ドレス

利用させていただくロケ地のスタッフさんとのコミュニケーションは大切です

Wedding Dress abitoでは和装前撮りができるロケ地をたくさんご用意しています。

当店が目を付け、0から交渉し撮影を許可を頂いた場所も数箇所に及びます。今ではそんなロケ地も他の業者さんも撮影することも多くなり、オーナーさんやスタッフさんから「abitoさんのおかげだね」なんてことを言われることが多くなりました。


和装前撮りにおいては何を差し置いても『お客様第一』でなければいけません。

しかしそれと同時に、撮影をさせていただくロケ地のオーナーさんやスタッフさんをお座成りには出来ません。なぜならスムーズな撮影をする為にはロケ地のご協力は欠かせませんし、スタッフさん方にご迷惑やご心配をさせてはいい仕事は出来ないからです。だからと言ってごまをすったり、あからさまに媚びへつらうのではなく、真正面から向き合って心を通じわせることが大切なんです。


そういう関係性を築くことで全ての事がすんなりと運ぶようになるのです。

まぁ撮影に限らず、日常生活や会社内、友人関係やご近所付き合いなど生きていく上では欠かせないことですよね。私たちabitoにとってご協力くださったり、お世話してくださる方の全てが財産です。こういったものは目に見えるものでもなく、手に取れるものでもない実体のないものです。でも確実にお互いの心の中には存在し、大きくなることもあれば小さくなることもあり、簡単に削除出来てしまうものでもあります。


だからこそ日頃の交流と「気にかける想い」が大切なんだと感じています。

関わる全ての方に楽しんでいただき、喜んでいただき、信頼して頂きたいと常々考えています。私は人と話すのが大好きなので、スタッフさんとのコミュニケーションも毎回楽しみなんです。お互いがなんてことない話しを重ねる事でそれぞれを知っていき、やがてそれが信頼や信用となっていくんですよね~。


つまりロケ地へ行くたびにabitoは少しずつ財産を築き上げているのです。盗まれることはありませんが、無くしてしまうことは簡単であることだけは肝に銘じているつもりです。


これからもせっせとせっせと財産作りに励んでいきたいと思います♥

 

ウェディングドレスは結婚式場だけで着るものではありません

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アジアの島国 日本においては「ウェディングドレスは結婚式場で着るもの」という認識が長く続いていました。


そもそもウェディングドレスって西洋発祥の衣裳ですし、基本的に西洋に結婚式場ってないんですよね。チャーチ(チャペル)やレストラン、自宅などで結婚式を行なうこと殆んどですし、いわば日本の結婚式場っていうものは世界の非常識の一つとも言えます。


あ、勘違いしないで下さいね。

決してウェディングドレスは結婚式場にそぐわないと言っているわけではありません。むしろ日本の結婚式場というものは結婚式だけに特化した建物ですので、ドレスが似合わないどころか最高に似合う場所なんです。言いたいのは「ドレスが似合う場所は結婚式場だけじゃない」と言うことです。


最近では前撮りや別撮りで公園や浜など野外で着用することも多くなりました。そう、多くの方がウェディングドレスが似合う場所は他にもあると気付き始めている訳です。もちろん打掛なども和装も同じで、結婚式場以外でも似合う場所はたっくさんあるんです。

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桜などの日本らしい季節を感じる場所

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竹林なんかでも素敵ですよね~。

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歴史を感じる日本家屋はもう最高です。

024水辺も素敵♡


・・・このように当店abitoは「和装前撮り」はたまた「和装ロケーション」のお店としてかなり認知されてきましたし、実際に日を追うごとにお客様が増えてくださっているのを実感しています。


しかし!でも!逆に?

意外と知られていないんですが、当店はドレスでのロケーションフォトでも素敵な写真を撮っているんです。もちろん和装と比較すると撮影件数は少ないですが、徐々に増えています。栃木県でドレスのロケーションフォトをする場所って意外と少なく、日光では中禅寺湖湖畔周辺、宇都宮では栃木県中央公園などが人気がありますが、おすすめしたい場所があります。※もちろん中禅寺湖でも中央公園でも喜んでお受けします。

そちらがここ!

