「結婚式はしない」
	
	そんな選択をするお二人も増えている近年。そんなお二人も「結婚写真だけは残したい」という方が殆どですが、中には「写真も別に要らない」という方々もいらっしゃいます。
	
	
	もうこうなると我々にはどうすることも出来ません。だって行動を起こされない訳ですからね。
	
	
	そう言うお二人が重い腰を上げる最大の原因はご両親やご兄弟、そしてお友達などのアドバイスです。「せめて写真くらいは・・」とか、「跡で後悔するよ!」とかですかね?
	
	
	でもお二人にとってはそんなアドバイスは苦痛なのかもしれません。周りに何を言われても、頑として聞き入れない方もいますが、もちろん渋々ではあっても行動に移す方もいます。
	
	
	得てしての話ですが、渋々のはずがドレスや打掛などの婚礼衣裳を試着した途端にスイッチが入り、積極的になることが多いんです。
	
	
	
	
	先日もご両親に説得されてご来店されたお客様がいらっしゃいました。
	
	もちろん当初は結婚の写真を撮るなんて考えてなかったようでした。ご来店直後は「面倒くさい・・・」なんて表情でしたが、ドレスを試着した途端に表情はみるみる変化し、とっても嬉しそうな楽しそうなお顔に。
	
	最初は「ドレスはなんでもいいから」なんて思われたいたようですが、時間と共に「これも着たい!」「あれも着たい!」と何着もドレスをお試しになり、結局はウェディングドレスとカラードレスの2着でフォトウェディングをされることになりました。
	
	
	やっぱりですねドレスには女性を一変させる魔法があるようです。
	
	
	「マジ面倒くさい」「緊張する」「恥ずかしい」と結婚式に消極的だったカップル様も、結婚式後にお話を伺うと「やっぱり結婚式をした良かったです♡」というのはもちろんですが、「出来ればもう一度したいです♡」なんてご意見もあります。
	
	これぞ『ウェディングマジック』
	
	
	今まで食べたことのない物を食べること
	経験したことのないアトラクションやアクティビティ
	海外旅行
	
	などなど、いわゆる「食わず嫌い」なことの殆どは思い立ったときにいつでも実現可能です。しかし結婚式やフォトウェディングなどは「旬」があります、分かりますよね?つまりその旬を逃すと、限りなく100%近く実現することはありません。
	
	
	費用が高額となる結婚式はともかく、比較的お手頃にフォトウェディングは実現できます。
	
	「やっぱり写真くらい残しておけば良かった・・・」という声は嫌というほど聞いています。でももうその旬ではないので行動に移すことはしないのも現実なのです。
	
	
	人生は一度きりで、何事にも挑戦したいものです。
	
	良く言われることですが「しない後悔よりする後悔」という言葉があります。フォトウェディングも同じです。
	
	
	
	
	そこでご提案です。
	
	フォトウェディングをするかしないかはまずはドレスや打掛を試着して見てから判断されてみてはいかがでしょうか?もし試着してもテンションが上がらず、さして特別な思いも抱けないのであれば「しない」という選択が正当化されますし、多分将来後悔することはないでしょう。
	
	でも少しでも気分が高揚するのであれば、ちょっと前向きにご検討してみては?
	
	
	何も行動されずに「しない」と決めてしまうのだけは、本当にいろんな意味で勿体無いと思います。
	
	
	
	「する」「しない」はご自分で決めるものです。
	しかしまずは行動し、「しない」にしても後悔なく決断してください。でも心のどこかに迷いがあるのであれば、それは「する」べきです。これは間違いないことです。断言します。
	
	
	ご両親や周りの方々に代わり、お客様の背中を軽く押すことも当店の使命です。まずは気軽にご相談、ご試着くださいね。
	
	答えはそれからでも遅くないはずですよ!
	
	 
カメラマン4名集合! ちょっとした講習会になっちゃいました。
	今日も栃木市にある岡田記念館で和装前撮りがありました。
	
	
	本日のお二人は4月に結婚式を控えています。やはり「結婚式前に婚礼和装姿を残したい!」ということで、当店をご利用下さいました。
	
	
	何といっても今月は「冬の和装前撮りプラン」の最終月、10万円を切る98,000円で極上の和装ロケーション撮影が叶えることが出来ますからね。
	
	今月いっぱいですので、前撮りをご検討中の方はお急ぎ下さいね!
	
