和装前撮り研究家「私」

Wedding Dress abitoではたくさんの和装ロケーションプランをご用意しています。

言葉で説明するよりもまずはこちらをご覧下さい。





・ロケ地メインのプラン
・季節限定のプラン
・テーマにあわせたプラン

この他にもお客様のご希望(ご自宅での撮影やご指定のロケ地での撮影)に沿って作り上げるカスタマイズプランなどもあります。栃木県内でこれだけのプランを用意しているお店は他にはありません。


しかし多くのお客様が当店をご利用くださるのはプランやロケ地の多さではありません。意外とお客様って「ロケ地」「プラン」「価格」をウェブサイトでは細かく見ていないものです。サイトを見て、「いくらくらいでできるんですか?」とか「ロケ地ってどんなところがあるんですか?」というお問い合わせをよく頂く位です。それでも最近、本当に重要なことは何なのかがようやくわかってきました。まず間違いないと思います。


この画像を例として説明します。

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この画像を見ることで・・・

「あ、ここいいな。こんな場所で前撮りしたいかも」
「こんな色の打掛って素敵かも」
「カメラ目線じゃない自然な笑顔を撮ってもらいたいな」

などなどと思ってくださること、つまりお客様の琴線に響くことが何より大切なのです。つまりはご自分をご覧になった画像に自己投影して、初めてロケ地や衣裳や価格を意識するのだと思っています。


ちなみに当店の前撮り専門サイトに掲載している画像は全て当店の実際のお客様であり、モデル撮影の画像は一切ありません。また掲載する画像を選ぶのはカメラマンではなく、「私」です。私は撮影は一切しませんし、カメラの知識もほぼありません。しかしほぼ全てのロケーション撮影に同行しており、目だけは肥えていますし、皆さんの想像以上にたくさんの前撮り写真を見てきましたし、今も暇さえあれば見ています。


つまり私はある意味、前撮り写真の研究家であると言えます。そしてカメラマンとお客様を繋ぐ役目を担っており、「お客様が本当にほしい写真」と「カメラマンが撮りたくなる写真」のバランスを上手に調整することに長けていると自負しています。撮影は出来ませんが、カメラマンに「ここから撮影してください」「こう言う写真がいいんですが・・」と遠慮なしにリクエストし、お客様により沿いご希望をカメラマンに伝えています。


だから花嫁花婿が本当に欲する写真でありながらも技術的に優れ、最高のアングルの写真でもある最高の一枚を選びだせているのでしょう。そしてその選びぬいた画像をご覧下さったお客様がご来店くださり、ご成約下さっていると思っています。


「自分って凄いんです♡」と自慢しているわけでなく、お客様とカメラマンの両方に育てられたからこその個性を大いに発揮しているだけなんです。カメラマンサイドから「面倒くさい」なんて思われても仕方が無いくらいに撮影に介入することもあります(でも当店のカメラマンさん方はそんなことを思うはずありませんが)。でもお客様にとっては最初で最後の、そして一生に一度の前撮り撮影です。

何が何でも最高の撮影をして、最高の思い出づくりをお手伝いしたい

ただそれだけです。


最近はいろんな同業のお店に真似されることが多くなり、ちょっと切ない気持ちになることもありますが「私」という個人を真似することは出来ません。abitoの素敵なお客様方、そして最高のカメラマンに育ててもらった私はある意味最強ですからね。

 

やっぱり打掛姿は外の方が美しい

久しぶりに映画「アポロ13」を見ました。

 

月面着陸ミッションのために月へ向かっている途中のアクシデントにより月面着陸を断念し、不可能と思われた地球への帰還をNASAが一丸となって成功させたというストーリーですが、ご存知の方も多いはず。この劇中で月越しに見えた地球の姿がとっても美しく、脳裏に焼き付きました。

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地球上に住んでいる以上、普段はその美しさに気付く事はありません。この太陽系には様々な星があり、それぞれ特徴のあるビジュアルを持ちますがこの地球ほど美しい惑星はありません。地球が属する銀河系の星の数は約2000億個といわれ、宇宙にはおよそ2兆個の銀河があると推定されているので宇宙全体では想像もつかないような星が存在していることになりますが、この地球の美しさはそんな中でも一番かもしれません。