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広大な森林が広がりながらもちゃんと整備された自然豊かな公園です。今の季節は新緑が美しく、秋には紅葉が大変見事なんですよ!道が整備されているので、負担なく移動できるのも嬉しいんです。さらにはお着替えする場所もあるので、ウェディングドレスからカラードレスや和装へチェンジも可能ですのでとっても便利なんです。


ここがどこなのかは大変申し訳ないのですが明記できません。

これまで当店は和装ロケの場所を一つ一つ開拓し、専門ウェブサイトに場所名をきちんと記載してきました。しかし最近は結婚式場さんやフォトスタジオさんが記載したロケ地で撮影をされることをよく耳にします。「和装ロケーションもかなり浸透してきたなぁ~」と思うと同時に、「やりづらくなった」と感じたからです。

せこいな~

そう思われるかもしれませんが、当店にとって「ロケ地」は大切な大切な財産です。もちろん当店が所有しているわけではないので、他の方もご利用されるのは当然の権利だとは理解しています。でもロケ地を選定、交渉、そして許可を最初に頂くのにはそれなりの労力が必要です。大きく言えば「生みの苦しみ」が伴う訳ですが、後を追随する方は結構楽なんです。当店も追随をしたロケ地があるので大きな口は利けませんけどね。

だからこそ今後開発したロケ地はサイトやブログなどでは一切公表しません。お客様だけにお知らせするのみです。


なぜなら当店で前撮りをしてくださるお客様にはプレミアムをご提供していきたいからです。やっぱり「abitoだけのロケ地」を確保する事もお客様へのサービスですからね。


途中で話しが変わってしまいましたが、abitoは和装前撮りだけでなく、「ドレスロケーションフォト」も今後更に力を入れて行きます。外での撮影だからと言ってドレスの出し惜しみはしませんし、何段階もあるグレードアップのオプションも作りません。シンプルでわかり易い料金設定、ワクワクするような楽しい撮影、そして感動の仕上がりの写真をご提供致します!!!


春、初夏、夏、晩夏とドレスロケーションフォトの季節はこれからが最盛期。新緑美しい森林で幻想的なドレス姿の写真撮影はいかがでしょうか?

お二人の一生の思い出となる記録と記憶の創造を私たちabitoが徹底的にサポートし、喜んでいただきたいです。

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abito フォトウェディング専門サイトはこちらから

和装ヘアスタイル 後ろ姿も要チェック!!!

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結婚式での和装の着用、そして和装前撮りにおいてのヘアスタイルは大変重要です。


当店でも神社挙式や和装前撮りで多くの花嫁の和装ヘアを作り上げていますが、やはり自分では見ることの出来ない「後ろ姿」にもこだわりを持つ方が多いんですよね。和装前撮りでは正面から撮るばかりではありませんし、神社挙式や披露宴においてはゲストの方々が全方位から打掛姿をご覧になりますしね。

またどんな髪飾りを選ぶかでも雰囲気がガラッと変わります。


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和テイストの髪飾りを入れるともはや「洋髪」とは思えないくらい和風になります。


 


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後ろ髪をルーズにまとめるとオシャレ度MAX!


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シンプルに纏め上げれば大人な和装ヘアに。

 

和装のヘアスタイルは花嫁の好み、髪の長さ、髪質、色、そして打掛によって変わってきますが、まずはどんなヘアスタイルにしたいかをネットで調べてみることからはじめましょう。そして気になったスタイルはスマホなどに保存し、担当の方にご相談することが大切です。また髪飾りに関しても大きな物にするか、それとも小さい物を何個か組み合わせるのかを決めておくとスムーズにスケジュールが進むことでしょう。


神社挙式、披露宴、そして和装前撮りは一生に一度のことです。

手間はかかるかもしれませんが、自分なりの希望を見つけ、自分なりのこだわり和装ヘアスタイルでその日を迎えましょう。きっと良き思い出になること間違いなしです。

ちなみにこちらに貼り付けた画像の全てがヘアスタイルはabitoのスタイリストによるものです。お客様からの評判も良く、写真の仕上がりも素敵になっています!



 

「君の名は。」ではなく、「そちの名は。」

abitoはInstagramのアカウントを4つ持っており、気が向いた時にだけ更新しています。

1.abitoのウェディングアカウント⇒Wedding_abito

2.abitoの成人式用アカウント⇒abito20th

3.abitoの七五三用アカウント⇒abito753

4.abitoの和装前撮り(フォトウェディング)用アカウント⇒abitophotowedding

 

4つのアカウントを管理するのは大変ですが、時流に乗らないともったいないですからね。この中でも最も力を入れているのが4つ目の和装前撮り用のアカウントです。なんたってインスタは画像メインのSNSですから、一番ピッタリですからね。