	
	当店には様々な撮影プランがありますが、全て撮影は一線で活躍されているカメラマンばかり。つまり当店のスタッフではありません。
	
	
	もちろんカメラマンの方も当店だけではなく、結婚式場などでも撮影しているのでお客様のスケジュールによっては手配できない事もこれまではありました。しかし今後はそう言ったことは大幅に少なくなります。
	
	
	何故なら数多くのカメラマンの方にご協力頂けることになったからです。
	
	
	そんなこともあり、本日の和装前撮りには新たにご協力頂けるカメラマンさん方に集合して頂き、当店の和装前りの現場を見て頂き、どのような感じで進めているのかを知って頂く一日になりました。
	
	
	ちょっと暗めですが、皆さん笑顔ですね~
	
	
	いつも撮影して頂いているUさんのご紹介で2名、そしてまた別ルートからのご紹介で1名、そして本日撮影のUさんを含めて合計4名のカメラマンが集結してくださいました。
	
	東京でウェディングをメインに撮影している方
	那須でウェディングの撮影を数多く手がけてきた方
	某有名フォトスタジオで店長を経験された方
	
	・・・・経験も実績も豊富な方々が来て下さったことに感謝すると共に、大変恐縮もしてしまいます。
	
	
	でもこれでカメラマンが変わっても、写真は高度なクオリティーを担保することができます。
	
	
	本当に皆さんさすがだなと思ったのは、笑顔が素敵だということ。
	
	やっぱりお客様との距離を速攻で縮める最高のアイテムは「笑顔」ですからね。
	
	
	
	
	
	皆さん撮影の経験は豊富ですが、なかなか他のカメラマンさんが撮影する現場って見ることがないんです。そして和装前撮りにはそれぞれのお店の色があるので、今日はそれを見て頂こうとお集まり頂きました。
	
	
	4名も集まることは全国でも大変珍しいことだと思います。やはり見るところが違うなぁ~というのが私の感想です。そして皆さん本当にお気遣いが素晴らしく、お客様も緊張することなく撮影が進み、無事終了することができました。この集まりが当店とは別のところでの「横の繋がり」となれば面白いです。
	
	
	当店の和装前撮りを見てのカメラマンさんの感想はこんな感じでした。
	
	「こんなに素敵なロケ地を良く見つけましたね!」
	「お客様にここまでされるなんて素晴らしいですね」
	「やはり和装っていいですよね」
	
	ちょっと自慢的な宣伝も兼ねてしまいましたが、実際に頂いた本当の感想です。
	
	
	繰り返しになりますが、皆さん本当に人間的に最高の方たちばかりなので、これからドンドン協力しながらご結婚されるお二人にとって最高の思い出づくりをお手伝いできそうです。
	
	本当に当店のような小さなお店にご協力頂けるなんてありがたいことです。
	
	
	
	・・・・・もう梅が咲いていますね。今日も梅の木の下で撮影を行いましたが、まだ2月ですがまるで春のような写真になりました。これから木々に葉がつき、桜が咲き、新緑が芽吹きます。そして暖かくなり、和装前撮りのトップシーズンがやってきます。
	
	結婚式場での前撮りも素敵ですが、和装での場合はやはり和を感じる場所での撮影がおすすめです。とことん和にこだわった和装前撮りをご検討されているのなら、ぜひ当店にご相談下さいませ。
和装前撮り 今年の目標数を10%クリア!
	物事を進めていく上で、何事においても目標は大切です。
	
	仕事然り、勉学然り、スポーツ然り・・・・。
	
	
	
	当店におきましても様々なカテゴリーごとに目標を設定していますが、その中でも「和装前撮りロケーション」に関しては割と高めの目標を設定しています。
	
	
	しかし2月半ばにして、目標の10%に達することができました!これもお客様はもちろんのこと、当店のスタッフ、カメラマンさん、そしてロケ地の方々のお陰です。
	
	
	単純に月割りすると2月半ばにおいては13%を達成してなければなりませんが、ロケーションフォトにおいては1月2月は完全にオフシーズン。やはり暖かくなる4月~7月、そして10月~11月がトップシーズンなんです。
	