そんな美しい惑星、地球が育んでくれるのが自然です。

住みわたる青空
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色とりどりの花々
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どんなに科学が発達してもこれらの自然を人類は0から作り出すことが出来ません。だからこそ美しく、魅力的で人々を魅了し続けているのです。


当店が和装前撮りを屋外のロケーション撮影をお奨めする理由もそこにあります。

自然の光、二度と同じ形の無い白い雲、日によって濃淡の違う青い空、季節ごとの木々や花々・・・これらを感じながら、そして一緒の撮影は全てがオリジナルとなります。同じように見えても毎日全てが違っている訳ですからね。

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そしてこんな理由もあります。

打掛にはどんな柄が描かれているかご存知ですか?

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鶴や松、牡丹などの植物や鶴や孔雀などの鳥たちが数多く描かれているんです。これらも人類が作り出せない自然の物で、日本人は古代から自然に大して敬意と賞賛を尽し、その美しさを衣食住に大いに取り入れてきた民族です。打掛もその一つ。

そんな自然が描かれた打掛は自然の中に溶け込んでこそ、本当の美しさと魅力が引き出されます。

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それだけでも美しい打掛がさらに美しく輝くのです。

和装前撮りをされるカップル様が大変多くなってきましたが、およそ半分は結婚式場内で行なわれます。結婚式場はオシャレで綺麗で大変魅力的な場所ではありますが、私個人としてはやはり自然と比べると【和装前撮りの撮影場所】としては自然には到底叶わないのではないかと思っています。そう思っているからこそロケーション撮影をお薦めできるのです。

どんなに人気があって、圧倒的な支持があっても流行というものはいつか終焉を迎えます。それは歴史が証明しています。


しかし自然の美しさは今も昔もその価値は全く変わっていません。打掛も同じように江戸の時代から何百年も引き継がれている大変魅力有る衣裳です。この二つが組み合わさると1+1=2ではなく、3にも4にもなります。

お二人の検討している、そして撮影した和装写真は「私たち二人のためのもの」と思われていることでしょう。もちろんそれは間違いなくあなたたちお二人のためのもですが、ご両親はもちろん、お子様やお孫様のためのものとも言えます。いつに日か子孫がお二人の前撮り写真を手に取った時にどんなことを思ってもらいたいか、どんなこと伝えたいか・・・なんてこともほんの少しでいいのでお考えになって見てはいかがでしょう?

不変の価値、不変の美しさ、時代を超越できるお二人の姿を残すという選択があることも是非知っておいていただけたらと思います。

今自由になってお客様ファーストに、そして創造溢れるお店へと

婚礼衣裳(ドレスや打掛)を扱うレンタルドレスショップや貸衣裳店などはその殆んどが結婚式場の納入業者、いわゆる下請けの立場であることが多いことご存知ですか?


結婚が決まった方は殆どの場合式場へ足を運びます。業者になればお客様を紹介してくれるのでそれなりの結果が得られるので、大変ありがたいシステムでもあります。ちょっと難しい言葉で言えば企業間取引(BtoB)ということになります。いわば結婚式場の傘下に入ることで売り上げの見込みが出来たりと良い面もあるのですが、契約結婚式場至上主義になりがちです。

簡単に言えば結婚式場の言いなりにならざるを得ない場合もあるということになります。


ですが今、当店は結婚式場の傘下から離れて完全フリーとなっています。

結婚式場の顔色を伺うことなくブログやSNS等で思っていることをハッキリと多くの方にお伝えできるようになりましたし、ドレスや打掛などをお手頃な価格でレンタルしていただけるようにもなりました。そう、結婚式場から干渉されることが一切なくなったのです。


つまり私たちの視線は結婚式場でなく、100%お客様に向けることができるようになったことがフリーの立場になって一番嬉しいことです。


式場から紹介されるお客様はあくまでも「結婚式場のお客様」ですが、現在ご来店くださるお客様は完全なる「当店のお客様」です。この差は皆さんが思っている以上に大きいものなんです。


