和装ロケーションフォトのメリットの一つに、ご家族とゆっくりと撮影できるということがあります。
結婚式当日は時間も決まっており、なかなか「ご家族だけ」という時間が取れませんからね。だからこそ前撮りの時には大切な時間をそぐして頂けたらと思っています。
そして愛するペットだって大切なご家族です。
一緒に特別な時間を過ごし、同じ時を刻み、思い出を作りたいものです。当店ではワンちゃんなどのご家族との撮影にもご対応しております。
※ロケ地によってはNGとなる場合もございます。
今回ご紹介するのはとっても可愛くて、お利口なワンちゃんとのお写真です。
お二人の素敵な笑顔と共に、ばっりちカメラ目線のワンちゃん。
これまでもワンちゃんとの撮影はたくさんしてきましたが、こちらのワンちゃんのお利口さはNO1です。チャンピオンです。
名前を呼べばカメラに目を向けてくれましたし、そのままじっとしてくれました。全く苦労はなかった撮影でした。
こちらなんて、まるで3人でお話ししているかのような雰囲気です。お二人にとってはもちろんの事、ワンちゃんにとっても素敵な一日になったことでしょう。
ちなみに・・・見え辛いとは思いますが、ワンちゃんも紋付袴着用しています。ご新郎が二人って感じですね(笑)。
今回ご紹介したお二人は11月に結婚式をお控えになっています。
当店で撮影させていただいた和装ロケーションの写真も当日に飾って頂けるとのことです。ご両家の皆様、そしてご列席されるゲストの方々に喜んで頂けたら光栄です。
どうぞ素敵な結婚式をお迎え下さい。お二人の末永いお幸せをお祈りしております!
お持ち込み衣裳で忘れがちな和装小物
写真撮影や七五三等において、ご自分のお着物をお持ち込みされる方も少なくありません。
ご存知の通り、お着物をご着用されるには様々な和装小物が必要となります。
お着物の他、「長襦袢」「帯」「草履」「腰ひも」「伊達締め」「コーリンベルト」・・・・いろいろあるんですよね。お着物に造詣が深い方であれば問題はないのですが、全ての方がそうとは限りません。そりゃそうですよね、人生において数回しか着用しないわけですから、詳しくなくて当然です。
そのため、当店ではお着物をお持込頂く場合は事前にお預かりするようにしています。
その際に一緒に何があって、何が足りないかを確認させて頂いております。
基本的には全て揃っている事が殆んどですが、もちろん「何か」が足りないこともあります。その中で多いのが「重ね衿」・・・別名
「伊達衿」とも言いますが、お着物の衿にとりつける色のついた縦長の布です。
ちなみに重ね衿を必要とするお着物は「訪問着」「付下げ」「振袖」「二尺袖」などです。黒留袖、色留袖には必要はありません。
こちらが重ね衿です。
様々な色があるんです。
こちらは紫の重ね衿を付けた二尺袖です。
お着物の色や柄、半衿などとの色合いを考慮し、重ね衿の色は決まります(選びます)。
特に決まりや法則はありませんが、何となく「こういう感じなら赤」という経験に則って選ぶことが多いですね、当店の場合は。要は最後は感覚みたいなものです。
こちらの重ね衿を忘れがちなんですね。
もちろん付けずにお着付けする事も出来ますが、有るか無いかで華やかさが違ってきますし、付けると衿元がハッキリします。
もし忘れた場合、無い場合、当店ではお貸し出ししていますのでご安心下さい。いろんな色を取り揃えておりますので、必ず合う伊達衿が見つける事が出来ます。
ではどうしたら忘れないように出来るのか?ですが、もっとも良い方法はお着物をおしまいになる際にお着物と別に保管するのではなく、一緒に保管することです。他の小物と一緒にしてしまうと、ぐちゃぐちゃになってシワになったりしますし、見つけにくいですからね。
すでに七五三シーズンに入り、お着物をご着用されるお母様も多いことでしょう。直近になってからお召しになるお着物を準備するのではなく、虫干しも兼ねて早めに準備される事をお進めします。何事も「準備八割」ですからね。
和装ロケーションフォト後のお客様からの有難いメッセージ
お客様との連絡ツールとしてLINE公式を取り入れて4年の月日が流れました。
LINEではお問い合わせやご来店予約などのご連絡の他、撮影の事前確認や画象データ仕上がりのお知らせなど、様々なやり取りをしています。
