他の人がどんなブログ記事に興味を持つのか?
誰しも気になるところだと思います。当店のようなレンタル衣装を扱うショップのブログをご覧下さる方は、少なからず衣装というものを意識している状況に身を置かれていると思います。多分、色々とわからない「何か」を探し、当ブログにたどり着いたのだと思います。
そんな「何か」を探している方々に一番読まれている当ブログの記事がこちら。
『打掛を着付けるためには下準備が不可欠。手間をかけてこその衣裳です。』
当店としても和装、特に打掛に関しては力を入れて情報を発信しているので大変嬉しく感じています。やっぱり日本人といえども、打掛は未知なる衣装でわからないことばかりだと思います。だけど興味がある・・・だから様々な打掛に関する情報を入手することで身近に感じ、一歩前へ足を踏み出したいのかもしれません。
一番お伝えしたかった部分は「世の中なんでもそうですが、手間がかかる物ほど魅力的な物が多く、そして文化として根付くもの。代々受け継がれていくものでもあります。」ということ。
そしてもう一つが「伝統と文化が息づいた衣裳、それが打掛です。いつでもどこでも着れるものではなく、結婚という節目に専門の人間がいてこそ初めて着れるものです。結婚という機会を逃したら、ほぼ一生縁のない衣裳となります。」ということ。
何故2017年まで打掛という衣装が受け継がれてきたのか、そして打掛を着ることのできる機会はたった一度であるということ。このことを知るか知らないかでは打掛に対する考えや向き合い方が違ってきます。
「絶対に打掛を切るべき」、「伝統を重んじてこそ結婚式」なんて言っているわけではありません。ただ打掛を最初から選択肢から外すのではなく、ドレスと同様に一度は検討して頂きたいだけです。だって結婚式が終わってから後悔してもどうしようもありませんからね!
ドレスにはドレスの魅力、和装には和装の魅力があります。
食わず嫌いにならずに、まずは一口ご賞味してみてはいかがでしょう? もしかしたらとんでもなく美味しいかもしれませんよ!
貸衣装業の「嬉しいこと」と「残念なこと」
小学生から大学生までの幅広い層で「将来就きたい職業ランキング」でランクインすることのない貸衣装業。
一般的にもニッチなビジネスであり、消費者としても人生で関わることが数回という業界ですから当然のことです。それでも各県あたり数社の貸衣裳店がありますし、従事している方もそれなりにいます。そして私もそそのうちの一人。
この業界に入って既に20年の月日が流れましたが、この間に感じた「嬉しいこと」と「残念なこと」の上位3つを発表しちゃいます。
「嬉しいこと」
1.多くの方々の人生に関われる
「またまたそんな体裁の良いこと言っちゃって~」と思われるでしょうが、本音です。人間は誰しも、多くの方と関わりながら生きていくわけですが、「お客様」というある意味一期一会的でしかお会いすることのない方の結婚式をはじめとした、人生の大きな節目に「衣装」を通して携われる喜びがあります。
多分ドレスや振袖を借りたお店って忘れないと思うんですよね~。
そういった意味でもお客様の脳裏に記憶されているはずなので、大変光栄に感じます。
2.お礼やお土産を頂くことが多い
利用してくださったお客様から頂き物をする事が結構多いんですよね。もちろん頂いた「もの」もありがたいのですが、それ以上にその気持ちが嬉しいんです。だって衣装の代金はすでに頂いているのに、さらにですからね。
結婚式でご利用頂いたお客様からは新婚旅行のお土産、七五三のお客様からはお赤飯をいただくことが多く、それ以外にもお菓子や果物、野菜なども頂いております。
3.「綺麗なご商売ね」と褒められる
結婚式や成人式、七五三とおめでたく、華やかな出来事に関わる商売なので「綺麗なご商売ね、華やかな衣装に囲まれて仕事できるなんていいわね」といったことを良く言われます。現実はそうでもないんですが、一般的に見ればそう見えるんですよね。
そう見えるからこそ「やっぱりオシャレですね」とか、「お話がお上手ね」とかハードルをぐんと上げるようなお言葉を頂くことも。
嬉しいのは嬉しいのですが、自分たちではそう思っていないのでギャップを感じることも多々あります。
それでも一般的に見て「夢のある商売」と思って頂けるのは大変ありがたいこと。これが貸衣装業の存在価値の一つであると考えています。