	これを考慮すると数字的にはちょっと足りてませんが、上々だと言えるわけです。ホント1月2月にご成約いただけ、ありがたく思っています。
	
	
	
	「結婚式前に和装姿を残し、その写真を結婚式で披露したい」
	
	
	
	殆どのお客様がこんな想いを持って当店にご来店くださいます。その想いに応えることはもちろんですが、それだけではダメなんです。
	
	
	常々、「和装前撮り」はもう一つの結婚式だと考えています。結婚式と思うからには「楽しく」「思い出深い」一日にしなければなりません。その為には何より、お手伝いする我々がそういう気持ちを持つことが大切です。
	
	
	スタッフにしても、カメラマンにしても人間ですから悲しいこと、むかつくこと、イライラすることはあります。でもそう言うことはお客様には全く関係ありません。例えどんなことが前日にあろうとも、お二人のもう一つの結婚式が素晴らしい物になるようにするのがプロです。
	
	
	逆に言えばこれくらいのことができなければプロではありませんし、ウェディングに携わる資格すらないのです。
	
	
	当店のスタッフ、カメラマンはまず心配ありません。このことに関しては自信を持って宣言できます。
	
	
	当たり前のことですし、自慢することではありませんが、こう言うことの積み重ねが目標達成を可能にする種なのだと思います。
	
	
	
	3月の前撮りも、4月の桜ロケ、振袖ロケ、七五三ロケも順調にご成約頂けています。どんなにロケ数が増えようとも、初心を忘れずにお客様にできることを惜しみなくしていきたいと思っています。
	
	
	そして明後日は栃木市にある岡田記念館でやはり和装の前撮りがあります。お天気も良さそうですし、明後日がお二人にとって忘れられない一日となるようにスタッフ一同で盛り上げて行きたいと思います!
結婚式 には何を着たらいいの? 30代(既婚)の姉の場合
	ご家族、ご親族の結婚式に何を着たらいいのか?
	
	
	結構悩まれることってありますよね?新郎新婦とのご関係、お立場などで違ってきます。
	
	
	なのでこのことについてはシリーズ化し、細かく分けてお届けしたいと思います。
	
	
	
	今日は第一回。
	
	お立場的には新郎または新婦のお姉さまで、すでにご結婚されている場合です。
	
	
	昔ながらの観点でいえば、正式には黒留袖となります。しかし現在では年代によっては着る方は少なくなっています。
	
	
	
	例えばお姉さまが30代の場合、殆どと言っていいほど黒留袖にされることはありません。40代、50代と年齢を重ねるにつれて黒留袖を選ばれることが多いと感じます。
	
	
	そして黒留袖の次に格が高い和装といえば、色留袖です。
	
	
	
	様々な色があるので、年齢に合わせてお選び頂けます。
	
	
	しかし現在、当店において一番選ばれる和装は訪問着かもしれません。
	
	
	
	色留袖と同様に色合いも多岐に渡り、柄によって華やかにしたり、ちょっと落ち着いた物にしたりと選びやすいからなのかもしれません。
	
	
	この他、和装でいえば付け下げや色無地などがございますが、「お姉さま」というお立場を考慮すると当店としてはあまりおすすめして下りません。
	
	 
 
	
	
	当店abitoのウェブサイト 慶弔衣裳ページを覧下さい
	
	
	またこれらの和装でなく、洋装にされる方もいらっしゃいます。
	
	和装にするか?洋装にするか?
	
	これも迷いどころではありますが、結婚式のスタイルや会場の雰囲気に合わせて考えてみると良いと思います。
	
	例えばレストランウェディングやご家族だけの結婚式であれば、和装でなく、よそ行きのお洋服でももちろん大丈夫です。しかし新郎新婦の上司や同僚の方々を多くお招きする場合は弟、あるいは妹様の体裁も考えてあげてください。この場合、あまりカジュアルすぎると「お姉さま」という立場にそぐいません。
	
	黒または色留袖姿でご挨拶すれば、「しっかりとしたご家族だ」と思っていただけるはずです。
	
	
	