ロケーション撮影においては、当店の場合は撮影予定日前日に撮影を行うか、それとも延期されるかなどの確認などもしています。基本的にお客様からご連絡をいただき、当店がお答えするというスタイルが殆んどです。ちなみにこちらから営業的なメッセージは一切行っておりませんのでご安心下さい。
LINEというコミュニケーションツールの特性なのでしょう、営業時間外や定休日にもお気軽にご連絡下さいます。
当店としては可能な限り、時間外でも休みの日でもご対応する方向性です。もちろん出勤しないとお答えできない事もありますので、その際はお時間をいただくことになります。
さて9月下旬より、和装ロケーション撮影が連日のように続いております。
ここ数日感は「中禅寺湖」→「中禅寺湖」→「田母沢御用邸」→「ご自宅&岡田記念館」と立て続けでした。連日の撮影となると、やはり疲労感は否めません。
しかしそんな疲労感を吹き飛ばしてくれるのがお客様からの撮影後のLINEからのメッセージです。
写真の仕上がりは良くてというか、喜んでいただいて当たり前の事と思っています。それに加え、撮影そのものを楽しんで頂ける時間をご提供したいと思っています。そういう意味ではホッとしています。
うれしいメッセージに対しては、我々も感謝の気持ちをお伝えせねばならないと考えています。
オフショットを送ってくださると本当に嬉しい気持ちでいっぱいになります。
撮影後、いつも想うのはお二人の大切な、特別な時間に携わらせていただける喜びです。責任もあるし、失敗はできないプレッシャーもありますが、それを乗り越えさせてくれる栄誉があります。
ただ単に撮影するだけなら当店を選ぶ理由はないと思います。
だから言葉では表わせないし、形にも残りませんが、目に見えない「付加価値」を添えて撮影に毎回臨んでいるつもりです。もちろん仕事ではあるんですが、毎回我々なりに楽しんで撮影に臨んでいますので、「お金をいただきつつ、楽しんで感謝されるなんて贅沢な事」と思っています。
これもお客様方に恵まれているからこそ。
ほんとうに当店をご利用くださるお客様は素敵な方ばかりです。この流れが変わらないように初心を忘れず、今後もお客様と向かい合っていく事を誓うばかりです。
白無垢レンタルプラン
一時期、婚礼和装(白無垢・色打掛)の需要が全くと言っていい程に無く、ドレス一辺倒の時代がありました。
理由はいくつかありますが、最大の理由は「鬘(かつら)」への抵抗だと思います。その時代は和装と鬘がセットの時代でしたからね。その他には「支度に時間がかかりすぎ」「費用が高い」「着付けが嫌」というもの。
そして結婚式もホテルや専門式場からゲストハウスへ移り変わった時代でもあったので、式場の雰囲気とのアンマッチも大きな要因だった気がします。
その後、鬘ではなく「洋髪」が主流になると、徐々に和装の復権が始まります。
そして和装の別撮りが主流になると、和装の魅力があっちこっちで発信され、今ではもはや外せない婚礼衣裳となりました。
そして今では神社挙式、前撮り、お色直し衣裳で多くの花嫁が婚礼和装を「着たい!」と願っていますよね。
当店では和装のそんな暗黒時代からその魅力の発信を続け、ロケーション撮影の黎明期にその素晴らしさをお伝えしてきたつもりです。手前味噌ですが、やっと時代が追いついてきたと感じています。
実はあまりおおっぴらにはしておりませんでしたが、神社挙式やお色直しで多くの方にご利用頂いている白無垢のレンタルプランがあります。ウェブサイトにも掲載しておらず、お問い合わせをしていただいてからのご案内でした。
このプランがかなりの好評でしたので、改めてオフィシャルにお知らせしていくこととなりました。
プランは2つ。
ひとつは「白無垢一式+紋付袴一式」のプラン(198,000円)。
新郎新婦おふたりの衣裳が全てセットになっているので、かなりお得な価格設定だと思っています。
ドレスも素敵ですが、花嫁の和装姿はまた別の魅力があります。婚礼和装は「この時」だけしか着ることの出来ない衣裳ですからね。
もうひとつは「白無垢一式+紋付袴一式」に加え、ご両家4名分の親族衣裳が含まれるプラン(330,000円)。
基本的にはモーニング&黒留袖のご両家分となりますが、色留袖・付下げ・訪問着・礼服からもお選び頂けます。こちらのプランも婚礼衣裳を含めた6名分なので、かなりのハイパフォーマンスではないでしょうか?