お客様だけを見て、お客様のことだけを考え、お客様のためになることだけをご提案することができる・・・これが結婚式場傘下の衣裳店との差と思っています。


ドレスショップ、貸衣裳店にはそれぞれの理念や考えがあります。式場の傘下にいるのもありですし、当店のように抜け出すのもありです。あくまでも当店は完全フリーの立場であり続けることを選んだまで。つまりお客様至上主義こそ未来に繋がると感じています。


今自由になって自分たちが「素敵」「最高」「面白い」「楽しい」と感じることを何でもできる環境にあります。今までもこれからもオリジナリティーがあってこその時代ですからスタッフ一人一人の個性を活かし、そこから生まれる化学反応をabitoの個性としてお客様に認めていただけるように常に新しい事や物を創造していきたいです。




 

打掛の取り揃えの豊富さもabitoの売りです

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一口に「貸衣装店」と言っても店舗によって取り扱う商品のバランスが違います。


ウェディングドレスやカラードレスを中心にしているお店もあれば、一般和装の留袖や付下げなどを中心にしているお店もあり、はたまた成人の振袖や七五三衣裳などのシーズン物を中心にしているお店など様々です。


当店はドレスはもちろん振袖も七五三、留袖やモーニング、そして打掛など様々な衣裳を取り扱うバランス型の貸衣裳店に位置します。しかしとりわけ打掛(白無垢や色打掛)の品揃えは県内でもトップクラスです。打掛って仕入れ価格が結構な金額になるので、そうそうまとめて仕入れることってなかなか出来ないので、そう言った意味では他の競合さんと差別化出来ていると考えています。


色打掛で人気の色と言えば・・・・

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赤。

赤の色打掛にも様々あり、見比べて見るとその違いは一目瞭然です。しかし最近になって和装ブームに乗り遅れまいと、慌てて取り揃えようとしてもここまでの赤のバリエーションを集めるのは経費的にも無理です。ちなみに上の画像では4着だけですが、もちろんこの他にも多くの赤い色打掛が当店にはあります。

こちらを見ていただきましょう。

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このタンスは打掛専用のタンスで、一つの引き出しに1着、もしくは2着の打掛を保管しています。ざっと見ただけでも余裕で100着以上が保管されていることがご理解いただけると思います。しかもこのタンス以外にも打掛を保管しているので約200着ぐらいですかね。


よく耳にすることですが、和装前撮りや和装のレンタルで訪れたお店で【数着しか打掛を見せてくれなかった】というお話しをお客様がされます。見せてくれなかった・・・それだけならもしかしたら他にもあるのかもしれませんが、【この中からお決め下さい】ともし言われたのなら、間違いなくそれしか取り揃えていないということで間違いないと思います。

例えばこれが打掛でなく、ドレスだった場合はあなたはその中から選べますか?

殆んど・・・いや全員が「NO」とお答えになるはずです。もちろんドレスでそうされるお店はほぼないと思いますが、打掛の場合は決して少なくないのです。なぜドレスではやらないことを打掛でやるのか、おわかりになりますか?お客様がわからないことをいいことに「打掛ってこんなもんですよ」という安易な考えで対応しているからです。


ドレスだって打掛だって比較してこそ違いがわかり、「これが好き!」となります。記念の1着は消去法ではなく、ピックアップで選びたいものですね。


当店の和装前撮りのアンケートでも殆んどのお客様が価格やロケ地などよりも衣裳、つまり打掛を重要視しています。もし当店に打掛が数着しか取り扱いがなかったら、現在のようにご成約はしていただけないことでしょう。それだけ「和装の品揃え」「和装の種類の豊富さ」「和装を選ぶ喜び・楽しさ」は重要である訳です。


当店では打掛に関する知識や情報をお持ちでなくても安心してご覧いただけます。

懇切丁寧に説明するのではなく、まずはたくさんの打掛をご覧いただき、お客様の感性で数着をお選びしてもらいます。その数着それぞれの特徴やポイントを説明し、ご納得していただいてからのご成約となります。わからない衣裳だから「スタッフに選んでもらう」のではなく、「自分で選んだ」という満足感を感じていただくことこそがもっとも大切なことだと考えています。


結婚式でのご着用の打掛レンタル、そして和装前撮りをお考えの方はまずは気軽にご相談下さい。

当店ではお客様にご納得いただくために出し惜しみなく打掛をお見せいたします。もちろん何着でもご試着OKです。

ドレスのロケーションフォトが増えた訳

当店Wedding Dress abitoを和装ロケーションフォト専門店だと思い込んでいませんか?