こちらのアカウントにアップする画像は全てabitoで前撮りをしてくださったお客様を撮影したもののみ。そしてこだわりの一つとして、画像は一切加工せず、お客様にお渡ししたままのものだけにしています。なかなかフォロワー数は増えてはいきませんが、この状態を楽しむのもありかなと考えています。


そしてつい最近アップした画像が先日撮影させて頂いたお客様のものでこちらです。

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前撮り写真て花嫁花婿がピッタリと寄り添うことが多いのですが、ちょっと間を開けてみるとまた違った新鮮さがあります。

以下、アップした際に書き込んだ文章です。

「振り返るとそこには・・・」というイメージ。ぴったりと寄り添った写真が多いですが、ちょっとはなれたからこそお互いを想う気持ちが伝わってきますね。

するとこの写真に対してコメントを頂いたのですが、何とご本人(花嫁様)からでした。


時折、アップした画像のご本人からコメントをいただく事があり、画像使用の許可はもちろん頂いている訳ですがいつもドキッとしてしてしまいます。


「この画像じゃない方が良かったかな?」とか、「文面が良くなかったかな?」なんて瞬時に思ってしまうのですがご本人からはいつもありがたいコメントを頂いております。やっぱりabitoのお客様は素敵で優しい方ばかりです。本当にお客様に恵まれています。


さて今回この画像に対してのお客様からのコメントはこうでした。

「その節はお世話になりました。この写真は友人にも褒められ『そちの名は。』というタイトルを付けていますsmiley笑」


しばらく「そちの名は。」の意味合いが分からなかったのですが、人気を博した映画「君の名は。」からだとようやく気付きました。よくよく見てみると、構図が同じなんですよね~。そして着用しているのが和装ですから、「君」ではなく古風に「そち」にされたんですね、いや~深い♡


ご友人に褒められると当然嬉しいでしょうし、当店としても客観的なご意見を聞くことが出来て大変ありがたく思っています。しかも想定外のパク・・・いえいえオマージュの構図で「そちの名は。」というタイトルも付けていただけるなんて・・・。


そんな訳でこちらの構図は当店では「そちの名は。ポーズ」と命名させて頂き、今後は積極的にお客様におすすめしていきたいと思っています。


専門店として如何に経験があろうが、知識があろうがお客様からのご意見ほど貴重なものはありません。今後もお客様の忌憚のないご意見をいただきながら、abitoの和装前撮りがより良いモノとなるようにアップデートしていきます。

ウェブサイトは試行錯誤の連続

新聞広告、チラシ、DM、タウン誌、専門情報誌で自社の宣伝をする時代は終わりました(当店の場合ですけどね)。


もう数年前から当店はウェブのみで勝負しています。七五三や成人式に関して、DM&電話営業&訪問営業をされているフォトスタジオさんも多数ある中でウェブのみというのはいかがなものか?とも思いますが、宣伝広告費をかけるということはその分を商品の価格に乗せることになります。それがイヤなんですよね。


もちろんそういった宣伝戦略は功を奏していますし、ビジネス的には正解なのでしょうけど・・・・。それでもそういったDMや営業を受ける側、つまりお客様の中には「面倒くさい」と思われている方も少なくないのです。ある方は「あんなにいっぱいDMが送られてくるとゴミ出しが大変」とか、またある方は「電話が鳴りっぱなしで精神的に良くない」なんて言うご意見も耳にします。


七五三にしろ成人式にしろ、ご家族にとっては大切なお子様の晴れの舞台です。当日はもちろん、衣装選びも気持ち良く、そしてそれすらも良き思い出にしたいと思っているはずです。しかしその準備前の段階で嫌な気持ちにさせてしまう可能性が少しでもあるのであれば、当店はその選択はできません。だからこそウェブサイトに力を入れ、お客様から近寄って頂けることをだけに集中しています。


と、ここまでは前置きです。


こう言った考えもあり、当店では他店と比べ物にならないほどウェブサイトをリニューアルします。そしてまた変えちゃいました。

今回はウェブサイトのトップ画面のみのリニューアルです。当店はウェディングドレスをはじめ、振袖、卒業袴、七五三、婚礼和装と幅広く衣裳を扱う奏g方貸衣裳店です。さらに和装前撮りは年々お客様にご利用されることが多くなっています。だからこそ長年抱えてきたジレンマがあります。それは「ウェブサイトのメインである画像をどうするか?」という問題です。