	【まとめ】
	
	ここまで簡単にご説明しましたが、近年の結婚式は以前と違い「こうでなくてはなならい」という概念がかなり薄れてきています。ある意味「何でもあり」という風潮がありますが、「何でもいい」わけではありません。
	
	やはり結婚式の主役は新郎であり新婦様ですから、お二人がお招きしたゲストの方々に対して失礼のない身だしなみをすることがお二人のためにもなります。それでも判断がつかない場合はご家族、ご親族で話し合ったり、直接新郎新婦にご相談してみてはいかがでしょう。
	
	TPOに合わせて衣裳を選ぶのも大人の嗜みですからね。
小物だけのレンタル・販売品は完全オリジナルの紙袋でお渡ししています
	さて今回は「衣裳」ではなく、その衣裳をお届け・お渡しする時になくてはならないもののお話。
	
	
	スパーではレジ袋があるように、当店のような貸衣裳店にも専門の入れ物があります。
	
	例えばドレスを納品するときにはこちらを使います。
	
	
	当店オリジナルのドレスケースです。
	
	
	
	そしてタキシードやモーニングなどはこちら。
	
	
	左右に大きめのポケットがあるので、こちらに付属する小物をいれたりします。
	
	
	
	洋装はこのように袋状のもので納品、あるいはお渡ししています。
	
	
	
	一方、和装の場合は箱になります。
	
	
	ちなみに左側の大きい箱は白無垢や色打掛用、右は留袖や振袖、七五三用の箱になります。
	
	
	
	
	
	
	留袖の場合、この箱に留袖・帯・長襦袢・草履・バック・その他小物一式が入ります。左手に見える紙は「チェック表」で、何を入れてあるかお客様がわかるようにしています。
	
	
	
	
	このように衣裳+小物のセットでのレンタルの場合は専門の入れ物があるのですが、「ちょっとした物」に関してはこれまで無頓着でした。ちなみにちょっとして物とは「小物だけのレンタル」だったり、足袋や肌着などの販売品のこと。またヘアメイクリハーサルのために髪飾りやティアラなどをお貸しすることもこれに含まれます。
	
	
	
	そしてこのちょっとした物に対応するためにご用意したのがこちらの袋。
	
	
	
	なんてことのないシンプルな無地の紙袋ですが、ど真ん中にご注目!
	
	
	
	
	
	abitoという店名と、当店のキャラクターである熊のアビコが!!!!
	
	
	
	いわゆるDIYですが、これだけで世界に一つだけのオリジナル紙袋になりました。このマークはスタンプで押しただけなので簡単に増産できちゃいます。
	
	
	
	そしてそのスタンプの正体は意外ですが、何と消しゴムです。
	
	
	
	以前に宇都宮の「とっとこ堂」さんにオーダーして作って頂いたものです。
	
	価格は覚えていませんが、結構お手軽でした。
	
	
	
	
	やはりこの消しゴムはんこの一番の良さは「手作り感」につきます。機械では出すことのできない柔らかさ、温もりが伝わりますね。
	
	写りもいいですし、押しやすいですし言うこと無しで大満足です。何よりカワイイですよね。
	
	
	
	
	そんな作り手さんの想いがお客様にも伝わればなぁ~と思っています。
	
	
	
	
	ということで、当店では小物だけのレンタルも大歓迎です。
	
	「帯だけレンタルしたい」
	「草履だけ足りない」
	「ティアラを探している」
	
	こんなご要望にもお応えしていますので、どうぞお気軽にご相談ください。
	
	
	abitoのオフィシャルサイト⇒こちらをクリック!
	
	☎ 028-655-0975
	✉ info@kaede-abito.com
【当日フリーでお越しのお客様へ】 ご来店前に 電話で状況をご確認くださるとスムーズです
	今年は年明けからたくさんのお客様にご来店頂いています。本当に有難く思っています。
	
	
	毎週のことなのですがやはり土日と祝祭日はご来店が多く、「ご来店の予約をされたお客様」と共に「フリーでご来店」のお客様が半々になっています。もちろんどちらのお客様も当店にとって大切なお客様です。
	
	ここ数週間はフリーのお客様もタイミングよくご来店くださっているので、お待たせすることなくご案内できているので胸をなでおろしております。例え予約はしてないにしてもやはり待たされるのは、どなたにとっても嫌なものです。私だってそう思います。
	