ある意味正解でもあり、間違いでもあります。確かに和装ロケは大変得意で多くのカップル様にご利用いただいていますが、店舗名の通りウェディングドレスも扱うお店ですのでドレスフォトだってできちゃいます。そして最近ではドレスフォトのお客様が続々と増えているんです。もちろん増えているのには理由があるので、ご説明致します。


理由その① 【他の店では受けないリクエストも受け付けるから】

「他のお店に相談したら断られたんですけど・・・」というお客様リクエストに当店はできる限りご対応しています。他店さんに断られる理由は撮影場所が遠すぎたり、特殊なご注文だったりと様々です。つまり他店では「面倒くさい」というご要望に当店が応えているからこそなんです。これはドレスフォトだけでなく、和装フォトにも同じことが言えます。

当店はいわば前撮りの駆け込み寺と言ったところでしょうか。


理由その② 【ドレスを出し惜しみしないから】

ロケーション撮影では外での着用となるのでドレスも和装も少なからず汚れるのは避けられません。だから他店では「ロケ専用ドレス」を設けたり、古い衣裳だけに限定したりしますが、当店ではドレスも和装も一切出し惜しみしません。

例えばこのようなロングトレーンドレスでもロケでご着用いただけます。

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ドレスも打掛も「汚さないためにある」のではなく、花嫁様に「喜んで着用して頂くためにある」と思っています。屋内だろうが屋外だろうが関係ありませんし、私たちはロケーション撮影のプロですから汚れを最小限に抑えるための努力を惜しみません。だから衣裳の出し惜しみは一切していないんです。

こういうこともお客様に喜ばれているのだと感じています。


理由その③  【結婚式場の前撮りプランの費用の高騰】

少子高齢化、人口減少、結婚式実行率の低下により結婚式場は一組あたりの単価を上げていくことが生き残るための最重要課題です。だから全国でも組数は減少し続けているのにも関わらず、一組あたりの費用は年々上昇するという不思議な現象が起こっています。

だから結婚式場の前撮りプラン価格は高いんです。

たまにロケ地で出くわすこともありますが、スタッフさんの人数がハンパ無いです。その分経費がかかる訳ですから自ずと費用が高くなるはずです。

しかし当店のプラン価格はおよそ結婚式場の40~50%OFFほど・・・だから安心してご利用いただいている訳です。


理由その④ 【人と同じドレス前撮りに価値を感じないから】

人気のある結婚式場であればあるほどそこで前撮りをしているカップルもいると言うことになります。

・チャペルも同じ
・披露宴会場も同じ
・ヘアメイクスタッフも同じ
・カメラマンも同じ
・前撮り場所も同じ


でも価格は30万OVER・・・・冷静になって、前撮りを最初から検討しなおすカップル様にお越しいただいています。

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最後に

結婚式も前撮りもどなたにとっても初めてのことでわからないことばかりです。

だからこそウェディングプランナーさんに頼ります。経験と知識が豊富で、一言言えば何でも手配してくれるので大変ありがたくて頼りがいのある存在です。でもプランナーさんが勧めてくれることだけが正解ではなく、自分で見つける正解も間違いなくあります。

「前撮りの予算を出来るだけ抑えたい」
「人と同じ前撮りはしたくない」
「自分たちが納得できる前撮りをしたい」
「自分好みの写真を撮るカメラマンに依頼したい」


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こんなことが少しでも頭にあるなら結婚式場のプランナーさん頼りは一旦ストップしましょう!ご自分たちで動けばきっとそこにたどり着けるはずです!


当店は予算・ロケ地・リクエスト対応力などを評価していただけていることがドレスフォトの増加に繋がっているようです。これからもっともっとガンバっていきますよ!

