「来年はさすがに・・・」と思っていたけど、今も日本はコロナ渦真っ只中。
それでもワクチン接種が始まり、少しは出口の光が見えてきたかなと感じています。接種の進んでいるアメリカでは野外ならマスクの着用は不要になりつつありますし、各種イベントも通常通り企画され、実施されているようですからね。
当店のちょうど一年前頃はご来店はもちろん、電話も鳴らずにただただ時間が過ぎるのを待つだけの日々を過ぎしていたように思います。夏ごろから徐々にお客様が戻り、秋は紅葉ロケーションフォトが爆発して連日の撮影。お客様がいる有難さを感じた日々でした。そして現在に至るワケですが、この間は無我夢中でアフターコロナを見据えての事を考える余裕がありませんでした。
そしてようやく少し落ち着いてきた頃、アフターコロナの世界を想像し、「何をすべきか」を考え、動き出すことが出来ました。
今後もウェディングのロケーションフォトを軸にすることに変わりはありませんが、コロナが落ち着くと同時にターゲットを広げていきます。またウェディングに関しては既存の「でかい箱、大人数、高額費用」であるウェディングとは一線を画した結婚式をご提案していくことになりそうです。
「小さな箱、少人数、お手頃費用」ですね。
そしてもうひとつは振袖事業を変化させます。
これまではabitoの振袖を成人式でご利用頂くことに注力してきましたが、今後はレンタル以上に撮影を主力にしていきます。その第一歩となる撮影を先日を行って来ました。
中禅寺湖湖畔でのロケーション撮影です。
こちらでの撮影は振袖だけでなく、ウェディングの撮影も県外のお客様を見据えています。
特に振袖の場合、お母様の振袖や購入された振袖のお持ち込みを見越しています。別にabitoの振袖でなくてもいいわけです。当店としては撮影・ヘアメイク・着付け・ロケ地プロデュースをセットにし、ご利用頂こうと考えています。
「お友だちに負けない、それどころか圧倒的に差をつける振袖前撮り」をご提供していきます。
またこんな撮影も
かわいいカフェでの前撮りですね。
abitoはこれまで栃木県内をメインターゲットとしてきましたがアフターコロナを見据え、東京・神奈川・千葉・埼玉という首都圏はもちろんのこと全国の方々にご利用頂ける事を夢見ています。といっても単なる夢物語ではなく、現時点でもそうなりつつあるので加速化させていくだけなんですけどね。
本日のニュースで業界大手のWウェディングさんが完全子会社化されるとか、宇都宮市内の貸衣装、ドレスショップが次々と閉店、撤退、休業しているとか、ネットでは「斜陽産業」と言われたりと散々な感じがしますが、もうabitoは貸衣裳店、ドレスショップという枠に捉われてはいないので関係ありません。
地の利を活かし、地域に根ざし、広いエリアからお客様を受け入れていくことがアフターコロナを見据えたabitoの未来であり、進むべき道です。なんといっても素敵なお客様に恵まれていることがabitoの一番の強みです。そのためにも素敵なお店にならなくてはいけませんね。