ウェディング系にすればその他の振袖や七五三が霞んでしまいますし、逆もまた然り。専門店なら悩まずに済むんですけどね。これまではやはりウェディング系の画像、つまりドレスの写真をメインに長年してきました。しかし本日よりメインはこうなりました。

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どれか一つをメインにするのではなく、ウェディングドレスも七五三も振袖も全部が主役にしました。このグリッド画像での手法は【DHOLIC】というネットショップのサイトにインスパイアされ、当店なりにアレンジしてみました。


七五三、成人式、卒業式、前撮り、結婚式と人生の節目節目の大切な時を美しく彩る衣裳の数々をこのようにまとめてみるととても華やかですし、人生の移り変わりも感じて頂けるはず。また相乗効果も期待できます。でも何より当店で扱っている衣裳が一目でわかって頂けることが大切なんですね。まだまだアップしたばかりなので、微調整もしなくてはならないのですけどね。


また当店一押しのドレスのランたるプランである「カタログレンタル」も、これなら関心を持ってくださる事と思います。


さてこれが吉とでるか凶とでるか?吉が出ればラッキー♡ 凶ならまた変えるだけです。

「成功するドレス選び」と「失敗しないドレス選び」

人生の中で最も幸せで、最も輝く時・・・それは結婚式かもしれません。


そんな大切な時に着用するドレスを選ぶのは簡単なようで難しいもの。それまでに一度でも経験していれば多分簡単と思えるかもしれませんが、殆んどの方が初めての経験ですから無理もありません。


結婚式のドレス選びだけでなく、人生では大きな決断をしなければならない瞬間があります。そして誰もが「正解」を求めるものですが、さて大きな決断においての正解とは何なのでしょう?私見ではありますが、大きく2つに分類されると思います。



完璧な答、つまり成功

大きな決断において、ある意味究極な正解が「成功」であり大満足する事です。

例えば高校受験で県内最高レベルの高校を受験し、合格すればその時点では「成功」かもしれません。しかしまだまだ人生は続きますし、最高レベルの高校には優秀な生徒が集まり、またそこから競争が始まります。その競争に勝ち抜き、一流大学に入学し、誰もが羨む仕事に就き、定年を迎えてそれまでを振り返った時に初めて「成功だった」と思うのかもしれません。つまり成功を確信するのに40年以上もの月日を要します。

人によって判断する時期は様々ですが、「成功」は過去を振り返ってこそ確信するものではないでしょうか。


もう一つの正解は「失敗しないこと」。

誰もが成功を追い求めますが、究極の正解は「失敗しないこと」ではないでしょうか?

同じく高校受験で例えるなら、最高レベルの高校に合格する偏差値はあるけど敢えてワンランク下げ、合格を確実にすることが「失敗しない」ということです。この「失敗しない」は瞬時に判断でき、言い変えると安心となります。

そして世の中の殆んどの方が「成功」より「失敗しないこと」を重視しています。つまりは「失う」ということほど怖いと思うものはないとも言えます。



ドレス選びも同じだと思います。

世の中にはそれこそ無数にドレスがあり、貴女にとって運命のドレスもあるかもしれませんが、ないかもしれません。全国津々浦々探し回ることもできますが、その労力は測りきれるものではありません。ドレスにはデザインはもちろん、サイズやカラーもあり、レンタルの場合は先約があるかもしれません。

当店のようなドレスショップはこれまで「花嫁に最高のドレスを」「運命の一着を貴女に」のような表現を当たり前のように使ってきました。ですが自覚はなくても多くの花嫁は「失敗しないドレス選び」をいつの間にかしてしまっているのも事実です。「失敗しない」ということを声高々にすることは、一見ネガティブのようにも見えますが、実際は超アクティブな選択なのです。



人は失敗したくないし、安心を求めるからこそ他の人に意見やアドバイスを求めます。ビジネスにおいてその最たる物が「食べログ」ではないでしょうか?


せっかくランチするなら美味しい物を食べたい・・・・だからこそ食べログで口コミを確認します。それはつまり失敗しないランチを求めていると言えるのではないでしょうか?