一方「残念に感じること」
1.結婚式・お葬式をする場所を選びづらい
以前、当店がまだ数社の結婚式場と提携していた時期、自分をはじめスタッフが結婚式をやることになると「どこでやるか?」が問題になったものです。もちろん提携式場の中から選ばなければならない訳ですが、「あっちを立てればこっちが立たず」と言ったことになるので厄介です。式場側としても「いつも世話しているんだからうちでお願い」となるのは当然のこと。
お葬式も同じです。
当店は喪服を扱っているので数社の葬儀社と提携しています。先代社長の葬式は「通夜・告別式はA社」「仏壇の購入はB社」「四十九日法要はC社」と分散させて納得して頂きました。しかしもう一つD社もあったのですが、結局は利用せずじまい・・・半年後にはこのD社に提携を切られましたw
結婚式もお葬式も二度三度するものではないので、提携先への配慮が大変です。
2.子供のイベントに参加できない
この業界はサービス業ですから、基本的に土日祝祭日は仕事です。
平日休みに慣れてしまうと、土日って逆に休みたくなくなるものなんです。しかし子供が幼稚園や小学生の時に運動会や文化際などのイベントに参加できないつらさがあります。
大体、そういうイベントがある時期は業界の繁忙期と重なるんですよね。そう言う業界なので仕方ないのですが、子供の頑張っている姿をこの目で見れないのはとても残念に感じました。でも親以上に子供の方が寂しく感じたことでしょう。
3.横のつながりが希薄
冒頭でも書いたように、貸衣装業は地方の各県では数社のみ。その数社もいわゆる「競合」としての意識が強くてお互いに関わることは殆どありません。一般的にどんな業界でも組合的な団体があり、そこで交流し、悩みや問題を共有しながら切磋琢磨してますよね。そういうのが本当にうらやましく思います。
つまり一匹狼的なスタイルでライバル心を燃やしながら営業しているのですが、ここが昭和的で古臭く、残念に感じます。
ただ当店は関西や九州の同業者を中心とした勉強会グループに参加し、こちらで切磋琢磨を重ねているので問題なしですけどね。
ランキング圏外の業界でも、常に上位にランクインする業界でもその仕事に従事していると良いことも残念なことも同じくあるはずです。私も残念に思うことも書きましたが、「嬉しいこと」が消し去ってくれるからこそこの仕事を続けてこれました。今後は残根に思うことを少なくしていくのではなく、嬉しく思うことを一つでも多く作っていきたいと思っています。
人生に関われて、お金をいただけて、その上感謝されて、頂き物をし、褒めていただける貸衣装業。他の業界のことは殆ど知りませんが、この業界は本当に魅力があると思います。いつかギリギリでもいいのでランキングに入ることを夢見ますが・・・・99.9%無いでしょうね(笑)
悪い日とされる仏滅の捉え方
日頃仲良くさせていただいている宇都宮の手彫り高級印鑑を扱われている鈴印さんのあるブログを読み、ちょっとそれに乗っかった内容を綴りたいと思います。
その気になるブログはこちら
「仏滅」は悪い日なのでしょうか?
世間一般的には仏滅は「良くない日」という認識だと思います。鈴印さんが扱う印鑑もある意味「縁起物」と捉われることもありますから、仕上がった印鑑は仏滅に受け取りたくないと思う方が殆どだと思います。
当店が関わる婚礼や七五三でもその傾向は顕著ですね。
ちなみに六曜を良い日から並べるとこうなります。
大安>友引>先勝>先負>赤口>仏滅
人生の大切な節目である結婚式や七五三の日は良いとされる大安や友引を選びたいもの。その理由としてはもちろん「良い日だから」ということもあるんですが、その後の運命を左右されてしまうという強迫観念が強いのかもしれません。
例えば結婚式の日が仏滅だった場合、後々に離婚ということになったら「あ~やっぱり仏滅の日に結婚式をしたからだ」と思ってしまうし、周りからもそのようなことを言われてしまいますよね。でも実際、仏滅という日にそんな魔力があるとは思えませんし、科学的にありえません。
そもそも人生は「出産」から始まります。
この世に生まれたからには誰にでも誕生日がありますよね。でもそんな人生で最も大切な日の六曜を気にされている方ってほぼほぼいないですよね?