	
	
	しかしながら当店は「ご来店予約者様優先」とさせて頂いております。
	
	もちろんフリーでのご来店でも先客がいなければそのままご案内いたしますが、ご予約様で埋まっている場合にはお待たせしてしまうこともあります。
	
	
	「ちょっと時間が空いたから、ちょっと行ってみようか?」
	「近くに来たから覗いてみよう!」
	「予約するの忘れちゃったけど、何とかなるでしょ!」
	「まずは下調べに・・・」
	
	このようにフリーでご来店くださる方には様々な理由があるかと思います。そして「必ず予約してください」とは申しませんし、フリーでのご来店も大歓迎です。
	
	
	ただ何より心苦しいのは「お待たせしてしまう」こと。
	
	
	
	せっかくご来店くださったのに、混雑しているからと言ってご案内できないのが本当に心苦しく、申し訳ない気持ちになります。
	
	
	そこでご提案というか、ある意味お願いをさせて頂きます。
	
	当日に予約無しでご来店される場合は一度お電話下さい。
	
	
	
	そうすれば「○○時頃ならご案内できます!」、「今なら大丈夫です!」「あと1時間お待ち頂けますか?」と状況をご説明できます。そしてお待たせすることを避けることができます。
	
	
	「予約」という行為が面倒くさいこともありますし、うっかり忘れてしまうこともあります。
	
	でもせっかくのお休みですから、待ったりすることで時間を無駄に過ごしたくはないですよね。当店としましてもそれは不本意なことです。
	
	
	ですからまずはお電話で混雑状況をご確認くださいませ。何卒お願い致します。
	
	
	☎ 028-655-0975
特別な日は自分で作ることができます。大人の家族写真。
	知ってました?
	
	家族と過ごす時間て意外と少ないんです。
	
	えっ?「毎日毎日家に帰れば子供がいるのに少ないわけないじゃん!」ですって?
	
	
	それは今だけです。
	
	
	当たり前ですが子供は日々成長し、あっという間に大人になります。
	
	あっという間に小学生になり、中学・高校となり、就職や進学で外に出てしまいます。こう考えると子供と一緒に過ごす時間は20年くらいですかね?
	
	
	外に出たとしても家族は家族ですが、結婚したりすると自分の子供が自分の家族を持つようになります。
	
	
	思い出してください。
	
	子供が生まるとやたらと写真を撮りませんでしたか?
	
	何気ない時、入学式、卒業式、運動会、旅行。そして七五三などではフォトスタジオなどで家族写真を撮ったりしますが、子供が成長にするにつれて家族で写真を撮る機会は殆どなくなります。結婚式が最後になるなんてことも・・・・。
	
	日本はアメリカのように毎年家族写真を残すという習慣がありません。
	
	でもこちらのご家族は「大人の家族写真」を残すことを希望しました。そして撮影した写真がこちらです。
	
	
	ご両親と三人の息子様たち、そしてお嬢様の六人家族。
	
	男性全員が最高礼装である「五つ紋黒紋付」と「仙台平」の組合せ、奥様はご自分の訪問着、そしてお嬢様は小振袖をお召しになっての撮影でした。撮影場所は和の風情を感じる美しい竹林でした。
	
	こんな写真もあります。
	
	
	やっぱり番傘は雰囲気を更に盛り上げてくれます。
	
	一人で着ても和装は良いものですが、こんな感じで家族全員となると「かっこいい」の一言に尽きます。
	
	この他にはこんな写真が・・・。
	
	父と三人の息子。
	
	
	母と娘。
	
	
	兄妹だけで。
	
	
	夫婦水入らず。
	
	「こんな家族写真を撮りたい!」と企画したのはお母様です。
	
	三人の息子さんは現在、大学で全員が東京で生活されています。もう大人ですからそれぞれの生活があり、小さかった頃のようにいつも一緒にいられるわけではありません。
	
	そして家族写真を撮る機会はもう殆どなく、次は誰かの結婚式。でも結婚式は何かと忙しく、ゆっくりと撮影する時間もありません。
	
	「この機会を逃したらもう家族写真は撮れないかもしれません。ですから息子たちには強制的に帰省させ、この機会を設けました」
	
	奥様のお言葉です。
	
	
	そうなんですよね。
	
	お子様が小さければ、一緒に生活されていれば「いつでも撮れる」と考えがちですが、いつの間にか時間が過ぎてしまうものです。離れて暮らしているからこそ思うことなのかもしれません。
	
