます。
その数は皆さんが想像するより遥かに多く、その処理に困るほどの膨大さです。
メーカさんが願いを込めて送ってくれたものですから、一応目を通しはしますがどこも似通った感じなので、ハッキリ言えばさらっと流すことが多いんです。それでも気になることが一つだけあるんです。それは和装メーカーさんから郵送されてきたもの。
なにが気になるって・・・・それはモデルなんです。
当店で言う和装とは婚礼衣裳の打掛であり、振袖、七五三衣裳などですが、どれも日本伝統の衣裳であり、民族衣裳とも言えます。ですが最近メーカーさんはそのモデルに日本人を起用することがほぼほぼないようなのです。特にハーフの方が多いかなと感じています。
決してハーフの方を否定しているわけではなく、単純に「なぜ日本人じゃダメなんだろう?」と思っちゃうんですよね。
まぁ分かることは分かるんです、「ハーフモデルの方が華やかさがる」ってことは。
和装も似合っていますし、目鼻立ちはハッキリしているし、スタイルもいい、そして顔も小さい。ましてや芸能界だってハーフタレントさんで席巻されているわけですから、アイキャッチとしては抜群なのでしょう。
ただですね、最近見た七五三のカタログはかなり強力でした。
七五三の女の子と男の子はハーフのキッズモデルでしたが、一緒に写るパパママのモデルはどこからどうみても完全なる日本人・・・・「だって宣伝だから」と言われてしまえば返す言葉もないのですが、個人的には違和感しかありませんでした。これも時代なのでしょうか?
また個人的に好きな婚礼和装レンタルショップがあり、衣裳も表現も大変素晴らしく、和装の魅力を伝えようとするその姿勢は尊敬に値すると思っているのですが、ただ一つ、なぜかモデルは西欧系の方を起用しているんです。もしかしたらそのギャップさえ世界観の一つとお考えなのかもしれませんが、衣裳よりモデルさんに目が行きがちなのではと思っています。
ハーフまたは西欧系モデル至上主義なのか、はたまた日本人否定なのかは分かりませんが、日本人としてはちょっぴり残念な気持ちになります。
日本人モデルだからこそ「共感」し、「表現」できることってたくさんあると思うのですが、今の流れとしてはそうではない様です。ですが和装は商品力だけでなく、それを包みこむ世界観があってこそより魅力的な衣裳として映るのではないかと私は考えます。
いずれにしろエンドユーザーとなるのはほぼほぼ日本の方であることは間違いのないことなのですから、そのことも考慮していただけたらと思います。どんなにお店が気に入ったとしても、お客様に支持されなければ全く意味がありませんからね。当店のようなお店を通して、メーカーさんの商品と世界観が伝わるようにして頂きたいと思います。