モン・サン=ミッシェル 体験による人生の潤い

衣裳をレンタルくださったお客様、後撮りの和装撮影をしてくださったお客様から新婚旅行のお話を伺うことがよくあります。

最近は「ドイツ・フランス」を行き先に選ばれる方が多いですね(abito的ですが)。
せっかくの機会ですから、なかなか行けない国々を選ばれるのは必然です。

先日のお客様もドイツとフランスだったとのこと。
なかでもとっても印象的だったのが・・・Mont Saint-Michel(モン・サン=ミッシェル)だったそうです。 
open-uri20131103-17481-4ag7ew
 
本当に周りには何もなく、かなり遠くからの眺めでもこの独特のフォルムが目立つそうです。
世界遺産でもあり、世界中の方が「一度は訪れたい」と思う、何とも不思議で美しく人を惹きつける魅力がありますよね。

海外の方が日本を訪れた時も同じだと思いますが、身近にない文化に触れた時の衝撃はかなりのものです。結婚式も海外旅行もそれなりの費用を伴ないますが、費用以上の価値と体験をご自分の体のなかにインプットすることが出来ます。

物は所詮物です。
劣化もしますし、紛失したり、盗まれることも壊れることもあります。
しかし一旦自分の中に取り込んだ物はずっとそのままです。

結婚式も新婚旅行も「その時」にしか出来ないものではないでしょうか?
CMで耳にする「モノより思い出」とは子供だけでなく、大人にも当てはまることだと思います。

こういう仕事をしてきて、物ではなく、体験による人生の潤いを考えるようになりました。
「衣裳」というものを扱う仕事をしているわけですから、その衣装を使って魅力ある素敵な体験をご提供していきたいと思っています。


 

今日は撮影三昧でした

今日は朝から夕方まで撮影!撮影!撮影!の一日でした。

まずは赤ちゃんのお宮参りの写真撮影でした。
と~ってもかわいい小さな小さな女の子の赤ちゃんでしたが、ご機嫌も良く、素敵なしゃしんになりなりそうです。
お宮参りは宇都宮二荒山神社とのこと。

すくすくと元気に育ってくれることをスタッフ一同お祈りしています。

そして次は和装のスタジオ撮影です。
白無垢では綿帽子、お持込の色打掛では角隠し、もう一着の色打掛ではおかつらでの撮影。そして次は洋髪にして、もう一度お持込みの衣裳と色打掛で撮影というコンプリートな撮影をさせていただきました。

最後はabitoで大人気のロケーション撮影で、今回はやはり一番人気のロケ地「竹林」でした。お二人ともご出身は栃木ではありませんでしたが、この栃木のプレミアムな竹林での撮影をとても楽しんでいただけたみたいです。

えっ?画像が一枚もないじゃないかですって?
そうなんです・・・

お客様の中にも画像のアップNGの方もいらっしゃるので、今日はご勘弁ください。
弊社としましても、とても素敵な写真でしたのでアップしたいのは山々なのですが、一番はもちろんお客様のご意向です。
「二人だけの想い出にしたい」
その気持ち・・・・ご理解していただけますよね。 

結婚準備は何から始める?

人生のひとつの節目である「結婚」

よく「結婚準備」という言葉を耳にすると思いますが、まずは結婚式をするかしないかの選択がありますね。
ただ言葉って難しいもので、必ずしも「結婚式をする」=「結婚式がしたい」・「結婚式はしない」=「結婚式はしたくない」というわけではありません。


ではどうしたらいいかわからない「迷っている派」の方はどうしたらいいのでしょう?
したい気持ちもあるけど、しなくても平気というカップル様は、結婚情報誌を読んでも、お友達の話を聞いても、親御さんに説得されても迷い続けます。

その迷いを断ち切るためにはまずは行動するべきではないでしょうか。
そこでおすすめなのは、まずは写真だけ撮ってみるということ。これはビジネス抜きで申し上げています。

実際に写真撮影だけを予定していた方が、衣裳を試着しているうちにドンドンと気持ちが高まって結婚式をしてしまうなんてこも少なくありません。また写真を撮影して、それで満足してしまっても、記念の写真になりますしね。
まずは衣裳を着て、撮影してみてから結婚式をどうするかを決めるって、とっても合理的だと思います。