色打掛をもっと華やかにするとっておきの裏技

婚礼和装、特に色打掛の人気が年々高まっています。


これまで結婚式においては白のウェディングドレスで式を挙げ、ヴェールを外して披露宴に入場。その後カラードレスにお色直しというパターンが定番でしたが最近ではカラードレスの代わりに色打掛を選ばれる花嫁も増えています。「お色直し」とはただ単に衣裳の色を変えることを意味するだけでなく、テイストそのものを変える意味も持ち合わせています。

つまり色と共に洋装から和装へのテイストを変えると、よりその効果が大きくなり、ご親族はもちろんゲストの方々にも驚きと喜びをサプライズできることになります。これが色打掛をお色直しの衣裳として選ぶ醍醐味といえます。


さてそんな色打掛はもともと華やかな衣裳。

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ある意味ドレス以上かもしれません。

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色打掛は白の掛下という着物の上に羽織るのが通常です。その白が色打掛の柄や色を際立たせる効果もありますからね。


でももっと、さらに色打掛を華やかにさせるとっておきの裏技があります。「もっとゴージャスにしたい」「人と違う着こなしをしたい」とお考えに花嫁には大変おすすめとなります。といっても大して難しいことではなく、中に着る白の掛下をカラフルな大振袖に変えるだけでOKなんです。


それではご覧下さい。



左側がいわゆるおお振袖という婚礼和装で、右側がその上に色打掛を着せた画像です。マネキンなのでわかりづらいかもしれませんので、もう一つもご覧下さい。




黄色の大振袖に花萌葱の色打掛を合わせてみました。

※PCの方はドラッグしながら左右にスライドさせると画像が比較できます。


通常ならば白になる襟元に色が入るだけで想像以上に華やかに・・・そう例えるなら江戸時代の大奥での着こなしのようです。またこのコーディネートにはもう一つ大きな利点があります。ただこの組合せにするだけではなく、色打掛を脱ぐことで大振袖姿も楽しんでいただけることです。

つまりご親族、そしてゲストの方々にあなたの色打掛姿だけでなく、大振袖姿を披露することができる訳です。


大振袖婚礼専用の衣裳ではありますが「振袖」の一種でもあるので、未婚女性の最高礼装の和装と言えます。多くの花嫁は「振袖姿は成人式が最後」だとは思いますが、これまでお世話になった方々や気を許せる方々に【最後の振袖姿】をご披露してみてはいかがでしょう?入場の際に「花嫁の最後の振袖姿をご覧下さい」なんてナレーションが入れば盛り上がること間違いないですよ!



かわいい大振袖姿、そしてとっても華やかな色打掛姿の両方を結婚式で楽しむこともご検討してみてはいかがでしょう?
 

11月にこういう所で撮影します

ロケーション撮影が当店の主力商品となりつつある昨今、お客様から様々なリクエストをいただく事が多くなりました。そのリクエストの殆んどが「こういう所で撮影したいんですが可能でしょうか?」というもの。


当店では多くの撮影ロケ地をご用意していますが、それでも「別の場所で」という方もいらっしゃるんです。


例えばこれまでで当店指定ロケ地以外ではこんな場所で撮影しています。

・ご自宅
・ツインリンク茂木(今年5月の予定)
・温泉旅館
・出身高校

などなどその他多くのリクエストにお応えしてきました。


そして新たに頂いたリクエスト(ある意味ミッション)がこちらでの撮影です。

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メリーゴーラウンド♥

撮影はまだまだ先の11月下旬で、こちらでドレス撮影をした後に移動し紅葉をバックに和装の撮影もすることになっております。まだ余裕があるうちに一度実際に現地を視察しておこうと思い、足を運んできました。


初めて訪れたのですが、想像を遥かに超えた大きさと豪華さに驚きました。なかなかこんな立派なメリーゴーラウンドって見かけなくなりましたから、本当に貴重だと思います。

もっと近づいて撮影した画像がこちらです。

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よく見ると二階方式になっているんですね。


ちなみにこちらで撮影する場合は貸切となり、もちろん費用も発生しますがその価値は間違いなくあると思います。こちらのご担当にお話しを伺うと、夕方にはイルミネーションがとても綺麗とのこと。お客様とご相談しながら、どんな時間帯に撮影するかなども詰めて行かねばなりません。