ドレス選びで失敗しないためすることは山ほどあります。

ドレスをたくさん見る⇒自分の好みを把握する⇒サイズの確認⇒予約の確認⇒試着・・・とこんな流れですかね。何より一番大切な事は「どんなドレスがあるのか?」ということを知るということに尽きると思います。しかしドレスショップが所有するドレスの着数には限界があり、またお店によって好みが偏る傾向があり、似たようなドレスばかりの場合もあります。

たくさんのドレスを網羅でき、なお且つデザインも偏らず、さらにはサイズが豊富で安心して選ぶことができるのは「カタログレンタルプラン」だと確信しています。なんたって1500着以上のドレスが用意されていますから、さすがにお気に召すドレスがあるはずです。しかも椅子に座ってカタログをぺらぺらめくるだけですからとっても簡単。

カタログプラン

カタログレンタルプラン詳細はこちらから


このカタログレンタルプランは「失敗しないドレス選び」にまさにうってつけの新しい形です。abitoとしては今後は「失敗しない」というテーマに取り組み、その中でもご満足していただけるご提案をしていきたいと考えています。


孫子の兵法でも「まずは負けないことが最優先」と書かれています。何度も繰り返せることなら、失敗も成功の母となりますが結婚式は一度きりのものなのでそうは行きません。だからこそ「失敗しない」ということが何より大切なんです。

父と娘の距離をあの頃のように近づけるお手伝い

私には現在15歳の娘がおりますが、必要以上の会話をしなくなって早4年。


中学進学と共に父と娘の距離は離れていくばかりですが、娘が生まれた時には想像もしていませんでした。もちろん世間ではこういうことが多々あるとは聞いていましたが、「自分はそうならない」という変な自信がありましたが見事に打ち砕かれました。


まぁ思春期ど真ん中であり、一種の防衛反応であるとも聞きますし、しょうがないことなんだと自分に言い聞かせている毎日です。



娘の心のうちは分かりませんが、自分としては生まれてからずっと娘を愛してしますし、かけがえのない存在です。高校生になり、成人し、結婚し、いずれは母になるのかな?将来は分かりませんが、さてどのタイミングで私との距離が再度縮まるのでしょうか。


「高校生になれば変わるよ~」という人もいれば、「結婚を機に変わったね」という人、「母親になるまで我慢だね」という人もいます。つまり家庭によってそれぞれであるということになりますが、必ずしもそうなるまでに父親が元気だとは限りません。自然に任せるという選択肢もありますが、別の手段として「キッカケを作る」という選択肢もあるはずです。


ここ数年、私の会社であるWedding Dress abitoはレンタル衣裳(貸衣装)の専門店と並行して写真撮影事業にも取り組み、現在では和装前撮りを中心に成人式や七五三の撮影なども手がけ、毎年多くのお客様にご利用頂いています。元々はスタジオ撮影だけでしたが、今ではロケーション撮影がメインです。




そのロケーション撮影の写真を見ているうちにあるテーマが思い浮かびました。まずは写真をご覧いただきましょう。
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父と娘が腕を組んだり、手を繋いだりのツーショット写真♡

どちらも元々仲の良い父娘ではありますが、それでも日常において腕を組んだんだり手を握ったりはしないはずです。娘さんはもちろん、どちらかといえばお父様の方が照れて恥ずかしいはずです。多分こんなことをするのは娘さんがまだ十歳にもなっていない頃以来ではないでしょうか?


でも十数年ぶりとは言え、そこは親子です。久しぶりに触れ合うことで距離が更に近づき、関係性にも変化が生まれることは間違いないと思っています。でもこういったポーズを恥ずかしく思いながらもできてしまうのは、「成人」や「結婚」などの特別な時だからこそ。更にいえば、スタジオ撮影ではこういった流れになることは殆どなく、開放感があるロケーション撮影だからこそなのです。断言できます!


この二つの写真。

それぞれのお父様にとってはかけがえのない、それこそプライスレスな写真になることは間違いありません。でも娘さん達にとってはそれ以上に価値のある写真になるはずです。でもそれは今ではなく、不吉なことを言うようですが父親を亡くした後だと思います。


「あの時に二人だけの写真を撮っておいて良かった」

そう思うことは容易に想像できます。だってもう二度と撮ることのできない写真ですからね。



まずは娘さん達に申し上げます。

お父様は貴女のことを心から愛し、いつも見守ってくれています。もちろん見返りなんか求めてはいません。

娘がいくつになろうと父親にとってはかわいい娘であり、いつまでも近くで感じていたいのです。例え思春期で距離がほんのちょっと遠ざかったとは言え、口には出せませんがあの頃のように戻りたいと思っているものです。しかし父親とは言え、男です。そんなこと照れくさくて言えない方が殆んどですから、娘の方から近寄って頂けませんか?成人式や結婚式をぜひキッカケにしてみてください。