その他、お着付けやヘアセット、撮影の手配も行っております。
あと、当店のもはや代名詞となっている「和装ロケーションフォトプラン」もご案内しておりますので、ご結婚の際に「和装姿」をご検討の方は挙式、フォトウェディングに限らずにお気軽にご相談下さい。
かなりレア?ブルーの色打掛
色打掛といえば、おそらく多くの方が「赤系」をイメージすることでしょう。
実際、当店には80着ほどの色打掛を取り揃えていますが、その半分ほどは赤系のものとなります。赤系の他には「グリーン系」「黄色系」「黒系」「ピンク系」などがありますが、「ブルー系」は一着だけしかありません。
先日ご来店くださったお客様より「ブルー系の色打掛ってありますか?」とお問い合わせ頂いたのですが、その存在をすっかり忘れて下りまして「いや~ブルー系って扱っているお店って殆んどないと思います」と答えてしまいました。
数日後、ふと打掛箪笥を開けてみたら・・・・あるじゃないですか、ブルー系が。
上から下にかけ、色が薄くなるグラデーションとなっています。
ゴールドであしらわれた松の木を背に白鶴が優雅に飛ぶ様が描かれています。
裾、そして袖下には色鮮やかな牡丹の花が描かれており、とても華やかで気品溢れる絵図ではないでしょうか。
以前、ロケーション撮影でもご着用頂いて下りました。裾の赤と相まって、とても素敵だと改めて感じました。
「その存在をすっかり忘れていた」ということで、最近はお客様に全くご案内していなかったのでご着用もありませんでした。なので状態はかなり良好。現在は店内で展示していますので、ご試着やご利用も増えていくのではないかと感じています。
どんなに素敵でも箪笥にしまったままでは何の価値もなく、それこそ「肥し」に過ぎません。お客様にご着用いただき、喜んで頂いてこそ、その価値があるはずです。まぁ忘れていた我々がそもそも価値なしなのかもしれません(笑)。
この貴重な色は珍しく、個性的なものとなります。
「人と違う色打掛を着たい!」「こんな色を探していた!」という方にはドンピシャな色打掛だと思います。またこういったお色なので、初夏などの爽やかな季節の結婚式や前撮りにぴったりではないでしょうか。
元々取り揃えていた打掛とはいえ、久々の対面だったので新作が入荷したかのような嬉しさがあります。色打掛の数が多い為、もしかしたらこの他にも忘れられたままのものがあるかも知れません。再会する楽しみもありますが、もっとしっかり在庫管理しないといけませんね。
反省、反省。
年内でメールでのお問い合わせを終了いたします
創業から38年、時間の経過と共にお客様との連絡ツールも変化してきました。
ネットの時代になり、長らくE-mailでのお問い合わせやご来店予約をお受けしてきましたが、今年いっぱいをもって終了させていただく事となります。誠に勝手ではございますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
終了するそのワケ
このような形を取らせて頂く理由はいくつかございますが、最大の理由は「返信が出来ない」ということ。
その原因については割愛いたしますが、頂いたメールに対する返信ができるのは約2割。つまり8割のお問い合わせ等について返信が出来ない状態が続いています。
もちろん全てのメールに対して弊社は返信しているのですが、デリバリーが出来なかったという知らせが来てしまいます。「それなら・・・」と思い、次にGmailを使ってみるのですが、そちらでもNG・・・・こうなるとどうする事も出来なくなってしまい、別の手段でのお客様からの連絡を待つしかありません。
このままの状態を続け、「返信しないお店」「メールを確認しないお店」と認識されてしまうのは全くの不本意。しかし返信が届かない以上、そう感じ取られてしまっても言い訳のしようがありません。それならばいっそメールでのやり取りを止めてしまった方がお客様方へのためであり、当店のためでもあると判断致しました。
また毎日のようにくる膨大な量のフィッシングメールにもうんざりしていましたので、いい機会かなとも思っています。
最近は殆んどのお問い合わせやご来店予約が当店のLINE公式アカウント経由となっています。
LINEなら確実に返信出来ますし、よりレスポンス良く対応できます。画象もPDFも送れますし、お客様との過去のやりとりも素早く把握できるので、とっても便利なんです。