	
	入学式・卒業式・七五三・成人式が過ぎてしまうと特別な機会はもう訪れません。でもご家族にとって特別な機会はご自分たちで作り出すことが出来ます。
	
	今回のこのような家族撮影も特に節目があったわけではありません。
	
	でも「特別な節目ではない日に特別な撮影をすること」。これこそが本当の特別なことなのかもしれません。
	
	
	これらの写真はご両親にとっても大切な物となりますが、お子様達にとっても特別な宝物になることでしょう。間違いなくこの写真を見てこの日を懐かしみ、その存在に感謝する日が来ることでしょう。
	
	特別でない日に特別な和装で、特別な撮影。
	
	ご家族にとって宝物となる大人の家族写真をお勧めしています。
	
	この写真、和装を着ているからこそ更に素敵に見えるのです。
夕暮れ時はドラマティック!和装前撮りはロケーション撮影がおすすめ
太陽の光がオレンジに変わる夕暮れ時も絶好のシャッターチャンスです!
	
	
	伸びた影もちょっとした演出になります。
	
	
	同じ場所でも時間によっては全く違う印象となるので、ロケーション撮影を検討されているなら「時間帯」も考慮して見てはいかがでしょうか?
	
	
	物悲しく、切なさを感じる夕暮れ時ですが、ドラマティックな時間帯でもあるのです。
今だけでいいのか?それとも未来への贈り物とするか? 成人式での花魁風を考える
	今年も成人式で様々な話題がありました。
	
	荒れた式典、一般的に見て「?」と思うような成人衣裳などなど毎年騒がれますよね。
	
	
	以前にもブログに書きましたが、成人式で振袖を花魁風に着ることについて考えてみたいと思います。
	
	
	まずはそもそも花魁とはどんなものなのか?
	
	現代には無い職業なので正確に例えることは難しいですね。ウィキペディアでご覧頂ければある程度把握して頂けると思います。もちろん職業に貴賎はありません。どんな職業も誰かの役に立つためにあるものですからね。
	
	問題は「花魁」という職業が何かということではなく、成人という節目に「花魁姿」を何故するのかということ。一般的に現代の成人式では女性は振袖を着ますが、これは振袖が和装でも上位に位置する礼装だからです。大切な節目にはそれに応じた服装がふさわしく、その節度を守ることこそが大人の第一歩です。
	
	花魁姿は違うと言わざるを得ません。
	
	近年の花魁風の振袖姿は「肩を出す」「帯を前で結ぶ」ことがイメージされると思いますが、そもそも本来は花魁は肩を出しません。
	着物の衿口を開き気味に着付けてはいますが、ご覧のように肩は出して無いんですね。つまり近年の花魁風の着付けは間違った解釈ということになります。
	
	そして帯の前結びはそもそも「帯の豪華さ」をひけらかすと同時に、男性が帯解きしやすいためとも言われています。現代の振袖の帯とは全く別物なんです。
	
	
	
	また現在の振袖は花魁風に着付けることを想定した物ではないので、そのように着付けると間違いなくしわ寄せが現れます。上の写真をご覧頂くとお分かりだと思いますが、花魁の着物はふくらみがありますが、振袖は直線的に着付けるもの。肩を出すことにより、背中はその分生地が寄ってしまい美しくありません。
	
	つまり物理的に無理があるわけです。
	
	
	・・・とこのようなことを書いても、どうするかはご本人次第。
	
	一見華やかに見え、個性を感じるので女性が憧れることも理解できます。どなたにも変身願望ってありますものね!
	