ちなみに先ほど調べましたら、私の誕生日は「大安」でした♪
生まれて来る日って選べませんし、現在でもお子さんが生まれた日の六曜を気にされるご両親ってあまり聞いたことがありません。そんなことより、無事生まれてくれたこと何よりありがたく感じることでしょう。
こう考えると、六曜を気にしすぎるのもどうなのかな?とも感じます。それを裏付けるものとして、浄土真宗の開祖である親鸞聖人は「日の吉凶を選ぶことはよくない」と完全否定していますからね。
とはいえ、一つの文化として現代まで伝わっているものなので考慮されるべきものであることは間違いありません。結婚や七五三に携わる仕事をしている当店としても「気にしなくて大丈夫ですよ~」とはお客様に言えるはずもありません。やはり気にする気にしないを決めるのはご本人です。
過去にはこんな結婚式の事例もあったようです。
詳細な時期はわかりませんが、多分昭和40~50年代のことだと思います。
この業界の先輩に聞いたことがあるのですが、この頃、敢えて仏滅に結婚式をされる方は少なく無かったそうです。この時代は現在に比べても、礼儀や格式を重んじることが良しとされていたのに不思議ですよね?
でも仏滅に結婚式をする理由を聞けば納得します。
「何故仏滅に結婚式をしたかというと、仏滅の次の日は必ず大安。つまり結婚式より、新婚生活の始まりの日が大安であることを選ぶ方がいたってことだね」
物事に捉え方は人それぞれ、そして価値観も人それぞれですね。
今や結婚式場でさえ、仏滅の結婚式を否定はしていません。いわゆる「訳あり」的な扱いで、費用はもちろん様々なサービスを付けて売り出しています。仏滅の日を選ばれる方はそれでも少数派だとは思いますが、そのメリットとしては「費用削減」はもちろんですが、大安や友引の日と違って競争率が殆どないので結婚式の日を選ぶのにもかなりの自由度があります。
七五三も同じです。
10月下旬から11月中旬にかけての土日の良い日はやはり集中し、着付けはもちろん、お宮参りの神社ですらごった返します。でも任意となりますが、敢えてそんな日を外せば全てがスムーズ。でもお子様に関わることですから、出来れば良い日を選びたいものですね。
一説では、この「六曜」というものはウェディング業界が敢えて仕掛けたものと言われています。大安や友引に結婚式を集中させると共に、「良い日」と「悪い日」を明確にすることでメリハリを付けたかったのかもしれません。お菓子業界が「バレンタインデーはチョコレート」と啓蒙してきたことと同じですね。
そもそも一定の間隔で良い日と悪い日が繰り返されるというのは科学的にも考えられませんね。いずれにしろ、気にする人は気にしますし、気にしない人は全く気にしません。あなたはどちら派でしょう?
綿帽子で白無垢姿を極めちゃおう!
結婚式はもちろん、和装前撮りでも最近は白無垢の人気ぶりを感じます。
色とりどりの華やかな色打掛に対して、白無垢はその名称どおり白一色の打掛です。しかしそのシンプルさ、そして可憐さをお求めになる花嫁が急増しています。何となく白無垢は「神前挙式の式服」、そして色打掛は「披露宴の衣装」とイメージされてることと思いますが実は特に決まりはありません。
お色直しとして白無垢を着用されることもあれば、色打掛で神前挙式をされることも!