このメリーゴーラウンドをバックにしたり、そしてもちろん乗ったりするドレス姿の花嫁とタキシード姿の花婿を想像すると今から楽しみで仕方ありません!!!
早くもどんなポーズで撮影させていただこうかとスタッフでワイワイと盛り上がっています。

ちなみに動画も撮影してきたので、良かったらご覧下さい。


 



子どもの頃はメリーゴーラウンドが何とも言えない夢の乗り物と思っていましたが、大人になるにつれ刺激の強い乗り物への興味が多くなってくるもの。でもこうやって改めて見つめなおすと、大人になったからこそわかるファンタジーがあるなと感じます。結婚と言う特別な時にはピッタリのイメージで、ドレス姿が間違いなくはまるビジュアルではないでしょうか?


これまでメリーゴーラウンドでの撮影はございませんでしたが、半年後に向けて研究し、最高に喜んでいただける撮影となるようにしていこうと思います。これで当店のロケ撮影の経験地がグッと上がることになります。やはりお客様はお店にとって最高のアドバイザーですね。


当店ではロケーション撮影において、お客様のリクエストに出来るだけお応えしていくことをモットーとしています。もちろんお応え出来ない場合もございますが、まずは気軽に何でもご相談下さい。一緒にどうしたら実現可能かを考えてきましょう。

色打掛にすべきか白無垢にすべきか、それが問題だ

一生に一度の婚礼和装写真・・・いわゆる和装前撮りにおいて最も大きな悩みの一つが衣裳を何にするかということです。

婚礼和装にはいろんな種類があります。

「白無垢」「色打掛」「黒引き振袖」「大振袖」「新和装」の他かに「十二単」なんかもあります。しかしほぼほぼ白無垢か色打掛になるのですが、それでも二者択一を迫られ、どちらにすべきか悩ましい訳です。


『色打掛にすべきか白無垢にすべきか。それが問題だ』

そう、まるでシェークスピアのハムレットのようです。同じ打掛とは言え一見して明らかに違いは明確、どちらともそれぞれ魅力がありますからね。


やはり比較、そして検討することで答えが見えてくることもあります。当店で撮影した写真で比較検討していきますね。


和装前撮り、特にロケーション撮影では大きくシチュエーションが2つに分かれます。一つは「屋外」、そしてもう一つは「屋内」があり、それぞれで比較して見ましょう。



まずは屋外



※PCでご覧の場合は中央の矢印をドラッグしながら左右に動かしてください。

屋外においての色打掛はとても華やかです。左の画像は撮影場所が竹林ということで全体は美しい緑一色なので、赤の色打掛がとっても映えて見えますよね?一方右は桜をバックにした白無垢姿で、可憐な桜と白無垢の相性がバッチリでこれまた素敵です。

野外においては撮影する場所、つまりシチュエーションを考慮して打掛を選んでみてはいかかでしょう?シンプルな場所では色打掛、映える場所では白無垢でも素敵です。でも人気はやっぱり色打掛ですかね(当店調べ)


そして屋内



屋内ではイメージの違いが明確になります。

色打掛の場合、やはり華やかな衣裳なので「披露宴」らしい画像となります。一方白無垢だと凛とした美しさが引き立ち、どちらかと言えば「祝言」または「和婚」のようなイメージとなります。同じ正座ポーズでも衣裳が違うとイメージも変わってきます。

希望する和装前撮りをイメージしてみると色打掛にすべきか、それとも白無垢にすべきかが見えてくるのではないでしょうか?


どうですか?何となくイメージが湧いてきたでしょうか?


和装前撮りはどなたにとっても最初で最後のことで、一生に一度のことです。

できれば色打掛と白無垢の両方で写真を残していただきたいと思います。時間が経過してから「やっぱり白無垢も着ておけば良かった」なんて後悔しても後の祭りでしかありません。打掛の一着追加は全国平均で30,000円ほどのオプション料金がかかります。この3万円が高いか安いかは人それぞれなので、何とも言えませんが通常の結婚式でのレンタルの場合は軽く10万円以上することを考えれば、大変お得だと思います。

結婚後の人生は少なくとも30年はある訳ですから、年割にすれば一年1000円ほどです。その1000円で心に残る思い出と素敵な写真が残せるんですから、思い切って両方とも着てみてはいかがでしょう?