「LINEはちょっと・・・」という方はお電話をお選び頂ければと考えています。
以前はあれほど重宝していたE-mailでしたが、今となっては不便極まりない物(当社にとって)になってしまいました。「捨てる神あれば拾う神あり」ではないですが、LINEの存在により、このような決断を下すことが出来ました。
来年早々にもabitoのウェブサイトからはE-mailでのお問い合わせフォームは削除いたします。
今後、abitoにお問い合わせくださる場合はLINE公式アカウント、あるいはお電話でお問い合わせくださいますようお願い致します。
ひと味違う家族フォト
その昔、記念の写真撮影においては「自分達らしさ」「楽しさ」は排除されていたと思います。
背筋はピンと伸ばし、笑顔ではなく感情のない表情、完全なるカメラ目線と三拍子揃った撮影でした。もちろんその当時の価値観ではそれこそが正解であり、特別なものだったのでしょう。
時は流れ、時代が変わり、今は撮影もめちゃくちゃ変わりましたね。
前時代の価値観はもはや過去の遺物。
求めるものが変わりました。
撮影される側だけでなく、提供する私たちも前時代の価値観は持ち合わせていません。ただその時代の張りつめたような雰囲気の写真も、現代においてはある意味COOLなものとして捉えられてもいます。たくさん撮影するなかでの一つのコンテンツとして存在しているといえます。
一方でこんな家族写真も素敵ですよね。
ご自分達らしさ全開の家族フォト。
昔であれば間違いなくこういった撮影は求められませんでしたし、応じませんでしたし、想定することすらなかったでしょう。ちょっとおふざけが入り、敢えてご家族それぞれの影を入れるなんてありえないものでしたが、今の時代からすると全然アリどころか、何なら「これ素敵!」と思っていただけるのではないでしょうか?
ご家族のご希望で、アルバムにはこちらの写真をお入れして作らせていただきました。
完成したアルバムはこの写真があるからこそ、ご家族の「色」が際立ったと感じました。とてもいいアルバムに仕上がり、大変喜んで頂けました。
記念写真はその昔は「誰かに見せる」ことを想定し、当たり障りのないことが絶対条件だったのかもしれません。でも基本的に記念写真は誰かに見せる為の物ではなく、自分達が見返した時に懐かしさを感じたり、思い出に浸ったりするものです。
自分達が残したいように、好きなようにすることが一番だと思います。
久々にフォトウェディングのモニターを募集します
abitoでは新しいフォトウェディングプランを作るたびにモニターを募集してきました。
久しぶりに新しいプランを数組に限定して特別価格でご提供します。その対価として撮影した画象を当店のウェブサイト、及びSNS等に販促用として使用させて頂けることが条件となります。現時点で和装前撮り、撮影だけをご検討されて入る方々にとっては絶好のチャンスだと思います。
これまではロケーションフォトが主でしたが、今回はスタジオフォトで企画しています。
新しいプランでは白無垢と色打掛の二着をご着用頂けます。さらに20カット以上のデータでのお渡しとなりますので、様々な和装写真を思い出として残すことが出来ます。
モニター撮影の場合はさらに多くの撮影をさせて頂きますので、さらに喜んで頂ける事と思います。
※当店からもいろんなポージングをお願いする事となりますのでご了承下さい。
ちなみに今回の新プランはすでに数組のカップル様にご利用、ご予約頂いておりまして、かなり好評のようです。
当店の打掛の品揃えと品質の良さ、カメラマンの撮影技術と対応力、ヘアメイクと着付けのクオリティ、そして撮影そのものの楽しさをモニターの方々のご協力の下、少しでも多くの方にお伝えしたいと思い、企画致しました。
特別なものとなることは間違いないのですが、具体的なモニタープランの価格は検討中です。決定次第、公式ウェブサイトのインフォメーションに掲載いたします。
最後に募集組数ですが、多くて3組限定となり、定数に達し次第受付中止となります。ご了承下さい。
専門サイト「ソラノシタ」に七五三を追加しました
今年より開設したロケーションフォト専門サイト「ソラノシタ」に七五三のカテゴリーを追加しました。