和装って「決まりごとが多そう・・・」とか「自由度がなさそう・・・」とか思われがちなんですが、実はそんなことはありません。もしそうだとしたら、平成29年の現在まで継承されてはいないと思うんですよねー。
ちょっと話がずれましたが、とにかく当店においても白無垢をご覧になる方が多くなっているのです。前述の通り、白無垢にも自由度があるので文金高島田のようなかつらスタイルにはせずに洋髪で合わせる方が圧倒的に多いのですが、これまた最近ですが「綿帽子」をご希望される方が増えています。
白無垢+洋髪スタイル
白無垢+綿帽子スタイル M様!また写真使わせて頂きました(笑)
本来、綿帽子を使用するにあたっては「おかつら」を使ってこそでした。しかし最近で「おかつら」なしでも綿帽子スタイルが実現できるんです。実際、上の画像の花嫁様もおかつらは使用しておりません。便利な時代になったんですね~。
白無垢+洋髪スタイルも素敵で人気ですが、「白無垢姿を極める!」といった意味ではやはり綿帽子スタイルがおすすめです。頭の先(綿帽子)からつめの先(足袋)まで真っ白になりますから、白無垢の特徴である「清廉性」が際立ちます。
もし結婚式や和装前撮りで白無垢をお考えの方は、綿帽子スタイルもご検討してみてはいかがでしょう。真っ白な衣装に染まることは結婚の時しか出来ないことですよ!
日本の美しい花嫁を象徴する白無垢と綿帽子のスタイルが、今後もっともっと増えたら良いなと思うこの頃です。
ドレスメーカーからドレスをレンタル!サイズの悩みも解消
ウェディングドレスやカラードレスも洋服ほどではないにしても、流行りの移り変わりがあって次から次へと新しい物が出てきます。
レンタルドレス専門店としては、お客様にご満足いただけるような品揃えをしていますが、やはり限界があります。年間予算もあれば、展示するスペースの問題もありますからね。このことはいつになっても解消することなど出来ません。
しかし解消するには至りませんが、お客様にご提案できることもあります。
それが「リース&リース」というシステムです。
ドレスメーカーさんから我々のようなレンタルショップがドレスをリースし、お客様にご利用頂けるというものです。お客様のメリットとしては最新のドレスを探し、試着することができます。そして我々にとっては仕入れせず、在庫も持たずにお客様に様々なドレスをご提案できるメリットがあります。
当店には様々なドレスメーカさんのリーズドレスのカタログがあります。ちなみにこちらはMARIAROSAさんというメーカさんのカタログです。
最近人気のシンプルなシンメトリーのドレスだったり・・・・
袖付きのインナーブラウスが取り外しできるウェディングドレスだったりと、現在のウェディングシーンを賑やかせているドレスをカタログから選ぶことができるんです。
清潔で綺麗な状態で着用できるのは当たり前のことなのですが、何と言ってもお客様にとって魅力的なのはサイズがサイズ展開が豊富であることです。どんなに気に入ったドレスでもサイズが合わないと諦めなければなりませんよね?でもこのシステムならお客様のサイズに合わせて、ドレスを選ぶことが可能なんです。
もちろんデメリットもあります。
通常、店舗でドレスを試着する場合は試着料は発生しないものです。しかしこのシステムの場合、一着ごとに試着料を負担しなければなりません。金額的にはお手がるなものですが、無料に越したことはありませんからね。でもパンフレットをご覧になって、本当に気に入ったドレスがあれば試着料を払う価値は間違いなくあります。サイズのこともありますしね。
当店では「借り放題プラン」 「安心22プラン」といった、とてもリーズナブルなレンタルプランがあります。このリーズ&リースのシステムをご利用の場合は、多少の追加料金をいただくようにはなりますが、それでも式場さんや他のドレスショップでレンタルするよりかなりお得です。
今回ご紹介したドレスメーカーさん以外のリースドレスカタログもございますので、ドレスのサイズやカラー、デザイン、そして費用等で迷われている方はぜひご相談下さい。納得の衣装選びのお手伝いを喜んでさせて頂きます!!!
留袖をレンタルする前に把握しておきたい3つのこと
お嬢様や息子様が結婚式をするにあたって、お母様の殆どは当日に留袖を着用されます。
ご自分の留袖をお持ちの方もいらっしゃいますが、「もう何回も着てる」「ちょっと柄が古臭い」「サイズが合わない」という理由からレンタルされる方も少なくありません。またレンタルするメリットとしては「たくさんの中から選べる」「サイズが豊富」「使用後は返すだけ」と言ったものがありますからね。
では留袖をレンタルする前に考えておくべきこととは一体何なのでしょう?