当店に置いては約70%の花嫁様が色打掛と白無垢の2着で撮影に臨まれます。

そして撮影後は「やっぱり両方にして正解でした!」とご満足されております。色打掛姿のあなたも、白無垢姿のあなたも両方素敵なんですよ!


そういうことで、今日は和装前撮りにおける色打掛と白無垢の比較でした。少しでも参考にして頂けたら幸いです!!!


 

ちょっと個性的だけどとっても素敵な白無垢と色打掛

現在、ウェディングシーンで大人気の婚礼和装。つまり白無垢と色打掛。

お色直しや神社挙式の衣裳として、また前撮りの衣裳としてとっても人気があります。でもドレスと違って打掛ってわからないことって多くないですか?サイズもなく、フォルムはほぼ同じなので「色」または「柄」でどれを選ぶか判断することが殆んど。もちろんショップのアドバスも参考にするけど、心の中では「どれも同じに見える・・・」と思っている方も少なくないはず。


確かに色打掛は「赤に鶴柄」というイメージが強く、白無垢に至っては「真っ白な和装」というイメージしかないはずです。でもそれってある意味正解で、突出した違いって一見ではわからないものです。でもそんな中にも間違いなく個性をもった衣裳も存在するんです。


今回は当店のそんな個性的な白無垢と色打掛をご紹介します。


【白無垢】

基本的に白(または生成りの白)がベースとなり、その上にこれまた白糸で刺繍を施した婚礼和装。まさにそれぞれの違いを見出すのは大変困難なので「どれ選んでも同じでしょ?」と思われても当然だと思います。

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でもこの白さが大変魅力的で、「THE 花嫁」という感じなんですよね!

そして当店の個性的白無垢がこちらです。
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一見して違いがわかりますよね?

そもそもこれを白無垢として分類していいのかはわかりませんが、ベースが白地ですので敢えて白無垢とさせて頂きます。こちらは白無垢の概念を打ち破り、ところどころに薄ピンクやイエローといったパステルカラーが配置されています。でも個性はそれだけに留まりません。

一部をクローズアップすると・・・・

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なんとジルコンが施されています。ライトに照らされるとキラキラと輝くんですね♥

また柄は「鶴」ではなく珍しい「孔雀」で、周りを彩るパステルピンクがとってもかわいいんです。

あともう一つの違いがこちら。

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こちらは打掛の裾である「ふき」と呼ばれる部分です。白無垢の場合、白一色がほとんどなのですが朱赤のラインが施されています。やはり「紅白」という色の組合せは大変おめでたさを演出してくれますし、これだけでとっても華やかになります。

こちらの白無垢は式服として挙式OKですし、「白も色も和装が着たい!」という花嫁の願いを一着で叶えてくれますし、「人と違った打掛が着たい!」という花嫁を満足させてくれる一着です。なかなかない逸品ですので、ぜひご来店いただいて直接ご覧下さいね。もちろん御試着も「喜んで♥」


【色打掛】

色打掛は赤・・・やはり多くの花嫁が赤の色打掛をお選びになります。もちろん当店でも一番取り扱いの多い色です。そんな赤の色打掛の中でも個性的な衣裳がこちらです。

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まさにど真ん中の赤の色打掛ですが、ボーダー状のデザインが見えますよね?これは金糸によるもので、見る角度によってはメッチャ輝いて見えるんです。白×赤に負けず劣らずのおめでたさを感じる赤×金の組合せなんです。当店でもこんなデザインはこちらだけ!やはり逸品です♥

アップした画像がこちらです。

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色打掛って確かに赤地をベースにしたものが多いですが、よくご覧になると本当に多くの色の糸を使って刺繍が施されていることがお分かりいただけると思います。もし赤の色打掛をご希望であっても、どんな柄をどれだけ多くの色で作り出しているのかもご確認して頂くことで違いを見出せることでしょう。かならずあなたの好きな色も入っているはずです。