	
	でもそれでも成人式で・・・これはちょっと違うのではないでしょうか?個人的な楽しみとしてされるのは全然OKですし、良い記念になると思います。でもある意味公式の場で、大人への第一歩の日にするのは深慮されるべきだと思います。
	
	
	とは言え、花魁風雨の着付けを推奨する貸衣裳店が有るのもまた事実。
	
	「振袖を借りてもらうためにはなんでもする」という方針を持つお店もあれば、伝統文化を啓蒙しつつ振袖を借りて頂くお店もあります。確かに現代は全てにおいて多様化が進んでいますから「何でもあり」ですが、「何でもいい」わけではありません。
	
	
	『成人式の時だけ楽しければいい』と考えるのもわかりますが、果たしてその姿は未来の自分や家族への贈り物となるでしょうか?
	
	花魁風の姿はいつでも出来ますが、成人式はどなたにも等しく一生に一度しかありません。その一度を使ってしまっては勿体無いと思いませんか。
	
	
	先日、気になる存在の同業のフォトスタジオさんのウェブサイトを拝見した所、堂々と花魁風に着つけた振袖のお客様の写真が掲載されていました。そのサイトには「振袖マナー」やら「豆知識」やらの特集があるのですが・・・・今は全く気にならない存在になりました。
	
	
	当店では振袖の花魁風着付けはこれまでも、そしてこれからも一切お受けしません。
	
	理由はそれがお客様のためにならないと考えていますし、成人式がどういうものか理解しているから。つまらない、お客のニーズに応えないお店と思われても全く構いません。
	
	だって嫌な仕事はしたくないですから。ただそれだけです。
	
	 
やっぱり売らないと売れません
	どんなに良い物があっても、知って頂けないとその存在は「無いに等しい」ものです。
	
	
	当店abitoは業種でいえば「貸衣装業」となり、一般的には衣裳をお貸しして売り上げを作る会社です。しかし弊社に関しては「衣裳をお貸しすること」が仕事ではなく、「衣裳でどんなことができるか」をご提案し、そして衣裳を着ることでかけがえの無い思い出を創出することが仕事だと考えます。
	
	
	そして現在、ウェディングはもちろん七五三や成人式などでご提案しているのが「ロケーションによる前撮り撮影」です。
	
	閉ざされた空間のフォトスタジオではなく、開放感溢れ、季節や気温・風の匂い・太陽の日差しを感じながら撮影できる野外での撮影は緊張もほぐれ、楽しく撮影できること間違い無しです。
	
	
	 
	何故このロケーション撮影をご提案するのか?
	
	それはこの素晴らしさ、価値観を知っているからこそです。自分が「本当に良い物」と思っていなければ、やはりどこか綻びが見え隠れし、お客様は敏感に感じ取りますからね。
	
	
	今年より始まる成人式、そして七五三のロケーション前撮りがとても好評です。そして続々とご成約頂いております。
	 


	
	何故ここまでご成約頂けるのかを冷静に考えてみると、そこ答えはやはり「売っているから」だと思います。
	
	ロケーション撮影の魅力・おすすめする理由を余すことなくご説明し、そしてイメージして頂く。これこそがとても大切なことなんですね。
	
	
	スタジオでの写真撮影は多くの方にとっては何度か経験していることなので、ある程度どんな感じかはご理解されていますが、ロケーション撮影は初めてという方が殆どです。初めてのことはワクワクしますし、イメージも膨らみます。もちろんお仕事をいただく我々としてもワクワクしてます。
	
	
	同じ場所・同じライティングで撮影できるスタジオ撮影と違い、ロケーション撮影は時間と共に太陽の光が変化したりして条件が変わります。そしてロケ地によっても撮影のテイストが変わるので、それぞれの撮影が全てオリジナルです。そう、世界に一つだけのものとなります。
	
	 
	【お客様の大切な節目に、世界に一つだけのオリジナルな撮影をご提供すること】
	
	衣装やスタジオ、ヘアメイクなど、一つ一つにこだわっても、それはウェディング、七五三、成人式の思い出を作る一部に過ぎません。やはりこだわるのは最終的なもの、撮影で言えば画像であり、体感した思い出ですよね!
	
	ちなみに本日ご成約頂いた成人式のお客様には岡田記念館でのロケーション前撮りを、そして七五三のお客様には日光の田母沢御用邸でのロケーション前撮りをご予約頂きました。一昨日は成人式の前撮りで桜ロケをお決め下さいました。
	
	
	このまま突き進んでいいんだと確信できた記念すべき週末となりました。もっとがんばろうっと!!!
	
	 







 
 