1.予算を決めておく
留袖のレンタル代は店舗によっても様々なのですが、結構幅があります。当店の場合だと1.5万円~7万円とその差が5.5万円もあります。予算を決めていないと「どれくらいの留袖にして良いか分からない・・・」と考え込んでしまい、あれやこれや見ていると余計に分からなくなるもの。
ある程度の予算に絞っておけば、時間も手間も半減します。ちなみに当店の場合、3万円前後の商品が主流です。
予め、ご友人や最近お子様の結婚式があった方などにリサーチして見るのもおすすめです。
2.相手方のお母様の状況を把握しておく
ご自分の予算もさることながら、相手側のお母様がどの程度の留袖を用意されるのかも気になるところです。
結婚式では殆どの場合、最後の最後でご両家で一列に並び、最後のご挨拶をされます。このことから「比較されてしまう」と思われるお母様も少なからずおいでです。しかし実際はそうそう比較して見てはいないとは思いますが、そこは女性ならではの心理ですね。
そもそも相手側は留袖は着ないでドレスにするという選択をされるかもしれませんので、お子様を通して、ある程度の状況を把握しておくと予算なども決めやすくなるのではないでしょうか。
3.ご家族の家紋にこだわるかを考えておく
お母様がご着用になる留袖は既婚女性にとって、喪服と並んで最上位に位置する和服です。そしてそんな和服には両肩口の前後ろに、そして後ろ衿下の合計5ヶ所に紋が入っています。もちろんレンタルなので任意の家紋ですから、ほぼご家族の家紋とは違ったものになります。
「家紋にはこだわらない」・・・こういった方が殆どですが、中には「家族の家紋で結婚式を迎えたい」という方もいらっしゃいます。そんな方には「貼り紋」といって、元々ある家紋の上に貼ることのできる物があります。こちらを利用されてみてはいかがでしょうか?
ここで大切なことは正式な家紋の名称を把握しておくこと。
同じ藤柄の紋でも「下がり藤」もあれば、「上がり藤」もあります。また丸があったりなかったりと、結構複雑です。もし名称が分からない場合はご先祖のお墓や仏壇等に刻まれている家紋を写真に収めて、お店の方にお見せすると良いでしょう。
当店にもございますが、殆どの貸衣裳店には「紋帖」という家紋が羅列されている本がありますので、それで調べることができます。
また貼り紋はある意味特注品で、外部に発注することになるのである程度の時間が必要です。結婚式ギリギリに申し込んでも対応していただけない場合がありますし、二度手間とならないように前もって考えておくと良いと思います。
結婚式は新郎新婦が主役であるのはもちろんですが、ご両親やご兄弟もメインキャストです。新郎新婦がお世話になり、今後もご支援してくださる大切なゲストをお迎えするお立場です。こんなことも鑑みて、留袖の予算や家紋のあるなしを考慮してみてはいかがでしょうか?
最近増えているウェディングの形とは!?