つまり結婚準備は「フォトウェディング」から始めるのがおすすめです。

メリットとしては・・・
【結婚式をする場合】
・どんな衣装が着たいのか、似合うのかがハッキリします
・式場選びのコツや様々なことををプロに相談できます
・キレイに写るコツがわかります
・撮影した画像で案内状やウェルカムボードが作れます
その他いろいろとございますが、何と言っても『結婚式をしたくなった』という気持ちが得られることだと思います。

【結婚式をしない場合】
・フォトウェディングを自分達の結婚式とすることで、何もしなかったという思いがなくなる
・低予算で記念に残せる
・ご両親も少しは納得してくださる
・画像データで「結婚報告」のお知らせが出来る
そしてこちらでの一番のメリットは「結婚式はしない」という決断を納得して下せるということ。

どうするか迷っている段階で直接結婚式場に行くのもありですが、まずは「写真を撮ってみる」というのもひとつの手段だと思います。
何と言っても結婚式は大きな費用が掛かってしまうものですからね。

 

アビートの隠語を大公開

【隠語】いんご
隠語とはある特定の団体や仲間内だけで通じる言葉や言い回しの専門用語で、外部に秘密が漏れないようにするためのもの(ウィキペディアより)


会社だったり業界だったり、または友達同士でしか通じない言葉ってありますよね。
私がショップで働いていたときも時にも ありました。
 「L行ってきま~す」・・・「お昼に行ってきます」
 「CM入りま~す」・・・・・「トイレに行ってきます」


ショップだと周りはお客様ばかりですから、「お昼」だの「トイレ」だの口には出せません。つまりはお客様にわからないように配慮しているわけでもあるんですね。



学校でもありますよね。
なかでも多いのは先生のあだ名じゃないでしょうか。こういう場合、決まって悪口に限りなく近いあだ名となります。過去を振り返ると思い出す方もいらっしゃることでしょう!




そして弊社アビートにも隠語があります・・・というか、ありました。過去形です。
もう今では殆んど使っていませんが、時折出てしまうこともあります。でも全くわからないスタッフもいるんですよね。


言葉通り、隠すからこそ隠語なのですが、教えちゃいます。



アビートの隠語とは・・・




『よめむこみなしあわせ』です。


漢字で書けば「嫁婿皆幸せ」になりますが、この一文字一文字に意味があるんです。

「よ」=1 「め」=2 「む」=3 「こ」=4 「み」=5 
「な」=6 「し」=7 「あ」=8   「わ」=9 「せ」=0

こういうことになっています。



私達はお祝いの衣裳を取り扱っていますが、商品数が多くスタッフ同士で伝える時には通常の金額では聞き間違いしたりしやすいんですよね。その防御策でもあるんです。


つまり弊社では「その3万5千円の留袖出して!」と言うのではなく、「そのむこの留袖出して!」と言っていたんです。



じゃあ桁はどうしているのか?



そんな疑問も出て来ますが、衣裳によってレンタル金額のけたが違うので、状況で判断していました。※衣裳を見ればだいたいの金額もわかりますからね
同じ「むこ」でも留袖は3万5千円、でもこれがドレスや打掛になると「35万円」となるわけです。



その昔、この業界では金額をおおっぴらに出すことが憚れていました。そんな背景もあったとのことで作られたとのことです。ちなみに自社オリジナルの隠語です。業界用語ではございませんよ。

探してみると結構身近に隠語はあるものです。
これから作り出すのも面白いかもしれませんね!
 

shake it off

何においても「流行」というものがいつの時代にもあります。

テレビコマーシャルでも流行ってありますよね。
最近多いのが、大人数で踊っているコマーシャル。そして今一番話題なのがこちらですよね。
 
あまりにも踊りに目が行ってしまい、どこのCMかなんて最近やっとわかったくらいです。

使用されている曲はご存知だと思いますが、Taylor Swift 『shake it off』
何故この曲が使われのでしょう?