本来はもっと早く追加するつもりでしたが、お客様画象の使用許可をいただくのに時間がかかってしまい、この時期となってしまいました。
しかし既に多くの七五三ロケのご注文をいただいているので、「間に合わなかった・・・」という気持ちが一切ないのが救いです。来年に向けての早めの行動と捉えるようにしています。
既に掲載済みの振袖カテゴリーと同様、七五三に関しても様々なロケ地で撮影したお客様画像をアップしているだけのいたってシンプルなサイトです。
価格、プラン、ロケ地などの詳細は一切掲載して下りません。
その一つの理由に「価格競争はしない」という概念があります。長年の経験からロケーション撮影を心からご希望されるお客様は価格やロケ地は二の次にされます。
もっとも重視されているのが「どんな写真が残せるか?」なんですね。
ありがたいことに、お客様に選ばれる圧倒的な理由は「ウェブサイトの写真がとても素敵だったから」です。ちなみに掲載している画象の全てが実際に撮影させて頂いたお客様です。モデルなどは一切起用して下りません。
もちろんプランなどはご用意しており、お問い合わせ頂ければお知らせしています。
ただ「価格」ありきのお問い合わせの場合、ご契約いただくことが少ないのも事実。「安さ」もりっぱな企業戦略の一つではありますが、当店の場合はその考えを持ってはおりません。
成人式にしても、七五三にしても撮影はただ写真を残すだけの手段とは考えておりません。
素敵な景観の中で、歩いたり微笑んだりしながらその季節を感じ、撮影の時を脳裏に、そして身体に刻みこめていただく。数年後、数十年後にその写真をふと見た瞬間に一気にその時の情景を思い出して頂けたらと思っています。
そしてその写真は素敵で、ご満足頂けるものでなくてはなりません。
ただ撮影するだけならどこを選んでも一緒ですよね。abitoは撮影だけでなく、その時の思い出づくりもプロデュースしているお店です。安くもありませんが、高くもないはずですがコスパはハンパなくいいはずです。
一生の思い出となる写真は素敵に残してこそ、未来の自分への贈り物となるとabitoは考えます。
厳しい暑さの夏も終盤に
ウォーキングを始めてから3年半の月日が流れました。
昨年の元旦からは毎日歩いた距離を記録し、およそ600日で総歩行距離は9,000キロ。平均すると一日当たり15キロですね。飽きもせず、朝晩問わずに暇さえあれば歩いている毎日です。
こんな生活を3年以上も続けていると気付くことがたくさんあります。
交通関係であれば、横断歩道で止まってくれる車が年々増えてきたこと。歩行者専用にも関らずにベルを鳴らし、我がもの顔で走り去る自転車。スマホを手にしながら自動車を運転するドライバーの多さ(女性が多いと感じます)。
またコロナ渦を経たことによる閉店の多さや業種による賑わいの移り変わりなども何となくわかってきます。
そして一番感じるのは季節の移り変わりです。
8月24日本日も快晴で、気温も30度以上と暑い一日となっています。
確かに気温、湿度共に高くて陽射しも強いんですが、やはり真夏とは違ってきているんですよね。少し秋が近づいてくるのを感じます。
雲の形、雲の高さ、青空の濃さ、風の匂い、風の涼しさ、虫の声、太陽の高さ、日の長さ、影の長さ、その他様々な事が交じり合って、季節の移ろいを感じさせてくれます。
この夏はイヤになるほどの暑さが毎日のように続き、「早く涼しくならないかな」と誰もが思ったことでしょう。まだまだ暑さは続くとのことですが、やはり季節が変わり始めているのに気付くと、やはり若干の寂しさを感じたりもします。ないものねだりですよね。
若い頃はいつの間にか夏になって、いつの間にか冬になっていたものです。
しかし季節の移り変わりを感じることは意外と贅沢で、心が豊かになるような気もします。仕事柄、季節の恩恵を受けていることもあり、変わり目には歩きながら様々な発想が生まれたり、心の準備が整うような感覚もあります。
何気なく始めたウォーキング。
痩せるためでもあり、運動不足解消や健康維持のためでもありましたが、今では趣味でありライフワークとなっています。この季節が変わりつつある時期のウォーキングほど楽しいものはありません。夏は歩く距離も短くなってしまっているので、秋に向けて徐々に距離を伸ばしていきます。
楽しみ~!