今や「結婚式をしない」という選択をされるカップル様は少なくありません。
20数年前のバブル期には「派手婚」という言葉が生まれたりしましたが、今は昔・・・。その昔、あれだけ憧れられた結婚式も価値観が多様になってきた現在では「結婚=結婚式」とはならないようです。
とは言っても結婚の思い出を作りたいのもまた真実。けれど何百万円の出費や、数ヶ月に及ぶ打ち合わせを避けたいというのも真実。
そんな方が選ぶウェディングの形は様々です。
海外やリゾートで家族だけで結婚式
ご両家でお食事会
ドレスや和装姿の写真だけ残すフォトウェディング
結婚式はしなくても思い出を残す選択肢が色々あります。以前は結婚されるお二人の気持ちより、ご家族の意思が尊重される時代があり、例えお二人が結婚式を望まなくても「しない」という選択が出来ないことがありました。しかし時代が変わり、ご両親をはじめ周囲の変化し、お二人の意思が尊重されるようになりました。
最近、当店で良くお見かけするウェディングの形が「フォトウェディング+お食事会」です。
和装やドレスでロケーション撮影のフォトウェディングにご両親やご兄弟も参加し、一緒に撮影。やはりお子様のハレノヒの姿はご両親はその目で見たいもの。後で写真をお見せするのも一つの手ですが、せっかくの機会です。ご家族にも参加して頂き、撮影そのものを楽しんで頂き、その日を思い出の日として記憶することができますからね。
撮影の後はご両家でお食事会。
このご宴会では新郎新婦も私服となり、気構えることなく愉しい時間を過ごします。通常の結婚式では新郎新婦とご家族の距離は一番遠く、お話することもままなりません。それに新郎新婦は食べることも出来ない事が殆どです。
でも私服でのお食事会なら話すことも食べることも自由自在。ちなみに殆どのお客様が食事会はご自分たちで手配されます。この部分を業者任せにすると、費用がかさんでしまいます。
「自分たちでできることは自分たちで」
これこそが無駄な出費をなくすと同時に、一つの経験・思い出となる訳です。
日本では「結婚」という冠が付いてしまうと、何かと価格が釣りあがります。食事、印刷物、お花、そして当店が扱う衣裳なども・・・・。なのでこの冠を外しながらも、中身は「結婚」というテイストを織り込むことこそが賢いやり方だと思います。
費用の大小、費やした時間の長短では結婚の思い出の価値は決まりません。
「誰と」「どこで」「何を」が肝であり、何よりその日をどう迎えて過ごしたのかが価値だと思います。みんなが共有した思い出こそ、最高に価値がある物ではないでしょうか。
結婚はどなたにとっても人生においての大切で、大きな節目です。だからと言って、「何をすべきか」を考えるのに焦ることも、期限を決めることもありません。お二人のペースでじっくりと考え、良く話し合って答えを見つけましょう。
お二人で出した答え、間違いなくそれが正解だと思います。
4つの新しい七五三プラン
早い方は既に七五三の前撮りをしているのではないでしょうか?
当店でも徐々に七五三のお客様が増えてきていますが、今年より七五三のプランが心機一転したのでお知らせしたいと思います。
まずはプラン表をご覧下さい。
今年より七五三は4つのプランで展開していきます。
昨年までは左端のベーシックなプランがメインでしたが、アルバムプランやロケーションプラン、そしてお宮参りプランが誕生です。
「セットプラン」「アルバムセットプラン」「ロケーションプラン」は前撮りだけでなく、秋の神社へのお参りでも七五三衣装がご利用することができます。またドレスやタキシードの無料サービスは他店でもされていますが、当店では更に女の子には袴のサービス、男の子には羽織チェンジサービスも含まれています。しかもキャビネ写真(ご自宅用やじいじばあばへのプレゼントに!)も2枚プレゼントしています。
たくさんの衣装で写真が撮れて、神社へも着物でお宮参りできる内容充実のプランです。
また「お宮参りプラン」には撮影は含まれていませんが、他店で前撮りされた方や「写真はデジカメやスマホで十分」とお考えの方のためにプランニングしました。七五三のお宮参りの日に、衣装と着付け(ヘアメイク)のみを手ごろな価格でご提供いたします。
プランのご相談やお見積もり、またご試着も気軽にして頂けますのでご連絡下さい。
abitoの七五三特設ページはこちら
和装前撮りでマネしてみたいのはこんな写真!
いや~昨日のブログ『インスタグラムで大きな反響でした 「いいね」が300超え』のその後の動向ですが、「いいね」がそろそろ1000になりそうな勢いです。有難いことに少しずつですがabitoのフォトウェディング専門インスタグラムをフォローしてくださる方も増えてきました。
「何故だろう」
「きっかけがあるはず」
「これがバズるということなの?」
・・・いろんなことが頭の中をグルグルとしていますが、要は多くの方に支持されたということ。
つまり「こんな写真が撮りたい!」「こういうもいいね」と思って下さっているということでしょう。実際、当店で和装前撮りをされるお客様でも「どんな写真にしたいですか?」とお聞きすると、「お任せします」という方も少なくありません。
「ならば少しでも参考になるウェブサイトをつくることも一種の社会貢献であり、お役に立てるのではないか?」
と今回の出来事でひらめいたんです。思い立ったらすぐ行動!