次に世のお父様に申し上げます。

貴方の心の内は十分理解しております。何たって私もそのど真ん中の状況下に置かれている身ですからね。

男には心には思っていても口に出せない(出したくない)ことって腐るほどありますが、いつまでもそのままでいるとあっという間にあの世からのお迎えが来ちゃいます。娘さんだって女性です。若かりし頃、女性を口説く時って自分の気持ちを言葉にして伝えましたよね?同じように娘さんに気持ちを伝えることって大切なんじゃないでしょうか?もちろん時期やタイミングを見計らってしなければなりませんが、成人式や結婚式ってその絶好の機会だと思うんです。

待っているだけでは何も始まりませんよ!・・・と自分にも言い聞かせています。


一番良いのはお互い口に出せなくても大きな節目に父娘でのツーショット写真を撮ることなんじゃないかな?

たったそれだけで距離が近づき、あの頃ような関係性に戻れるかもしれません。


ということで、私が思い浮かべたテーマとは「大切な節目の記念撮影で父娘の距離を近づけていきたい」です。実際にその状況に置かれているからこそ思いついたわけなので、そこに込める想いはハンパなしです。私だって娘とベタベタしたツーショット写真が欲しいですからね。


そんなわけで、世のお父様方には娘さんの節目の撮影には積極的に参加して欲しいと思っています。「面倒」とか「仕事だから」とか言い訳は一切ナシですよ。この時にしか撮れない写真ですし、距離を縮める絶好の機会ですし、あなただけの大切な大切な宝物をゲットできるってことをぜひご理解下さい。もちろん私も積極的に・・・というか無理矢理にでも参加すると宣言します。

お互い頑張りましょう。そして娘さん方・・・・そんなオヤジの気持ちを汲んで上げてくださいね、大きな心で♡
 

着たいドレスをあっちこっち動き回らずに効率用探せる時代になったんですね~

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結婚式のドレス探しは上手くいっていますか?

そして本当に着たいドレスに出会えましたか?


今、abitoの店内にはこんな素敵なドレスとタキシードがあります。

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ボタニカルプリントのマルチカラードレス

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薄ミカドのパープル系ニュアンスカラードレス

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フィット感抜群のタイトなタキシード


二着のドレス、そしてタキシードはabitoの商品ではありません。ですから来週はお店にはありません。

この4着の衣装はドレスメーカーからお借りしたものです。

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こんなケースで宅配便で昨日届きました。


そして本日、これらの衣装のご試着のためお客様がご来店されました。


これがabitoがお勧めする新しいドレス探しです。


本日のお客様は結婚式場でドレスを見学し、試着もされましたがピンと来るようなドレスに出会えずにいました。もちろん「妥協はしたくない」と言うことで、縁あって当店にご来店くださいました。しかし当店の商品のなかにもお気に召すものが見つけ出すことが出来ませんでした。


通常ならこういった場合、他のドレスショップへ行くことになりますが必ずしも運命のドレスに出会えるとは限りません。


そこで当店で「カタログレンタルプラン」をご案内いたしました。

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このプランを簡単に説明しますと、まずは有名ドレスメーカー発行のドレスカタログをご覧いただきます。3つのドレスメーカーカタログに掲載されているドレスは合計350着以上。デザインやカラーはもちろん、サイズもめちゃくちゃ豊富に取り揃っているのでとっても充実の品揃えとなっています。

気に入ったドレスをお選び頂き、当店がメーカーからそのドレスを取り寄せ、後日ご試着して頂けます。もちろん必ず成約しなければならないことはなく、お断りして頂けますのでご安心下さい。



このシステムのメリットはたくさんあります。その中でも当店が本当に知って頂きたいことがいくつかあります。

① あっちこっちといくつもお店を回ることなく、かなりの高確率でお気に召すドレスに出会えるということ。

よく「ドレス1000着の品揃え!」と商品数の多さをアピールするお店もありますが、その中で本当にお客様の目に止まるドレスは10分の1以下ですし古い物も含めての数であることは間違いありません。そもそも1000着からドレスを選び出す作業はそのうち呆れてきます。でもカタログに掲載されているのであればページをめくるだけで簡単に自分の好みのドレスをピックアップできます。しかもその場にいながら・・・。とっても便利で楽で効率的なドレス選びだと思って頂けるはずです。