ノリノリのいい曲ですし、耳障りも良く、一度聞いたら忘れない楽曲ですが、もっと深い意味があるんだと思うんです。
それは曲名の『shake it off』の意味だと思うんです。

sheke it off・・・スラングの英語で「気にしない!」という意味があるそうです。
・嫌なことは気にしない
・失敗しても気にしない
・落ち込んでいる人を励ます

このCMには思春期を迎えた世代に向けたメッセージでもあるんだと思います。とはいえ、家庭教師の会社のCMですから、もちろんそれだけではないんですけどね。

裏に隠されているであろう意味を知ると、また違った目でCMを見ることができますね。
「買って!」「うちの商品は最高だよ!」と宣伝はなりがちですが、消費者が求めているのはそこではないんですよね。やっぱり共感してもらってこそです。

よそ様の会社のCMを勝手に解釈し、勝手に納得し、そして参考にしていきたいと思います。

 

中禅寺湖の湖畔でドレスフォト

日光と言えば世界遺産?東照宮?湯葉?神橋?
どれも正解ですが、実は西洋の方もお気に入りのリゾート地でもあるんです。
その証拠に西欧各国の大使館がこぞって別荘を建てましたからね。

イギリス・イタリア・フランス、そしてベルギーという歴史ある国々が
中禅寺湖の湖畔に別荘を作りました。

気候的なことはもちろん、静寂さ、
そしてなにより景観の美しさに魅了されたからでしょう。

そんな中禅寺湖の湖畔でドレスのフォトウェディングをすると、
スタジオはもちろん、そこらのロケーション撮影では
実現できないような写真が残せます。

 
          ar029
『Wark in the rain』
 生憎の雨模様でしたが、「雨を楽しむ」写真にすればいいだけのこと。
          ar016
『Heart Sun Glasses』 
ただの逆光の写真ではありません。
中禅寺湖の水面に反射した光が降り注いでいるのです。

          ar039
『JUMP!』
最近ジャンプされるお客様が増えています☆
こんな一瞬も素敵な思い出です。

          ar026
 『Said Yes』
薬指の指輪が全てを物語っていますね。

    ar023
 『my favorite』
大切な写真はお気に入りのものと一緒に! 


フォトウェディングに衣裳は欠かせないアイテム。
でもちょっと待ってください!

好きなドレス=イメージする写真となるわけではありません。
ドレスを重視するのか・・・
雰囲気を重視するのか・・・
それによって衣裳選びも変わってきます。

そういったことも含めて、トータルでご提案し、一生の
宝物となるような撮影をご提供いたします。


ちなみに・・・・
こちらでのドレスでの撮影は9月中がおすすめです。
それ以降は寒いですし、いろは坂が激込みになるので
お受けできない場合もございますからね。 

50年に一度の・・・

昨日の夜から今日にかけて、宇都宮は50年に一度の大雨。

夕べ遅くに、スマホから何やら聞きなれない 着信音が鳴りました。そして画面を開くとこんなお知らせが・・・
IMG_6966
 「crisis.yahoo.co.jp」・・・クライシス、そうです危機のお知らせだったのです。

画像にある『幕田』と『針ヶ谷』はアビートからはすぐ目と鼻の先です。自分の生活範囲のすぐ近くで避難指示が出るとは思ってもいませんでした。
近くを流れる姿川という河川が、氾濫するかもしれないということで出されたようです。

今の所氾濫したという話は聞いていませんので何事もなかったと思います。

これまで避難勧告や指示は自分とは全く縁のないモノだと思っていましたが、今回のことで今後はしっかりと危機管理もしなくてはならないと感じました。

自分たちのことばかりで、他の地域を心配する余裕もありませんでしたがかなり大きな被害もあったようですね。お見舞い申し上げます。

自然がやったことはいえ、やるせません。

みなさんも「自分は大丈夫」なんて思わずに、いざと言う時にどういう行動を取るべきかを
想定しておきましょうね。 

現実的、物理的に無理な花魁風着付けはできません、やりません

時折見かける花魁風(あくまでの「風」)な着物姿。
ビジュアル的に特徴的なのが『肩出し』『帯の前結び』です。肌が露出する分やはりセクシーな印象を受けますね。

ではそもそも花魁とは何なのか?
江戸時代、吉原遊郭で人気実力共に高い遊女のことをこう呼んだそうです。

さて、現代において花魁風の着付を希望される方もそれなりにいるのは重々承知しています。若い女性が憧れるのも理解できますが・・・
当店では花魁風の着付けは受け付けておりません。

理由は簡単で、例えば成人式の振袖。
花魁風に着付けすることは可能ですが、あまりにも無理がありすぎます。
現存する江戸後期から明治初頭の実際の花魁の写真を見ても肩など出していませんが、花魁風着付では肩を出すことが求められます。

振袖などはそもそも肩を出すことを前提に作られた着物ではなく、無理して肩を出せば、振袖の肩・背中の生地があまり、たるみます・・・美しくありません。
また肩を出し、帯結びを前に持ってくると、上半身にボリュームが出すぎると同時に、ぴたっとした下半身とのバランスが最悪となります。