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正面はこのようになっているのですが、「八重重ね(やえがさね)」仕上げになっています。平安時代の十二単を現代風にアレンジしたのがこの八重重ねであり、より重厚感を演出してくれています。



初めて打掛を目にし、手にするお客さまにとっては白無垢も色打掛もそれぞれの違いを見つけるのは難しいことだと思います、ですが私たちのような常に打掛と共に過ごしている物にとってはその違いは歴然と感じています。ただ打掛を見せるだけでなく、その違いを丁寧にご説明し、お客様の打掛選びが楽しく、そしてご納得していただけるようにしていくことも我々の仕事です。


今回は明らかに「個性的」ない打掛をご紹介しましたが、ご来店いただいた折にはもっと細やかな違いでも丁寧に、熱く、思いを込めてご説明したいと思います。当店の和装に対する熱い想いも感じて下さいませ♥

abitoの和装ロケーションのノウハウ伝授 記念すべき一社目

当店が和装ロケーションを始めてからすでに7年近くの月日が流れました。


紆余曲折を繰り返しながら形にしていき、現在では当店の主力プランと言えるほどです。年々組数も増え、この4月に至ってはすでに20組以上の撮影を手掛けています。和装ロケを始めた当初は何のノウハウもなく、スタッフ一同手探り状態でしたが組数を重ねるごとに当店独自のノウハウが構築されてきました。

このノウハウは完全にオリジナルなので他店さんでは絶対真似をすることができません。ビジネスの世界では模倣が多く見られますが、このノウハウに限っては模倣すら不可能です。だからこそabitoの財産ともいえます。なんたって7年の年月をかけてきたものですからね。


これまで当店の売り物と言えば「レンタル衣裳」、そして和装前撮りをはじめとした撮影プランです。でも独自で築き上げた和装ロケーションのノウハウも売り物になると考えるようになり、いつか他のお店をプロディ―スできたらと考えてきました。


そしてその時がついにやってきました!


近々、あるお店(当店と同業の貸衣装店)の和装ロケーションフォトをプロデュースすることになりました。

このお店の店名や所在地などはまだお知らせすることは出来ませんが、社長さんが大変乗り気で当方としましてもやりがいを感じます。プロデュースと一言で言ってもやるべきことはたくさんあります。

・ウェブサイトの構築
・エリアを考慮したプラン作り
・撮影スケジュールの構築
・ヘアメイクの提案
・おすすめツールの提案
・ロケ地開発の極意
・実際の撮影現場の見学会
・カメラマンの紹介&手配

これらはごく一部であり、まだまだあります。


なぜ会社の財産である和装ロケーションのノウハウを商品として売り出してしまうのか?

「もったいなくない?」「自分の首を絞めることにならない?」などとご心配の声を聞くこともありますが、もちろん色々想定した上でのことです。


まず大前提として当店と商圏が被らないお店に限定しています。第二に大規模の会社さんは除外するつもりで、小さい会社であればあるほど応援したいと思っています。第三にスタッフさんはもちろん、代表者である社長さんにやる気を感じることも前提となります。

簡単にまとめれば、共に手を取り合って明るい未来を一緒に創造していける会社さんが対象となります。


当店のノウハウで和装ロケのお客様が増えると、次第にそのお店独自のノウハウが構築されます。それはもしかしたら当店にとって大きな影響を及ぼすかもしれませんので、逆輸入させていただくことにもなるでしょう。それはつまり当店のお客様への還元にもなるので、三方良しのWIN-WIN‐WINという最高の形の結果となるはずです。


そしてまだまだ大きな夢と言わざるを得ませんが、このお店を手始めとして、順次プロデュースするお店を増やしていくことで「その先」の大きな仕掛けをしたいと考えています。やはり同業者同士、手を取り合って切磋琢磨することが今後のこの業界で生き残る確実な手段ではないかと思っています。


そのためにもまずは最初の一社目を細部にわたるまでお手伝いし、確実な結果を残せるようにプロデュースさせて頂きたいと考えています。「千里の道も一歩から」ですからね。

この第一回のプロデュースの進捗状況は逐一こちらのブログにて報告する予定です。