② サイズが馬鹿みたいに豊富なんです。

どんなにデザインがよくて、どんなに気に入ったドレスでもサイズが合わなければ意味がありません。オシャレの基本はサイジングから始まるといっても過言ではありませんしね。しかしドレスショップでは一つのドレスに対し、幅広いサイズ展開をすることは稀です。つまりせっかく出合えたドレスなのにサイズが合わないなんてこともありますが、これって本当に切ないですよね。

でもこのカタログプランならサイズ展開が馬鹿みたいに豊富なのでそんな心配はありません。サイズを気にせずドレスを選べるのは花嫁にとって大変なメリットではないでしょうか。

この他にもお伝えしたいことはたくさんありますが、この辺で。


お店のドレスを豊富にするためにはたくさん仕入れなければならず、それは結果的にレンタル価格へ転化されることになります。だからドレスのレンタルって高いんですね。でもabitoは今後、ドレス仕入れに力を入れていくことはないでしょう。だってこのカタログレンタルプランをおすすめした方が、当店にとってもお客様にとってもメリットだらけですからね。


昨年の夏過ぎからこのカタログレンタルプランをウェブサイトやブログで、そしてご来店くださったお客様にご案内してきました。

当初は反応もなく、心折れそうになったこともありましたが徐々にご利用される方が増え、お客様からは「これって最高ですね!」「絶対これは勧めるべきですよ!」とか、「本当に着たいドレスに出会うことができました!」などという嬉しいお言葉をいただいています。

なので勝手に確信しました。

「間違いなくこの新しいドレスの選び方は当店の主流になるはず」だと。だってデメリット見つける方が難しいくらい、メリットしか考えられないですしね。


全国にドレスショップは山ほどあるでしょうが、「ドレスを持たないドレスショップ」があっても良いんじゃないですかね。大切なのはドレス探しされているお客様のお手伝いをし、運命のドレスに出会ってもらうことですから。



 

「はれのひ事件」、同じような被害に遭わないために注意すべきはやはり「支払い」に関して

まずはこの事件で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。


同業者として恥ずかしく思うと共に、はれのひの代表者には激しい怒りを覚えます。来年、再来年に成人式を迎える方々に不安を覚えさせるばかりだけでなく、同業者に負のイメージを与えたわけですからね。


さてこの事件に関するニュースはできるだけ見聞きしました。

一番気になったのはやはり「お支払い」に関してです。

・全額支払いの催促
・期日までの支払いでの価格割引

この2点に着目してしまいました。

どちらに関しても企業の業績に関わらず「0」のことではありません。全額支払いについては当店に置いてもお客様にお願いしていますが、その時期は今回に関しては成人式20日前でした。以前は当日払いも可でしたが、「今日は用意してこなかった」「必ず2~3日中に支払います」と言いながらお支払い頂けないことが重なり、自己防衛手段として数年前より前払い制度にしました。

ただその全額のお支払いに関して一番疑うべきは「時期」ですね。

今や成人式の振袖の購入、あるいはレンタルの成約は1年前以上なんて当たり前になっています(これもどうかと思っていますが・・・)。高校を卒業したその年にDMがバンバン送られ、電話がジャンジャン鳴り、営業がドンドン押し寄せてきます。でも高校卒業から成人式までの約2年間はおそらく女性が最も変わる時期ではないでしょうか?

親離れし、年代の違う方々と交流しあうようになり、メイクを覚え、制服ではなく私服での生活・・・・間違いなく高校卒業から2年も経つとファッションもライフスタイルもセンスも変わります。あまりに早い時期に振袖を決めてしまうとこんなことを思っていまうかもしれませんよ。


「こんな可愛いのはもう恥ずかしいかも?」
「この色前は好きだったけど・・・」
「もっと素敵な振袖が良かった・・・」

早くしないと振袖がなくなる、多くの友達が既に振袖を決めている・・・これを口にされる方が本当に多いのを実感しています。振袖は無くなりませんし、何も友達と同じ時期に決める必要性は一切ありません。全てはこの業界の脅迫的営業でしかないんですよ。実際、はれのひ事件で被害に遭われた方の中で成人式当日に振袖を用意することが出来ています。


そんな訳で、あまりにも早く成約をさせつつ、成人式まで時間がある時期に全額お支払いを求めてくるお店には注意が必要です。キャンセルをさせないためのひとつの施策ということもありますが、それはそれでちょっと違いますものね。