※花魁の帯結びが前にあるのは「男性が脱がせやすくする為」とも言われています。

帯結びを前に持ってくるということは、振袖にとって大切なアイテム「帯締め」「帯揚げ」が使えなくなる事でもあります。

そして何より、実際の花魁の着物は豪華絢爛で至極の芸術品です。
そんな簡単には手に入らない衣裳だからこそ出来る着付でもあるわけです。全てはバランスですね。

繰り返しになりますが、若い女性が憧れる気持ちは理解しているつもりです。
しかし花魁的要素は決して「お祝い」のものではありません。
花魁風着付を否定はいたしませんが、弊社ではお受けすることはございません。正確に言えば美しく着付けることが出来ません。
誤魔化すことは出来ますが、お金をいただいてやることではないと考えます。

文化伝統に捉われず、新しいことはドンドン取り入れていきたいと思いますが、できないことはやはり出来ません。



 

百貨店がブライダル事業の強化をしてきました

もしかしたら新聞やネットなどで目にした事もあるのではないでしょうか?

最近、都市部の百貨店がブライダル事業を強化しているそうです。
名立たる百貨店にはこれまでもドレスショップがあったりと、それなりにブライダル事業をさいていましたが、何故今強化するのか?

それは百貨店離れしている若い方々を取り込んで、結婚を機に顧客となってもらいたいと考えているからです。今百貨店を支えているのは、昔からの顧客と爆買いする海外の方々です。
このままではいつどうなるかわかりませんからね。

では若い方々にとって、結婚で百貨店を利用する利点とは何なのか?気になりますね。
百貨店がドレスを安売りすることは考えにくく、商品にしても想像以上に既存の専門店と差別化ってできないと思うんです。
やはり百貨店の売りは「ブランド」と「安心感」でしょう。

百貨店のこうした動きは、ウェディング業界にとっても活性化をもたらしてくれることと思います。新たな競合はあまりにも強大ですけどね。

さてさて今後はどうなっていくのか?楽しみです。

ウェブサイトは3つあります

Wedding Dress abito(登記は有限会社ブライダルファッション楓)には3つのウェブサイトがあります。ホームページと言ったほうがわかりやすいですかね。

まず一つ目はウェディングを中心に会社全体の情報をお知らせするサイト
       【Wedding Dress abito公式サイト】
1111
 
2つ目はフォトウェディング・和装前撮りに特化した専門サイト
      【前撮りフォトウェディング by abito】
kakaka
 
3つ目が成人式振袖と卒業袴に特化した専門サイト
      【栃木ふりそで.com】
vuvu

 実はもうひとつあるのですが、現在は休止中です。
ですから正式には4つのウェブサイトがあるんです。

abitoのお客様は20代~30代の方の占める割合が非常に多く、そしてその年代は情報をスマホで得ることが当たり前のようになっています。
雑誌や情報誌、新聞、チラシ等のこれまで我々の業界とは切っても切り離せなかったメディアも、 この年代の方々にとってはもはや身近なものではありません。
となると、ウェブに移行するのは当然のことです。

そしてこれまで貸衣裳業界(特に総合貸衣裳店)はウェディングも成人式も七五三も全てをひっくるめたウェブサイトを構築してきましたが、やはり多くがウェディングの情報がで埋まっているのが現状です。
例えば振袖のお客様の立場で考えると、ウェブサイトにおける振袖の情報は微々たるもので、見ようによっては「隙間を埋める為のコンテンツ」と見えてしまいます。

フォトウェディングも成人式も卒業式もご本人にとっては非常に大切な人生の節目であり、サービスを利用するとそれなりの費用が必要にもかかわらず「やっつけ」的な情報提供では心から納得していただけるとは思えません。

そんな想いから「前撮り・フォトウェディング」そして「成人式・卒業式」の専門サイトを続けて開設いたしました。

人生の節目のイベント・衣裳に関してはじっくりと悩みたいものです。
そしてその悩みですら楽しいはず違いありません。
開設した2つのサイトがお客様にとって、「楽しく悩めるサイト」であるようにしたつもりです。

abitoは【フォトウェディング・前撮り】、そして【振袖・卒業袴】に本気で取り組んでいます。

このことを2つのサイトを通してお客様方にお伝えしていきます。