Wedding Dress abitoフォトウェディング/和装前撮り専門ウェブサイトにそんな参考ページを早速作り、先ほどアップいたしました。
ページ名は「マネしてみたい!こんな写真」です。
【紅入れ】【ジャンプ】【花嫁舟】【ファミリートレイン】などの種類があり、ある意味レアなポーズばかりです。これら全てがおすすめという訳ではなく、「和装前撮りだからこそこんなことができるんですよ!」というお知らせであり、「お二人ならではのポーズを考えてみては?」という問いかけでもあります。
和装前撮りも結婚式と同様に、どなたにとっても初めてのことばかり。
ほんの少しでも情報やアイデアがあるだけでも、向き合い方が違ってくるはずです。そこからその方ならではのオリジナリティーを見つけてくだされば、撮影がより楽しくなり、思い出深いものになるはずです。
このページをご覧になることで、「もっと違うポーズってあるのかな?」「誰もやってないことしてみたい」とか、そんな和装前撮りに対する欲が出てくれる事を願っています。
今後もさらにいろんなポーズを追加していきますからね。
インスタグラムで大きな反響でした 「いいね」が300超え
インスタグラムで「いいね」をたくさんいただく爽快感を感じたことありますか?
4月19日より、当店abitoはフォトウェディング専門のインスタグラムを開始しました。とりあえず一日に一画像をアップすること、そして「売込み」ではなく、『どんな写真が人気なのか?』『どんな場所で撮影しているのか』、『どんな想いを込めているのか』ということに重きを置くようにしています。
インスタグラムは画像がメインのSNSなので画像の美しさ、楽しさ、珍しさはもちろん大切なのですが、それと同様にちゃんと我々の言葉で説明することも大切です。
当店のインスタグラムを見て、「やっぱり和装前撮りしたいかも!?」「こんな写真が撮りたい!」なんて思っていただけることを願っているわけです。簡単に言えば、皆様の何かのお役に立ちたいわけです。
そして昨日アップした画像が大変な反響を得ています。その画像がこちらです。
昨年、新婦様のご自宅で撮影させていただいた一枚です。
書いてある通りなのですが、結婚式に参列が難しいおばあさまに花嫁姿を見せてあげたいという想いで当店にご相談いただき、ご自宅でロケ撮影をさせていただきました。お孫さんに紅を差す姿がとても素敵ですよね。
昨日の夜にアップし、「あれ?いつもより反応がいいなぁ」と感じていたのですが、夜中になってもその反響は衰えず、朝になっても、そして現在でも「いいね」が増え続けている状態です。
ちなみにこのフォトウェディング専門のフォロワー数はわずか30ほど(お恥ずかしい♡)。しかし一夜明けて、午後15時過ぎの現在においての「いいね」は驚きの337。
フォロワー数の10倍以上の「いいね」をいただいています。本当に嬉しい限りです。
ただ残念なのは、これほど反響があるにもかかわらずフォロワー数が増えないこと(泣)。そう世の中甘くないってことですね。
「いいね」をしてくださったみなさんと同様に、私もこの写真は本当に素敵だと思っています。これまでFBやブログ等でも何度か使用しているのですが、今回のような反響はありませんでした。不思議ですよねー
多分、想像するにキャプションとの相乗効果だったのではと思っています。
【追記】現在の状況を考えると、どこかで紹介された可能性がかなり高いです
画像だけではわからないことも、簡潔明瞭な説明を付け加えることでイメージが膨らみ、それと同時にストーリーが浮かんでくるのでしょう。私はただ思ったことをキャプションとして挿入しただけで、計算も狙いもありませんでした。
つまりそういうことなんでしょうね。
当店は栃木県宇都宮市にあるお店ですが、北海道でも九州でもこの画像をきっかけとして、おばあさまと一緒に和装前撮りをされ、一生の思い出にしてくれる花嫁が増えたら嬉しいです。少しはお役に立てたのかな?
この反響のおかげでインスタグラムに対するやる気が増大しまくっています。今後も皆様に多くの「いいね」がいただけるようなコンテンツを発信していきたいと思います。