そして期日までの支払いでの割り引きはこの業界では常套手段です。

目的としては「早期契約」「他店への流出阻止」などが考えられますが、つまりはお客様のことを考えての事ではなく「自分たち」「会社」のことしか考えていないとも言えます。振袖の費用は販売にせよ、レンタルにせよそれなりに高く、全ての方がいつでも簡単に用意できる金額ではありません。しかも今回の事件では「明日」とか、あまりにも早急すぎたんですね。

しかし節目のお祝い事に携る会社を疑ったりしないものです(少なくても事件前までは)。でも一般的に考えれば疑う余地は有ったのかもしれません。



まとめますと「早急の全額支払い」、または「期日までの支払いでの割り引き」を声高々に言ってくるお店はかなりリスクが高いと言えます。例え健全経営の会社だとしてもお客様に目を向けたビジネスとは言い難いかもしれません。この二つを同時に求めてくるお店は激高のリスクかもしれません。


私たち貸衣装業はこの事件をきっかけにもう一度ビジネスモデルを見直すべきなのかもしれません。節目の慶事に携る仕事って、どこか信用しがちだったりもします(少なくとも事件前までは)。失いかけている信用、信頼を取り戻す努力をしつつ、お客様に目を向けた商売を心がけていかねばならなりませんね。




 

結婚式の「ドレス選び」と「ドレス探し」の大きな違いはこういうこと。

当店abitoは本年の営業が本日より開始となりました。どうぞ今年も宜しくお願い致します。


さて現在結婚式のドレスをお店に見に行ったり、試着されているプレ花嫁の皆様!今貴女はドレスを選んでいますか?それとも探していますか?



「選ぶ」と「探す」。

大きく見ればある意味同じ意味ですが、噛み砕くとちょっと・・・いやいや全然違ってくるんです。さてどんな違いがあるのでしょう?


「ドレスを選ぶ」

「選ぶ」ということは限定されたドレスのなかから選択するということになります。デザイン・サイズ・価格・ブランドなど様々な要素を踏まえて、ご自分にピッタリのドレスを選び出すということですね。


「ドレスを探す」

選ぶのと違い限定はなく、ただただご自分が着たいドレスを見つけることが「ドレスを探す」と言うことになります。もちろん、こちらに関しても「選ぶ」と同様にデザインやサイズ等も顧慮しながらの作業となります。



今や結婚式を控えたプレ花嫁様の殆んどが「ドレス選び」をしていると言えます。

結婚式場を決定したと同時に直営、または提携ドレスショップでドレスを選ぶことが基本となっています。指定されたドレスショップが所有するドレス、打掛などには着数に限りがありますが、その中からドレスを選ばなくてはならないということ。ネットを見て「素敵だなぁ~」と思ったドレスがない場合も当然あります。


しかし視野を広げ、ドレスショップを限定しないだけでドレスの種類、そして着数は何十倍、何百倍にも増加します。これこそが「ドレス探し」と言えます。



もちろんどちらにもメリット・デメリットがあります。

ドレスの着数が限定されれば、選び出すのはそれほど難しいものではありません。しかし例え気に入ったドレスを見つけても、既に予約が入っていたら一発でアウト!また一からドレス選びをしなければなりません。特に結婚式式場傘下のドレスショップの場合、結婚式の季節や日取りが良ければ良いほど人気のドレスから予約が埋まっていきます。下手したら第一希望どころか、第三希望のドレスまで既にNGとなる場合もあります。これはちょっと悲しすぎますね。

一方、制限を解除した場合は探し出すドレスの数は増えますが、多いからこそ決めるのにひと苦労するかもしれません。
あちらこちらのお店に行ったり、問い合わせたりする労力も不可欠ですし、必ずしも探し出せるとは限りません。しかしもし運命の一着を探し出せたとしたら、その喜びは半端なく大きいはずです。結婚式の迎え方も変わってくること間違いなしですね。


正直、今は何件もハシゴしてドレスショップへ足を運ぶカップル様は以前に比べ減少しています。でもそれは「ドレス探し」がイヤなのではなく、「ドレス選び」が当たり前と思い込んでしまっているからなのです。


人生では時には妥協も必要です。
全てが思い通りに進むわけではありませんし、例えそうなったとしたらもしかしたらつまらない人生かもしれません。でも妥協したドレスで満足できるものでしょうか?

並べられた物の中から選ぶことは簡単で、誰にでもできることです。まだ知らない何処かで貴女に探し出されることを待っているドレスに出会えたら・・・・まさに運命の一着と言えます。


さぁ貴女はどうしますか?


ま、一番いいのは選んだドレスが運命の一着であることですけどね。